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小野伸二選手 引退
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アコースティックイノベーションズは、タイヤのロードノイズを約40%低減する世界初の特許技術「DBCRコーティング」を開発。クラウドファンディング Kibidango(きびだんご)を通じ、施工サービスの受付を開始した。 DBCRコーティングは、非ニュートン流体の性質をタイヤに与え、従来のタイヤの性質を落とさずタイヤの変形を抑制し、タイヤ起因の振動や騒音を圧倒的に軽減する革新技術だ。非ニュートン流体とは、一定の条件で外的な力が加わると粘度が増したり減ったりする性質がある流体(液体や気体)のこと。非ニュートン流体では、急激な力が加わると固体のようにふるまう「ダイラクシー」と呼ぶ現象がある。DBCRコーティングは、このダイラクシーの特性を利用して、タイヤと地面がぶつかる際に生じる衝撃波をやわらげ、走行中のタイヤの振動や騒音を抑制し、車両のロードノイズを低減する。 DBCRコーティングは、タイヤスレ
カワサキモータースジャパンは、9月14日に海外向けとして発表されたカワサキ初の電動モーターサイクル『Ninja e-1』『Z e-1』について、国内導入の準備を進めていると発表した。 Ninja e-1はフルカウルタイプ、Z e-1はネイキッドタイプの電動モーターサイクルだ。海外仕様は両モデルともEUのA1ライセンス(125cc以下かつ最高出力11KW以下)に対応。原付2種のような近距離コミューターとしての活用を想定する。取り外しが可能なリムーバブルバッテリーバック(約12kg)を2個搭載し、バッテリー容量は最大3.0kWhとなる。
連載7回目となる『和田智のカーデザインは楽しい』は、カーデザイナー和田智氏が新型トヨタ『プリウス』と並び「国産車最高レベル」と称する『マツダ3』を取り上げる。「マツダ3を語ることはいまの日本の社会を語ること」と話す真意は。 ◆「美しい」は100年経っても古くならない----:以前より、新型プリウスとマツダ3は今の国産車で最高レベルのデザインだとおっしゃっていました。プリウスについては第3回『新型プリウスは、トヨタ史上最高のデザインかもしれない』と、第4回『“プリウス・クライテリア” 新型プリウスは「謙虚さ」でできている』で語って頂きましたが、今回マツダ3を取り上げる理由や背景とは? 和田智(敬称略、以下和田):マツダは日本ではほぼ唯一、美を追求している自動車メーカーだと思います。それは前田さん(元デザイン本部長で現シニアフェロー ブランドデザインの前田育男氏)の姿勢の影響はもちろん、他の大
車検でヘッドライト審査の方法が変わり、不合格になる車が増えるかもしれない。ヘッドライトの審査は原則としてロービームを計測しているが、ロービーム計測が困難な自動車に対してはハイビームで計測していた。これが全面的にロービーム計測に切り替わるからだ。 前照灯(ヘッドライト)の車検基準(光軸、光量、色)が2015年に変更され、2018年からすれちがい前照灯(ロービーム)で測定することになった。国交省の各検査場では、過渡期取扱いとして、ロービーム計測が困難な車では以前のように走行用前照灯(ハイビーム)での測定を実施していた。 このほど周知開始から5年が経過し、審査体制の整備が完了することから、国交省では2024年8月1日以降、過渡期の取扱いを見直す。同日以降、対象自動車の前照灯の審査については、全車、ロービーム計測のみで基準適合性審査を実施する。ロービーム計測で基準不適合の場合、ハイビーム計測は行な
2022年11月に納車された我が家の日産『サクラ』はすでにマイカー、ファミリーカーとして10か月の運用実績を重ねている。いまのところノートラブルで活躍しているが、EV購入を考えている人、すでにEVに乗っている人の参考になればと、EVの日常運用はどういったものなのかをお伝えする。 ◆我が家にとっての「サクラ」 まず、筆者とサクラの背景を整理しておこう。筆者は長年ITや自動車関係の媒体で取材、執筆活動を続けている。EVの自己所有はサクラが初めてとなるが、取材、レビュー等で各社EVには2013年ごろから触れている。レビューは数日間、500km、800kmに渡ることも多い。レンタカーやシェアカーでもEVをよく利用する。 サクラを購入したいちばんの決め手はボディサイズだ。自宅駐車場は奥行きがあまりなく、コンパクトクラス(Bセグメント)までが限界だ。次の車はEVと決めていたが、日本では手ごろなサイズの
