サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
TGS2024
pocketstudio.jp
HashiCorp の Blog に “Terraform in Atlas:GitHub Integration” という記事が投稿されました。例によって、日本語の参考訳を作成しましたので、参考になればと思い公開します。 Terraform in Atlas: GitHub Integration – HashiCorp https://www.hashicorp.com/blog/atlas-terraform-github.html ■ Terraform の Atlas GitHub 連携 私達は GitHub と Atlas の連携について発表できることを非常に嬉しく思います。GitHub レポジトリに Terraform の設定を保管し、管理しているインフラを自動的に処理します。この機能を使えば、運用チームがローカルに Terraform をインストールする必要がなくなります。
Consul in Atlas: アラートと監視(日本語参考訳) 新しくblogに情報が掲載されていたので、例によってまた翻訳してみました。参考程度にどうぞ。 ■ 原文 Consul in Atlas: Alerts and Monitoring – HashiCorp https://hashicorp.com/blog/atlas-consul-alerts.html インフラのアラートという、Consul と Atlas によってもたらされる追加機能をアナウンスすることを光栄に思います。インフラに於けるサービスやノードの状態に変化が発生すると、オペレータはアラートを Slack、電子メール、PagerDucy やカスタム・ウェブフックを通して受け取ることができます。また、Atlas は全てのアラート履歴を提供しますので、クラスタの状態を時系列で簡単に視覚化します。 Consul は
Terraform v0.5 がリリースされました。blog に紹介記事が上がっていましたので、例によって日本語訳を作成しました。例によって、参考程度にどうぞ。 Terraform 0.5 – HashiCorp https://hashicorp.com/blog/terraform-0-5.html ■ Terraform 0.5 私達は Terraform 0.5 をリリースします。Terraformは安全かつ効率的にインフラの構築、連結、起動を行います。 Terraform は HashiCorp の中で現時点で最も成長しているプロジェクトであり、先月のメジャーリリースに続き、バージョン 0.5 のリリースに向けて非常に注力してきました。Terraform 0.5 では大きな機能の追加、コア部分の著しい改良、そして AWS リソースの大部分をサポートします。 Terraform 0
前回の導入ガイドに引き続き、Getting Started の日本語(参考訳)です。今回は実践編です。実際に Vault をインスト-ルし、開発用サーバ(dev mode)を起動し、シークレットの作成・削除、AWS 上のアクセス・トークンの動的な生成、GitHub認証、認証とポリシー設定など、Vaultの基本的な動作を試す&理解の手助けになればと思っています。 内容には十分配慮していますが、意味が分かりづらい所や、間違っているところがありましたら、ご指摘いただけると助かります。 — ■ Vault のインストール https://www.vaultproject.io/intro/getting-started/install.html まずはじめに Vault を自分のマシンにインストールする必要があります。Vault がサポートしているプラットフォームやアーキテクチャ向けのバイナリ・パ
前回は Blog への投稿文の訳でした。今回は Vault サイト https://www.vaultproject.io/ 上の導入ガイドであり、引き続き Vault 概要を掘り下げた内容になります。Vault の登場背景や他のツールとの違いの理解に繋がればと思っています。 次回余裕があれば、Getting Started Guide を予定しています。 —- ■ Introduction to Vault – Vault 入門 https://www.vaultproject.io/intro/index.html Vault 入門ガイドへようこそ! 当ガイドは Vault を使い始めるのにベストな場所です。ここでは、Vault とは何か、どのような問題を解決できるのか、既存のソフトウェアと比較するとどうなのか、そして、Vault のクイック・スタートに関してを扱います。 ■ Vau
HashiCorp から新しいツール Vault がリリースされました。credentialや機密情報的なものを管理するためのツール。例によって参考訳です。変なところありましたら、ご指摘いただけると助かります。 Vault – HashiCorp https://hashicorp.com/blog/vault.html ※今回も一応書いておきますと、本blogでの投稿は私個人の意志によるものであり、所属する組織の意見を代表するものでもなく、仕事でもなく、誰からの指示をうけているわけでもなく、すべて興味本位であり、ぶっちゃけ好き勝手に書いています。これまでも、これからも。 ■ Vault 機密情報を管理するツール 今日私達は Vault という安全な機密情報の管理と暗号化データ転送を行うツールを発表します。credential や API 鍵の保管から、ユーザ・サインアップ用のパスワードの
