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文房具が好き
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「これまで、試験だけなら丸暗記すればクリアできた。でもいまとなっては、覚えたはずの知識が全然思い出せない……」 「せっかく勉強するんだから、少しでも身になる勉強をしたい……」 このような悩みがあるあなたに、丸暗記に頼らない、確実に知識が身につく覚え方をご紹介します。「ファインマンテクニック」で、本当に理解できることの喜びを実感しましょう! 丸暗記に意味がない理由 勉強するうえで避けられないのが、新しい知識を覚えること。学生の頃勉強が間に合わず、試験前夜に用語や公式を機械的に頭に詰め込んだことがある人は多いでしょう。ですが、丸暗記で覚えた知識はとても忘れやすいもの。試験が終わって少し経ったら、頭に入れたはずの知識がすっかり消えていた……という経験、ありますよね? そのことを実際に示した実験結果があります。脳研究の第一人者・柿木隆介氏によると、ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウス氏が、被験
「単語自体は暗記したものの意味がおろそかで、テストでいい点を出せない」 「参考書を読んだのに覚えられず、勉強する気がなくなってきた」 このように勉強でありがちな記憶の悩みを解決するには、繰り返し復習するのが最適。 脳は一度で覚えられない仕組みになっており、東大生や世界記憶力グランドマスターも「3回は復習している」と言います。そこで今回は、勉強のスペシャリストや脳科学者が推奨する学習法を組み合わせた「3回復習法」を、筆者の実践例とともにご紹介しましょう。 一度で覚えられないのは、脳科学的に当たり前 「テキストを1回読むだけで、内容を覚えられたらいいのに」 勉強する人の多くが、一度はこう考えたことがあることでしょう。しかし、脳の仕組みを考えるとそれは難しいだろうと、トレスペクト教育研究所代表で脳科学にも詳しい宇都出雅巳氏は言います。なぜなら、変化する環境に柔軟に対応できるよう、あえて曖昧に記憶
「本を読んだのに、あまり内容を覚えていない」 「読んでも、いまいち理解できない」 「勉強のための本は、関心が湧かなくて読み進められない」 読書をしていて、このような悩みを抱いたことはありませんか? もっと効率よく、そして記憶に残る読書にするためのテクニックがあります。それは、カナダのウォータールー大学が推奨している「SQ4R読書術」です。 今回の記事では、SQ4R読書術の方法と効果をご紹介しましょう。実際に筆者が試した結果や感想についてもお伝えします。 「SQ4R読書術」とは 「SQ4R読書術」の原点は、アメリカの教育心理学者フランシス・P・ロビンソンが当時の大学生や軍人向けに考案した、教科書を学ぶメソッド。それをもとにさらなる研究が重ねられた結果、拡張バージョンとして「SQ4R読書術」が確立しました。数々の著名な大学に普及し、なかでもカナダのウォータールー大学では「SQ4R読書術」をマニ
「仕事も勉強もアウトプットが大事!」と聞くけど、アウトプットってそこまで重要なんだろうか? クリエイターでもなければ、論文を書くような勉強をしているわけでもないし……。 そんなあなたに、「アウトプットしまくる人はやっぱり強い!」と納得できる3つのメリットをお伝えします。 「やることが多すぎて手をつけられない」という悩みも、「頭のなかがいつもごちゃごちゃする」という悩みも、“アウトプット= 書くこと” で解消できるんですよ。さっそく説明しましょう。 1.「やるべきこと」を書き出しまくれば、行動力が高まる 「資料作成、リサーチ、計画立案……大事な業務ばかりで、どれからやろうか悩んでしまう」 「あの習い事もやってみたいし、このセミナーも興味がある。でも、結局行動できずに終わる」 このような人には、“やりたいこと・やらなければならないこと” を徹底的にアウトプットすることをおすすめします。書き出す
