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「いくらアイデアを出しても、使えるものが見つからない……」 「このアイデアを、取引先におもしろいと思ってもらえるだろうか……」 このように悩んでしまうのは、アイデアの質を、いまひとつ高めることができていないから。 とはいえ、アイデアの質が高まらないのは、そうするための方法を単に知らないだけの話かもしれません。その方法とは、「トリーズの9画面法」。今回は、よりよいアイデアを生むのに役立つトリーズの9画面法のやり方を、筆者の実践例もあわせてご紹介しましょう。 アイデアの質が低い理由 1. アイデアの3要素がそろっていないから 2.「ベストなアイデア」でなければ意味がないと考えているから 「トリーズの9画面法」とは 「トリーズの9画面法」を活用するメリット 「トリーズの9画面法」を実践してみた 実践してみたら、アイデアをよりよくすることができた! 素朴なアイデアの質を簡単に高められる 勉強でも「
Niklas Luhmann(ニクラス・ルーマン)というドイツの社会学者は、メモにとったアイデアや情報を十分に活かし、クオリティの高い本や学術論文を大量に発表したそうです。その背景には、ツェッテルカステンと呼ばれるメモ術が存在したのだとか。今回は、そのツェッテルカステンの基本的なやり方と、筆者が実践してわかったことを紹介します。 ツェッテルカステンというメモ術が、天才社会学者の大量アウトプットを支えた ツェッテルカステンの特徴は、脳の神経細胞によく似ていること すぐ始められる、ツェッテルカステンのやり方 ツェッテルカステンは勉強にも役立つ ツェッテルカステンをやってみた感想 ツェッテルカステンというメモ術が、天才社会学者の大量アウトプットを支えた ツェッテルカステン(Zettelkasten)とは、単一のアイデアや情報が書かれた個別のインデックスカード(標準サイズにカットされた紙)で、情報
「商品の売上が減っている」 「チーム内でミスや不手際が多い」 「コンプライアンスが徹底されていない」 こんなビジネス課題の解決を任されたら、あなたならどうしますか? どこからどう手をつけていいかわからず、途方に暮れてしまう……なんて事態に陥らないためにぜひ知っておきたいのが、“問題解決のノウハウ”。 今回は、かの有名コンサルティング会社 マッキンゼー・アンド・カンパニー出身者が開発した「問題解決1枚シート」というフレームワークをご紹介します。マッキンゼー流の仕事術を学び、仕事で課題にぶつかった際にぜひお役立てください。 元マッキンゼーの識者が提唱「問題解決1枚シート」とは? 「問題解決シート」を取り入れてみるとこうなる (Step0)A4用紙を十字に4分割し、シートを作成する (Step1)左上スペースに「解決したいビジネス課題」を書く (Step2)左下スペースに、問題の分析結果を箇条書
「これまで、試験だけなら丸暗記すればクリアできた。でもいまとなっては、覚えたはずの知識が全然思い出せない……」 「せっかく勉強するんだから、少しでも身になる勉強をしたい……」 このような悩みがあるあなたに、丸暗記に頼らない、確実に知識が身につく覚え方をご紹介します。「ファインマンテクニック」で、本当に理解できることの喜びを実感しましょう! 丸暗記に意味がない理由 勉強するうえで避けられないのが、新しい知識を覚えること。学生の頃勉強が間に合わず、試験前夜に用語や公式を機械的に頭に詰め込んだことがある人は多いでしょう。ですが、丸暗記で覚えた知識はとても忘れやすいもの。試験が終わって少し経ったら、頭に入れたはずの知識がすっかり消えていた……という経験、ありますよね? そのことを実際に示した実験結果があります。脳研究の第一人者・柿木隆介氏によると、ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウス氏が、被験