焼け石に水、ではないのかとも思えるが、レギュラーガソリン価格の全国平均が1リットルあたり200円超という前代未聞の最悪の事態はどうにか避けられそうである。 15年前の2008年8月に記録した最高値(185円10銭)に迫りつつある中で、政府は、ガソリン価格抑制のための補助金について、9月末までとしている期限を延長し、10月以降も継続する方針を固めたという。 ◆ガソリン価格高騰対策について首相が指示 支持率が続落している岸田文雄首相もようやく重い腰を上げて、自民党の萩生田光一政調会長と首相官邸で会談し、ガソリン価格高騰対策について与党内で検討するよう指示。きょうの各紙にも「ガソリン高対策指示、首相が与党に」などと1面で大きく取り上げている。 それによると、首相は「価格高騰で困っている方々の声を直接うかがってきた。緊急に取り組む必要があると判断。ガソリン等の激変緩和措置については今月中、先出しで
ENNEは7月24日、ペダル付き特定小型原動機付自転車(特定原付)『ENNE T250』の特許出願完了に伴い、詳細仕様を発表した。 ENNE T250は、コンパクトな街乗りをテーマに開発した特定原付。通勤や通学はもちろんのこと、コンパクトに折りたため、小さめの車にも積み込むことができる。 ENNE T250はペダリングにより発電機が回転し、電力を生成。生成した電力はバッテリーを介すことなく駆動用モーターに直で送られ、タイヤが回転するという仕組みとなっている。250Wの駆動用モーターに対して350W発電機を搭載することで、ユーザーが扱いやすい速度帯で有用な発電が可能。最大航続距離100~160kmを実現する。また、ハンドル両端にはウインカー兼最高速度灯を装備。20km/hモードでは点灯、6km/hモードでは点滅をする。 走行モードは「アクセル」と「ペダリング」の2種類を用意。アクセルモードは
来たる7月18日、オンラインセミナー「分解して見えたBEVのパワエレ動向にみる2030年xEV予測」が開催される。 セミナーに登壇するのは、名古屋大学 未来材料・システム研究所 教授 博士(工学) 兼 名古屋大学大学院 工学研究科 電気工学専攻 教授の山本真義氏。各社のEVのインバーターを分解し、SNSでシェアしていることをご存知の読者も多いことだろう。 セミナーのテーマは以下の通り。 1.2023年のxEV用e-Axleの現在地 2.日米欧中の各xEV分解解析 (現代自動車・IONIQ5、日産・アリア、NIO・EC6、テスラ・モデルY、等) 3.インホイールモーター応用技術最前線 4.2030年のxEVの市場とその新しい姿 5.質疑応答 セミナー当日はQAセッションも設けられ、山本教授の深い知見を聞くことができる機会となる。セミナーの詳細・申し込みはこちらから。 インタビューでは、山本教
熊本市電を運営する熊本市交通局は6月5日、「超低床路面電車製造(車両用構体製造)に係る条件付一般競争入札」の概要を発表し、同局としては初となる3車体連接の超低床電車を導入する計画を明らかにした。 熊本市電では現在、国内初の超低床電車となった9700形が5編成、増備車である0800形が3編成導入されているが、いずれも2両連接となっている。 新たに製造される3車体連接車は2編成が予定されており、全長は21350mm。電力回生と発電を併用した電気指令式空気ブレーキとシングルアームパンタグラフを搭載したVVVFインバータ制御車で、最高速度は40km/h(最高性能速度は70km/h)。 3車体連接超低床電車の形式図。車体はA・B・Cの3車に分かれ、各車に2軸ボギー台車を装備。中間のC車は全長2930mmと極端に短い。定員は112人(立席70人・座席42人)で、車内は全席がロングシート。ユニットクーラ
