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コーヒー沼
takasuka-toki.hatenablog.com
表題以上でも以下でもないのですが、これは自分を物凄く支えてくれた事なのでサクッと書いていきます。 以前、僕は何をトチ狂ったのか日本でも屈指に忙しい病院に自ら志願し研修する事になったのですが、そのときに色々なガチ激務系の人に相談したところ、彼らが口をそろえて言ったのがこれでした。 「寝具、特にベッドだけはケチるな。身体が伸ばせるから、シングルじゃなくてセミダブルサイズの一流ブランドのものを買え。どこのブランドのでもいいけど、選べるのならブランドはシーリーのクラウンジュエルがいい」 「俺は新入社員が入ると、親に頼み込んで借金してでも良いベッドを買えと言ってる。40万のベッドを買ったとしても、日で割れば、たかだか1日1000円程度の出費だ」 「良い寝具は本当に身体に残るダメージも回復力も全然違う。身体は全ての資本だ。走り続ける為のコストを惜しむやつは、大成できない。布団を敷けばいいだなんて甘い考
盟友のトイアンナさんが書いた記事がめちゃくちゃバズっている。 toianna.hatenablog.com 正直この記事がなんでここまでバズってるのか僕にはよくわかっていない部分も多いのだけど(笑)ブクマをいくつか読んでみて大変残念な意見が多かったため、それに対する反論も込めてこの記事を書くこととする。 自称グルメのマントラ アマチュア自称グルメの人達がよく言う決まり文句はこうだ。 「高くて美味いのは当たり前。こういう高い店に行って喜んでいる連中は本当は味がわかっていない」 一端のメシ狂いとして断言しよう。こういう事を真顔で言ってる連中は、メシの事を全くわかっていない。以下にその理由を記述する。 食事の値段はどういう風に決められているのか あなたがレストランで6000円の食事をしたとする。その6000円の内約はどうなっているだろうか。それは一般的にはこうされている。 食事の値段=食材費+家
今更だが「君の名は」をみてきた。初めのうちはシンカイマコトという単語にアレルギー反応を示していたので絶対に見るものかと思っていたのだけど、あまりにも評判がいいので期待値50%ぐらいでみにいったらメチャクチャ面白かった。これはシンゴジラと比較してもわかりやすくヒットしやすい映画だと思う。まだみてない人は是非とも映画館にいってみるべきだ。 だがこの作品、見終わってからずっともやもやしていた事がある。たぶんみんなも同じ思いをあるシーンで感じていたんじゃないかという風に考えている。そしてそれを考えれば考える程、ひょっとして新海誠はこの作品を本当に作りたかった形で作れなかったのかもしれないという思いが段々とでてきた。以下ものすごいネタバレ含む考察なので、繰り返しになるけどまだ映画をみていない人は絶対に絶対に映画館にいってから読んで欲しい。たぶんこれを読んでから映画を見ちゃうと面白さが半減するだろうか
