サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
santiargon.hatenadiary.org
上海。 三年前の香港に次いで二度目の中国旅行となった。少なくとも、昨日の夕方、この地に着いてから目にしたこの都市の状況からすると、あらゆることが香港の都市的刺激の何割(何倍?)増しかといった印象であった。今回はモリさんとマルフジ君、それに明日からはマルフジ君の先輩にあたる現地在住中国人の方が案内してくれることになっているが、もしそうでなければ、私のような抵抗力のないひ弱でデリカシーに満ちた人間(本当に!)は、ただただホテルに着くなりベッドに昏倒し、たちまち息を引き取っていたことだろう。 それほどまでに、こと建築を中心とした都市的状況や景観に関する限り、観るのにおよそただごとではないといった気恥ずかしさと、よもやそんなことはあろうはずもないけれども、もし仮に同じ設計条件を与えられれば自分だって、といった疚しさを感じずにはとてもいられない類いのものであった。 つまり。 前大戦前後に租界や魔都と
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『アルゴンのディープサウス通信』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く