スルガ銀行の2019年3月期決算短信が開示されましたので、シェアハウス向け融資がどの程度まで焦げ付いているのか、その処理状況はどうなっているのか、読み込んでみました。 画像はいずれもスルガ銀行決算短信からの引用です。 www.surugabank.co.jp まずはこちらをご覧ください。 シェアハウス向け融資の残高は約2,000億円。その延滞率は約40%です。他の個人ローンの延滞率は住宅ローンで0.3%弱、カードローンで3%ほどですので、シェアハウス向け融資のローンの延滞率が突出して高いことがわかります。 これを金融再生法ベースで分類したのが次の表になります。 こちらの表は、シェアハウス向け融資約2,000億円に加え、シェアハウスオーナー(銀行から融資を受けている者)が、合わせてスルガ銀行から借り入れしている別のローンまで加えた額2,500億円の内訳になります。 シェアハウス融資を借入する