EV(Electric Vehicle:電気自動車)と言えばテスラを思い浮かべる方も多いでしょう。では、テスラは日本の自動車メーカーと比較してどのような位置にいるか、答えられるでしょうか? 本記事では、各社の決算資料を元に、EV販売台数世界1位のテスラと、国内大手自動車メーカーであるトヨタ自動車(以下、トヨタ)、日産自動車(以下、日産)、本田技研工業(以下、ホンダ)の販売台数や売上、営業利益などの重要KPIを比較していきます。 ご存知の方も多いと思いますが、テスラは2003年に米国で創業され、CEOのイーロン・マスク氏が率いる電気自動車及びクリーンエネルギー関連企業で、世界の時価総額ランキングの上位に君臨しています。 そんな注目度の高いテスラが、国内大手自動車メーカーであるトヨタ、日産、ホンダの販売台数や売上・営業利益にどれほど迫っているのか? あるいは既に抜いているのか? 2022年4月
フィアットは5月31日、新型『トッポリーノ』(Fiat Topolino)の写真を公開した。 オリジナルのトッポリーノは1936年、フィアットが発表した初代『500』の通称だった。初代フィアット500は1936年、世界恐慌に冷え込むイタリア市場に投入された経済車で、当時、世界最小の量産車だった。そのサイズと姿から、「トッポリーノ=小さなネズミ」という名前で呼ばれた。 トッポリーノとして人々に親しまれた初代500は1955年、生産を終了した。およそ70年ぶりに、トッポリーノのネーミングが復活する。新型トッポリーノは、シティコミューターEVだ。丸目ヘッドライトを配したキュートなフロントマスク、キャンバストップ、サイドドアのない2シーターの室内などが特長。フィアットは、新型トッポリーノが、ブランドの電動化への道をさらに前進させる、としている。 《森脇稔》
ナビタイムジャパンは5月26日、ドライブレコーダーアプリ「AiRCAM」に、AIで横断歩道を検知し、事前に走行速度を注意喚起する新機能の提供を開始した。 AiRCAMは、AIとARで安全運転を支援するドライブレコーダーアプリ。通常のドライブレコーダー機能に加え、AIを活用した走行中のリアルタイム画像解析による危険・交通違反につながる運転に対する注意喚起や、ARを活用した直観的な注意喚起で交通違反や危険な運転を抑制し、安全運転を支援する。 新機能は、ドライブレコーダーで撮影している映像を画像認識AIでリアルタイムに解析し、走行中、道路に書かれた道路標示の「ダイヤマーク」(横断歩道又は自転車横断帯あり)を検知。AR表示と「この先、横断歩道があります。スピードにご注意ください」という音声で注意喚起する。さらに、信号機のない横断歩道では、道路標識の「横断歩道・自転車横断帯」と、横断歩道内に歩行者が
JR貨物は5月23日、グループ会社の秋田臨海鉄道株式会社が解散したと発表した。 JR貨物の奥羽本線貨物支線上にある秋田港駅から向浜駅とを結ぶ通称「南線」、秋田北港駅とを結ぶ通称「北線」からなる計7.9kmの路線を持っていた秋田臨海鉄道は、秋田港が1965年に秋田湾地区新産業都市に指定されて以来、集積する企業への貨物の効率的な輸送が必要になったことから、1970年4月に国鉄や秋田県などの出資により設立された第3セクター方式の地方鉄道だった。 1971年6月には国鉄との連絡運輸が協定され、同年10月に全線での運輸営業を開始。1986年3月には旅行業にも乗り出し、国鉄の分割民営化後はJR貨物グループの一員となったが、2001年3月にはJR男鹿線への貨物輸送が、2008年3月には小坂精練への硫酸輸送が廃止されるなど、貨物の取扱量が減少。2015年6月からは北線が休止状態となっていた。 その一方で、
