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CloudNative Days Summer 2025iおいて、さくらインターネットのクラウド事業本部プロダクトマネージャが、さくらのクラウドにおけるCloudNativeの現在と将来について語ったキーノートを紹介する。 2025年5月に開催された「CloudNative Days Summer 2025」において、さくらインターネット クラウド事業本部プロダクトマネージャ 田籠 聡(たごもり さとし)氏が登壇したキーノート「さくらのクラウドにおけるCloudNativeのいまとこれから」では、国産クラウドとしての戦略的進化とCloudNative社会への対応を軸に、ガバメントクラウド準拠への取り組みから、サーバレス実行環境「AppRun」や今後のマネージドKubernetes構想までを網羅的に紹介。クラウド利用の分岐点に立つユーザー層に向け、さくらが描く二軸の未来像を明快に示した内容だ
第3回の今回は、WebGPUライブラリ「UltraMotion3D」を使った3DのサンプルWebコンテンツの動かし方と「XAMPP」の使い方を解説します。
第4回の今回は、リバースエンジニアリングツール「Ghidra」とAIアプリ「Claude Desktop」をMCPで連携し、バイナリ解析を効率化する方法について解説します。 はじめに 「Ghidra」はNSA(アメリカ国家安全保障局)が開発したOSSのリバースエンジニアリングツールです。「リバースエンジニアリング」とはバイナリを解析し動作を明らかにする作業で、インシデントレスポンスの際のマルウェア解析やバイナリの脆弱性を見つける際などに行われます。 Ghidraは、商用ツールに負けないデコンパイラやデバッガなどの機能を搭載しており、広く利用されています。このGhidraと「Claude Desktop」をMCP(Model Context Protocol)を用いて繋ぐことで「リバースエンジニアリングを効率化できるのでは」と話題になっています。 今回は、GhidraとClaude Desk
第10回の今回は、VS CodeのDocker拡張機能を活用して、WSL+Docker環境をより便利に使う方法や、VS CodeからWSL環境に直接接続する方法を解説します。 はじめに アプリケーション開発において、エディターや統合開発環境(IDE)は欠かせないツールです。シンプルなエディターでもコードを書くことはできますが、補完機能やデバッグ機能が充実したIDEを使えば開発効率が大幅に向上します。IDEにはさまざまな選択肢があり、IntelliJ IDEA、Eclipse、Visual Studioなどが有名です。その中でも「Visual Studio Code」(以下、VS Code)は無料で利用でき、軽量かつ拡張性が高いことから、多くの開発者に支持されています。 特にVS CodeはWSL(Windows Subsystem for Linux)との親和性が高く、Linux環境での開
はじめに 3-shakeのSreake事業部でインターンとして活動している小林(@moz-sec)です。第13回目の今回は、KubernetesのAPIトラフィックアナライザである「kubeshark」について紹介します。 kubesharkは、KubernetesのPod、Node、Clusterを出入りするすべてのトラフィックをキャプチャし、リアルタイムで可視化するツールです。 kubesharkとは kubesharkは、WiresharkをKubernetesのためにカスタマイズしたツールです。kubesharkを使うことでトラフィックの分析が可能になり、インシデントの迅速な解決を支援します。 また、REST、GraphQL、gRPC、Redis、Kafka、RabbitMQ(AMQP)、DNSなどといった幅広いプロトコルをサポートしています。 ノード数が4台以下のクラスターであれ
はじめに 3-shakeのSreake事業部に所属する齋藤(@kiyo_12_07)です。第12回目の今回は、Kubernetesなどのプラットフォームで稼働し、ワークロードのセキュリティリスクを検出するOSSツール「OpenClarity」を紹介します。 コンテナイメージのリスク Kubernetesはコンテナ化したアプリケーションをデプロイするシステムです。Kubernetes独自のセキュリティだけではなく、他のコンテナオーケストレーション同様、コンテナ自体のセキュリティについても考慮が必要となります。 セキュリティ対策を考えるときに「どのような攻撃方法があるか」ということから考えるアプローチがあります。下図はコンテナに対する主な攻撃経路をまとめた図です。
