サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
ryozo18.hatenablog.com
2009年4月に日立製作所の社長に就任した川村隆氏の日立の改革を追ったドキュメント。実は日立って結構な内部改革をやってたのねえ、しらんかったよ。 自分の中の日立のイメージって「拝承(笑)」「HDD事業(笑)」「PDP(笑)」「日立アプライアンス(笑)」「コングロマリットプレミアム(笑)by古川社長(2006年当時)」「Inspire the Next(笑)」「社会イノベーション(笑)」というくらいのもので、2008年くらいから日立に関する認識を更新してなかったっぽい。反省しました。 電機業界(ここでは家電と重電をあえて分けずに)界隈では最近「不振に陥った大企業の腐った側面」を描く本がいっぱい出てきている。例えば以下の様な本。 ドキュメント パナソニック人事抗争史 立ち読みだけした。この本では中村改革が結構やり玉にあがってた。松下の苦境の遠因を遡ると「松下正治会長が人事に容喙し、その結果、森
これを読んでクスッときたので。 ⇒「FED理事 VS 禅師」by Scott Sumner – 道草 http://econdays.net/?p=7014 非風非幡 僧A「実質金利が下がったのだ」 僧B「総需要に作用したのだ」 禅師「動いたのはそなたらの【期待】である」 六祖、因みに刹幡(せっぱん)を颺(あ)ぐ。 二僧有り、対論す。 一は云わく、幡動く。 一は云わく、風動くと。 往復して曾て未だ理に契わず(かなわず)。 祖云わく、是れ風の動くに非ず、是れ幡の動くに非ず、仁者の心動くのみと。 二僧悚然(しょうねん)たり 無門関第二十九則・非風非幡 隻手音声 「金融政策と財政緩和を合わせると総需要ショックに対処できる。では片方だけではどのようになるのか」 「隻手声あり、その声を聞け」 (大意:両手を打ち合わせると音がする。では片手ではどんな音がしたのか。) 白隠 隻手音声
不思議な味わいの記事を見つけました。 ⇒ 改善効果わずか2年! 消費税を5%引き上げても、財政状況は悪化する|野口悠紀雄 人口減少の経済学|ダイヤモンド・オンライン http://diamond.jp/articles/-/11024 それなりに長い記事なんだけど、これをわかりやすく要約してみようという趣旨のエントリです、はい。 この手のモデルは数式で表現したいよな? 元記事が財政状況に関する論説なので、こちらも「国債残高/GDP」比率に着目するよ。この「国債残高/GDP」比率を、それぞれの仮定に基づき、数式で表現してみよう。変数はこんな感じでおいてみた。 n期の国債残高:D_n n期の国債費(=新規発行額):d_n 国債利子率:r(これは1.83%で一定となっている) n期のGDP:Y_n GDP伸び率:g(これは1%で一定となっている) 「国債残高:D_n」を数式で表現してみる 「n期
ちょっと面白かったので。 ⇒ If Richard Feynman applied for a job at Microsoft - sellsbrothers.com http://www.sellsbrothers.com/posts/details/12395 以下、拙訳。 面接官 ではロジカル・シンキングの質問に移らせていただきます。あまり難しく考えずに、日常の常識で考えてください。またそう考えたプロセスも述べてください。それでは質問です。なぜマンホールの蓋は丸いのでしょうか? ファインマン すべてが丸いわけではないです。四角いマンホールの蓋も存在します。たしかに丸いマンホールの蓋も存在するのは確かですが、正方形や長方形四角や三角の蓋も見たことがあります。 面接官 いえ、丸いものについてのみ考えてください。なぜ丸いのでしょう? ファインマン 丸いものについてだけ考えるのであれば、そ
⇒新聞業界を救う法[第7巻]:リンクを禁止せよ この記事がtwitterのTLで流れてきたのでなんじゃらほいと思って読んでみたら、なんとPosnerが叩かれていた。で、叩かれている中身を読んでみても、どうしても僕が以前から親しんできたPosnerのものの考え方とは思えない。なんかすごい違和感が。 とはいえ、この記事を書いたのは英語がネイティブな人なんだろうから、ノビー的意図的誤訳をやってるとも思えないんだがなあ・・・と思って元となったPosnerのエントリを見てみた。 で、このTechCrunchの記事は意図的にPosnerの意見を捻じ曲げているとあたくし判断いたしました。 この批判記事の意見の一部を以下に引用する。 Posnerが禁止したがっていることの大半は公共での会話である。バーや床屋で、その日のニュースについて話すのがOKなのに、どうしてオンラインだといけないのだろうか。 ブログも