Packer が Atlas の UI を通して、リモートでも使えるようになる、という HashiCorp ブログの投稿がありました。これまではコマンドラインでの作業が必要でしたが、今後はそれが不要。しかも、ビルド時の情報やアーティファクトを共有できるようになりました、という内容です。最後で、今後は GitHub との連携や、 Packer と Terraform との自動連係について触れられています。 というわけで、例によって参考訳です。 原文: Packer in Atlas: Automate the Building and Managing of Vagrant Boxes and Machine Images https://hashicorp.com/blog/atlas-packer-vagrant.html ※一応書いておきますと、本blogでの投稿は私個人の意志によるも
■ Docker 1.6 から登場した “Docker Client for Windows”とは 今日リリースされた(米国時間4/16) Docker 1.6 のBlog投稿。様々なツールのバージョンアップに加えて、「Docker Client for Windows」がリリースされたと書かれていました。これは、Windowsのコマンドプロンプト上から、直接 docker コマンドを使い、コンテナやイメージの操作ができるようになったものです。 ポイントをまとめると、 コマンドプロンプトから直接 docker を操作できるようになった ただし、boot2docker のセットアップはまだ必要 という訳で、Mac OS X 上で Docker を操作できる環境と同じになりました。 ■もう少し詳しく これまでも Windows 上でも Docker を使う事はできました。ですが docker
■ DigitalOcean? DigitalOcean https://www.digitalocean.com/(デジタル・オーシャン)とは、米ニューヨークに本拠地を置くクラウド事業者が提供するサービス名称です。Droplet(ドロップレット)と呼ばれる仮想サーバを55秒で起動でき、料金は全て時間単位の課金。しかもそれらは全てSSDの上で動作するので軽快、という特長があります。 今回の発表では、なにより「DigitalOcean」というクラウドの選択肢も、場合によってはアリじゃないですか?という所を共有したい思いがありました。また、自分が DigitalOcean を使う前に分からなかったこと(料金体系や細かな所)、使った後にハマッた所(APIやuser dataのプロビジョニング)、その他、活用方法(Vagrant、Packer、Terraform)をスライドの中に織り込みました。
4月6日(現地時間)、CoreOS, Inc. が Tectonic の発表を行いました。Tectonic の新ウェブサイトと、Twitterアカウント @techtonicstack が公開されています。 Tectonic とは何なのか興味があり、使ってみないとナントモなのですが、以下で blog の投稿やサイト上の情報を、自分向けに簡単に整理しました。 ■ Tectonic は Linux コンテナを動かすプラットフォーム Tectonic は CoreOS 製品群と Kubernetes を一体化し、Linux コンテナを動かすための商用プラットフォームです。実体は CoreOS Linux 上で動作するパッケージ化されたアプリケーション群です。そのため、クラウド環境上でも、オンプレミスの環境でも動作します。Tectonic を使えば、Googleのインフラをどこでも実現します。 T
HashiCorp の Blog に Terraform の新バージョンに関する投稿がありました。例によって、翻訳してみました。参考程度にどうぞ。 Terraform 0.4 – HashiCorp https://hashicorp.com/blog/terraform-0-4.html ■Terraform 0.4 私達は Terraform 0.4 をリリースします。Terraform は安全かつ効率的にビルド・組みあわせ・インフラの立ちあげを行います。 Terraform 0.4 は、これまでで最大のリリースです。私達はAWSの広範囲をサポートするような、複数の主要な機能を提供します。Terraform 0.4 は 新しいコア・コミッターの Paul Hinze と Clint Shryock 、そして80人ものコントリビューターにより、これまで最もコミュニティが関わりました。 T
The Tao of HashiCorp – HashiCorp https://hashicorp.com/blog/tao-of-hashicorp.html blogの投稿で紹介されている内容が興味深く、自分の情報整理がてら、参考訳を作成していました。例によって、このまま眠らせておくのも勿体ないので、公開します。間違い等ありましたら、ご指摘ください。 ■HashiCorp道(The Tao of HashiCorp) この Tao of HashiCorp (HashiCorp道)とは、ビジョンやロードマップやプロダクト・デザインにあたっての基礎となるものです。あなたがHashiCorpのプロダクトの使用や貢献にあたり、私達の仕事に対する動機や意図を理解するための手助けになるでしょう。 ■ワークフローであり、技術ではない(Workflows, not Technologies) Ha
