サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
GWの過ごし方
studyhacker.net
「よし、今日はしっかり勉強するぞ」と気合を入れて机に向かい、まずはTo-Doリスト(やることリスト)をつくる。 「テキストの3章を読む」「英単語を20個覚える」「過去問を1問解く」……。 終わったタスクにチェックを入れる瞬間は、なんとも言えない達成感がありますよね。 しかし、数週間経って振り返ってみると——。 「あれ、色々やったはずなのに、結局何ができるようになったんだっけ?」と首をかしげてしまう。 あなたの学習スタイルに、こんな傾向はありませんか? 計画を立てて実行する真面目な人ほど陥りがちなのが、この「やったつもり」の罠です。 そんなときに有効なのが、単なるタスク管理を捨てて「勉強後になりたい状態」から逆算する学習計画法。 本記事では、筆者自身も実践して効果を感じた『成長ロードマップ』の作り方を、具体例つきでご紹介します。 「やった感」で終わる罠——やることリスト(To-Do)が勉強に
「ターミナルを開いた瞬間にやめてしまう人が、本当に多いんです」——株式会社AI Orchestraの宮地俊充さんはそう言います。 ChatGPTやGeminiはブラウザを開けばすぐ使えます。しかしClaude Codeは違います。最初に「Claude Codeが動く状態」を自分のパソコンに整える必要がある。このひとてまが、Claude Codeが超アーリーアダプター層にしか浸透していない最大の理由です。 今回は、宮地さんが個人向けAI講座「AI Crew」や法人研修でこれまで150名以上の受講生に提供してきた初期設定の完全手順をお伝えします。Mac・Windowsどちらでも対応できます。所要時間はおよそ30分。「ここさえ越えれば、あとは日本語で頼むだけです」(宮地さん) 構成・取材/STUDY HACKER編集部 【プロフィール】 宮地俊充(みやっち🧑💻/みやち としみつ) 1981
仕事中、「あとであれをやらなきゃ」「そういえば映画の公開日いつだっけ」など、いまの作業とは無関係な「つぶやき」が浮かんできて集中が途切れることはありませんか? いろいろなつぶやきで頭のなかがごちゃごちゃして、目の前のタスクが進まない——これは「マインドワンダリング」と呼ばれる心理現象です。 メールやSNS、グループウェア等で常にマルチタスクを求められる現代のビジネスパーソンにとって、マインドワンダリングは常に発生しやすい状況です。 作業療法士の菅原洋平氏によると、約16分に1回の頻度で誰にでも起こる脳の働きであり、完全に防ぐことはできません。*1,2 しかし、この雑念に脳の容量を奪われたままだと、集中力はどんどん低下してしまいます。 そこでおすすめしたいのが、頭に浮かんだつぶやきをすぐに書き出す「脳内キャッシュ解放メモ」です。 雑念をタスクに変える「脳内キャッシュ解放メモ」の書き方(3ステ
時間の使い方は、単なるスケジュール管理の問題ではありません。人間の思考や行動は脳の働きによって大きく規定されており、その特性に沿わない努力は、しばしば非効率を生み出します。『ハーバード、スタンフォード、科学的に証明された 時間をムダにしない人の習慣』(アスコム)の著者であり明治大学教授の堀田秀吾先生は、時間効率を「習慣の設計」としてとらえます。どのような行動を習慣にすれば時間の質は変わるのか——その具体像に迫ります。 構成/岩川悟 取材・文/清家茂樹 写真/石塚雅人 【プロフィール】 堀田秀吾(ほった・しゅうご) 1968年6月15日生まれ、熊本県出身。言語学者(法言語学、心理言語学)。明治大学法学部教授。1999年、シカゴ大学言語学部博士課程修了(Ph.D. in Linguistics、言語学博士)。2000年、立命館大学法学部助教授。2005年、ヨーク大学オズグッドホール・ロースクー