「本を読んだのに、あまり内容を覚えていない」 「読んでも、いまいち理解できない」 「勉強のための本は、関心が湧かなくて読み進められない」 読書をしていて、このような悩みを抱いたことはありませんか? もっと効率よく、そして記憶に残る読書にするためのテクニックがあります。それは、カナダのウォータールー大学が推奨している「SQ4R読書術」です。 今回の記事では、SQ4R読書術の方法と効果をご紹介しましょう。実際に筆者が試した結果や感想についてもお伝えします。 「SQ4R読書術」とは 【1】S(Survey, 調査) 【2】Q(Question, 質問) 【3】R1(Read, 読む) 【4】R2(Respond, 回答) 【5】R3(Record, 記録) 【6】R4(Review, 復習) 「SQ4R読書術」のメリット 実際にやってみた STEP1. Survey(調査) STEP2. Que
「単語自体は暗記したものの意味がおろそかで、テストでいい点を出せない」 「参考書を読んだのに覚えられず、勉強する気がなくなってきた」 このように勉強でありがちな記憶の悩みを解決するには、繰り返し復習するのが最適。 脳は一度で覚えられない仕組みになっており、東大生や世界記憶力グランドマスターも「3回は復習している」と言います。そこで今回は、勉強のスペシャリストや脳科学者が推奨する学習法を組み合わせた「3回復習法」を、筆者の実践例とともにご紹介しましょう。 一度で覚えられないのは、脳科学的に当たり前 「テキストを1回読むだけで、内容を覚えられたらいいのに」 勉強する人の多くが、一度はこう考えたことがあることでしょう。しかし、脳の仕組みを考えるとそれは難しいだろうと、トレスペクト教育研究所代表で脳科学にも詳しい宇都出雅巳氏は言います。なぜなら、変化する環境に柔軟に対応できるよう、あえて曖昧に記憶
勉強したいけれど、忙しくてじっくり机に向かう時間がない。そうお悩みならば、机に向かわないで済む方法を使って、効率よく勉強してみてはいかがでしょうか? 机に向かってペンを握らなくても、勉強の成果を出すことは可能ですよ。今回は、「ペンを持たない」勉強法についてお伝えします。 「ペンを持たない」勉強法1:音読勉強法 Study Hackerの記事「勉強嫌いも関係ない! 京大生おすすめの『とりあえず音読』勉強法のすごいメリット」で説明されている通り、黙読より音読したほうが、勉強の効果は高まります。音読には、上の空になりがちな黙読に比べて勉強の内容に集中できる、脳の部位を多く使うため情報が長期記憶に残りやすい、というメリットがあるのです。 東北大学加齢医学研究所教授で脳機能開発が専門の川島隆太氏によれば、音読をすることによって脳が働きやすくなり、音読直後の記憶の容量は何もしない時と比べてなんと20~
「仕事も勉強もアウトプットが大事!」と聞くけど、アウトプットってそこまで重要なんだろうか? クリエイターでもなければ、論文を書くような勉強をしているわけでもないし……。 そんなあなたに、「アウトプットしまくる人はやっぱり強い!」と納得できる3つのメリットをお伝えします。 「やることが多すぎて手をつけられない」という悩みも、「頭のなかがいつもごちゃごちゃする」という悩みも、“アウトプット= 書くこと” で解消できるんですよ。さっそく説明しましょう。 1.「やるべきこと」を書き出しまくれば、行動力が高まる 2.「パッと浮かんだこと」をメモしまくれば、発想力が上がる 3.「心のモヤモヤ」を書きまくれば、気持ちを落ち着けられる 1.「やるべきこと」を書き出しまくれば、行動力が高まる 「資料作成、リサーチ、計画立案……大事な業務ばかりで、どれからやろうか悩んでしまう」 「あの習い事もやってみたいし、