勉強したいけれど、忙しくてじっくり机に向かう時間がない。そうお悩みならば、机に向かわないで済む方法を使って、効率よく勉強してみてはいかがでしょうか? 机に向かってペンを握らなくても、勉強の成果を出すことは可能ですよ。今回は、「ペンを持たない」勉強法についてお伝えします。 「ペンを持たない」勉強法1:音読勉強法 Study Hackerの記事「勉強嫌いも関係ない! 京大生おすすめの『とりあえず音読』勉強法のすごいメリット」で説明されている通り、黙読より音読したほうが、勉強の効果は高まります。音読には、上の空になりがちな黙読に比べて勉強の内容に集中できる、脳の部位を多く使うため情報が長期記憶に残りやすい、というメリットがあるのです。 東北大学加齢医学研究所教授で脳機能開発が専門の川島隆太氏によれば、音読をすることによって脳が働きやすくなり、音読直後の記憶の容量は何もしない時と比べてなんと20~
「ちゃんと復習したはずなのに、試験本番になると忘れている......」 「参考書を何度も読んでいるけど、いっこうに問題を解けるようにならない......」 勉強する人なら誰しも、一度はこうした壁にぶつかったことがあるでしょう。 知識を頭に定着させるには、勉強の反復が欠かせません。しかし、ただ反復するだけだと効果がないことも。勉強で成果を出せる人は、具体的にどのような ”繰り返し” を行なっているのでしょうか? この記事では、勉強のエキスパートたちによる「繰り返し勉強法」についてご紹介します。 1.「計画的に4回」繰り返す 覚えるまで何度でも復習すべきであることは大前提として、「少なくとも4回復習する」とよい――こう説くのは、『30代で人生を逆転させる1日30分勉強法』の著者で、税理士や大学講師などさまざまな顔をもつ石川和男氏です。 石川氏が自身の経験から特に重視しているのが、復習のタイミン
「参考書を読むのは好きだけれど、読み終わると内容をたいてい忘れている……」 「試験勉強をしているときは覚えていても、いざ本番になると思い出せない……」 このような悩みを抱えていませんか。せっかく勉強するなら、その内容をずっと覚えていたいもの。 そんな悩みに有効なのが、「1分間ライティング」と「3サイクル反復速習法」という2つの記憶力向上メソッドです。筆者の実践談も交えながら紹介していきましょう。 「1分間ライティング」と「3サイクル反復速習法」とは? 「1分間ライティング」と「3サイクル反復速習法」は、記憶力日本一に6度も輝いた経験をもつ ”記憶のスペシャリスト” 池田義博氏が提唱する手法です。 「1分間ライティング」とは、記憶したことを1分のうちにできるだけ書き出す方法のこと。頭のなかでただ思い出すだけでなく、実際に書いて「見える化」することで、きちんと覚えられているかどうかを確認できま
何かを新しく始めようと思った。前から興味はあったけれど手を出せていなかったことに、今度こそ挑戦するぞと発起した。でも、やっぱり続かない。 もしかして、「継続しなければならない」という意識にとらわれていませんか? 自分の気持ちだけでは、自発的に始めたことでも実際なかなか続けられないものですよね。今回は、「習慣化シート」と「三日坊主シート」を使ってやりたいことを習慣化できる方法を、筆者の実践例も踏まえながら紹介していきます。 「習慣化シート」と「三日坊主シート」とは? 「習慣化シート」と「三日坊主シート」とは、目標実現の専門家である「メンタルコーチ」の大平信孝氏が考案した、新たに始めた物事を継続させるための確認メソッドです。それぞれのシートについて、詳しく説明しましょう。 【習慣化シート】 「習慣化シート」の目的は、「大きな目標を達成した未来の自分」をイメージさせることです。 習慣化シートの左