タイトルがすべてです(挨拶)。Mankiw先生経由。 ⇒Jeremy Siegel Says the Standard and Poor's 500 Index Miscalculates Its Earnings - WSJ.com ⇒How Cheap Is the Market? S&P500の値を算出するときは時価総額で加重平均してるのに、PERを算出する際に利益を加重平均しないのはなんでなんだぜ? これもまた見出しですべてを言い尽くしてしまった。 言われてみるとたしかにそうかもなあ、とは思ったんだが、実際なにが問題なのかよーわからんなというのが最初の記事を読んだときの感想。二つ目の記事読んでなんとなく言いたいことがわかった気がする。 実際の例を示しているので、ここではそれに従って説明してみる。この例では単純化のため、挙げられている2社以外は株価も利益もまったく変化しないという前提
だって面白いもんなw ⇒Will the Geithner Plan Work? - Room for Debate Blog - NYTimes.com エントリーは以下の4選手。 Paul Krugman, Op-Ed columnist, Princeton University Simon Johnson, M.I.T. Brad DeLong, U.C. Berkeley Mark Thoma, University of Oregon カーン(ゴング)。 ポール君:「観念 vs. 現実」 ポール君は今回の金融危機の二つの見方を説明する。 一つは「サブプライムローン破綻の急激なショックで市場が急激に萎縮してしまっているので、ここに喝を入れればまた正常化する」というもの。この場合、現在の資産価格の暴落は一時的なもので、信用不安がなくなればまた適正価格に上昇するというもの。この場合、
アメリカの「バッドバンク」構想が発表されたが、これ絶対論争になるだろうなと思ってたら案の定でした。himaginaryさんに先を越されないうちに日本がWBC連覇で浮かれている間に簡単にまとめとこう。 コーエン先生:「どちらかは必ず間違っている(´ー`)」 ⇒Marginal Revolution: Someone has to be wrong ここが一応まとめサイト的な位置づけになるかな。 ポール君とブラッド君とその周辺をご紹介。タイトルの通り、クルーグマンかデロングのどちらかは間違っていることになるんだが、さて。 あ、コーエン先生自身はここの見方に近いらしいです。該当すると思われる部分はこのへんですかね。 ガイトナープランにそこまで反対するつもりはないが、ただ彼はこの問題(銀行の国有化のことかな:ryozo18注)をちょっと誇張しているのではないかと思う。国有化しても銀行は大してダメー
最初は全文起こしやろうかとおもったんだが、途中でだるくなってやめた。一応大意ははずしてないつもりだが、内容の保証はしないのでご利用は計画的に。意味がわかりにくいところはryozo18が勝手に行間を補っているので、この要約をソースに空中戦をやったりはしないでね(はあと)。 質疑応答 麻生:1,400兆円の個人金融資産の貯蓄から投資へというのをやっている。しかし遺産相続を受け取る人の平均年齢というのは多分67とか8で、遺産を渡す人のほうはだいたい90ぐらい(平均で)。つまり贈与税を無税にしても受け取るほうが高齢者なので使わないのではないか。やる気はある。例えば具体的に、じゃあ1,000万を無税にするがその代わり必ず家に投資しろというようにモノにしないとだめなようにするわけなのか? 伊藤:議論はあるだろうが、一番即効性あるのは具体的に限定した場合だと思う。住宅でも何でもいいが、そういうものに使う
⇒経済危機克服のための「有識者会合」(エコノミスト・学識経験者)-平成21年3月16日 - 政府インターネットテレビ 非常に面白いんだが長いので見てない人も多いだろうということで、要約。まずは各有識者の持論部分を要約する。後で麻生総理や与謝野三位一体大臣などの質疑を書き起こす予定。 あ、内容は保証しないので疑問を持った方は直接上の政府インターネットテレビを見てね(はあと)。間違いの指摘などはもちろん歓迎。 伊藤 元重(東京大学大学院経済学研究科長・経済学部長) 家計の過剰貯蓄が問題(NIRAのレポートより) 財政政策は大事だが、長期的には民間の貯蓄の有効活用が必要 現在は若い世代にツケを回している。これをどう解決するか 1,500兆円の個人金融資産の75%は60歳以上が保有。これは死ぬまでほとんど使われない退蔵資金。安心できる社会保障がないことが問題 対策としては期限を切った「贈与税の無税