「この仕事は期限までにまだ余裕があるな」と考えて「先延ばし」してしまい、ギリギリになって慌てる——。多くの人に一度ならず経験があることだと思います。 脳科学的見地から見ると、先延ばしはどういうメカニズムによって起きるのか、そしてどうすれば先延ばしをなくすことができるのか、脳科学者の生塩研一(おしお・けんいち)先生に聞いてみました。 構成/岩川悟 取材・文/清家茂樹 写真/塚原孝顕 自分の「先延ばし度」はどれくらい? 先延ばしを招くのは、最近注目されている脳領域 「脳の司令部」を鍛えて先延ばし癖をなくす 自分の「先延ばし度」はどれくらい? みなさんの「先延ばし度」はどれくらいのレベルでしょうか? まずは、先延ばし度の自己診断テストを紹介しましょう。これは、心理学的アプローチによる先延ばし研究の世界的権威である、ピアーズ・スティール博士が考案したものです(ピアーズ・スティール『ヒトはなぜ先延ば
「ちゃんと復習したはずなのに、試験本番になると忘れている......」 「参考書を何度も読んでいるけど、いっこうに問題を解けるようにならない......」 勉強する人なら誰しも、一度はこうした壁にぶつかったことがあるでしょう。 知識を頭に定着させるには、勉強の反復が欠かせません。しかし、ただ反復するだけだと効果がないことも。勉強で成果を出せる人は、具体的にどのような ”繰り返し” を行なっているのでしょうか? この記事では、勉強のエキスパートたちによる「繰り返し勉強法」についてご紹介します。 1.「計画的に4回」繰り返す 覚えるまで何度でも復習すべきであることは大前提として、「少なくとも4回復習する」とよい――こう説くのは、『30代で人生を逆転させる1日30分勉強法』の著者で、税理士や大学講師などさまざまな顔をもつ石川和男氏です。 石川氏が自身の経験から特に重視しているのが、復習のタイミン
勉強してもすぐ忘れてしまう。思ったような成果が出ない……。その原因は、勉強後の「復習」や「振り返り」が不足していることにあるのかも。 記憶定着のためにも勉強効率アップのためにも重要な振り返りを、あなたはサボってはいませんか? 「自分もそうかも……」という方は、ぜひ以下のチャートで自分に合った振り返り法を診断してみましょう。 なかには、勉強法そのものを改善することで、より振り返りがしやすくなる人もいるかもしれません。 みなさんにピッタリなのは、どの振り返り法でしたか? それではひとつずつ、詳しいやり方を具体例とともにご紹介しましょう。 1. 記憶出し入れ法 2. イルカの暗記シート 3. コーネル式ノート 4. 間違いノート 1. 記憶出し入れ法 「振り返りのための時間は少ししかとれない」人で「紙」を使って復習したいタイプの人におすすめなのが、「記憶出し入れ法」。 これは、勉強内容の振り返り
勉強を習慣化しようと何度もチャレンジしたけど、結局挫折している……。 いまひとつ達成感が得られないので、ますます勉強したくなくなる……。 そんな人は、とにかく小さく続けることを目標にするのが吉。今回は「小さな習慣」の有効性を、筆者の実践例とともにご紹介します。 勉強の習慣化がうまくいかない理由 1. 設定したハードルが高すぎる 2. 達成感を得られていない 勉強の習慣化には「小さな習慣」が最適 「小さな習慣」で戦略的に勉強を習慣化してみた 「小さな習慣」なら、新しい習慣も簡単に身につく! 1. 負担を感じることなく勉強できた! 2. 勉強を毎日継続できた! 3. 勉強以外の習慣化にもおすすめ 勉強の習慣化がうまくいかない理由 勉強を習慣化できない原因は、どこにあるのでしょうか? 識者らは、次のように分析しています。 1. 設定したハードルが高すぎる ひとつめは、設定したハードルが高すぎるこ
