サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
ストレッチ
swelog.miraioffice.com
と書かれた第一次報告書を昨日提出したのは、5月に政府が設置を決めたコロナ監査委員会。 コロナ禍で政府が適切に対策をとったのかを監査するこの委員会の最終報告書は2022年9月の次の統一選挙の前に提出されることが決まっているが、今回のコロナで高齢者の死者数が非常に高いことから、左党などが高齢者施設・住居での対策の監査をすぐに行い、早い段階で改善していくべきだと要請を出していたものを受けた形だ。 委員会からの報告は非常に厳しいもので、重大で明らかな失敗であり、対策は遅すぎ、また高齢者向けの各種施設はパンデミックを想定した準備がまったくをもって不十分であったとまとめている。 そしてこのような結果を引き起こしたのはコロナ禍以前から存在し、また長らく指摘され続けてきた高齢者福祉そのもの構造的欠陥であると言い切っている。 そしてこの責任の所在は、官庁、コミューン、民間の事業者などにもあるが、最も大きな責
スウェーデンはコロナ危機にどう対応してきたかを4月12日に一度まとめた時に「スウェーデンの公衆衛生庁は”集団免疫を獲得して新型コロナウイルスに対抗する”という考え方を採用していない」と書いたが、自分でもなんだかうまく説明できていないような気がしていた。 公衆衛生庁のアンデシュ・デグネルが、昨日のインタビューでそのあたりをうまく答えてくれていたので、紹介します。 --- ストックホルム大学の疫学数理の教授トム・ブリットンのチームからの最新の発表によると、新型コロナウイルスが集団免疫を獲得するには、これまで考えられていた集団の6割への感染を待たずとも40〜45%が感染すればよいという可能性があるらしい。 この新しい研究はまだ正確性が担保されたのものではなく仮稿の段階だが、世界を代表する疫学研究者とみなされているハーバード大学のMarc Lipsitchもブリットンたちの研究を重要なものだとツイ
2023-05-30 「戦時配備要員」の暴力性 少し前から気になってブックマークしていた記事があって、今ちゃんと読んだら今年の頭に描かれた記事だったのだけれど、内容はやはり気になるものだったので書いておこう。 スウェーデンの軍隊の要員ではないけれど、行政や自治体、そして民間企業に働いてい… 2023-05-29 Heimstaden ビジネス・経済・技術 このブログを読んでくれている人の中にも、もしかしたらHeimstadenの所有する賃貸住宅に住んでいる人がいるかもしれない。Heimstadenはスウェーデン、ドイツ、デンマーク、チェコ、オランダを中心に、合計約16万戸のアパートを所有する不動産会社。株主は創… 2023-05-28 北欧通信 109 デンマーク、電車と自転車の旅 ニュースレター記事 デンマーク こんにちは! 今朝配信した北欧通信、多分同じメールが3通も届いていたかと思い
今日は noteでこれまでのコロナ関連のブログ記事を振り返ってみようと思いたち、さっきまでその内容をまとめていました。まとめてみると、この激動の世界で自分がどう変化と落ち合いをつけてなんとかやっていこうとしているのかを振り返るよい機会になりました。 このブログをいつも読んでくださっている方には、ほとんどのが既出の文章となるため、このすぐ後から始まる前文の後は一番最後にある本日の4月12日の箇所に飛んでいただければ幸いです。前文と今日4月12日の箇所だけでもけっこう長くなってしまい恐縮です…… 昨日日本に住む姉と、高齢の母の食材の買物をどうサポートするかをLINEビデオで話していたら、義兄が横から「スウェーデンもついにロックダウンするみたいって今ニュースでやってるけど?」と教えてくれた。 「えっ? ついさっきスウェーデン首相のインタビューを聞いたところだけど、そんなこと言ってなかったよ」と説
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『swelog ニュースで語るスウェーデン』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く