仲がいいね(´ー`) 今、Mankiw先生のとこみたら、もうちょっと進んでた。 経済学の細かい話を捨象した経緯(3/3-3/4にかけて) グレッグ君がオバマ政権の経済予測に疑問を投げかける ↓ ポール君がそれに「Evil(悪)」という刺激的な煽りをかます ↓ グレッグ君が「上等だよw ノーベル賞の賞金賭けようぜw」とマジ切れ ↓ グレッグ君、有力な証拠をみつけたらしい ←いまここ 以下、経済学を含めたお話 発端:CEAのGDP予測にたいしてグレッグ君が懸念を表明 ⇒Greg Mankiw's Blog: Team Obama on the Unit Root Hypothesis 全部訳すのもめんどいので、要点だけ。 CEA(大統領経済諮問委員会)が向こう数年のGDP成長率予測を発表 その際、「過去の経験によると景気後退の後は、通常よりも高い経済成長がおきる」と述べる グレッグ君「僕は昔、
別にやっかみとか、公的資金はいってるのにとかってな話ではなく、まじめに分析した論文のお話。。 ⇒Are bankers paid too much? | vox - Research-based policy analysis and commentary from leading economists 大和総研ホールディングス /コラム:欧米金融業界の高報酬は“スーパーバブル”だったのか?経由 Are bankers paid too much? Thomas Philippon 最新の一世紀にわたるデータにより、金融セクターの相対的な賃金の変化をもたらしている主な要因は、金融のイノベーションに続く規制およびコーポレートファイナンス活動によるものだという示唆を得た。過去10年間で「レント*1」はこのセクターの賃金の差分の30から50%にも上る。その意味で、金融マンは給料をもらいすぎている
⇒Hey, who you callin’ neo-Wicksellian? (wonkish) - Paul Krugman Blog - NYTimes.com いったん流動性の罠に陥ったら、金融政策でマネーサプライを増やすことは絶対に無理だ、と。だから財政政策しか総需要を増やせないんだ、と。 うひゃあ(´・ω・`) Hey, who you callin’ neo-Wicksellian? (wonkish) ニック・ローウェがこんなことを言っている。現代マクロ経済学のネオ・ヴィクセリアンアプローチ(つまり短期金利の選択という観点からの金融政策決定を行う傾向、ということらしい)は、経済学者がいったん金利がゼロ近辺になってしまった場合の金融政策を考えるには向いていないとか。 この点に関しては確かにそのとおりだ。でもわれわれのように日本が直面した流動性の罠のことを真剣に考えようとした面々
こういうネタを使わせたらポール君は絶品だね。 【追記】元ネタ:All your base are belong to us - Wikipedia ⇒All your downside are belong to us - Paul Krugman Blog - NYTimes.com All your downside are belong to us AIGのニュースを聞かない日はない。でもさあ、みんなこのことの究極のメッセージに気づいてる? AIGは倒産時の損失補てんのCDSを発行してたけど、今はその支払いをカバーできずに苦境に陥っている。僕たち納税者が今はその支払いを引き受けている。だってもしこの支払いをしなければ、カタストロフィーがおきちゃうんじゃないかって心配でしょうがないからね。でもこれってアメリカの納税者はAIGのすべての取引相手の下落リスクを引き受けてるってことだ。 つま
⇒TheMoneyIllusion » Reply to Krugman やー、することないから訳しちゃったぜ。以下拙訳 クルーグマン氏へのお返事 危ないところだった。最初にクルーグマンの返事を読んだとき、彼が非伝統的金融刺激策について述べたことを「覚えミス(こんな言葉あるかな?なんとなくブッシュ語っぽいな)」をしでかしたのかと思った。なので彼の以前の投稿を読んでいくと・・・見つけた。さて、Thomasという人物が私に一発お見舞いしたことをここに記す。彼には感謝しないと。だって間違ったことを言っていたらすぐに訂正しないと、読んだ人が信じても困るし。私がなにを言ってるのかわからない人は、このリンク先のエントリを見てね。このエントリではクルーグマンが私の主張を否定している。彼は非伝統的な金融政策は非常にリスクが高いと言っているのだ。 もちろん「非伝統的金融政策」という言葉は彼の書いた引用部分に