あなたは資格試験の勉強をするとき、ノートをとっていますか? 難なくノートをとっている方がいる一方で、「わざわざノートをとっていたら時間がかかりそう。勉強の効率が落ちるのではないか……」「いざやってみると、紙面がぐちゃぐちゃになりがち。こんなノートでは意味がなさそう」とお悩みの方も多いでしょう。 そこで今回、そんなお悩みを解消でき、資格試験の勉強にもってこいな「コーネル式ノート術」をご紹介します。筆者の実践模様や感想も詳しくお伝えしますので、ぜひ最後までご一読ください! 「コーネル式ノート術」とは コーネル式ノート術を「資格試験勉強」に活用するメリット 「反復学習」で記憶に残る 「要約」の作業で記憶に残る コーネル式ノート術で資格試験の勉強をしてみた 1. 紙面に線を引き、3分割する 2. ノート欄に「テキストを読んで理解した内容」をメモする 3. キュー欄に「ノート欄でメモした内容に対する
「とにかく仕事が多すぎて困っている!」 タスクが次から次へと降ってきて、仕事が終わらない状況で悩んでいませんか? 効果的な対処法が見つからず、チャットに返信しながら資料作成、メールチェックしながら電話対応...。こんな働き方を続けていては、限界が来てしまいます。 「仕事の効率化のためには、マルチタスクでこなすしかない」 そう考えてしまう人も多いはずです。確かに一見、複数の仕事を同時にこなすことが、仕事が多すぎる状況への対処法に思えます。 しかし、「マルチタスクで仕事をこなそう」というその発想自体が、実は仕事が終わらない原因かもしれません。本記事では、効率的な仕事の進め方に悩む方に、意外な解決方法をご紹介します。それは、「明日できることは今日やらない」という逆説的な対処法です。 マルチタスクが仕事を終わらなくする理由 シングルタスクで仕事が多すぎる状況に対処する 仕事効率化の新しい対処法「マ
「仕事が終わったら本を読んで勉強しようと思ったけど、疲れたから明日でいいや......」 「資格試験のために参考書を買ったけど、勉強はやっぱり面倒くさいな......」 日々の忙しさにかまけて、楽な選択肢にいつも流されてしまう人は多いのではないでしょうか。ただでさえ時間がない社会人。「勉強するのは大変だから今度にするか……」となるのも当然ですよね。 そこで今回は、脳の仕組みなどをもとに、「楽」に流されず勉強するための3つの方法をお伝えします。どれもすぐに取り組める方法ばかりなので、ぜひ記事を参考に試してみてください。 【1】「目をつぶって片足立ち」をする 【2】「10秒アクション」を行なう 【3】「勉強したい」と言い換える 【1】「目をつぶって片足立ち」をする 「勉強しないといけないのはわかるけど、やっぱり面倒くさい……」そんなときは、目をつぶって片足で立ち、30秒間を声に出して数えてみま
「参考書を読むのは好きだけれど、読み終わると内容をたいてい忘れている……」 「試験勉強をしているときは覚えていても、いざ本番になると思い出せない……」 このような悩みを抱えていませんか。せっかく勉強するなら、その内容をずっと覚えていたいもの。 そんな悩みに有効なのが、「1分間ライティング」と「3サイクル反復速習法」という2つの記憶力向上メソッドです。筆者の実践談も交えながら紹介していきましょう。 【ライタープロフィール】 YG 大学では日韓比較文学を専攻し、自身の研究分野に関する論文収集に没頭している。言語学にも関心があり、文法を中心に日々勉強中。これまでに実践報告型の記事を多数執筆。効果的で再現性の高い勉強法や読書術を伝えるべく、自らノート術や多読の実践を深めている。 「1分間ライティング」と「3サイクル反復速習法」とは? 「1分間ライティング」と「3サイクル反復速習法」はなぜ有効か?