今朝起きたら、なかなか衝撃的なニュースが飛び込んできた。 www3.nhk.or.jp 犯行者は「障害者がいなくなればいいと思った」と行って犯行におよんだという。これは実に含蓄深い行動理念だと僕は思う。 平等をドヤ顔で語る人はその裏で働く奴隷の顔を思い浮かべているのか 現代社会は昔と比べて余裕がある。それ故に、昔だったら生きてはいけなかった人達も比較的少ないコストで豊かな生活を享受できるようになっている。そうして発達した現代では、身体・知的障がい者や認知症を患った高齢者が介護福祉施設で養われるようになった。 これ自体はよい事だと思う。社会的弱者という存在をどこまで救うかというセーフティネットが機能しているという事は、それすなわち国民の生活が基本的には保証されているという事とほぼ同義だからだ。 この手の平等を語る人達がよくいう言説として以下の様なものがある。 「障害者や介護が必要となる人達を
僕は一時期、禅や仏教のいうところの「悟る」という事について強い憧れを抱いていた。 いったい悟りを開くということは何なのか、開くとどうなってしまうのか、そもそも悟りってなんなんだ。同じような疑問を持っている人は結構いると思う。 今では個人的な様々な経験と知見により、悟りがどういう事なのかわかっている。 実は現実社会ではみんなが知らないだけで悟り一歩手前に近いような事をやっている人は結構いる。端的に言い切ってしまうと、あれは苦しみという肉体的負荷を利用したある種の脳の認知の捻れを体得し、そして超える事なのである。 古くから人は苦しみを抱えてきてきた。人は生きているだけで苦しいという事を言ったのは仏陀で、彼はそれを四苦(生・老・病・死)と、これに社会生活を営む上で逃れられない四つの苦しみ加えて八苦と現した。 驚くことに、人の苦しみの原因はなんと紀元前に既にもれなく無駄なくMECEされてしまってい
日本は誰のものか?と現代人に聞くと多分「日本人のものです」という答えが返ってくる事が多いのではないかと思う。しかしその発想は実は限りなく最近になってうまれたものだという事を知らない人が多い。 もともと税を搾取されるだけの農民には主権という概念がなかった。日本だって貴族、武士、農民という構造が成立していた時の権力者は貴族だ。あくまで武士は傭兵隊みたいなものだし、農民は立ち上がって彼らを脅かすような存在ではない。 その後、権力は貴族から武士へと移るけど、庶民へと連なるのはもっともっと後のことだ。日本は誰のものかとこの時代の人に聞けば、国民のものなんてとても答えなかっただろう。 諸外国でもだいたい同じようなもので、農民を兵士にするという発想がうまれたのが文字でみられるのは君主論のマキャベリの時代ぐらいからだ。 当時、マキャベリのいたフィレンツェ共和国という弱小組織では初めは兵力を外部の傭兵部隊に
ラングリッチ の発音レッスンを全部受け終わりましたので、それの感想と僕の英語の発音の勉強法について書いていきます。 僕は英語の発音の勉強方法については大学受験の頃から色々と疑念を抱きながらやっていました。 みなさんも一度は帰国子女や発音の凄く上手い方々を見たことがあるかとは思いますが、僕らがいくら発音本の通りに発音してみても、何故か彼彼女らのように上手く発音できないのです。 発音教本を見ると様々な口の形を強要されて「おいおいこんなの意識しながら英語なんて喋れないし、そもそもこの口の形で発音すると何だかネイティブの人の発音と違って、口先でシュッシュいってて胡散臭いんだけど」なんて思った方も多いかと思います。そんな人にはこの記事は助けになるかと思います。 僕が色々な本を見てきて、これは!と思った発音の本は以下の3冊だけです。 1冊目は 怖いくらい通じるカタカナ英語の法則 (ブルーバックス)..