Consul 0.5 がリリースされました。久々のメジャー・アップデートです。新機能や変更点がまとめられた内容が、HashiCorp のブログに投稿されました。例によって、自分の情報整理用の翻訳であり、死蔵しておくのもアレなので、参考程度にどうぞ。 ■ Consul 0.5 私たちは Consul 0.5 のリリースを誇りに思います。Consul とは、現代のデータセンタが必要とする多くの機能、例えば、サービス検出(service discovery)や設定やオーケストレーションなどを行う、データセンタ・ランタイムです。分散や高可用性、千台ものノードにスケールすることの立証や、複数のデータセンタにまたがるサービスを行えるように設計されています。 数か月前に行った Consul のメジャーリリースでは、その驚くべき安定正により、大きな新機能、ユーザ経験の改善、バグ修正に集中することができまし
新しい監視ツールとして開発途上の Prometheus 概要と、インストール・設定方法、そして複数サーバのCPUやメモリ情報を参照したり、Docker コンテナ情報の取得方法、そしてアラートの確認の仕方を調べました。実際使い始めるまで少々とまどった所もあり、Prometheus を知りたい方、使いたい方向けに、ここで共有します。 ■ Prometheus とは? Prometheus(プロメテウス)は、オープンソースのサービス監視システムと時系列データベースであり、要は監視ツールです。先月末にバージョン 0.1.0 が公開され、目下開発が進んでいます。開発は、音楽のソーシャル・プラットフォームを展開しているSoundCloud社によって2012年から行われ、数千ものサーバを管理することが目的でした。現在はGitHub上で公開されています。開発言語は Go です。 ■ これまでの監視ツールと
Windows へ Boot2Docker を入れる方法や、入れた後の起動や容量に関する課題を整理しました。 ■ Docker を Windows で使う DockerはLinuxコンテナを手軽に扱うためのアプリケーションです。LXCとはLinux Containersという名前の通り、Linuxでしか使えないのかな?という先入観がありますが、決してそうではありません。Windows でも Docker を簡単に扱えるようにするための、「Boot2Docker」というツールが、Docker社から提供されています。 Boot2Dockerの実態は、仮想マシン管理ソフトウェア VirtualBox と、その上で Docker を動かすための仮想マシンと OS “Tiny Linux Core Linux” を使い、この仮想マシンにログインし、Linux 上で Docker を扱うのと同等の環
Zabbix で様々な情報の監視を、Zabbix エージェントを行わずに監視する連載も、今回で最後です。最後は、文字列やログなど、テキスト形式のデータを zabbix_sender を使って監視する方法と、実践的な方法として nasne の録画情報を記録する方法をご紹介します。 ■ zabbix_sender で文字列を送る利点とは? zabbix_sender はコマンドをつかってデータを送る事が出来ます。1回目の連載では、Load Averageの値を数値データ(numeric)としてZabbixサーバに送っていました。この方法は、たとえば、定時バッチ処理の中で、正常処理・異常処理の数値を送ることができます。 zabbix_sender が扱えるのは、数値データだけではありません。データ型として「テキスト」または「ログ」を選択することによって、エラーコードやメッセージ文字列を送る事がで
これまでは、Zabbix Sender を使い、リモートのサーバ上へデータを送る方法や、Rspberry Pi上のデータを送る方法を見てきました。今回はこれまでの方法を応用し、自宅の nasne のハードディスク容量や録画・再生状態を監視する方法をご紹介します。 ■ nasne とは、そして、その課題 nasne (ナスネ)はソニーが発売している HDD 搭載のネットワーク・ストレージで、地上デジタル放送・BS放送・CS放送の録画や視聴ができます。私自身、以前は HDD 搭載 DVD レコーダーを使って番組を録画していたのですが、nasne のほうが容量が多いだけでなく、 PS4 や PlayStation VITA を通して簡単に操作・視聴できるため、昨年のうちに乗り替えています。 番組の録画データは本体の HDD または追加 HDD に保管されます。しかし、空き容量がゼロになってしまう
前回は Zabbix Sender を使い、リモートサーバ上の Load Average を Zabbix サーバに送信しました。今回はこの方法を応用し、自宅の Raspberry Pi の温度データをリモートの Zabbix サーバで監視する方法をご紹介します。 ■ Raspberry Pi で室温を計測するには? Raspberry Pi は ARM を搭載した小型省電力コンピュータです。手軽に扱えることから、一昔前の自宅サーバーでできることなら、Raspberry Pi などを使って置き換えることもできます。 例えば、室温のデータを取得するような簡単なことであれば、Raspberry Pi は省電力で場所もとりませんし、何より静かです。室温を計測するには、私の場合は、PCsensor 社のTEMPer1 という USB 接続の温度センサを使ってデータを取得しています。取得方法の詳細は