「毎日勉強したいのに、三日坊主で終わってしまう」 「どうすれば勉強を継続できるのかわからない」 とお悩みの人には、「小さすぎて失敗すらできない」ような「小さな習慣」の積み重ねがおすすめです。(カギカッコ内引用元:スティーヴン・ガイズ著, 田口未和訳(2017),『小さな習慣』, ダイヤモンド社.) 本記事では、勉強の習慣化に不要なもの、必要なものについて、筆者の実践例も交えて紹介します。ぜひ、勉強が続かない……というお悩みの解決にお役立てください。 勉強に「モチベーション」はいらない 勉強を続けるには「小さな習慣」から始めるといい 【7日間試してみた】本当に「モチベーション」に頼らず勉強できるのか? 「たった1問」からでも習慣化につなげられる 勉強に「モチベーション」はいらない 勉強の習慣化を決意した当初は、モチベーションを高くもちながら勉強に取り組めた。でも、その気持ちが長続きせず、挫折
「やっぱり三日坊主になっちゃった...」 深夜、スマホを見つめながら、小さくため息をつく。 新年の目標だった英語学習アプリは3日で止まり、健康のために始めたストレッチも気づけばやらなくなり、「今度こそ継続しよう」と決めた資格勉強も一週間が限界だった—。 「モチベーションが続かない自分に嫌気がさす」「なぜいつも三日坊主で終わってしまうのか」 そんな自己嫌悪感に苦しむビジネスパーソンは少なくありません。しかし、落ち込む必要はありません。三日坊主になってしまうのは、意思が弱いからではなく、脳の仕組みとして自然なことなのです。 じつは「継続力」よりも重要なのは「再開力」—つまり、途切れても何度でも再スタートできる仕組みを持つこと。 本記事では、脳科学の知見に基づいて、三日坊主を克服し、継続力を高めるための具体的な再開方法を、実践例を交えて紹介します。 「三日坊主」は悪くない 「何度でも再開する」た
いざ机に向かってもなかなか勉強に集中できない……。 勉強を始めても集中力がすぐになくなってしまう……。 このような「勉強における集中力」の問題でお悩みの方は、多いのではないでしょうか。そこで今回は、あなたにピッタリの集中法をチャート形式でご紹介します。 上のチャートでたどり着いたものが、いまのあなたがやってみるべき勉強への集中方法! それぞれ詳しく解説していきましょう。 1. デスクを整理整頓する 「最初から勉強に集中できない」タイプで「そもそも勉強する気がしない」という人は、勉強前にデスクの簡単な整理整頓をしてみてください。 勉強のやる気を出すには、意欲や学習能力に深く関わるホルモン「ドーパミン」の活性化が欠かせません。そこで、脳神経外科医の築山節氏がすすめる最も簡単な方法が、勉強前にデスク周りの整理整頓をすること。簡単な掃除や片づけを行なうと、やる気に関わる脳の「側坐核」が刺激され、ド
何かを新しく始めようと思った。前から興味はあったけれど手を出せていなかったことに、今度こそ挑戦するぞと発起した。でも、やっぱり続かない。 もしかして、「継続しなければならない」という意識にとらわれていませんか? 自分の気持ちだけでは、自発的に始めたことでも実際なかなか続けられないものですよね。今回は、「習慣化シート」と「三日坊主シート」を使ってやりたいことを習慣化できる方法を、筆者の実践例も踏まえながら紹介していきます。 「習慣化シート」と「三日坊主シート」とは? 「習慣化シート」と「三日坊主シート」とは、目標実現の専門家である「メンタルコーチ」の大平信孝氏が考案した、新たに始めた物事を継続させるための確認メソッドです。それぞれのシートについて、詳しく説明しましょう。 【習慣化シート】 「習慣化シート」の目的は、「大きな目標を達成した未来の自分」をイメージさせることです。 習慣化シートの左
