物体検出の分野では、検出した物体をバウンディングボックス (BBox) で囲んで、それぞれに信頼度 (スコア) を算出します。 このとき重複したBBoxを除去あるいは集約するアルゴリズムにはバリエーションがあります。物体検出モデルの後処理やコンペなどでよく使われる4つを紹介します。 NMS Soft-NMS NMW WBF 最初におさらい: IoU (Intersection over Union) 2つのBBoxがどれくらい重複しているかを表す指標の1つで、1.0に近づくほど重複しています。 分子が重なっている面積 分母が2つのBBoxの総面積 実装 def iou(a: tuple, b: tuple) -> float: a_x1, a_y1, a_x2, a_y2 = a b_x1, b_y1, b_x2, b_y2 = b if a == b: return 1.0 elif (