Zabbixで監視データを取得するには、Zabbixエージェントを使ってデータを取得する他に、Zabbix Senderというコマンドラインツールを使い、Zabbix サーバにデータを送る方法があります。ここでは簡単な説明と、Load AverageのデータをZabbix Senderを使って取得するための具体的な手順をご紹介します(という俺得記事です。触っていないと忘れるので…)。 ■ Zabbix Senderとは? Zabbix Senderは、コマンドライン・ツールです。ネットワークを通してリモートのZabbixサーバにデータを送信することができます。一般的にZabbixで値を監視するには、監視アイテムの種類を「Zabbix エージェント」にしますが、Zabbix Senderでは「Zabbix トラッパー」 ( Zabbix Trapper ) を指定することで、利用出来ます。値
■概要 ATLAS ( https://atlas.hashicorp.com/ ) は、Vagrant 等を開発している Hashicorp社 ( https://hashicorp.com/ ) が提供開始したサービスです。これまで提供していた Vagrant Cloud の環境をバージョンアップし、開発環境だけでなく、本番環境への展開や運用を1つのワークフローで実現できるようにしたプラットフォームです。 ATLAS はクラウド上のサービスですが、これまでの Hashicorp が公開してきた Vagrant、Packer、Terraform、Consul を1つの画面上で管理できるようになりました。 以下では、サイト上の説明などを元に、ATLAS についてと、周辺ツールについて整理したものです。 ■ATLAS https://atlas.hashicorp.com/ サイトの説明によ
■nasneのAPIを知りたい! 今回の投稿は、nasneのAPIが返すデータを調べた結果です。前半は調べ方、後半はcurlを使って取得できるデータの説明です。 先日、気づかないうちにnasneのディスク使用率が100%に到達してしまい、いくつかの映像作品が録画できないという悲劇が発生しました。事前にディスク容量を把握していれば、この事象は避けられたに違いありません。しかし、私は週末にまとめてみる視聴スタイルのため、予定が入って見逃すと、容量が圧迫していても気づきづらかったのです。数値を取得できれば、きっとMuninやZabbixを使って監視が出来るはず。そう思い、調べることにしました。 ■どうやって値を取得できるのか? 私が注目したのは、nasneの容量をブラウザから知る方法です。PS4を起動して確認する方法のほかに、nasneのIPアドレスをブラウザに入力してアクセス方法があります。こ
9/5(日本は9/5)、サービス検出とイベントを管理する、Consul v0.4 がリリースされました。以下 Hashicorp の blog です。 Consul 0.4 – HashiCorp https://www.hashicorp.com/blog/consul-0-4.html 新機能が色々出てきました。Serfのeventと、リモート実行をサポート。event実行のタイミングはwatchで処理。ACLも実環境だと必用だし、着々と色々揃ってきた感があります。 今回、Serf の機能を内包したことで、Consul はオーケストレーションツールでもある、と言えるようになったのかなと思います。それにしても Hashicorp すごい(小並艦 Consul v0.4 is very cool! Its event and exec are very useful for me. I w
Consul v.0.3.0 のリリースにより、いくつか新機能に関するドキュメントが追加されていました。主に、セッションの管理と、DNS の TTL 、そしてリーダー選出に関するドキュメントです。 例によって、手許に簡単に翻訳したものがあるのですが、このまま眠らせておくのも勿体ないかと思い、公開します。なお、あくまで自分のメモの共有であり、内容は参考程度、未保証ということでお願いします。 ■Sessions – Consul http://www.consul.io/docs/internals/sessions.html Consul は分散ロックを構築するために、セッション機構を提供します。セッションは、ノード、ヘルスチェック、key/value データそれぞれのレイヤ間を結びつける働きをします。セッションは granular(グラニュラー)ロッキングを行えるよう設計されており、The