ま、一応ね。 「開業医はさらに大変」って何の話? norton3rd あたまわるい 地下猫さんのブログからきた。『リスクも負担もでかい勤務医やってるよりは、比較的楽な開業医に医療リソースが流れていっちゃってるわけで』勤務医は大変だが開業医はさらにヒデエと聞いているけど? つ 地域医療の危機:担い手たちの声/上 渡辺内科医院・渡辺立夫院長 /岩手 - 毎日jp(毎日新聞) 県医療局によると、04〜07年度の4年間で県立病院・地域診療センターの医師は定年者を除き140人が退職。うち91人が開業や民間病院への転職を理由にしている。同局は「医師不足の病院に派遣される診療応援などがある県立病院の勤務環境は過酷だ」と無床化に理解を求める これが全国一律でおきてると主張するつもりはないけど、少なくとも近年きつい科(小児科とか産科とかかな)の勤務医を辞めて開業医になる医者は増えてると思うよ。 まあもとのエ
修正:「サマー」じゃなくて「サムナー」だった。 コーエン先生が「さっきの手紙のご用事わかってんのか(#゚Д゚) ゴルァ」とおっしゃっております。 ⇒Marginal Revolution: Paul Krugman responds to Scott Sumner ポール・クルーグマンがスコット・サムナーに回答した そのエントリはここね。以下引用 僕の意見は(別にわかりにくいこと言ってるつもりはないんだけどな)、流動性の罠は実際に起きてる。Fedがいくらマネタリーベースを増やそうが効果はない。なぜなら金利ゼロの資産をほかの金利ゼロの資産に振り替えているだけだからだ。もしFedが2%より高いくらいのインフレターゲットに信頼できる形でコミットして、それをみんなが信じたらという前提つきならマネタリーベースを増やすというのも効果があるんだけどね。でも今現在、僕はこれは現実的な選択肢だとは思ってな
修正:「サマー」じゃなくて「サムナー」だった ⇒クルーグマンへの公開書簡 - himaginaryの日記 上で紹介されてるサムナー氏の手紙へのポール君からのお返事。 ⇒A quick response to Scott Sumner - Paul Krugman Blog - NYTimes.com スコット・サムナー氏の手紙への短いお返事 OK。僕宛に書かれたスコット・サムナーの公開書簡を読んだよ。でもよくわかんねー。 彼はこう書いてる。 なんらかのレベルの量的緩和が需要を刺激するであろうということは、あなたも理解していると考えています。あなたはこのような政策はインフレ期待を急激に上昇させ、Fedは急いでこれらの資産を売却せざるを得ず、それによって莫大なキャピタルロスで苦しむとお考えだというのは間違っているでしょうか。 うーん、間違ってる。僕はそんなこと一度も言ったことないよ。この手紙の
【追記あり】 最後のほうで「医師免許もってなくても病院の経営はできるんじゃね?」云々の記述は間違いだということが判明しました(医療法第7、8、10条あたり)。ご教示くださったid:starfruitsさん、ありがとうございます。 ⇒参考:診療所 - Wikipedia ⇒シナリオ通りの「医療崩壊」 -医療介護CBニュース- なんか後半すごい展開になるんだが、読んでて「それってごく当たり前の話じゃん」と思ってしまった「文系学部」出身者です(挨拶)。 提示されている医療崩壊のシナリオ まずは病院の診療点数を低く抑えて、開業医に厚く分配することで病院を赤字化 赤字になった病院を民間企業が買い取って再編 民間企業によって効率化(流通の効率化とか保険の参入による混合診療推進とか) この再編が進んだ段階で、病院への診療点数を大幅に増加させる 再編後、医者を病院に配置する必要があるので、医者の人事権を大