ご存知でしょうか。 「結果を出せる人」は、決して高いモチベーションを保っているわけではありません。彼らはむしろ、「やる気に頼らず動ける仕組み」を日常のなかに取り入れています。 「今日はどうしてもやる気が出ない」 「気づいたらスマホを触っていて、何も進まなかった」 そんな日が続くと、自分は意志が弱い、ダメな人間だと落ち込んでしまうこともあるでしょう。そんなときは、「やる気に頼らず動ける仕組み」を手に入れることで、悩みが少しずつ消えていくはずです。 今回は、やる気に関係なく成果を出している人々が密かに続けている3つの習慣を紹介します。 1. 言い訳せずに行動する 2. 迷わない仕組みをつくる 3.「できた」をきちんと味わう 筆者もやってみた よくある質問(FAQ) 1. 言い訳せずに行動する 多くの人は、「キリのいいところで始めよう」「気分が整ったら始めよう」「やる気が出てきたら開始しよう」と
いつも『STUDY HACKER』をお読みいただいている皆さまへ。 このたび、当メディア『STUDY HACKER』の運営を、株式会社スタディーハッカーから、株式会社新恵社(しんけいしゃ)が承継することとなりました。あわせて、姉妹メディア『こどもまなび☆ラボ』、および各SNSアカウントも、新恵社のもとで運営してまいります。 メディア名、URL(studyhacker.net)、編集方針、品質基準に変更はありません。皆さまの読書体験は、これまでと変わることなく続いていきます。 16年前、京都の小さな一室から そして、新恵社として歩み始める 私が、メディアを手放さなかった理由 「オウンドメディア2.0」という、新しい構想 「良いものが、知られていない」という課題に向き合う 沈黙と余白のある、学びの場へ 16年前、京都の小さな一室から 私は2010年、京都の小さな一室から、株式会社恵学社——現在
打ち合わせ、タスク、ふと思いついたアイデア。日々増え続けるメモのなかで、必要な情報が埋もれて「探し回る時間」にストレスを感じていませんか? 忙しいなかで取るメモなのに、何を書いたのか探すのに手間取っていたら本末転倒。膨大な情報から、必要なものを一瞬で見つけるためには、心理学における「注意」の仕組みを応用するのが近道です。脳の特性を活かした「迷わないメモ」の書き方を解説します。 なぜ、あなたのメモは「迷子」になるのか? メモを劇的に変える「1ページ1テーマ」の原則 脳を味方につける「探しやすさ」の条件 今日から実践!迷わないための2つのルール ページ最上部に「カテゴリ+日付+タイトル」 💡ポイント カテゴリはある程度固定しておく 【Q&A】カテゴリが複数にまたがる場合は? 「箇条書き + 先頭の色分け」 💡ポイント 色数は多くしない メモを「探し物」から「資産」へ よくある質問(FAQ)
「今月も、結局1冊しか読めなかったな……」 仕事終わりに本を開いても、気づけば寝てしまう。読もうとすると頭がぼーっとし、理解できないから読後は疲れてしまう。そのうち「明日でいっか」という気持ちになり、積読本が増えていく……。 一方で、忙しさは同じはずなのに、ビジネス書や専門書、小説までを次々と読みこなし、日々の会話や仕事に役立てている同僚がいる。「あの人はどこで時間をつくっているのだろう?」「頭のできが違うのかな?」――尊敬の念を抱きつつも、漠然とした焦りが湧いてくる――。 こうした感覚、思い当たる人も多いはずです。じつは、あなただけではありません。 そして、「読書が続かない」「疲れる」「集中できない」という問題は、“少しだけ視点をずらした読み方のアプローチ” によって解消できる可能性があります。 今回は、読書が苦しくなっている人ほど試してほしい「あえてゆっくり読む」読書法を、筆者の実践例