文字を打ち込むと画像を作ってくれる画像生成AI。3月には自動運転スタートアップのチューリングが、画像生成AIを活用してデザインしたコンセプトカーを発表した。誰でも使えるAIは、誰でもカーデザインできることを意味するのだろうか? 試してみた。 ◆Midjourneyというアプリ チューリングのコンセプトカーの開発で、デザインを担当した開発支援企業の日南は『Stable Diffusion』というアプリを使った。しかしこれ、いろいろ調べたら、筆者のパソコンには荷が重い。動いたとしても、かなり遅くなりそうだ。 そこで選んだのが『Midjourney』だ。こちらは『Discord』というチャットサービスのなかで使う画像生成AI。クラウド上で画像生成するので、端末の性能に依存しない。スマホやタブレットでも使える。ただし『Stable Diffusion』が無料で使えるのに対して、『Midjourne
来たる5月26日、オンラインセミナー「どうなる?テスラの今後~クルマからエネルギー企業へ~」が開催される。 セミナーに登壇するスズキマンジ事務所 代表 鈴木万治氏は、自動車部品の世界的大手デンソーにおいて、宇宙機器開発やモデルベース開発などの全社プロジェクトを担当。2017年から20年まで米シリコンバレーに駐在し、18年からは中国子会社のイノベーション部門トップも兼務。 現在、デンソー 技術企画部 CXとして活動する傍ら、2021年にはスズキマンジ事務所を開業。デンソーの枠外でも価値提供を目指し、その深い見識を発信している。 セミナーに登壇する鈴木氏に、セミナーの見どころを聞いた。セミナーの詳細はこちら ■テスラの高い利益率はどのように実現しているのか インタビューに先立つ4月19日、テスラは2023年度第一四半期の決算を発表。粗利益率は19.3%と、前期比は下回ったものの、引き続き高い水
北海道函館市の大泉潤市長は4月27日に開かれた定例会見で、北海道新幹線の函館延伸について記者の質問に答えた。 大泉潤氏は俳優・大泉洋氏の実兄で、4月23日に投開票された市長選挙で、3期務めた現職の工藤寿樹氏を破り当選。選挙公約として北海道新幹線函館延伸の調査を掲げていた。 新市長に就任した大泉潤氏。市長就任後初めての会見では調査の開始時期を問われたが、大泉市長は「6月の政策予算に調査費を盛り込みたいとイメージしている」と述べるに留め、現時点で担当部局である企画部へ話をしていないとして、具体的な言及を避けている。 2016年3月に新青森~新函館北斗間が開業した北海道新幹線は、札幌までを最短距離で結ぶためとして、北斗市内にある旧渡島大野駅に新幹線駅を設置し、新函館北斗駅が開業。現在は北海道新幹線の終点となっている。 北海道新幹線の現在の終点・新函館北斗駅。 七飯町内や函館市内へのアクセスには、
タカラトミーとJAXAは共同で、変形型月面ロボット『SORA-Q』の市販発売モデル記者発表会を開催。実際に月で使用されるのとほぼ同じ大きさの「SORA-Q Flagship Model」を9月2日発売すると発表した。同時に漫画『宇宙兄弟』とコラボした「宇宙兄弟 EDITION」も発売が決定した。 SORA-Q Flagship Model (c) TOMY「Flagship」は2万7500円、「宇宙兄弟」が3万3000円となっている(いずれも税込み)。 変形型月面ロボット『SORA-Q』の市販発売モデル記者発表会発表会(4月13日)では天体&宇宙愛好家として知られる篠原ともえさんと宇宙飛行士の野口聡一さんが実際に「SORA-Q Flagship Model」を操作し、変形ギミックも実演してくれた。大きさは直径が約80mmとなっており、無料の専用アプリで操作する。 発表会ゲストの篠原ともえさ
東レは、リチウムイオン電池など向けに世界初となるレアアースレスを実現した高耐久性ジルコニアボールの量産技術を開発した。 ジルコニアボールは、主に材料を粉末状にするための分散や破砕、表面研磨などに利用される。東レは高性能セラミックス「トレセラム」を展開しており、リチウムイオン電池用電極材料向けなどに採用されている。 電気自動車(EV)などに搭載するリチウムイオン電池の電極材用途は、コストダウン要求が厳しく、ジルコニアボールの長寿命化が課題で、劣化に強く摩耗しにくいジルコニアボールが求められていた。