オープンソースソフトウェアをITシステムの基盤やミドルウェア、Webフロントエンド、IoTデバイスなどの開発などに使うことは、もはや避けて通れない。アプリケーション開発においてもプログラミング言語はオープンソースが当たり前だ。オープンソースソフトウェアの開発をコミュニティに委ねる場合、多くのコントリビューターが必要となるが、現実的にはRed Hat、Google、Microsoftなどの巨大企業に雇用されたエンジニアが仕事としてコードを書き、バグの修正を行っているケースと、そのソフトウェアを最初に開発し始めたベンチャーのエンジニアがコアとなって開発するケースとの2つが主な形態だろう。そこにそのソフトウェアを利用するエンドユーザー側のエンジニアが参加し、エンドユーザー側が欲する機能やバグ修正をコミュニティのメンバーとして続けていくという状況が欧米での実態だろう。 日本においてもNTTデータや
第1回の今回は、Flutterの概要とDartの特徴を紹介し、クロスプラットフォーム開発の利点と採用の理由を解説します。 はじめに 2008年にモバイルアプリ市場が誕生してから十数年が経ちました。モバイルアプリ開発の世界も当時から大きく変化しています。かつては、iOSとAndroidそれぞれのプラットフォーム向けに別々の開発が必要でしたが、「Flutter(フラッター)」をはじめとするクロスプラットフォーム開発フレームワークの登場により、この常識は大きく変わりました。 Flutterを使えば、一度書いたプログラムコードからiOSやAndroidはもちろん、デスクトップアプリケーションまで、様々なプラットフォーム向けのアプリを効率的に開発できます。 本連載は、このクロスプラットフォーム開発フレームワーク「Flutter」を活用したモバイルアプリ開発について詳しく解説し、プログラミングの初心者
第7回の今回は、Bashの仕組みを解説し、履歴管理やプロンプトをカスタマイズしてCLI環境を向上する方法を解説します。 はじめに どのようなアプリにも、個人用の設定というものが存在します。例えば、Webブラウザはフォントやカラーテーマ、タブの細かい挙動などを個人の好みに応じてカスタマイズできます。Linuxで使われる様々なツールもこうした例に漏れず、非常に柔軟なカスタマイズや機能拡張が可能です。有名なテキストエディタであるVimやEmacsなどがその代表格で、そのカスタマイズの柔軟さと奥の深さは、想像を絶するものがあります*1。 *1: Emacsは一見テキストエディタのように見えますが、その実体はEmacs Lisp言語の実行環境です。Emacs Lisp言語で実装可能なあらゆる機能をエディタ上で実行できるため、無限の拡張性を持っています。そしてLinuxを使いはじめたばかりのユーザーは
こんにちは、吉田です。今回は、Kubernetesが誕生から10年を迎え、この節目を記念して公開された「Kubernets 10周年」について紹介します。本レポートは、Kubernetesがソフトウェア業界の将来を形成し続ける中で、その影響と進化を理解するために、2024年8月にLinux FoundationがKubernetesの実務者から体験談や見解を集めたグローバル調査の結果レポートです。 【参照】Kubernets 10周年 https://www.linuxfoundation.jp/lfr_kubernetes10_110124a-jp.pdf Kubernetesは、クラスタ全体にわたるコンテナ化されたアプリケーションの管理の複雑さに対処することを目的として開発された、デプロイ、スケーリング運用の自動化を提供するプラットフォームです。Googleの内部プロジェクトとして誕生
Zabbix Summit 2024より、他のレポートとは少々異なった観点からZabbixのユニークさを解きほぐしてみたい。今回はZabbixのトレーニンググループのトップとプロダクトマネージメントチームのマネージャー、そしてかつてZabbixに所属したエンジニアへのインタビューを行った。その内容から数年前から抱いていた疑問「どうしてZabbix Summitは愛に溢れているのか?」を解き明かしてみたい。 GitHub UniverseやRed Hat Summitなどのベンダー主導のテクニカルな内容のカンファレンスではソフトウェアに関する詳しい解説、デモ、将来の計画や展望、そしてユーザー事例など基本的にはポジティブな内容がメインとなり、そこに集まるのは、プロダクトや企業に好意的な感情を持っている人達である。主催社もスポンサーもユーザーを増やしたい、売り上げを向上させたいという営利団体とし
第6回の今回は、Linuxの基礎コマンド群「Coreutils」の概要を紹介し、ファイル操作、変換、ソート、プロセス管理など多彩なコマンドの使い方を解説します。 はじめに 厳密な意味での「Linux」とは、OSのカーネルのみを指す名称です。カーネルは文字通り、OSのコアとなる非常に重要なプログラムですが、ユーザーがカーネルを直接操作するわけではありません。カーネルだけではOSとしては成立せず、ユーザーが操作するための様々なアプリケーションやコマンドが別途必要となります。そのため、一般的なLinuxディストリビューションには最初から便利なコマンドが数多く用意されています。ファイルをコピーする「cp」コマンドや、ファイルの中身を表示する「cat」コマンドなどを使ったことがある方も多いでしょう。 cpやcatのような基礎コマンドは「GNU Coreutils」により提供されています。GNU Co