「議事録はAIに任せろ」——わかってる。でも、どのAIに、どう指示すればいいのか。 試してみたけど、なんか違う。使いこなせている気がしない。結局、自分でやった方が早いかも……。 そんなふうに感じたことはありませんか? 「AIを活用すべき」という正論はもう十分聞いた。問題は具体的な手順です。何をどのAIにどう投げて、空いた時間で何をすればいいのか。 本記事では、AIへの具体的な任せ方から、空いた時間で鍛えるべき「課題設定・仮説構築力」の実践習慣まで、仕事の再設計を一歩ずつ進めるための手順をお伝えします。 まず「捨てる仕事」を棚卸しする AIへの任せ方——具体的な手順 ◇議事録・メモの整形 ◇定型的な資料・メール文面の作成 ◇情報収集・調査 「課題設定・仮説構築力」を実務で鍛える ◇習慣1:AIを使って、上司の指示を「目的レベル」で再定義する ◇習慣2:AIを使って、「なぜ?」を3回掘り下げる
職場の会話でズレや食い違いが生じた経験は、誰にでも一度くらいはあるでしょう。 ただ、それが多いと感じるなら "聞き方" を少し変えてみてください。コミュニケーションが驚くほど円滑になるはずです。 もちろん、相手の伝え方が悪いケースもゼロではありません。しかし、自発的に聞き方を改善することは、「相手に変わることを期待する」よりもはるかに速く、確実に関係性を改善できるため、大いに価値があると言えます。 本記事では、無意識にやっている "聞き方のクセ" を振り返り、改善していく方法についてお伝えします。 認識(受容)と理解(消化)は別物 理解を妨げる「3つの聞き方のクセ」 (1)最初のリアクションが否定語 (2)相手の話をブロッキング (3)確証バイアスで聞きたいように聞く 聞き上手な人がやっていること (1)一度必ず受け止めてから考えを述べる (2)自分のブロッキング現象を認識する (3)先入
人はなぜ、ある人のもとには自然と集まり、別の人のもとからは離れていくのでしょう? その違いは、能力や実績といった表面的な要素ではなく、相手との"関わり方"にあります。『「忘れられないあの人」になる小さな習慣』(かんき出版)の著者であり、選択理論心理学をもとに人間関係の本質を伝えている山内誠治さんは、「相手をコントロールしようとするかどうか」が分岐点になると指摘します。人が集まる人に共通する思考と行動様式とはどのようなものでしょうか。 構成/岩川悟 取材・文/清家茂樹 写真/石塚雅人 【プロフィール】 山内誠治(やまうち・せいじ) 1968年生まれ、東京都出身。一般財団法人日本プロスピーカー協会顧問/同財団認定エグゼクティブプロスピーカー、演劇ユニット4YOU PROJECT代表、株式会社ファイナンシャルホーム代表取締役、東京シネマ倶楽部企画プロデューサー。旧住友銀行にて法人営業を担当し、年
業務効率化の手段は、その本質を理解しなければ機能しません。 ChatGPTを使っても「なんとなく便利」で終わってしまう——そう感じた経験を持つビジネスパーソンは少なくないはず。 しかしいま、AIとの向き合い方をめぐる根本的な転換が起きています。「人がAIに聞きにいく」のではなく、「AIが人に成果物を差し出す」という発想の転換です。 その転換を可能にするのが、Claude Codeと呼ばれるAIエージェント。 2023年の初期からAIの発信をはじめ、SNS総フォロワー10万人を超える株式会社AI Orchestra代表取締役の宮地俊充さんに、Claude Codeが非エンジニアのビジネスパーソンにとってなぜ強力な武器になるのかを聞きました。 構成・取材/STUDY HACKER編集部 【プロフィール】 宮地俊充(みやっち🧑💻/みやち としみつ) 1981年10月、静岡県浜松市生まれ。株
