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はじめに こんにちは。サイカでソフトウェアエンジニアをやっているshohhei1126です。前回の記事ではサイカにとってのオブザーバビリティとはについてシェアさせていただきましたが、今回は少し毛色の違う弊社の分析環境についてお話させていただこうと思います。 サイカではMagellanを使った分析の他に、お客様のご要望に合わせたアドホックな分析やデータサイエンティストが研究目的で行う分析などがあります。 そういった分析を行う際、もちろん各作業者のマシンに分析ツールをインストールし作業を行うこともできますが以下のような問題が発生します。 CPUアーキテクチャやOS、ソフトウェアのバージョンなどを統一しにくく、一貫性のある分析結果を出すことが難しい 分析実行中は作業者マシンのCPUやMemoryなどのコンピュータリソースを消費してしまうため、その他の作業の効率が落ちる 個人情報を含むデータを使っ
はじめに サイカでソフトウェアエンジニアとして、サービス開発をしている浅井と申します。 サイカではKubernetes上にマイクロサービスを展開しています。 このマイクロサービスの開発を進めていくにあたり、1つしか存在しない開発環境を使用するのに順番待ちが発生するといった課題が発生しました。 今回の記事では、サイカがこの課題をどのように解決していったかをご紹介します。 チームがスケールしてきて、開発環境がボトルネックになってしまった方の参考になればと思います。 *以下の話は2022年7月に行った意思決定であるため、2023年現在においては当てはまらない内容があるかと思いますが、ご容赦ください。 課題 前提として、サイカでは自社サービスをSPAとして提供しています。まずユーザーはフロントエンドサーバーにアクセスし、HTML等を取得します。その後ユーザー操作に応じて適宜APIリクエストをBFF
はじめに はじめまして。サイカでソフトウェアエンジニアをやっているshohhei1126です。 こちらの記事でも触れている通り、サイカでは1年以上の期間をかけて、モノリスで動いていた自社サービスをマイクロサービス(Microservices Architecture)に作り替えました。 マイクロサービス化を進めるということは、マイクロサービスたちが相互作用しながらユーザに価値を届ける一方で、複雑化したシステムの状態を把握することが難しくなる課題を新たに抱えることを指します。 この課題にはオブザーバビリティを高めることで解決を図るのが主流となっています。オブザーバビリティはある意味バズワードとなっており明確な定義がまだまだ定まっていないところもありますが CNCF Observability Technical Advisory Group を見てみると「目的設定が大事」と主張されています。
はじめに 今回は自社サービスをマイクロサービス(Microservices Architecture)に作り替えるリアーキテクチャプロジェクトにおいて、どのようにコア・バリューである数理統計処理を移行させたのかについてお話していきます。 私は、サイカでソフトウェアエンジニアとして、主にWebアプリケーション部分を開発している森永と申します。 数理統計処理の移行というと、何か特別な技術を使っているかのように見えますが、実際には通常のアプリケーションと同じ仕組みで動いているため、通常のアプリケーションにおけるリアーキテクチャと同じように要件から戦略を立て、実行と移行後の確認を行っていきます。 システム構成 先に前提知識として、今回のリアーキテクチャにより、どのようなシステム構成の変化があるのかを軽く説明します。 新旧システム概要図 旧システムは、Djangoを使ってモノリスに構築されており、W
はじめに 皆さんこんにちは。株式会社サイカでソフトウェアエンジニアをやっている鹿島(kashitaka)です。 皆さんの開発組織では設計書(Design Doc)をどのように運用していますか? Design Docをめぐる運用は開発組織全体の広い取り組みとしてプロセスに落とすことが難しく、チームごとに独自で運用しているなど取り組みが限定的だったりします。(社内の別チームは開発ドキュメントなどないチームもあったり) サイカでは Design Doc を開発組織全体として設計し運用しています。このDesign Docの運用体系は2021年ごろに定義し、 約2年運用して組織的に定着しています。 今回の記事ではサイカがどのように Design Doc を管理・運用しているのかをご紹介します。 この記事がチームや組織のDesign Docの運用に悩んでいる方、これから Design Doc の運用を