「勉強の計画を立てても、いつも達成できずに挫折してしまう……」 「でも今年こそ絶対、計画通りに勉強したい!」 こうした悩みや思いを抱えているなら、紙1枚で年間計画を立てることが有効。 今回は、「年間計画」を立てるべき理由と、「紙1枚」にまとめるメリットを解説します。筆者がつくった年間計画の例も参考にしてみてくださいね。 「年間計画」を立てるメリット ベネッセ教育総合研究所が小中学生を対象に行なった調査で、成績上位者ほど目標をもち、計画を立てて勉強していることがわかりました。 計画の重要性は、大人の勉強にも通じること。『30代で人生を逆転させる1日30分勉強法』著者で、多くの資格取得経験がある石川和男氏は、効率よく勉強するには計画が欠かせないと述べています。というのも、大人が勉強できる時間は子ども以上に限られているからです。 特に社会人が資格取得に向け勉強する場合、仕事と勉強を両立させつつ、
いざ机に向かってもなかなか勉強に集中できない……。 勉強を始めても集中力がすぐになくなってしまう……。 このような「勉強における集中力」の問題でお悩みの方は、多いのではないでしょうか。そこで今回は、あなたにピッタリの集中法をチャート形式でご紹介します。 上のチャートでたどり着いたものが、いまのあなたがやってみるべき勉強への集中方法! それぞれ詳しく解説していきましょう。 1. デスクを整理整頓する 「最初から勉強に集中できない」タイプで「そもそも勉強する気がしない」という人は、勉強前にデスクの簡単な整理整頓をしてみてください。 勉強のやる気を出すには、意欲や学習能力に深く関わるホルモン「ドーパミン」の活性化が欠かせません。そこで、脳神経外科医の築山節氏がすすめる最も簡単な方法が、勉強前にデスク周りの整理整頓をすること。簡単な掃除や片づけを行なうと、やる気に関わる脳の「側坐核」が刺激され、ド
TOEICで高得点を取りたい、資格試験に合格したい、会社において数字で結果を残したい……。 日々高みを目指しているビジネスパーソンの皆さんであれば、誰しもがこういった思いを胸に秘めているのではないでしょうか。 何かを達成したいと考えたら、まずは明確な目標を設定することが肝心。とはいえ、「目標設定なんてうまくできない」「モチベーションが上がらない」などと嘆いている方も多いはず。 そこで今回は、そんなあなたにおすすめの「目標設定の技術」をご紹介します。 目標設定の罠:「結局どうしたいのか」を忘れてしまう なぜ目標設定をしても結果が出ないのでしょうか。あるいは、どうしてモチベーションが上がらないのでしょうか。それは「結局どうしたいのか」という大切なビジョンを忘れてしまうからです。 例えばあなたが社内の英語の会議についていくために、「TOEICで900点を取る!」という目標を掲げたとしましょう。そ
仕事に自信がもてず、活力も出ない。このままじゃ、いろんなことがダメになってしまいそう……。 そう感じるのは、日々の小さな成功体験に意識が向いていないからかもしれません。方眼ノートで「できたこと日記」をつけ始めることで、いい方向に舵を切れるはず。さっそく説明しましょう。 「できない」ばかり見ていると…… 自分の失敗を悔み「ああしなければよかったのに」「あんなことを言わなければよかったのに」などと考え続けることを “反芻” といいます。臨床心理士から作家に転身したアリス・ボーイズ博士によると、反芻の連続は問題解決力の低下を引き起こし、不安や抑うつにまでつながってしまうのだとか。 また、企業の人材育成プログラムを手がけるネットマン代表取締役社長の永谷研一氏によると、私たちの脳はもともと “欠けている部分” に目が行きがちなのだそうです。だから、ついつい他者と比べては「あの人にはあるのに、自分には