いまさらながらシンゴジラを見てきた。実に細部までねりこまれたストーリー構造を呈しており、この緻密さ、さすがは庵野監督と思わされる作品であった。 ただ個人的にはこの作品が一般的に受け入れられているという事が非常に不可解だというのもまた事実である。題材はゴジラだし、内容はどちらかというとちょっとマニアックであり、庵野というビッグネームがあるにしたって、ここまで大騒ぎされるというのはちょっと予想外にも程がある。 映画をみてから数日間、なんでこの作品が物凄く多くの人の心に響いたのかを考えてみたのだけど、この映画がコミュ障に優しいという事に気がついてから、一気に納得がいくようになった。以下、日本の行政における意思決定の仕組みについて簡単に書きつつ、シンゴジラの妙味について書いていこうと思う(以下ネタバレというようなものではないけど、シンゴジラをまだみてない人は避けたほうが無難なのかもしれないという忠
「こんなはずじゃなかった・・・」 高須賀家はこのままでは離婚の危機に直面する。終わりない喧嘩の日々を通して僕はそう実感した。 妻とは付き合っている時は一度も喧嘩をしたことがない、極めて良好な関係であった。よく友達の惚れた腫れたの痴話喧嘩話を聞く度に、うちはそういうの無縁だろうなーと漠然と思っていた。僕は妻と付き合っている時、彼女のどんな下らない愚痴も全て耳を傾けて黙って聞けたし、厳しい事なんて一度も言ったことがなかった。夫婦喧嘩なんて単語はうちとは無縁だろう。結婚するまではそう思っていた。 それがどうした事だろう。結婚してひとつ屋根の下で暮らすようになってから、妻の行動一つ一つが非常に腹が立つのである。帰ってきてずっとスマホをいじっているその姿をみると「遊んでないで勉強しなよ」と言いたくなってしまうし、非効率な家事管理を強要されたりすると「いやそれ意味ないよね?」とこちらの方法を採用するこ
『うどんなんてどこで食べても同じでしょ?っていうかソバの方が美味しくない?』 断言しよう。あなたはマジで旨いうどんを食べたことがない。 県の名前すらうどんに変えてしまった愛すべきキチガイ国家香川。なんと県内だけで700件近くにも及ぶうどん屋があるという。おまけにその殆どは車でないと行けないような郊外にあったりと、正直うどん県の人達もう少し中央集権化しようよと言いたくなるぐらいに不便。極めつけは何故かはわからないが、駅近くにあるうどん屋はあまり美味しくないという事で、んーうどん県、そういうツンデレっぽいところ俺嫌いじゃないよ? 前置きが長くなった。本当は俺とマジで旨いうどんの出会いについてのエピソードを筆圧たっぷりと書き上げていきたいところなのだけど、断腸の思いでそれを切り上げてオススメ店リストを上げていく事にする。 1.出汁系 上原屋 本店 tabelog.com な、なんじゃこの旨すぎる
学生の頃、僕はこの腐った世の中を憎んでいた。世界には不幸が満ち溢れている。なんでみんなこの問題に切り込まないのだろう。社会人になったら絶対にこの世をよりよくしよう。そう思っていた。 だけど今では世の中がよくならないのは何故かがよくわかる。端的にいえば、エリート層も貧困層も、世の中が変わってほしくないのだ。以下にその理由を書こう。 社会的階層の高い連中と付き合うのは楽しい 東京でまだ消耗しているの?なんてイケダハヤト尊師は仰るけど、東京はエリート層にとってはこれ以上無く楽しい空間だ。 世の中にはおかしな連中がたくさんいる。というかおかしな人間の方がはるかに人数の割合は多い。 200円のファーストフードチェーン店に入って、変なクレームをつけてくる気が狂ってるとしか思えないような人間。 100歳になっても20歳と同じぐらい健康な体を持てると思っている人間。 働けばわかるけど、世の中こんなのばっか