6月13日に Consul の最新版 v.0.3.0 がリリースされていました。いくつかの機能追加や、改善が図られています。以下、v.0.2 からの変更点と、v.0.4 のロードマップに向けたメモです。 てっきり、このブログに書いたと思って居たのですが、完全に私の思い違いでした。Qiita に投稿したつもりで、自己満足してしいたようです、気づきませんでした。。Qiita いいですよね。ブログに書き記すような重たいことじゃなくて、日々のメモを、マークダウンで手軽に書けるのは便利なところ。これはいいものだ。作った中の人、すごい。 さて、以下 ChangeLog の中を、日本語で軽く追っていきます。 ところで、Consul って何?という方は、先日資料を作りましたので、こちらをご覧ください (ご注文は自動化ですか? Serf と Consul を使って運用を楽しくする話 @ JTF2014)。
HashiCorp 社によるオーケストレーションツール、Serf の最新バージョン v.0.6.0 が 5/9 (現地5/8)に公開されました。 新機能としては、鍵ローテーション対応や、タグ指定のために外部 JSON ファイルが利用可能になったこと、’serf info’ で統計情報が出力されること、ノード追加時のオプションで’–retry-join’がサポートされたことがあげられます。改良点としては、’serf query’ の出力結果で JSON が選べるようになったほか、syslog へのログ出力が可能になったことです。 Serf 芸人(見習い)としては、とりあえず使ってみなくては!、という事で、以下検証になります。 ■ README に目を通してみると 今回の更新情報を見るためには、README を読むのが手っ取り早いですね。 新機能を見ていくと、 鍵のローテーションを行えるよう、
Consul v0.2.0 が 5/1 (日本時間では 5/2) に公開されました。 今回のバージョンアップは、主な変更点が Web UI が搭載されたこと(デモが公式で用意されています)、バグに関する修正が行われています。 Web UI では、consul 内部で指定するデータセンタ毎に、サービス一覧、ノード一覧、KVS の操作に加え、ヘルスチェックの状況表示を確認することができるようになりました。 ■ ダウンロードと使い方 本体パッケージの使い方は、これまでと変わりません。開発環境が変わったためか、今回は普通に CentOS 6 の環境でも、そのまま動きました。 wget -O 0.2.0_linux_amd64.zip \ https://dl.bintray.com/mitchellh/consul/0.2.0_linux_amd64.zip chmod 750 ./consul
以前、Etcd を使って Serf の設定ファイルを動的に生成できないかどうか、考えていた時期がありました。現在対象となったファイルはメンテしなくなったため、Gist 上に放流しています。 https://gist.github.com/zembutsu/c01c4a152c3ac4be8950 以下、自分のための、取り組みの切っ掛けであったり、考えを整理するためのメモ。 ■ Etcd とは Etcd は、GitHub 上の説明によりますと、”設定共有とサービス検出のための、高い可用性を持つキーバリュー・ストア” ( A highly-available key value store for shared configuration and service discovery ) とあります。最近であれば、CoreOS に始めから入ってる機能としての Etcd 、という方が認知されている
Twitter を眺めていると、Consul の名前解決に Dnsmasq を使う方法が紹介され、興味を。 Consul, DNS and Dnsmasq – Morethanseven http://www.morethanseven.net/2014/04/25/consul/ 対象記事は、Ubuntu 向けでしたので、ここは自分で、RHEL/CentOS6 の環境でも同様に動作するかどうか、確認してみました。 ■ 作業の目的 Consul には DNS インターフェースが標準で提供されています。そのため、dig で Consul サーバのポート 8600 に対して名前解決を問い合わせると、指定したノード名やサービス名に該当する IP アドレスを返すことができます。 例えば、Consul サーバの IP アドレス’192.168.39.5′ に対し、’web’ という名前のサービスを問
Consul には様々な機能があります。Serf に使い慣れていれば、サーバ・ノード間の関係や、CLI や agent としてのコマンドの扱いは、Serf の通りだとは思います。 しかし、まったく新しい概念がいくつかあり、主立ったものは JSON を使ったインターフェースと、それを通した「 Blocking Query 」(ブロッキング・クエリ)ではないでしょうか。 割と新しい概念であり、使いどころは「これから」という所は多少あるものの、仕組みとしてはシンプルで分かりやすいものかと思います。 ■ blocking query とは Consul の持っている特色の1つに HTTP 経由の API を持つほか、bloking query という仕組みを内包している点だと思います。 blocking query とは、Consul のドキュメントには、「エンドポイント(API へのリクエスト先
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『Pocketstudio.jp - ポケットスタジオ』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く