はじめに はじめまして。株式会社サイカでCorporate Engineeringを担当しているサガミです。 サイカは2023年3月に本社のオフィス移転を行いました。 今回はCorporate Engineeringとして移転で取り組んだことを紹介したいと思います。 社内ITの担当者、総務担当者、移転プロジェクトを担う方々の参考になればと思います。 Corporate Engineeringとは 一般的には情報システム部門と同義の部門です。 業務範囲は業務ツールの運用保守や情報セキュリティ対策、社内の基盤システムの運用保守から、社内ネットワークの保守、資産管理など一般的な情報システム部門と同じ範囲ですが、サイカにおける情シスの役割を持つ Corporate Engineering は、【会社のフェイズの変化に対応できる状態を Engineering を活用して作る】ことをテーマとして、社内
はじめに こんにちは、サイカDevHRの柏木(@rincho_1102)と申します。 このブログでは、サイカ開発組織の「インナーコミュニケーション」について、取り組みの全体感をご紹介できればと思います。 同様の取り組みをしている方の参考になったり、議論のきっかけとして役立てば幸いです。 サイカのDevHR DevHRとは DevHR=Developer's HRの略で、一般的には開発職特化型の人事組織を指します。 サイカの中ではプロダクト開発を行う「開発本部」に所属しており、主に3つの活動を行なっています。 採用だけではなく、組織開発や運用、文化形成・広報活動まで開発組織の運営全体に関わり、中長期計画を立てて専任であたっているチームというのが特徴かもしれません。 目指す姿 私たちのミッションは、サイカ開発組織のモノづくりビジョン「Refine your choice and make it
はじめに こんにちは。株式会社サイカでソフトウェアエンジニアをやっている鹿島(kashitaka)です。 サイカでは1年以上の期間をかけて、モノリスで動いていた自社サービスをマイクロサービス(Microservices Architecture)に作り替えました。 前回のマイクロサービス化の全体像に続き、今回は「プロジェクト管理編」として、期間1年以上、全員フルリモート環境の中、会社のメインプロダクトのシステムをマイクロサービスに移行したプロジェクト進行の手法や工夫を紹介します。 私と同じく、自社でマイクロサービス化やリアーキテクティングを計画している方々の参考になれば幸いです。 マイクロサービス化のプロジェクト管理 プロジェクトの性質によってプロセスを変えたり手法を変えたりすることがありますが、マイクロサービス化においてはどうでしょうか? 私自身、本プロジェクトを進めるにあたってマイクロ
はじめに こんにちは。株式会社サイカでソフトウェアエンジニアをやっているKashitakaです。 サイカでは1年以上の期間をかけて、モノリスで動いていた自社サービスをマイクロサービス(Microservices Architecture)に作り替えました。 今回の記事では、そんなマイクロサービス化の全体像として目的や進め方、得られた結果について紹介します。 マイクロサービスという選択とその目的 複雑化したアプリケーションコードやDBスキーマの作り直し、テストコードの充実、インフラ構成の見直し等にも取り組みつつ、システムアーキテクチャとして適切なものを検討した結果、手段としてマイクロサービスを採用しました。 その意思決定の背景を紹介していきます。 変更の容易さ システムをサービス単位で分割することで、変更による影響範囲をサービス内や、インターフェースで依存しているサービスのみに限定できます。
はじめに 皆様初めまして。株式会社サイカ CTO の 天野(@pataiji) と申します。 株式会社サイカはデータサイエンスを駆使したマーケティングソリューションを提供する会社です。 開発本部ではMAGELLANやADVAといったサービスの開発やデータ分析技術の研究開発を行っています。 そんな我々は、ここ1~2年ほどかけ、リアーキテクチャと称してシステムの抜本的な改善を行ってきました。 この取り組みについて今後数回に渡って連載形式でご紹介していきます。 サイカの開発の文化や実際をお伝えすることができると良いなと思っています。 その初回である今回の記事では、リアーキテクチャを始めるに至った背景をお伝えします。 それはモノづくりビジョンから始まった 2020年にサイカの開発組織の方針として「ものづくりビジョン」が定義されました。 (ロゴが古い!) note.com 「Refine your
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