第5回の今回は、WSLに実装されている「Windows Subsystem for Linux GUI(WSLg)」という機能を使用して、Windowsのデスクトップ上でGUIアプリを動かす方法を解説します。 はじめに 第3回と第4回では、WSLのUbuntuへのパッケージのインストール方法を紹介しました。APT/snapを使って、Ubuntu向けに用意された膨大なパッケージの中から、好きなアプリをインストールできるようになったのではないでしょうか。 ここまで紹介してきたように、WSLは基本的にWindows Terminal(や、その他のターミナルエミュレーター)を経由したコマンドラインインターフェイス(CLI)で操作しますが、Ubuntuにもグラフィカルなデスクトップ環境や、その上で動作するGUIアプリが数多く存在します。そうしたアプリはCLIしか持たないWSL上では利用できないのでし
自動車業界向けサイバーセキュリティ標準「WP.29 Cybersecurity対応 AWS リファレンス」が無償公開。その意義について関係企業の担当者に聞いた。 自動車業界に求められる 「WP. 29 Cybersecurity 対応 AWSリファレンス」を無償公開 日立システムズ、SCSK、トレンドマイクロ、VicOneが「WP. 29 Cybersecurity 対応 AWSリファレンス」を6月6日に無償公開しました。このリファレンスは、国際的な自動車のサイバーセキュリティ標準「WP.29 UN-R 155」に準拠したAWS環境構築をサポートするためのドキュメントであり、Amazon Web Services(AWS)のパートナー企業が作成し、AWSが事務局として関わっています。 【参照】自動車業界に求められる『WP. 29 Cybersecurity 対応 AWS リファレンス』を無
シーズン5の第12回となる今回は、とっさの状況でネイティブが必ず使っているフレーズ10選を紹介します。 はじめに 英語のドラマや映画等を観ていて「この表現、よく聞くな」と思ったことはありませんか。日本語でもそうですが、英語にもネイティブや英語を話す人たちが頻繁に使っている「とっさの表現」というものが多く存在します。こういった表現の多くは学校の教科書には出てこないため、自発的に調べる必要があるものがほとんどです。 今回は、そのようなネイティブが絶対と言ってよいほど使っているとっさの表現「10選」を紹介します。なお、筆者が「これは使う!」というものを独断と偏見で選んでいるので、ぜひその中で自分でも使えそうなものを覚えてもらえればと思います。 また、各表現は日本語訳も併記していますが、調べると他にも微妙に異なる訳が出てくる場合もあります。そのため「このような意味なんだな」という程度で参考にしてく
はじめに 本連載は、生成AIコミュニティ「IKIGAI lab.」で活動している8名で運営しています。この記事を通して、ぜひ皆さまも各々の半歩先の未来を想像しながら、色々な価値観を楽しんでいただけると嬉しいです。 2022年11月30日 OpenAI社がGPT-3.5の大規模言語モデルを使用した生成AIシステムChatGPTを公開し、5日間で100万人、2ヶ月で1億人を突破する前代未聞のスタートを切りました。 *2018年、OpenAI社は「Transformer」と呼ばれるディープラーニング手法により大規模言語モデル「GPT-1」を発表、そこから複数のアップグレードを実施し今日のo1モデルに至る(2024年11月現在) *最新モデルo1解説(Think IT) 【OpenAI o1が切り拓く新時代】AI推論の実力と社会への影響は? *ひとつ前のバージョン4o解説(Think IT) 【革
第14回の今回は、WSLのターミナルにおける作業を格段に効率化してくれるツール「Byobu」の導入と活用方法について解説します。
はじめに 基本的にWSLはキーボードからコマンドを入力する「CLI(Command Line Interface)」で操作します。そのために必要なのが「ターミナル」です。WSL自体の使いこなし方法を紹介する前に、WSLへの「窓口」となる「Windows Terminal」について解説します。 ターミナルとは 「ターミナル」あるいは「端末」とは、コンピューターに接続して入出力を行う専用機器の名称です。と言ってもピンとこない方もいるでしょうから、少し歴史的な部分から解説しましょう。 大昔のコンピューターは非常に大きく、専用の部屋に設置されていました。こうしたコンピューターまでわざわざ出向いて操作するのは面倒で不便です。そこで入力に使うキーボードと結果を表示するディスプレイだけを備えた、専用の装置が登場しました。これがターミナルです。ターミナルはシリアルケーブルなどでコンピューターと接続され、コ