「一応、目的をもって勉強に励んでいる。でも、これ本当に役に立っているのかな……?」 忙しいなか日々の合間に時間を割いて勉強しても、この感覚のままだとモヤモヤしてしまいますよね。 あらゆる勉強法を取り入れ、試行錯誤しているならなおさらのこと。せっかく続いていた勉強習慣の継続も危うくなりそうです。 では、いったい何が問題なのでしょう? ある心理学者が行なった研究を参考にすると――もしかしたらそれは「責任」が足りないせいかもしれません。 ここで言う責任とは、道徳的な意味ではなく、アカウンタビリティ(Accountability/説明責任)を指します。 米国企業におけるアカウンタビリティは「単に『責任がある』という状態を超え、自身の行動、決定、そしてその結果に対して正当性の証明責任を持ち、結果を引き受けることを意味する」といいます。*1 なんだか、萎縮してしまいそうな内容ですが、どうか安心してくだ
「ちゃんと説明したのに、結局何が言いたいの?と言われた」 「職場や取引先で、どうも話が噛み合わない」 ——そんな経験はありませんか? じつは、言葉だけで考え、伝えようとすると、思考の「ズレ」や「抜け」に気づきにくいものなのです。 だからこそ、仕事ができる人は「図で考える」ことが多々あります。 図は思考のバグを可視化し、認識のズレを防ぐ最強のツール。本記事では、なぜ言葉は誤解を生むのか、そして図で考えることがなぜ重要なのかを、具体例とあわせて解説します。 なぜ「言葉」はこんなに誤解を生むのか? 図は思考の「バグ」発見器 上手な図解はいらない。必要なのは「下手な落書き」 仕事ができる人の「3つの描き方」 【失敗例】 【成功例】 よくある質問(FAQ) なぜ「言葉」はこんなに誤解を生むのか? 以下に示す言葉は、ビジネスシーンで日常的に使われているのではないでしょうか。 「最適化を進めましょう」
出勤前にToDoリストを書き出し、「今日こそは定時でビシッと仕上げよう」と決意。でも、結果はいつも同じ。期待感にあふれているのは最初だけで、必ず途中から不安と焦りがにじみ出し、後悔で幕を閉じる。また終わらなかった――。 この思い、決してあなただけではありません。 仕事のパフォーマンスが上がらないという悩みは、多くのビジネスパーソンが共感する課題です。しかし、「気合で頑張ろう」と思っても、情熱は頼りなく持続しないもの。 もしもToDoリストでうまくいかないのなら、たった5分「いま持っているものと、今日の目的」を考える時間をつくってみてはいかがでしょうか。5分だけ自分と向き合う時間が、あなたの意識を変えて一日の生産性を高めてくれます。 今回の記事でご紹介するのは、著名な投資家ティム・フェリス氏も実践する朝習慣の「5分ジャーナル」です。仕事のパフォーマンス向上の一助となるテクニックを、筆者の実践
「暗記が苦手」「覚えたはずなのにど忘れしてしまう」と悩んでいませんか? 「年齢のせいか、最近すぐ忘れる……」と加齢のせいにしたり、記憶力は生まれつきの能力だと諦めたりしていませんか? じつは社会人の勉強において、体の使い方を工夫するだけで、記憶の定着率は劇的に高まります。 『フィジカルな脳のハック術』シリーズではこれまでの記事(第1回・第2回)でもお伝えしてきた通り、脳は身体からの入力(フィジカル・ハック)によってモードを切り替えることができます(身体化認知)。 今回は、大人の学び直しや資格試験の効率を跳ね上げる「記憶力を高める4つのハック」を紹介します。 ハック1:【ど忘れ対策・本番に強くなる】右手を握って暗記、左手で思い出す ハック2:【英単語・プレゼン原稿の暗記に】体で覚える「ジェスチャー学習」 ハック3:【資格試験・難解な用語に】海馬を刺激する「歩行暗記」 ハック4:【文字だけの暗