自分のなかにある、ぼんやりとした夢や希望の存在はわかっていても、あらためて「あなたは何をやりたいのか」「今後どうなりたいのか?」と尋ねられると、明確な答えを返せない……。そんな経験はありますか? 筆者の場合は過去にそう聞かれたとき、ハッキリと答えることができませんでした。しかも、いまだに同じ状況だと気がついたのです。 そこで、いますぐ自分の “こうしたい” を探り、ハッキリさせてみることに。すると、自分の “こうしたい” がわかっただけでなく、成長のヒントが隠れている意外な場所もわかりました。その内容を詳しく説明しましょう。 自分をよく知っている人ほど能力が高い 「やりたくないこと」を書いて本心を知る 1日1個「やりたくないこと」を書いてみた 自分をよく知っている人ほど能力が高い 自分のことは、自分が一番わかっているつもりでいた筆者。冒頭にお伝えしたように、そうではないとわかったことで、じ
ドミニカン大学カリフォルニア校の心理学教授、ゲイル・マシューズ氏が行なった実験によると、目標は頭のなかだけで考えているより、書き出したほうが達成率を高めるそうです。しかし、書き出したものが自分の気持ちを無視した目標だと、あまりいい結果は望めません。 自分が本当に望む将来にしたいなら、まずは「やりたくないこと・できないこと」を言語化してみるのがおすすめです。その理由と、筆者が実際にやってみて感じたことを紹介しましょう。 自分に合わない道を選んでしまうナゾ 不確実性を強く嫌う人間の性質 自分の立場を失ってしまう恐れ 自分が望む方向へと進むには 自分ができることは特定しにくい 自分の望みを聞かないと大きなストレスに 「やりたくないこと・できないこと」を書いてみた 自分に合わない道を選んでしまうナゾ マーケティング戦略のコンサルタント、ドリー・クラーク氏によると、私たちは将来の方向性を決めるにあた
「勉強の計画を立てても、いつも達成できずに挫折してしまう……」 「でも今年こそ絶対、計画通りに勉強したい!」 こうした悩みや思いを抱えているなら、紙1枚で年間計画を立てることが有効。 今回は、「年間計画」を立てるべき理由と、「紙1枚」にまとめるメリットを解説します。筆者がつくった年間計画の例も参考にしてみてくださいね。 「年間計画」を立てるメリット 「紙1枚」にまとめるメリット 今年勉強したいことを、紙1枚にまとめてみた 紙1枚で年間計画を立てたら、目標達成の可能性が見えて来た! 実行しやすい計画を練ることができた 仕事や運動などの目標を立てたい人にもおすすめ 「年間計画」を立てるメリット ベネッセ教育総合研究所が小中学生を対象に行なった調査で、成績上位者ほど目標をもち、計画を立てて勉強していることがわかりました。 計画の重要性は、大人の勉強にも通じること。『30代で人生を逆転させる1日3
私:企画書を作成して AI:はい、それでは企画書のテンプレートをお出しします 私:もっと具体的なアイデアを出して AI:承知しました。以下のようなアイデアが考えられます 私:あぁ、もう! なんかWikipediaみたいな一般論ばっかり. ChatGPTなどの生成AIとの会話、こんな経験ありませんか? せっかくAIで仕事を効率化しようと思ったのに、返ってくる回答は一般的で表面的。「これなら自分で考えた方が早いかも……」と感じることも。 でも、質問の仕方を少し工夫するだけで、AIの回答は劇的に変わります。 この記事では「回答の質を格段に上げる質問テンプレート」をご紹介します。準備時間はたった1分で、あなたのビジネスに最適化された、具体的で実践的な提案が得られるようになります。アイデア出しの効率も、何倍にも上がるはずです。 それでは、具体的な方法を見ていきましょう。 ChatGPTを ”メンバー
20世紀を代表する社会学者のひとり、ニクラス・ルーマン氏は、インデックスカードに手書きしたメモを互いに関連づけるやり方で、本や記事など大量の良質なアウトプットを可能にしたといいます。この方法をツェッテルカステンというのだとか。 じつは、このツェッテルカステンを客観的に眺めてみると、学習にも役立つことが大いに期待できます。とはいえ、ルーマン氏のやり方を忠実にまねるのは、なかなか大変そう……。そこで今回は、現代の学習者にとって少しでも使いやすくなるよう、手書きのツェッテルカステンをアレンジしてみました。 ルーマンの「ツェッテルカステン」 「ツェッテルカステン」の分類方法 「ツェッテルカステン」が学習に有用だと考える理由 手書きは「自分の言葉で再構成」する 記憶は「常に再構成」されている 「ツェッテルカステン」を使いやすくアレンジする やってみた感想 ルーマンの「ツェッテルカステン」 2015年