第9回の今回は、Kubernetesのトラブルシュートを生成AIで補助する「K8sGPT」について紹介します。 はじめに 3-shakeのSreake事業部に所属する戸澤(@tozastation)です。第9回目の今回は、Kubernetes のトラブルシュートを生成AIで補助する「K8sGPT」について紹介します。 K8sGPTは組み込みのアラート条件とセットになったプロンプトをもとにGoogle Gemini、Amazon Bedrock、OpenAIに問い合わせ、問題に対する解決策を提示してくれるツールです。SREの経験が Analyzerにコード化されており、不具合に対して関連の高い情報を抽出し生成AIに問い合わせるというのが特徴です。本ツールは、2023年にCNCFのSandbox Projectとなっています。 K8sGPTではアラート条件を決めて解決方法を生成AIに問い合わせ
第1回の今回は、Windows 11上でLinux環境を実行する機能「WSL」(Windows Subsystem for Linux)のインストール方法を解説します。 はじめに 現在、サーバーサイドのあらゆる場所で、Linuxが活用されています。そのためターゲットとなるLinuxに関する知識と、その上で動作するツールへの習熟は避けては通れません。ところが、Linuxマシンを用意して本格的に学習しようとしても、なかなか長続きせず、気がついたらWindowsしか使わないようになっていたという初学者も多いのではないでしょうか。 現在のWindows 11では、本物のLinux環境をそのまま動かすことができます。普段使いのWindowsとLinuxをシームレスに運用できる「WSL(Windows Subsystem for Linux)」は学習においても、また実際の開発作業においても、非常に便利
はじめに 前回で最終回の本連載ですが、その掲載日(5月14日)に「ChatGPT-4o」が登場したので、急遽もう1回追加して解説することにしました。 第1回が公開されたのが2023年6月1日で、タイトルは「GPTで始まる大規模言語モデル時代」でした。それからわずか1年で「生成AI」という名前ですっかり社会に浸透しましたが、まだまだ急激に進化し続けており、この先どうなるかドキドキ、ワクワクしています。 GPT-4oの「o」とは GPT-4oのoは「omni(オムニ)」のoで「フォー・オー」と読みます。omniという単語は“すべての”という意味ですが、multi(マルチ)と解釈する方がピンと来ます。10年近く前にeコマース関連でomni channelという言葉が流行りましたが、これはECサイトやリアル店舗、SNSなど個別の販売経路だったものを統合するという戦略でした。GPT-4oのomniも
第7回の今回は、大規模なKubernetesクラスターの検証を容易にする「kwok」について紹介します。 はじめに 3-shakeのSreake事業部に所属する早川(@bells17)です。第7回目の今回は、大規模なKubernetesクラスターの検証を容易にする「kwok」について紹介します。 kwokとは“Kubernetes WithOut Kubelet”の略で、実際のKubernetes Nodeではなく仮想的なNodeやPodを使用することで、1,000台以上のNodeのあるKubernetesクラスターを手元環境で手軽にセットアップして検証を行えるツールキットです。 つまり、kwokを使用することで実際のNodeを用意することなく大規模なKubernetesクラスターの検証を部分的に行えるようになります。 kwokを試してみる 「実際のNodeを使用しない」と言われてもピンと
第14回の今回は、Kubernetes上で仮想的なクラスターを構築する「vCluster」を利用して、短時間で軽量な仮想クラスターを構築する方法を解説します。
eBPF Foundation&LF ResearchがeBPF技術の進化とオープンソースエコシステムへの影響を調査したレポート「eBPFの現状」日本語版を公開 こんにちは、吉田です。今回は、eBPF FoundationがLinux Foundation Researchと協力して作成・公開された「The State of eBPF」の日本語版「eBPFの現状」について紹介します。 【参照】eBPF Foundation & LF Research 調査レポート「eBPFの現状」を公開 https://www.linuxfoundation.jp/blog/2024/08/japanese-version-of-the-state-of-ebpf/ eBPF(extended Berkeley Packet Filter)とは、Linuxカーネルのソースコードを修正したりカーネルモジュー