目の前のタスクを必死にさばくだけで1日が終わる。 「朝はもう少し余裕を持ちたい」「仕事は主導権を握って進めたい」「夜は自分の時間を持ちたい」——そんな理想と現実のギャップに悩む人は少なくありません。 そこでおすすめなのが、「理想の1日」を紙に書き出すこと。計画表やToDoリストではなく、ただ「こう過ごしたい」という願望を時系列で可視化するだけですが、これが想像以上に効果的なのです。 どんな効果があったのか、理想の1日を書き出してみた筆者の実践を交えてご紹介します。 なぜ「理想の1日」を書くと行動が変わるのか? 1.脳が「体験済み」と錯覚し、行動ハードルが下がる 2.理想のために「いま何をすべきか」が明確になる 実際に「理想の1日」を書き出してみた 【書き出すコツ】 書いたあとの「脳内シミュレーション」が鍵 一生使える「自分の人生」を取り戻すツール よくある質問(FAQ) Q. 理想の1日は
あと30分でプレゼンなのに、資料を見ても頭に入ってこない。 大事な会議で質問されても的確に答えられない。 「自分は頭の回転が鈍いのでは……」そう感じたことはありませんか? じつは、その原因は能力不足ではありません。 呼吸の浅さ、長時間の座りっぱなし、頭のなかの思考の渋滞——見過ごしやすい要因が、脳のパフォーマンスを下げているのです。 本記事では、たった数分で実践できる「脳を整える習慣」を3つ紹介します。 数分で脳を整える「3つの習慣」 習慣1.「2倍長く」息を吐く 習慣2.「3〜5分」早歩きする 習慣3.「頭のなか」を書き出す よくある質問(FAQ) 数分で脳を整える「3つの習慣」 頭の回転を速くするのに、特別な才能や長時間の努力は必要ありません。 研究によると、脳を整える小さな習慣が思考力の回復に効果的だとわかっています。 具体的には、次の3つです。 「2倍長く」息を吐く——自律神経を整
「とにかく仕事が多すぎて困っている!」 タスクが次から次へと降ってきて、仕事が終わらない状況で悩んでいませんか? 効果的な対処法が見つからないまま、チャットに返信しながら資料作成、メールチェックしながら電話対応………。こんな働き方を続けていては、限界が来てしまいます。 「仕事の効率化のためには、マルチタスクでこなすしかない」 実際、そうしている人も多いでしょう。確かに一見、複数の仕事を同時にこなすことが、仕事が多すぎる状況への対処法に思えます。 しかし、「マルチタスクで仕事をこなそう」というその発想自体が、実は仕事が終わらない原因かもしれません。本記事では、効率的な仕事の進め方に悩む方に、意外な解決方法をご紹介します。それは、「明日できることは今日やらない」という逆説的な対処法です。 マルチタスクが仕事を終わらなくする理由 シングルタスクで仕事が多すぎる状況に対処する 仕事効率化の新しい対
新しい職場や配属先では、慣れない環境で誰もが目の前の作業に必死です。だからこそ、いま自分の仕事が全体のどこに位置しているのかが見えにくいはず。 しかし、その状態が続くと優先順位を誤ったり、的外れな質問をしてしまったりと、無駄な失敗につながる可能性もあります。 そんなときに役立つのが、仕事を俯瞰するためのノートです。 本記事では、入社や転職の直後でも実践できる「仕事の全体像がスッとわかるノート」のつくり方をご紹介します。業務理解を深め、仕事のスピードと精度を同時に高めましょう。 「部分はわかるのに全体が見えない」問題 仕事を俯瞰するためにノートに書くべき4つの要素 1. プロジェクト(Project) 2. エリア(Area) 3. リソース(Resource) 4. アーカイブ(Archive) 自分の仕事をパッと俯瞰できるノートの書き方 1.「Project」を書き出し、枠をつくる 2.