テスラ『モデルY』が発売されたと同時にとっさにポチッてしまった一編集者である筆者。基本は自宅充電だというが、今回はあえて自宅充電せずにギリギリまで運用してみたところ、快適に走行できる距離はわずか200km程度となったという。その真相はいかに? ◆フル充電で航続可能距離430kmは本当? ボクはいつもは自宅で充電している。ただし100V充電。ブレイカーが落ちないように10Aでやっている。だから1時間に約1kWの充電量だ。1日だいたい40km強走るボクのモデルYは、1日で7kW程度電気を消耗している。この程度であれば、7時間、つまり一晩でフル充電することができる。 モデルY RWDに搭載されているバッテリーは、リン酸鉄リチウムイオン(LFP)バッテリーだ。このバッテリーについてマニュアルには以下のように説明されている。 LFPバッテリー搭載車両の場合、通常走行であっても充電制限を100%に維持
NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本は、e-Mobility Powerと、高速道路のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)に急速充電器を、2025年度までに1100口整備することで合意した(3月29日発表)。 2020年度末から5年間で約2.7倍となる。電気自動車の本格的な普及を前に、充電インフラを本格的に整備する。 NEXCOの3社はこれまでも共同事業者である日本充電サービス、ジャパンチャージネットワークと、高速道路のSA・PAにEV急速充電器の整備・運営を進めてきた。2021年度には、共同事業者としてe-Mobility Powerが加わった。 今回高速道路3社とe-Mobility Powerは、EV急速充電器の高出力化・複数口化を推進し、2025年度までに充電口数を約1100口と大幅に増設する整備見通しを策定した。 また、2022年度は、電気自動車(EV
トラック運転手の労働時間制限などで人手を確保できない物流業界のいわゆる「2024年問題」が、少なからず解消されるのであれば、前向きにとらえて進めればいい。政府が2024年度にも、新東名高速道路の一部に自動運転車用のレーンを設置するという。 きょうの日経が1面トップで報じているが、主に夜のトラックで完全自動に近い「レベル4」の実用化を想定。少子高齢化で物流の人手不足が深刻になるのをにらみ、省人化技術を活用できる環境を整えるという。近くまとめるデジタルインフラの整備計画の柱に位置づけ、民間の開発を後押しするそうだ。 ◆導入しやすい区間 日経によると、自動運転車用のレーンを設置する計画が浮上したいる新東名は、駿河湾沼津と浜松の両サービスエリア間の100km以上で、3車線で直線に近い道が長く続くため、渋滞も少なく導入しやすいと判断。自動運転の専用か優先かは今後詰めるという。 また、等間隔に置いたセ
自動運転レベル4等の先進モビリティサービスの実現・普及に向け、2021年9月に立ち上げた「RoAD to the L4」についてのシンポジウムが、「SIP成果展示会&自動運転シンポジウム」の2日目に秋葉原UDX(東京都千代田区)で開催された。その概要をレポートする。 ◆自動運転レベル4等の先進モビリティサービス「RoAD to the L4」の全体像 シンポジウムではまず、産業技術総合研究所プロジェクトコーディネーターの横山利夫氏が「自動運転技術の社会実装アプローチ」と題して、自動運転レベル4等先進モビリティサービス研究開発・社会実装プロジェクト「RoAD to the L4」の全体像について説明した。 横山氏は自動運転レベル4の実現について、「技術的ハードが高いものの、交通事故の削減、高齢者等の移動手段の確保、ドライバー不足の解消などに大変期待されている」とした上で、「産業競争力の向上、
ホンダアクセスは、「アウトドア」をテーマにホンダ車と純正アクセサリーを使い、様々なアウトドアのシチュエーションを設定してカーライフの楽しさを体験できるプレス向け取材会を開催した。 モデルとなるクルマは『ZR-V』と『ステップ ワゴン』。そして『N-VAN』も車中泊モデルが用意されていた。N-VANについては、1年のうち300日以上を車中泊で過ごすというruiさんが普段乗る愛車も特別に展示されていた。 ◆既製品アイテムでは満足できなくなりDIYまでたどり着いた架装部分 ruiさん本人に、N-VANをカスタマイズするうえでのこだわりなどを聞いた。そもそもruiさんがN-VANを選んだ理由として、荷物がたくさん入るクルマとして選んだだけで、車中泊をすることなど考えていなかったとのこと。ところが、N-VANはなにも手を加えなくとも、後席、助手席を倒せばフルフラットシートになる。ということは「寝られ