前回のエントリーで僕は「人がよりよく生きていくには四つの居場所(家族・友人・仕事・趣味)と、そこからえられる社会的承認欲求が必要」だという事を述べた。 「居場所を作り出す供給サイドを大人、国や人から居場所を提供してもらうだけもらって自分では何も作り出さず恩恵を受けるだけ受けて文句をいう人を子供」だと定義した。 そして結論として、「僕たちは生まれたときは誰だって国や人から与えられる側である子供だけど、ある程度の恩恵を受けたら今度は居場所を作り出すサイドである大人になろう」という論旨を提示した。この観点を用いればいろんなことが読み解ける。 恋愛工学徒だろうがナンパ師だろうがマウンティング系婚活女子だろうがなんでもいいんだけど、こういった人達が何である種の人々に言いようのない不快感を与えるのかというと、ようは彼・彼女らがいい歳こいて需要サイドに居続ける事を宣言しているからである。 ヤリチンはセッ
高須賀家は離婚の危機に瀕していた(またかよ) 洗面所に積み上がる食器。お互いの間を漂う無言の圧力。 もう限界だった。一刻もはやくこの作業から抜け出したい。食洗機って高いんだろうなーという絶望感と共にAmazonで検索をかけ、高須賀はそこで光をみた。 しょ、食洗機って中古だと2万円しないの~(´・ω・`) パナソニック 食器洗い機 プチ食洗 NP-TCB1-W ホワイト 出版社/メーカー: パナソニック メディア: クリック: 1回 この商品を含むブログ (2件) を見る 正直恐ろしい。なんかとんでもない粗悪品を掴まされるのでは・・・という恐怖があったが、背に腹はかえられない。それにAmazonレビューでは絶賛の嵐である。 買った。どうだったかって? すげーいい(´・ω・`)。洗い物が壊滅した。 大きなサイズではないのでデカイ食器は入らないものの、これは使用する食器のサイズを小さくする事でほ
世の中には貧富の差がある。キリストが誕生してから2000年たった今でも、格差はなくならない。何故か?それは資源に限りがあるからだ。 豊かになるためには沢山の資源が必要だ。限られた資源の中で、豊かさを享受するためには分配に傾斜をかけるしかない。 昔の人々は、まずはじめに身分制度を構築する事から始めた。貴族と農民。士農工商。身分制度を設けることで貧富の差を作り出し、余裕ある多くの資源をアッパークラスへ、生きるのに最低限の少ない資源を下層民に配分することで、格差を作り出していた。 そして時は流れ、世にグローバリゼーションの流れが到来する。すると頭のいい人達はある事に気がつく。「資源の偏りを国内ではなく国外で形成すれば、我が国はもっと富むではないか」これが帝国主義だ。多くの列強諸国がこぞって各地を武力で傘下におさめ、植民地という名の不平等な力関係を結ばせる事にやっきになった。 植民地で生まれた豊富
たまたまホットエントリーをみたら連載している媒体でこんな記事が載っていた。 blog.tinect.jp 質の低さを量で補ってた自分としては、まあ確かになあとは思いつつ、自分の超長時間労働を行った研修病院のシステムに果たして意義があったのかどうかを振り返るようキッカケともなった。 何度か書いているが、自分は超ウルトラハイパー激務病院で初期研修を行った。朝の5時から22時までが通常業務。22時に定時の仕事が終わったら、終わらなかった仕事を寝ないで病院に残り、無理矢理次の日の朝が来るまでに仕上げていた。 この働き方が全員にオススメできるとは到底思えないし、はっきりいって普通に仕事ができるようになるという観点からすれば非効率的としかいいようがないシステムだったとは思う。こんな働き方をしなくても、普通に働くのには困らないぐらいの医者の技術は普通に身につく。これはもう、間違いない事実だ。 正直な事を
どうにもこうにもネット上でモテること=セックスできること、みたいな風な勘違いをしている人が多数いるので、これだけは指摘しておこうと思い補講編を書くこととする。 モテる人はどういう人か? どのコミュニティにも異常なまでにモテる人は一定数存在する。こういうモテる人はイケメンだったり立ち振舞が優雅だったりと、何かと人を誘惑する要素が多数ある。 はいはい、生まれつきのイケメンや美人はいいねーという人は沢山いるけども、実は9割のモテは後天的なものだ。モテは一夜にしてならず、である。 こういう人達は幼い頃からの努力の量が桁違いだ。モテはすなわち人たらしであり、「人が求めるもの」を他人に提供できる人の事である。 だから彼・彼女らは肉体を改造し、歩き方を変えて知的教養を身につけ、人と話す時は自意識を心の奥深い場所へと追いやり、表情豊かに楽しそうに、だけどどこか人間臭さを残すような完璧超人的存在を小さき頃か