完璧なレポートを提出しているのに、質問されるとうまく答えられない。一方で、同じようなレポートを提出している同僚の発言は「なるほど」と思わされることが多い。この違いは "頭のでき" なんだろうか……? ――いえ、その差は「深い思考を放棄しているか・いないか」の違いです。 人間の脳は非常に燃費が悪い器官です。生成AIなど便利なテクノロジーがあれば、うまく活用しようとするのは当然でしょう。 しかし、だからといってそこに依存してしまうと、メタ認知的怠惰(metacognitive laziness)を起こしてしまいます。 それはつまり、AIや各種ツールに頼り、「自分はちゃんと考えているつもり」で認知の浅さや矛盾をそのまま見過ごしている状態のこと。これには、学習・仕事・判断の質を大きく歪めるリスクがあります。 本記事では、メタ認知的怠惰の正体を探り、自分を欺かない「本当の思考」を取り戻すための実践的
仕事に追われ、忙しい毎日。なかなか気が晴れず、心の疲労もじわじわと積み重なっている……。 という状態でも、「幸福感」を維持できるメソッドがあります。それは、"紙に書く" というシンプルなもの。 STUDY HACKERでは、これまでに多くのノート習慣を紹介してきました。今回は、そのなかから「幸福感を高める」習慣を3つ厳選して、筆者の実践報告とともにご紹介します。 幸福度を高める習慣1「ジャーナリング」 幸福度を高める習慣2「コンパッショネイト・レター・ライティング」 幸福度を高める習慣3「感謝の日記(感謝のジャーナリング)」 よくある質問(FAQ) 幸福度を高める習慣1「ジャーナリング」 「漠然とした不安がある」「感情に波があり落ち着かない」という人におすすめしたい習慣が「ジャーナリング」です。 ジャーナリングとは、頭のなかに思い浮かぶことを、手を止めずに一定時間書き続けること。あれこれ判
「あと5分だけ…」と開いたTikTokやYouTubeショート。気づけば2時間経っていて、また資格勉強ができなかった――。そんな「スマホ依存」への罪悪感を抱えていませんか。 じつは「1週間頑張ったら、週末にケーキを買おう」といった古典的なご褒美で、リスキリングや勉強を習慣化させるのはもう古いアプローチです。最新の脳科学では、モチベーションは単なる「報酬」ではなく、「報酬予測誤差」によって活性化されるのが常識。 あなたがショート動画を延々と見てしまうのも、「次はおもしろいかも」という予測と、実際の「おもしろい!」というズレがドーパミンを分泌させているからです。*1 ならば、やるべきことはシンプル。 あの恐ろしいほどの集中力を生み出す「脳のハッキング手法」を、自分の勉強ルーティンに転用してしまえばいいのです。ショート動画のアルゴリズムを逆手にとった、最強の「習慣化の設計図」を解説します。 「
読了した直後から内容が指の間をすり抜けるように消えていく——。そんな空虚な経験に、多くの人が悩んでいるかもしれません。しかし、『読書する脳』(SBクリエイティブ)の著者であり、脳科学者の毛内拡先生は、その悩みを「あたりまえのこと」だと断言します。つまり、忘却こそが、脳のデフォルトの仕様であるというわけです。そもそも「忘れる」ように設計された脳に、いかにして情報を定着させ、血肉化させるのか。知識を単なる記憶で終わらせず、たしかな「成果」へと変換するための、脳科学に基づいた戦略的読書術に迫ります。 構成/岩川悟 取材・文/清家茂樹 写真/石塚雅人 【プロフィール】 毛内拡(もうない・ひろむ) 1984年生まれ、北海道出身。お茶の水女子大学基幹研究院自然科学系助教。2008年、東京薬科大学生命科学部卒業。2013年、東京工業大学大学院総合理工学研究科博士課程修了。博士(理学)。日本学術振興会特別
「あぁ。これやだなぁ……」 つい、そんなふうに感じてしまう嫌なタスク、誰にでもありますよね。 単純に面倒なタスク、決めかねている内容を含むタスク、どこに向かうのかはっきりしないタスク——私たちは日々、こうした「やりたくないタスク」と格闘しています。 しかし、タスクの横に「なぜやるのか」をひとこと添えるだけで、先延ばしがぐっと少なくなり、集中の仕方も変わってくるとしたら……? 目標設定理論の権威であるLockeとLatham(2002)の研究でも、「達成すべきことに関する曖昧さを減らすことでパフォーマンスのばらつきが減る」ことが報告されています。*5 本記事では、タスクに「目的」を書き込んで行動を加速させる方法を、筆者の実践を交えて紹介します。 やる気が出ないのは、目的が曖昧だから 脳は「なぜやるのか」がわからない行動を避ける 背景にあるのは「動機づけ」 解決策は「タスクの横に、目的を一文だ