昨今、よく耳にするようになった「リスキリング」という言葉。キャリアを中断して大学などで “学び直す” という意味の「リカレント教育」と異なり、仕事を続けながら自分のもつ才能を再開発したり、スキルをアップデートしたりすることを指します。 ビジネスを取り巻く環境が大きく変化し続けるなかで、ビジネスパーソン自身も環境に適応し成長し続けることは、言わずもがな重要なこと。今後さらに進むであろうDX化(デジタル技術を駆使したビジネスの再構築)によって、変わる、もしくは失われる仕事だってあるのです。 とはいえ、「仕事をしながら新しいことを吸収したり勉強したりするのは、ハードルが高い……」と感じる読者も多いのではないでしょうか。そんな人のために、手軽に行なえるリスキングのコツを、ビジネスナレッジの定額制動画学習サービス「グロービス学び放題」が実施したアンケート調査の結果をもとに解説します。 リスキリングは
一生懸命勉強しても、なかなか覚えられない……。そんな方は、勉強前後に「あるもの」を書くだけで、理解力と記憶力を向上できるかも。 今回は、“独学の達人” 読書猿氏がベストセラー『独学大全 絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法』で説いている「プレマップ&ポストマップ」について、実際に筆者が勉強に取り入れてみた感想もお伝えしながら、詳しくご紹介します。 勉強したつもりなのに「定着しない」のはなぜなのか 何度勉強しても覚えられない……。そうなる原因のひとつは、「ノートのつくり方」にあります。 マインドマップの考案者として世界中の教育現場に影響を与えてきたトニー・ブザン氏は、最も一般的なノート術である「箇条書き」が、脳の機能を低下させ、記憶力と理解力に悪影響を与えると述べます。 なぜなら、箇条書きでは全体のつながりや物事どうしの関連性が見えにくいため。ブザン氏は、「関連性をもたせ
日々の失敗を反省し改善していくことで、人は成長できるわけですが、なかには「失敗するとひどく落ち込んでしまい、反省するのがつらい」という人もいるはず。ですが、そんな人でも「KPT法」という振り返りのフレームワークを使えば、前向きに日々の振り返りができ、改善につなげることができますよ。 今回は、KPT法とはどういうもので、どんなメリットがあるのかを、わかりやすく解説していきます。筆者が実際にKPT法をやってみましたので、その模様も画像つきでご紹介しましょう。 KPT法とはなにか KPT法とは、取り組んでいる仕事や活動を改善するための振り返り方法のひとつ。現状を見直す際に、「Keep(このまま継続すること)」「Problem(課題)」「Try(解決策)」という3つの項目、すなわち「KPT」を書き出し、今後どうするかを考えるものです。シンプルな手法でありながら、ひとりでも集団でも活用できるうえに、
「文章力」は、社会生活を送るうえで基本的かつ重要なスキルです。きれいで伝わる文章を書ける人はやはり信頼したくなりますし、逆に文章がめちゃくちゃだと「この人は大丈夫かな……?」と敬遠したくなるもの。メールやチャットがコミュニケーションの主流となった現代では、文章力がその人の印象を左右すると言っても過言ではないでしょう。 そこで今回は、「文章を書くのが苦手……」「文章だとなぜか理解してもらえない……」と悩んでいる人のために、文章力向上のコツを5つご紹介します。 【1】ゴールから逆算して必要なことを書く かつて進研ゼミ小論文編集長を務めた文章表現インストラクターの山田ズーニー氏は、「文章の良し悪しは目指すゴールによって違う」と述べます。たとえば、依頼メールであれば「人を動かすこと」、履歴書やエントリーシートであれば「内定」、小説であれば「感動」がゴールになるでしょう。このゴールがあやふやだと、た