「この世には上層と下層という身分制度があります。下層のものとはかかわってはいけません。なぜならばその人達は馬鹿だからです」というような趣旨の事を書いたブログが炎上した。 ameblo.jp 個人的にこの議題が炎上するのは日本社会の現状を考える上で非常に有用なサンプルだと思うので、以下平等についての問題提起をしつつ書いていくことにする。 友達を選ぶ基準 あなたが日々付き合っている人達を思い浮かべて欲しい。何故その人と付き合っているのだろうか?たぶんほとんどの人はウマが合うとか、なんとなく気が合うといったふわっとしたワードで友達を選んでいると思う。 友人を選択した理由をもう少し突き詰めていくと、比較的性格が一致した教養・経済のレベルが似たような人となる。社会の上層にいけば行くほど、その間でなされる会話の教養レベルは比例して上昇していくし、遊びにいったり食事に行ったりするのに使うお金の金額も、比
少し前に森博嗣が作家の収支かなんかで「小説家になると決めた時、奮発して高い椅子を買った」とか書いてるのを読んで、「ふーん。やっぱ高い椅子って安いのと違っていいんかねぇ」と思ったことがあった。 それからしばらくして後、僕も寄る年波には勝てないのか肩と首と腰が痛むようになってきた。本とかを読んでいるだけなら全然大丈夫なんだけど、ブログという名の文章執筆作業をしているとどうも体がギシギシいってたまらない。 悲しいかな、実家が資産家ではないのであと40年はバリバリ働いて金を稼がねばならぬ。体は大切な資本だ。とはいえ体の事を思って趣味活動であるブログ執筆もできればやめたくない。 というわけで清水の舞台から飛び降りる覚悟で四万の椅子をAmazonで買ってから高須賀は滅茶苦茶に人生観が一変することになる。 えー四万の椅子ってこんなに座りごこち違うの~(´・ω・`) AKRACING ゲーミングチェア N
11/15 朝、眠たい眼をこすりながら羽田国際空港に向かう僕の目に「パリでテロ。100人以上が死傷」というニュースが飛び込んできた。 その日は別に狙ったわけでも何でもなく、僕の人生初のフランス旅行であった。ニュースでみたパリはどこから見ても危険地帯そのものであり、当然というか「こんな危ない所に今から行くのか」という感想を抱いた。 正直この時点で、ひょっとして飛行機飛ばないんじゃないかと思っていたのだけど、幸いというか飛行機は普通に飛んだし普通に空港についた。到着後も電車やバスといった公共交通機関は一部を除いて普通に運行していた。 観光地はエッフェル塔や凱旋門は閉鎖していたけど、ルーブル美術館は普通営業していたし他も何一つ変わらず普通だった。総じてパリの市民は普通に生活していた。 メチャクチャな状態を予想していたのに、普通に観光できた。 そう。普通だったのである。拍子抜けするほどに。 初めて
昔からなぜヤリチンがソープに行かないでその辺の女性を籠絡するのに必死なのかが疑問だった。ロジカルに考えれば、時間、使用金額、その他もろもろの面でセックスにたどり着くまでのコストパフォーマンスが圧倒的に悪いからだ。 最近はソープも随分デフレが進んで、西川口や川崎に行って1万5千円も出せばかなり若くて可愛い女の子が抱けるという。セックスだけが目的ならば、そこに行かない理由がない。という事はヤリチンの目的はセックスではなく、途中過程にあるとみるのが正しいだろう。 この事に気がついた時、ようやく僕はヤリチンの本質的な問題が何なのかが理解できた。あいつら全員、ある種の恋愛依存症なのだ。女性を落とすまでのドキドキ感がないと生きていけないジャンキー。恋する乙女ならぬ恋するヤリチン。そのチンピクは恋じゃねえ。 とはいえ人はみな何かに依存して生きている。その事について今日は書こうと思う。 人は誰しも何かに依