会議室に集まり、ホワイトボードを前にしてチームでブレストを実施しても、なかなか「いいアイデア」が並ばないとき―― みなさんは自分たちの発想力を疑うかもしれません。 しかし、それは発想力だけが問題ではない可能性があります。ブレストの方法が、"いつも同じ" であることが原因かもしれないのです。 そこで注目したいのが、思考を逆転させる「リバースブレインストーミング」という手法です。「失敗するにはどうすればいい?」と逆方向からアプローチを行ない、最終的には具体的かつ実践的な "改善のためのアイデア" を生み出していきます。 本記事では、逆転発想の手法——リバースブレインストーミングのやり方を筆者の実践事例とともに詳しく解説いたします。 人は「リスクを探す」ほうが得意? 逆から考える「リバースブレインストーミング」とは? 実際に「リバースブレインストーミング」を試してみた STEP1. テーマ(問題
いろいろと "やらなきゃいけないこと" があるのに、どうしても気分が乗らない。仕事に取りかかれず、ついスマホを見て時間が過ぎていく……。 この状況に心当たりのある方は、決して少なくないでしょう。気持ちにムラがあるのは人間として当然です。だからこそ、私たちはずっと「モチベーションに頼りすぎない働き方が大切」だと言われてきました。 しかし、いまはそこにAIやリモートワークといった時代の要素が重なっています。「やる気が出ない」を放置していると、知らず知らずのうちに自分の市場価値を下げてしまいかねません。 本記事では、そうした「人間の当たり前」と「社会の当たり前」の乖離に悩む方に向けて、やる気に頼らず自然と動くための仕組みづくりをご紹介します。ぜひご一読ください。 AI時代には許されない「モチベーション任せ」 脳を疲れさせない「自動化」の習慣術 自分専用「必勝ルーティン」の設計法 1.「行動」と「
仕事のために本を読み、最新のニュースを追い、自己研鑽に励む。 そんなまじめな努力を重ねているのに、いざという場面で「あれ、何だっけ?」と知識が出てこない…… そんなもどかしさを感じたことはありませんか? せっかくの学びが身につかないのは、記憶力が悪いからではありません。 「思い出す仕組み」をデザインできていないだけなのです。 人は思い出すことで記憶を定着させます。 今回は、Google Keepのような身近なツールを使い、忙しい日々のなかでも着実に「思い出し」、知性を積み上げていく記憶定着の自動化の方法をご紹介します。 なぜ「勉強したはず」の知識は消えてしまうのか? 記憶定着の切り札——「分散学習」で復習タイミングを最適化する Google Keepでつくる「1日15分」の復習ルーティン コツ1:メモした瞬間に「未来の自分」へ予約を入れる コツ2:「思い出し方」を固定化する 「通知を無視し
ビジネスの現場では、「正しいことを伝えても、なぜか周囲が動いてくれない」と悩むことが少なくありません。では、どうすれば人を気持ちよく動かす「話し方」ができるのでしょうか。大学教員や企業の顧問、セミナー・講演活動などで幅広く活躍する、株式会社圓窓代表取締役の澤円さんは、事象から本質を抽出する「①抽象化」、相手に自分ごと化させる「②共通化」、そして「③課題解決」へと導くストーリーづくりの黄金則を提唱しています。相手を深く観察し、納得感と安心感を与える「たとえ話」の技術から、信頼を築くコミュニケーション術まで、人を動かす話し方の極意を教えてくれました。 構成/岩川悟 取材・文/辻本圭介 写真/石塚雅人(インタビューカットのみ) 【プロフィール】 澤円(さわ・まどか) 1969年生まれ、千葉県出身。株式会社圓窓代表取締役。立教大学経済学部卒業後、生命保険会社のIT子会社を経て、1997年にマイクロ
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く