仕様モデルの設計において、振る舞いの境界を明確に定義することは、曖昧さの排除と矛盾の早期発見に不可欠である。ここでは、入力や出力の「区分」を明示的に定義する。 ここで使う「区分」は、業務システムでよく見られる「区分値」(例: 顧客区分コード 1=法人, 2=個人)とは異なる概念である。ここでは、型システムにおける直和型(OR)の各選択肢みたいなもの指している。代数的データ型における「バリアント」や、パターンマッチングの「ケース」に相当する概念で、振る舞いの境界を型として明示するための設計上の単位である。 仕様はドメイン記述ミニ言語で表す。 判断フロー ステップ1:behavior の出力を観察し分類する 対象の behavior の出力が取りうる値を観察する。 出力の性質を観察する際の視点: 出力値の種類は有限個か、それとも巨大な集合か 仕様で個々の値が列挙・明示されているか 値の違いが仕