完全自動運転EVの量産化を目指すスタートアップ企業のTURING(チューリング、千葉県柏市)が3月15日、AIを活用して開発したコンセプカーのデザインを発表した。 同社は2021年に創業。2025年から完全自動運転EVのパイロット生産を始め、2030年には年間1万台規模の量産を実現させたいとしている。今回のコンセプトカーはそれをイメージしたものだ。 ◆画像生成AIでアイデアを展開 ボディの四隅にタイヤがしっかり踏ん張るスタンスは、自動運転車にも欠かせない要素だろう。室内空間を最大化するモノフォルムのシルエットは、自動運転ならではのリラックスした移動時間を予感させる。ノーズからルーフへ延びる大きなグラスエリアも、移りゆく景色を存分に楽しめる自動運転車の特性を活かしたものと言えるだろう。 デザインを担当したのは、自動車メーカーなどに向けたデザイン開発支援で長年の実績を持つ日南という会社。初期ア
サスペンション専門メーカーのテインが、ショックアブソーバー「EnduraPro PLUS」(エンデュラプロ・プラス)「EnduraPro」(エンデュラプロ)にテスラ『モデルY』、トヨタ『ヴォクシー/ノア(ZRR85G)』、『エスティマ』用新製品を追加、販売を開始した。 「EnduraPro PLUS」は16段の伸/縮同時減衰力調整機構を搭載したワンランク上の純正互換高機能ショックアブソーバだ。海外ラリーからフィードバックしたハイドロ・バンプ・ストッパー(H.B.S.)を搭載し、フル乗車&積載時の快適性をアップすると共に耐久性もアップさせた。 「Endura Pro」は減衰力調整に固定式を採用した純正互換高機能ショックアブソーバ。市街地走行など日常の快適性能向上を主眼にチューニングされている。 本文(Mycar-life)へ https://www.mycar-life.com/articl
JR東日本千葉支社は3月9日、千葉県と君津市に対して、久留里(くるり)線・久留里~上総亀山間の総合的な交通体系に関する議論を申し入れたことを明らかにした。 2012年から久留里線で運用されているキハE130形100番台。木更津駅(千葉県木更津市)と上総亀山駅(千葉県君津市)を結ぶ久留里線は、2021年度の1日あたりの平均通過人員(輸送密度)が782人と、JR東日本が発足した1987年度と比べて7割程度減少しており、とくに末端の久留里~上総亀山間は55人にまで減少している。 これは4月1日に石狩沼田~留萌間が廃止されるJR北海道の留萌本線をも下回る数字で、100円を稼ぐために要す費用を示した営業係数は1万9110円と、JR東日本では陸羽東線・鳴子温泉~最上間に次ぐワースト。留萌本線の9倍近い数字だ。年間の営業費用が2億8100万円に対し、鉄道運輸収入は100万円で、収支率はわずか0.5%。1
Yahoo! JAPAN(ヤフー)は3月3日、提供中の無料地図アプリ『Yahoo! MAP』のiOS版で「Apple Carplay」に同日より対応したと発表した。組み合わせるiPhoneをサブディスプレイとして使えることを実現しており、Yahoo!カーナビよりも目的地設定の自由度を高めたのがポイントとなる。 ◆“場所を探す”“そこへ行く”の2つの領域で高い検索能力 新機能の説明会に登壇したYahoo! JAPAN 検索グループローカル統括本部企画デザイン本部の今坂健一氏は、「Yahoo! MAPアプリは大きく“場所を探す”“そこへ行く”の2つの領域に力を入れている」とアプリのポイントを紹介した。 それによると、“場所を探す”は、決まった場所に行く、というのではなく、第一に、行く場所を探すことを考えて設計されているという。中でもYahoo! MAPの「テーママップ」は、たとえば「ラーメンマ
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