学校や資格試験の勉強に適したノートの取り方を模索しているけれど、なかなか良い方法が見つからないという方は多いのではないでしょうか? 「あとから見返したときにわかりづらい」 「どの範囲までメモをしたらいいのかわからない」 「資格勉強に役立つノートが作りたい」 など、さまざまな悩みがあるかと思います。 そんな方々にぜひおすすめしたいのが「コーネル式ノート術」です。コーネル式ノート術のメソッドと利点を以下で詳しくご紹介しましょう! コーネル式ノート術とは コーネル式ノート術は、コーネル大学の教授ウォルター・パーク氏によって開発されたノート術です。 パーク氏が学生向けに考えたコーネル式ノート術は、現在アメリカの大学や研究機関で最も多く取り入れられているノートの取り方となっています。 パーク氏のメソッドによるノートの取り方は次の通り。 ノートを上図のように分けます。1と書かれている右側の一番大きなス
SHOWROOM株式会社・代表取締役社長の前田裕二氏は、知的生産のためのメモ術を提唱しています。そこで今回は、前田氏のメモ術を「取り入れた場合」の効果を「取り入れない場合」と比べて検証してみました。 いつものメモ 筆者は普段、なんでも書き込む自由なスタイルでメモをとっています。たとえば先日は、新潟大学脳研究所が2022年1月に発表した内容が気になり、執筆に活かせないかとメモ帳サイズの小さなノートに書き込みました。 (※ノート内参考:新潟大学脳研究所(脳研)|サルより遅いヒトの脳処理 -進化するほど脳の回転は遅くなる!?) ――ちなみに同研究によると、脳が最も進化した人間は、ほかの霊長類より認知や反応が遅いそうです。ほかの霊長類についても、脳が進化しているほど反応が遅くなるのだとか。「頭の回転が速い」という言葉に相容れない印象ですが、その実態は「脳が複雑なものに対応できるほど高度に進化すると
「文章をうまく書くには、やっぱり訓練が必要……? でも面倒なことはしたくない」 「難しいことや特別なことをしなくても、文章力がアップする方法を知りたい!」 このような人に向けて、うまい文章をラクに書くための “ちょっとしたコツ” を5つご紹介します。メール、チャット、報告書など、あらゆるビジネスシーンで使えるものを集めました。誰でも簡単に実践できますから、読んだら “即” 使ってみましょう。 1. 一文を「短くする」だけ 仕事の情報は複雑で、文章にするとどうしても込み入ってしまうもの。もっとスマートに書きたいのに……と思うなら、「一文を短くするだけ」で効果的です。 数々のヒット作を生み出すコピーライターで、“端的に文章を書くプロ” である橋口幸生氏。同氏は、読みやすい文章を書くには、一文を40~60字以内にまで短くするとよいと言います。 これは、一文に書く内容をひとつに絞ると実現できるとの
「勉強を習慣化したいけれど、飽きっぽくて続かない」 「よい習慣を毎日続けて、理想のルーティンをつくりたい」 習慣化のやり方に悩む人におすすめなのが、「ガントチャートノート」というノート術です。今回はその実践方法と、筆者が30日間実践してみて感じた効果をご紹介します。 「ガントチャートノート」とは? 「ガントチャートノート」とは、現役東大生で『東大生のノートから学ぶ 天才の思考回路をコピーする方法』の著者・片山湧斗氏がすすめる、勉強の進捗管理のためのノート術です。 そもそも「ガントチャート」は、ビジネスシーンなどで用いられる工程管理表のこと。縦軸にタスク、横軸に日付を書き、帯状のグラフをつくることでタスクの進捗状況を管理します。 ガントチャートの勉強への活用法を簡単に紹介しましょう。たとえば参考書を読み進める場合、縦軸に「参考書」と書いて、横軸は章や項目ごとに目盛りを振ります。そして1章読み
「勉強のプランは整理したけれど、なぜか予定通りに進められない」 「勉強したいことが多すぎて、自分で決めた毎日のノルマを達成しきれない」 日々の勉強項目があまりに多く、結局完遂できずにモチベーションが下がってしまう人には、勉強リストをつくる際の “たったひとつの工夫” が助けとなるかもしれません。 この記事では、勉強リストを効率的にこなしていくためのコツを、筆者の実践例も交えてご紹介します。 タスクが多すぎる人におすすめ「Doingリスト」とは? 理学博士であり、『仕事と自分を変える 「リスト」の魔法』ほか多くの著書で仕事術について解説している堀正岳氏は、タスクが多すぎてこなせない人に「Doingリスト」という方法をすすめています。 「Doingリスト」とは、たった1枚の紙を用意するだけでできるタスク管理法。紙は次のようにして使います。 1本の縦線を引いて、スペースを左右に分ける。 紙の左側