面白かったので一部訳してみた。 ⇒Real Time Economics : How $8 a Week Can Best Boost the Economy 一番経済を拡大する週8ドルの使い方は? 火曜日にオバマ大統領が署名した景気刺激策には、給与への課税が向こう2年控除される総額1,160億ドルに上る定額減税が含まれている。この減税は大半のアメリカ人の給料に週8ドル追加することになる。さて、もし毎週追加で8ドルを手に入れたとしたら、なににそのお金を使うべきだろうか?そしてその理由は?われわれは経済学者に質問してみた。 ロバート・ゴードン(ノースウエスタン大) 8ドルで映画に行ってはダメだ。それじゃ雇用が生まれない。3週間貯めて24ドルの食事に行こう。そうすれば、そのレストランがレイオフしたりつぶれたりするのを直接的に防ぐことになる。 マーチン・フェルドスタイン(ハーバード大) 僕は人々
⇒asahi.com:国立大授業料、私大並みに 財務省、5200億円捻出案 - 社会 試案は、授業料を私立大並みに引き上げることで約2700億円、大学設置基準を超える教員費を削ることで約2500億円の財源を確保できるとしている。「義務教育ではないので、一般的な教育自体のコストを(税金で)補填(ほてん)することには慎重であるべきだ」とし、「高等教育の機会均等は、貸与奨学金での対応が適当」とした。 今まで僕は、それが正しいかどうか別にして「日本には資源がない。日本がこれから先、生き残るためには『人材』にいかに投資するかが重要だ」という意見を聞いて育ったんだが、どうやら財務省の一部の人たちはそうは思っていないらしい。 本当にびっくりした。 そういや、小泉改革のスローガンの一つに「米百俵」というのがあったなあ。
もともとのエントリのタイトル:民主党は筋金入りの「シバキ主義」なんじゃないだろうか? 2008/4/30 22:52追記:民主党は「ガソリンスタンド対策法案」を既に参議院に提出していたようです。まだ採決されているわけではないようですが、以下のエントリはこの事実を知らないまま書いているものです。民主党の関係者の方にお詫びして訂正します。申し訳ありませんでした。 ⇒民主党:「ガソリンスタンド対策法案」「租特透明化法案」を参議院に提出 コメント欄でのご指摘ありがとうございます>「ななし」様 本来ならエントリ全体を削除すべきかもしれませんが、自分の恥をさらすという意味で、このままにしておきます。ただし、訂正文は入れています。 !!!!以下の内容は、既に「ガソリンスタンド対策法案」が提出されていたことを知らずに書いたものです!!!! ⇒時事ドットコム:給油所支援に限界も=値上げ抑制競争を懸念−経産省
あるいはトンデモ経済学のパラダイス鎖国、もしくはネガコメはやさしさ2.0(挨拶) 「逆選択」 ⇒wikipedia:逆選択 情報の非対称性が存在する状況では、情報優位者(保持している情報量が多い取引主体)は情報劣位者(保持している情報量が少ない取引主体)の無知につけ込み、劣悪な財やサービスを良質な財やサービスと称して提供したり、都合の悪い情報を隠してサービスなどの提供を受けようととするインセンティブが働く。 そのため、情報劣位者は良質な財やサービス、契約相手などを選択しようとするのであるが、結果的にはその逆の選択が行われているかのような状況に陥ってしまうことがある。このような、取引前に行われる機会主義的行動(モラルに制約されない利己的な行動)が、逆選抜である。 つまり逆選択とは売り手と買い手の間にその商品やサービスに関する情報ギャップがあって、優位な情報を持っているほうは、そのギャップを自
⇒404 Blog Not Found:経済の「複素」像 - 書評 - 「お金」崩壊 どこから突っ込んでいいかわからないんですが、もしかして釣られた? フローとストックを混同してはいけません GGP (Gross Global Product)が3割増しにしかなっていないのに、金融資産が倍以上になる。なぜそれが可能になったかといったら、金融経済が完全に「仮想化」されたからだ。「モノ」の裏付けがないからこそ、たった10年で倍以上(年率8.5%)という「成長」が可能になったのだ。 GDP(ここでは「GGP」とか言ってるけど)は「ある国がその一年間に生み出した付加価値の合計」だというのはご存知ですよね?これは「フロー」です。そして金融資産は「ストック」だというのもご存知ですよね? ですので、上でおっしゃっていることは比較してはいけないものを比較しているだけという話なのですが、これはわざとですよね