本記事は、生成AIコミュニティ「IKIGAI lab.」に所属するメンバーが、生成AIに関するニュースを紹介&深掘りしながら、AIがもたらす「半歩先」の未来に皆さんをご案内します。 はじめに 本連載は、生成AIコミュニティ「IKIGAI lab.」で活動している6名で運営しています。注目されている生成AIに関するニュースを収集し、個性豊かなメンバーによる記事の深堀りから、半歩先の未来の想像を共有していきます。この記事を通して、ぜひ皆さまも各々の半歩先の未来を想像しながら、色々な価値観を楽しんでいただけると嬉しいです。 2023年1月以降、ChatGPTの利用者が爆発的に増加し、生成AIへの関心が大きく高まりました。多くの生成AIサービスが存在する中、「Perplexity」は信頼性と独自性を兼ね備えた生成AIサービスとして、多くのユーザーから高く評価されています。 PerplexityはW
2024年4月30日に、MySQLの新たなメジャーバージョン「MySQL 8.4.0」がリリースされました。本記事では、MySQLの新しい開発モデル「LTS」版と「Innovation Release」について紹介します。 はじめに 2024年4月30日に、MySQLの新たなメジャーバージョン(シリーズ)である「MySQL 8.4.0」がリリースされました。2018年4月にMySQL 8.0シリーズが正式リリースされて以来、実に6年ぶりのメジャーバージョン・リリースです。それまでのMySQLは概ね3年程度で新しいメジャーバージョンが公開されてきたので、今回の6年というのは、まさに「待望の」新バージョンと呼んでも差し支えないでしょう。 リリース方針の変更 MySQL 8.0シリーズが快調にリリースされ続けていた2023年7月に、今後のリリース方針の大きな変更に関するアナウンスがありました。か
はじめに Kubernetesにはリソースの利用状況に応じてオートスケールする仕組みがあります。この仕組みを上手く利用することで、従来は手動で行なっていた「パフォーマンス管理」や「キャパシティー・プランニング」の一部を自動化することができます。本連載では、Kubernetesのオートスケールに関して説明していきます。 Kubernetesにおけるオートスケール Kubernetesのオートスケールは、スケールする対象が異なる以下の2種類があります。 Podのオートスケール Podのリソース使用量を評価して、Podに対するリソースの割り当てをコントロールします。 クラスタのオートスケール クラスタのリソース使用量を評価し、ノードの増減等を行うことでクラスタで利用できるリソース量をコントロールします。 Kubernetesでオートスケールを利用する場合は、まずアプリケーションの性能要件に合わせ
本記事は、生成AIコミュニティ「IKIGAI lab.」に所属するメンバーが、生成AIに関するニュースを紹介&深掘りしながら、AIがもたらす「半歩先」の未来に皆さんをご案内します。 はじめに 今回から「Gen AI Times」として、生成AIに関する記事を発信させていただくことになりました。よろしくお願いします! 本記事は、生成AIコミュニティ「IKIGAI lab.」で活動している6名で運営させていただきます。注目されている生成AIに関するニュースを収集し、個性豊かなメンバーによる記事の深堀りから、半歩先の未来の想像を共有していきます。この記事を通して、ぜひ皆さまも各々の半歩先の未来を想像しながら、色々な価値観を楽しんでいただけると嬉しいです。 さて、記念すべき第1回では、「生成AIと共存する未来での働き方を想像できるツール情報」と「日本の生成AIの導入率に関する記事」を紹介します。そ
はじめに こんにちは。3-shakeの下村俊貴(@toshikish)です。今回は、アプリケーション(以下、アプリ)のソースコード変更不要で分散トレーシングができる「Odigos」について紹介します。 OSS InsightのKubernetes Tooling コレクションでは、2023年10月のスター増加数で1位、プルリクエストやイシューの増加数でも上位にランクインしており、注目度が高まっています。 分散システムのトレーシング マイクロサービスアーキテクチャのような分散システムでは、個々のサービスが協調しながら全体のシステムを構成しています。個々のサービスごとに監視を設定していると、そのサービス内の現象を把握することはできますが、リクエストは複数のサービスにまたがって処理されるため、障害が発生した際に被疑箇所を把握することは容易ではありません。 そこで分散トレーシングという仕組みが登場
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