「頑張って勉強していても、思うように成績が上がらない......」 「勉強した内容を定着させるのにいつも時間がかかってしまう......」 仕事で充分に時間をとれないみなさんのなかには、勉強の効率がなかなか上がらず困っている人もきっと多いのではないでしょうか。 そうした人は、スマートフォンのアプリなど、デジタルの勉強ツールをぜひ活用してみましょう。この記事では、勉強の精鋭部隊とも言える東大生やハーバード大生が使っている、おすすめの勉強ツールについてご紹介します。 【勉強ツール1】「リマインダー」アプリ 『東大式スマホ勉強術』の著者である現役東大生の西岡壱誠氏がすすめるのは、スマートフォンなどに初めからインストールされている「リマインダー」アプリです。日常の予定を忘れないように通知してくれるツールであるリマインダーに、学習タスクを予定として登録し、通知が届くようにしておけば、未習の範囲やまだ
中学や高校までは当たり前だった勉強。でも、大学生あるいは社会人になった今、毎日しっかりと勉強に励んでいる方はどれくらいいるでしょうか。 アルバイトやサークル活動で忙しい。仕事が定時に終わらない。休日は友人との予定が詰まっている。「時間がない」を理由に、勉強から逃げてしまってはいませんか? “勉強に使える” 時間は、私たちの生活には意外と多く隠れているものです。そこで今回は、そんな時間を有効活用するための「スキマ時間勉強術」をご紹介していきます。 「時間がない」は言い訳に過ぎない 「時間がないから勉強する暇がない」 「時間がないから結果を残せない」 忙しいと、ついこのように言い訳してしまいがちですよね。でも世の中には、時間がないなかでも成果を出している人はたくさんいます。 有名な例を挙げるとすれば、お笑い芸人として知られる厚切りジェイソン氏。アメリカでの新入社員時代にコンピューターサイエンス
皆さんの周りには、「仕事がデキる人」が1人や2人はいるでしょう。自分もあの人のように、仕事がデキる人になりたい。けれど何をどうやって真似ればいいの? どんな風に行動すれば、仕事がデキる人になれるのだろうか……? そうお思いの方に、仕事がデキる人の特徴を3つ紹介します。仕事がデキる人になるための実践ポイントもお伝えしますよ。 仕事がデキる人は「一言でまとめる力」がある 仕事がデキる人は、「一言で言うと」で話をまとめたり、状況を自分の言葉で簡潔に伝えたりすることができます。 『新・独学術――外資系コンサルの世界で磨き抜いた合理的方法』の著者で、世界的コンサルティング会社、マッキンゼー・アンド・カンパニーにおいて数多の一流コンサルタントたちと共に活躍してきた経験をもつ侍留啓介氏。侍留氏によると、マッキンゼーの人々の口癖は、「私はそうは思いません」「そもそもの話」「一言で言うと」の3つなのだそう。
週に1回の講義と、「いつでも質問できる教室」の提供で、知識0の状態からわずか6ヶ月でプロのプログラマーを生み出すと話題のプログラミングのスクールが話題になっています。 渋谷で運営されるそのスクールの名前は「Webスク」。ベンチャー企業である株式会社インフラトップが2016年3月にスタートした「短期集中型」の新しいタイプのプログラミングスクールです。 今回は、そんなWebスクで半年間を過ごし、「Web」という言葉が何を指すのかさえ知らなかったし、PCも持っていなかったという状態から、現在はweb制作会社のデザイナー/コーダーとして勤務するまでになったという松崎佑紀さんと、実際にトレーニングを担当した鈴木実香トレーナーにお話をうかがいました。 ——本日はよろしくお願いします。まったくのゼロからいまやエンジニア。すばらしい実績ですね。 松崎さん:いえいえ。みなさんのおかげです。ありがとうございま