この間、僕が今から就活するのなら読む本(7割は課長にさえなれません...http://t.co/Rg4tFAB3 や、若者はなぜ「会社選び」に失敗するのか http://t.co/WkBz1rcB 等) を挙げたのだけど、そもそも大学生活自体の過ごし方で失敗している人が多いと思いました 旅行したことある人ならわかると思うんだけど、ノープランで行くと一瞬で時間が無駄に過ぎてくんだよね。これと同じで、大学っていう場所も「きっと何かがあるに違いない」って期待して入ると、一瞬で時間が過ぎてくから。○○大学に入って俺は変わるんだaaaaaとか幻想持っている人は要注意な! 大学生の人生詰んだルートは幾つかあって①無為に時間を過ごす(講義に来て寝る。家で寝る。バイト、サークル活動を無目的にする。など。気がついたら就活が始まって今まで俺何してたんだうわあルート)②高校生活の延長みたいに考えてしまう(講義に
平均年収300万といわれている現代。ほんとこれはギリギリ人間を踏みとどまれる最高のラインで実にうまくできていると思う。 年収300万というと、一か月あたりの手取りはだいたい15万程度だ。家も車も買わず、子供も持たずにいれば、まあ生きる事は可能ではある。 家賃に10万。光熱費水道ガス代ネットが月に2万ぐらいかかるとして、自炊で一食250円×20日≒5000円。その他で酒を飲むなり外食を楽しむなり漫画を買うなりして、月のお小遣いに2万円ぐらいは使うとしようか。 この時点での累計金額は145000円。残り5000円しかないので貯金はあんまりできないけど、まあ生活できない事はない。 国が成長していた頃は、全体的に余裕があったからいいものの、ある程度成熟して人に余裕が生まれなくなった現代日本の平均年収が300万ってのは、ほんとうまくでき過ぎてて笑いが起きるレベルである。 平均年収が300万ってのは、
これから書くことは相当悲観的に日本の未来を予想したものだ。現実はもっとうまくいくかもしれないし、ひょっとしたら想像以上に悲惨な事になるかもしれない。 まあ戯言程度として付き合ってほしい。 家族という概念の変遷 核家族という概念がある。まあ簡単にいえばクレヨンしんちゃんの野原家を思い浮かべてもらえばいい。夫婦+子供だけの形、それが核家族。 この概念が比較的普遍的なものとなったのは日本では1920年頃だとされている。その後経済成長や人口増大もあって、1960年代頃にはこのモデルがいわゆる普通の家族の形として定着していった。 核家族化が進んでいった理由としては色々考えられるだろうけど、一つにはこれが最もストレスなく過ごせる家族モデルだって事が考えられるだろう。サザエさんのような複数世帯が同居するような家族モデルは、嫁・姑問題のみならず様々な人間関係の嫌な部分が生じてくる。 例えばサザエさんではカ
批判を承知で言うが、「絶歌」は可能な限り避けて通らずに読むべき本である。平和な家庭にモンスターが生まれ落ちる過程がこれ以上なくわかりやすく書かれている。 絶歌 作者: 元少年A 出版社/メーカー: 太田出版 発売日: 2015/06/11 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (21件) を見る 「自分が少年Aという怪物にならなかったのは運が良かったからに他ならない」 これがこの本を読み終えての率直な僕の感想である。以下多少の内容解説を加えつつその事について記載する。 快楽の探求に熱心な子供 本書によると、元少年Aは様々な偶然が重なり「生物の死」と「マスターベーション」を組み合わせてしまった過去がある。「マスターベーション」により得られる快感をどんどんエスカレートさせていった結果があの事件に繋がったのだ。 人は自らの性器への刺激だけでは絶頂にたどり着く事はできない。自分の性器への刺激に
(前回のあらすじ)あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ! 『おれはNexus7の32Gをgoogle play storeで買ったんだが家に届いたのは16GのNexus7だった...』. な… 何を言ってるのか わからねーと思うが. おれも何をされたのかわからなかった... で、本日電話で突撃しましたよ。Googleカスタマーセンターに。 そこではまあ定型的なやりとりを行って、商品を32Gに交換しますか?それとも返品しますか?と言われたんでとりあえずこの時点ではGoogleを信じようと思ってた私は32Gをas soon as possibleで送ってくださいといって、今後の対応についてはメールで返事をくださいと申し出たのですけど、それに加えて2つだけお願いをしてみました。 ①保護シールをすでに張っちゃって、多分もう張り替えできないから何らかのかたちで保証して欲しい。 ②せっかく発売日当日