数年後にはGoogleはエコノミストの主要な就職先になってるかもと、最近のGoogleの動きを見てて思った。 無線帯域へのオープンアクセスの確保こそがGoogleの真の狙いだった 先ごろ行われたアメリカの700MHz帯の周波数オークション。このオークションでGoogleは全く帯域を落札することが出来ず、結局Verizonとかの既存の携帯キャリアがすべての周波数帯を落札した。そしてこれはGoogleの敗北だと報道された。でも僕にとっては、これはGoogleの勝利にしか見えない。 実際、Googleはオフィシャルブログで勝利宣言を出しているのだ。 ⇒はてなへの転職のご報告 - I 慣性という名の惰性 I オークションの結果だけを見るとGoogleは結局自前の帯域を落札することは出来ませんでしたが、Googleはオフィシャルブログで次のような勝利宣言を高らかに掲げました。 ⇒Official G
追記:はてブにて「かわいいおにゃのこの挿絵がない」と言われたのでいくつか追加してみました。こうですか?わかりません><*1 ※書き手はデフレ下の福井日銀総裁 ちょっと昔の話。今よりも僕はずっとずっと言い訳をするのが好きで、理屈を説明するのが好きだったんです。 でまぁ、当時も今と変わらず金融政策ののりしろがないんで、武藤副総裁と飲みながら「金融政策ののりしろがない、だから構造改革ができないんだ」と文句言ってたのです。 金融政策決定会合で。 したらまた、この副総裁が「じゃあ、わかった」と言うのです。「今から国会に行こう」と。 根回しなんかしたことないオレは焦りました。「いや、ちょっと待って」とあわてます。 でも副総裁は、少し遠くで飲んでいる小沢とマスコミを指さし、「あそこ行って同盟を組もうぜ」と言い、席を立ちます。 オレは「いや、向こうも迷惑だし」とか「さすがにうざいっしょ」とか言って止めます
bewaadさんよりフォローアップいただきました。 ⇒「日銀陰謀論は止めましょうよ。」のフォローアップ - BI@K accelerated: hatena annex, bewaad.com 今回の騒動で日銀は結果的に「勝ったといえるのかいえないのか」についてのご意見だと理解しました(陰謀論については特に言及もされていないようなので、この点はスルーで)。 「日銀一人勝ち」でも「結果的に日銀一人勝ち」でもないと納得しました ryozo18さんが改めてまとめられた3点について申し上げれば、最後の無能な味方ができたことは結果論として明らかに敗北でしょうし、第1点目もwebmasterの主観としては怪しいかな、という気がするので、第2点目だけだとすれば日銀が勝利したとは結果論としてであっても言えないだろうと。 bewaadさんのおっしゃりたいことは「日銀は結果的にも決して『勝っては』いない」とい
このへん読んでふと思いついた。 ⇒日銀人事、民主不同意で、こけにされた財務省 - MSN産経ニュース 「今回の一件をきっかけに、いくら優秀で能力のある人材でも『財務省出身』というだけで、活用されなくなる」。財務省内にはこんな見方も出始めており、官邸との関係にも影響が出ることは必至だ。 民主党が「政権」という企業をTOB(敵対的買収)しようとしていると考えてみる。 トップライン(売上)を伸ばす戦略は明示せず、コストカットによる利益増を主張 民主党のマクロ経済政策って出てきてないよな。出てくるのは減税とかそのへんばかり 従業員への福利厚生はアップさせると言ってるが、株主への配当も増やすという主張 年金とか医療費とかは増やすし、ガソリンも値下げ、農村にも補助金出すけど、減税もするよ!といってる 従業員と株主への大盤振る舞いの原資は内部留保と遊休資産 「埋蔵金」という内部留保は配当に回して短期的株
昨今の経済政策運営に関しては日銀を批判しますが、今回の総裁人事のについてのあのエントリで最も言いたかったことは、最後のパラグラフの部分です。ようは「今の民主党と過去の自民党バーカバーカ」ということと「日銀法改正してくださいお願いします」ということです。わかりにくかったですか。サーセンwww 単純に、プロパーが総裁になったから日銀役職員は歓迎しているはず、というのはいかにも単純すぎ、組織防衛の観点からも以上のとおり日銀にとっては苦い現状であるとwebmasterは思うのですが、いかがでしょうか? プロパーが総裁になったこと、そのこと自体を歓迎するほど日銀職員は単純ではないと僕も思います。その意味で「このような総裁人事に日銀が主体的に臨むインセンティヴは考えがたく」という点にも賛成です。 あのエントリで言いたいことは、 結果的に、日銀の願いである「金利正常化」を進めるであろう白川総裁がトップに
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『I 慣性という名の惰性 I』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く