どうも最近ボンヤリしていて、あまり集中できない。それは、もしかして「脳のゴミ」が溜まっているからかも……!? 放置しておくと、ボンヤリどころでは済まなくなるかもしれません。 20代にだってある、脳の「ゴミ」とは? 日々私たちの脳は活動していますが、それにより「脳のゴミ」も増えています。そのゴミとは脳の老廃物のこと。正体はアミロイドβというタンパク質です。 認知症で最も多いとされるアルツハイマー型認知症の原因は、脳の中に「ゴミ」が溜まり、神経細胞が死滅していくことだと考えられています。一般的に「脳のゴミ」が溜まり始めるのは認知症が発症する10~20年ほど前といわれていますが、自分はまだ若いからといって安心できません。 なぜならば、ノースウェスタン大学フェインバーグ医科大学の研究(2015年)で、20代の若者の脳にもアミロイドβの蓄積が確認されているからです。アミロイドβの蓄積が発見されたのは
「仕事に私情を挟むな」というふうに、仕事に感情をもち込むことはタブー視されがちです。しかし、その風潮を疑問視するのは、著書『感情マネジメント 自分とチームの「気持ち」を知り最高の成果を生みだす』(ダイヤモンド社)を上梓した池照佳代(いけてる・かよ)さん。池照さんは、感情こそが仕事のパフォーマンスを最も大きく左右する因子であり、だからこそ「仕事には私情を挟みなさい」と語ります。 構成/岩川悟 取材・文/清家茂樹 写真/石塚雅人 自分の感情を知るツール「ムードメーター」 みなさんは自分の「感情」に注意を向けていますか? 「今日の上司は機嫌が悪そうだ……」と他人の感情には注意を向けても、自分の感情となると意外と気にかけていないのではないでしょうか。そして、その感情がどんなものかを表現することも意外と難しいものです。 ここで、「ムードメーター」というものを紹介します。これは、アメリカのイェール大学
「PDCA」という言葉。知らない人はいないと言えるほど、日本のビジネスにおいて広く浸透している言葉ですよね。 でも、このPDCAはもう時代遅れかもしれません。なぜならば、世界では今、それに代わる「デザイン思考」が主流になりつつあるからです。いつもPDCAを回しているつもりの人は、自分自身の仕事を知らず知らずのうちに “遅くしている” ことを、今すぐ自覚するべきです。 “変化し続ける世界” にPDCAはそぐわない 「Plan(計画)」→「Do(実行)」→「Check(評価)」→「Act(改善)」→「Plan(計画)」→……というサイクルを回してビジネスを進めていく「PDCA」が、なぜ時代遅れになりつつあるのか。それを理解するには、PDCAが考案された当時の時代背景を知る必要があります。 実は、PDCAという言葉は日本人が作ったのです。戦後、来日した統計学者デミングによる統計的品質統制 (SQ
書きたいことはいっぱいあるのに、なぜか文章にできない。そんな状況に陥っていないでしょうか。この商品がどんなにいいものか、伝えたいことが山ほどある。自分なりの企画を練りに練っていて、あれもこれも提案したい。でもいざキーボードに向かうと、書けない。そんなあなたがなぜ書けないのか、そしてどうすれば書けるようになるのか、3つの方法をお伝えしましょう。 書けないのは「考え」になっていないから いまこの記事を読んでいるあなたは、きっと「自分は十分考えている。だけど、書けないものは書けない」と思っていることでしょう。しかし『「言葉にできる」は武器になる。』著者であり、コーヒーブランド・ジョージアの「世界は誰かの仕事でできている。」など数多くのコピーを手がけたコピーライターの梅田悟司氏は、言葉にできない状態を次のように一刀両断します。 言葉にできないことは、考えていないのと同じなのです。 (引用元:ウェブ
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