前回、僕は悟りの本質を「肉体的・精神的な苦行を通して身体的自己と精神的自己が別個の存在である事を深く理解し、そのうえできちんと現実にコミットできる人」という風に定義した。そして「昔でいうところの苦行に相当するそれらを耐えぬいた人達にはある種の特別な能力がそなわる」為、結果として一部の超激務出身者や毒親出身にハイスぺが多くなるという帰結に導いた。 しかし本当に注意してほしいのだけど、こういった激務出身者や毒親出身者で生存競争を生き抜いた人はウルトラハイスペックではあるものの、全員がジェダイの騎士のようにフォースの力をきちんと使いこなせているわけではない。むしろダークサイドに落ちている人の方が圧倒的に多い。 彼・彼女らの事はネット上ではサイコパスとよく呼ばれている。 あの記事では「苦行を経て悟り一歩手前まできた人の99%はきちんと現実世界にかえってこれない」という風に書いたけど、実際問題フォー
若い電通の社員が過労によりこの世を去った。実に痛ましい事件である。 グローバルエリートの超・長時間労働問題は正直なところ難しい。たとえばハーバードビジネススクール 不幸な人間の製造工場ではハーバード・ビジネス・スクール卒という世界でも最高峰のウルトラハイスペック達が、高収入を得るために卒後、コンサルや投資系銀行に進み、辛い現実に直面しているという事が指摘されている。 ハーバードビジネススクール 不幸な人間の製造工場 作者: フィリップ・デルヴス・ブロートン,岩瀬大輔,吉澤康子 出版社/メーカー: 日経BP社 発売日: 2009/05/21 メディア: 単行本 購入: 6人 クリック: 73回 この商品を含むブログ (34件) を見る 今回の事件は東大卒の電通というこれまたウルトラエリート街道を突っ走っていった人間の死という問題により注目をあびるようになった。 だけどぶっちゃけ、この手の話題
数年ぶりにサイゼリヤにいってみた。食後感をはじめに申すと、ビックリするぐらい良かった。っていうか安すぎである。なんだこの値段設定。 もともと興味をもったのは、イナダシュンスケさんのこの記事がキッカケだ。 inadashunsuke.blog.fc2.com サイゼリヤというと、前はミラノ風ドリアぐらいしかイメージがなく、まああれなら食べなくても良いかなと思っていた事もあり暫く脚が遠のいていた。だが上の記事がどうにもこうにも旨そうなのと、子供ができたら暫くファミレスぐらいしか行けないだろうという思いもあって本当に数年ぶりに脚を運んだ。そしたらビックリするぐらい良心的で関心してしまった。 ワイン250mlで200円の衝撃 飲食店の経営は難しい。目の前に同じような店があったとしたら、店先に置いてあるメニューが100円安いというだけで99%の人は安い店を選ぶだろう。 客足がなければ売上が成立しない
参議院選挙が近い。この時期になると、やれ選挙に行けとみんなが言うけども、実際問題どこに投票すればいいのかサッパリわからない人がほとんどだと思う。 このわけのわからなさに加え、自分が投票に行こうが行かまいが全く世の中の動きに関与している実感がわかないという虚無感から選挙に行かない人も結構多いと思う。以下に書くけども、選挙には絶対に行ったほうがいい。 今回は予備知識ゼロのズブの初心者のための投票先選び指南方法と、あなたが選挙に行かなくてはいけない理由について書いていくことにする。 政治家になるためには票を集めなくてはいけない 当たり前だけど、政治家になる為には選挙にて一定数以上の票を獲得しなくてはいけない。じゃあ問題は、どうやって票を獲得するかという事になる。どこぞの政治家が街を選挙カーで回るのも、農家を自分の足で一軒一軒たずねるのも、全部自分に来るであろう一票の為だ。 ということはだ。効率よ
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