仕事においては、「段取り」が重要だとよく言われます。では、みなさんはこの段取りとはどんなものでどこに重要性があると考えているでしょうか。 お話を聞いたのは、新入社員は最初に段取りを叩き込まれるというマッキンゼー・アンド・カンパニーに勤務していた、エグゼクティブコーチの大嶋祥誉(おおしま・さちよ)さん。段取りとはなにか、そしてよりよい段取りをつくるために必要な思考についても解説してくれました。 構成/岩川悟 取材・文/清家茂樹 写真/石塚雅人 必要な「段取り=流れ」を知らなければ、どんな仕事もできない 流れのまとまりである「設計図」を改善する「ミニマム思考」 「バリュー」の認識次第で、アウトプットも設計図も変わる 必要な「段取り=流れ」を知らなければ、どんな仕事もできない 「段取り」とは、もっと簡単な言葉でいうと「流れ」になるでしょうか。 流れは、仕事に限らずなにをするにも必要です。たとえば
TOEICで高得点を取りたい、資格試験に合格したい、会社において数字で結果を残したい……。 日々高みを目指しているビジネスパーソンの皆さんであれば、誰しもがこういった思いを胸に秘めているのではないでしょうか。 何かを達成したいと考えたら、まずは明確な目標を設定することが肝心。とはいえ、「目標設定なんてうまくできない」「モチベーションが上がらない」などと嘆いている方も多いはず。 そこで今回は、そんなあなたにおすすめの「目標設定の技術」をご紹介します。 目標設定の罠:「結局どうしたいのか」を忘れてしまう なぜ目標設定をしても結果が出ないのでしょうか。あるいは、どうしてモチベーションが上がらないのでしょうか。それは「結局どうしたいのか」という大切なビジョンを忘れてしまうからです。 例えばあなたが社内の英語の会議についていくために、「TOEICで900点を取る!」という目標を掲げたとしましょう。そ
企画を考えたり、問題解決の方法を模索したり、ビジネスの場面では、アイデアを考えることが多くあります。しかし、なかなかいいアイデアが浮かばない……ということも多いですよね。 そんなときは、生成AIにアイデア出しを手伝ってもらうのはどうでしょうか。 本記事では、ビジネスでよく使われるアイデア出しの基本技術をAIに適用させ、それを使って実際にアイデアを出すプロセスをご紹介します。今回は、多くの人にとって身近な「オフィスの生産性向上」をテーマにアイデア出しを試してみました。 生成AIはアイデア出しの強い味方になる! まずは簡単な準備から。使うAIを選ぼう 1. アイデア出しの基本「逆算法」 2. アイデアを広げるなら「SCAMPER法」 3. 異なる視点を得るなら「ペルソナ法」 AIはアイデア出しの強い味方になる! 実践してわかった、生成AIでアイデアを出すコツ 生成AIはアイデア出しの強い味方に
「部下にはあれこれ言葉を尽くして説明しているけれど、なかなかミスを減らしてもらえない」「チームの業務効率が悪い気がしていて上司に改善を提案してみたいが、私だと説明がうまくないからスルーされちゃうかな」。こんな思いを抱えたことがある人はいませんか? そういった「人を動かす」ことが苦手な人に向けて、「話し方や伝え方に困っている人たちの役に立つ」という思いをもとに数々の大企業を支援している高橋浩一(たかはし・こういち)さんは、人の「3つのタイプ」に着目することをすすめます。 構成/岩川悟 取材・文/清家茂樹 写真/石塚雅人 相手を「3つのタイプ」に分ける 人が動きたくなる「6つのツボ」 ビジネスパーソンが特に意識すべき「政治タイプ」 相手を「3つのタイプ」に分ける ここで紹介するのは、相手を「3つのタイプ」に分けるコミュニケーション術です。コミュニケーション術における人のタイプの分け方はさまざま
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