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平素より「ウートピ」をご愛読いただき、誠にありがとうございます。 突然のお知らせとなり恐縮ですが、「ウートピ」は、2023年10月6日をもって、サイトの更新を停止する運びとなりました。 2013年10月にサイトオープンして以来、「わたしを、アップデートする。」を掲げ、「自分らしく生きたい」と願う読者のみなさまが、よりよく生きるための小さなきっかけを提供できればと願いながら日々記事の掲載を行なってまいりました。 読者のみなさま、取材にご協力いただきましたみなさま、コンテンツの作成にご協力いただいた方々に、心からお礼を申し上げます。 今後につきましては、決定次第、あらためてお知らせいたします。 (2023年9月 ウートピ編集部一同) お問い合わせ先 <ウートピ編集部> wotopi_edit@kyowa-group.co.jp
オンラインサロン「魔女のサバト」を主宰する、トイアンナさん、金澤悦子さん、川崎貴子さん「結婚しなくても幸せになれる時代」の恋愛や結婚について考える当連載。 第1回目はゲストとして独身研究家の荒川和久(あらかわ・かずひさ)さんが登場。結婚したくてもできない「不本意未婚」にスポットを当てて、トイアンナさんと対談していただきました。全3回。 “不本意未婚”が増えている理由 トイアンナさん(以下、トイアンナ):初めまして、今日はよろしくお願いします。 荒川和久さん(以下、荒川):実は、初めましてじゃないんですよ。コロナ禍前だったと思うんですけど、僕、トイアンナさんが登壇された就活生向けのイベントに行ったことがあって。 トイアンナ:まさかの! 確かに、イベントに登壇させていただいたことがあります。荒川さんは「婚活界隈で名前を知らない人はいない」というすごい方なので、本当にまぶしい気持ちで拝見してます
俳優の東出昌大さんと三浦貴大さんがダブル主演する映画『Winny』(松本優作監督)が3月10日に公開されます。BitcoinやNFTなどで使用されているブロックチェーン技術の先駆けといわれたファイル共有ソフト「Winny」。2002年に開発者の金子勇さんがこれを「2ちゃんねる」で公開するやいなや瞬く間に広がり、ピーク時は200万以上の人が使用していたといわれています。 Winnyとは何だったのか? そして、音楽シーンを一気に変えたiPodや世界最大の音楽配信サービスSpotifyとの関係は? 音楽プロデューサーの渋谷ゆう子さんに音楽著作権の観点からつづっていただきました。 「殺人に使われたナイフを作った人を罪に問えるか?」 ファイル共有ソフトWinnyの開発者である金子勇氏の実話をもとにした映画『Winny』が3月10日に公開された。 ブロックチェーン技術の先駆けと言われる技術「P2P(ピ
チームで取り組む仕事のパフォーマンスが上がるカギとも言える「心理的安全性」。グーグルが社内大規模調査の結果、チームにとって「圧倒的に重要」と結論づけたことでも注目を集めました。 企業のコンサルティングや人材開発を手がける「ZENTech」のシニアコンサルタントを務める原田将嗣(はらだ・まさし)さんによる『心理的安全性をつくる言葉55』(飛鳥新社)が8月に発売され、話題を呼んでいます。 仕事のあらゆるシーンでつい使ってしまいがちなNG表現を心理的安全性が高まる「ひと言」に言い換える構成で、同僚など社内の人と話すときや会議、1on1、そして商談まで、今日から実践できる言葉が紹介されています。 ウートピでは本の発売を記念して、同書の中身を抜粋してお届けします。 ※抜粋にあたり、同書の構成を一部変更しております。 はじめに 「会議で意見を募っても、誰も発言してくれない」「ミスを隠す部下がいる」「役
映画『セイント・フランシス』インタビュー・後編 アメリカにも同調圧力ってあるの? 『セイント・フランシス』で描かれたアメリカの生きづらさ 生理は女性たちが毎月向き合う日常の一つだし、中絶は“人生の一大事”で“トラウマ”になるとは限らない――。 34歳のうだつが上がらない(と自分では思っている)独身女性・ブリジットと6歳の少女・フランシスのひと夏を描いた映画『セイント・フランシス』が8月19日(金)から全国で順次公開されます。 大学を中退後、レストランスタッフとして働いてるブリジット。SNSを開けば友達は結婚や子育て、キャリアなど年相応にステップアップしていく。「それに比べて自分は……」と落ち込むこともしばしば。そんな中、子守りの短期仕事で出会ったレズビアンカップルの娘・フランシスと交流するうちに、ブリジットの心は少しずつ変化していく――というストーリー。 ブリジットを演じた女優のケリー・オ
2022年5月13日、文具メーカーの株式会社キングジムが「災害常備ポーチ(7点セット)」と「災害常備ポーチ More(10点セット)」の発売を開始しました。近年様々なメーカーから災害関連グッズがリリースされる中、オフィス用品のイメージが根強いキングジムが、なぜいま「災害常備ポーチ」の発売に踏み切ったのか。本アイテムの企画・開発を担当した営業戦略部商品課の坂牧悟さんに伺います。 東日本大震災以前より、防災対策セットを展開 ——今回の「災害常備ポーチ」「災害常備ポーチMore」より前に、御社は「災害対策セット」シリーズをリリースされていますね。防災セットを継続して展開するのは、なにかタイミングやきっかけはあったのでしょうか。 坂牧悟さん(以下、坂牧):特別なきっかけがあったというよりは、東日本大震災を受けて世の中的に防災意識が高まっていく中で、弊社としても防災グッズの必要性を感じていたというと
コラムニストのジェーン・スーさんが会いたい人と会って対談する企画。今回のゲストは、能町みね子さんと「夫婦(仮)」として共同生活を送り、最近は『私みたいな者に飼われて猫は幸せなんだろうか?』(著:能町みね子、写真:サムソン高橋)も上梓したゲイライターのサムソン高橋さんです。全3回。 「結婚しないと一人前じゃない」という呪い ジェーン・スーさん(以下、スー):時代が変わったと前回おっしゃってましたが、体感として何が変わりましたか? サムソン高橋さん(以下、サムソン):『弟の夫』とか描いてる漫画家の田亀源五郎さんが女装家のブルボンヌさんと話をしてまして。ブルボンヌさんが、田亀さんの『僕らの色彩』がとてもいいと。若い子に向けてすごく優しい目線で描いていると言ったら、今57歳くらいなのかな、田亀さんいわく、自分が若かった頃、上の世代のゲイが本当にひどかったって。どうひどいかというと、結婚して子供がい
コラムニストのジェーン・スーさんが会いたい人と会って対談する企画。今回のゲストは、能町みね子さんと「夫婦(仮)」として共同生活を送り、最近は『私みたいな者に飼われて猫は幸せなんだろうか?』(著:能町みね子、写真:サムソン高橋)も上梓したゲイライターのサムソン高橋さんです。全3回。 「とにかく社会の歯車になりたいって思っていた」 ジェーン・スーさん(以下、スー):サムソンさんはもともとは鳥取のご出身ですね。 サムソン高橋さん(以下、サムソン):スーさんは文京区育ちですよね。『私がオバサンになったよ』読んでうわーって思いました。軍パン履いてアフロでフェリス女学院ですって。当時「CUTiE」に載ってたCHIEKO BEAUTYっぽい。 スー:その世代ではありますけど、違う違う。そういうのを指をくわえて見てたCHIEKO BEUATYワナビー。 サムソン:うちは典型的なダメな親でしたからね。 スー
シェイクスピア研究やフェミニスト批評などを専門とする研究者の北村紗衣(きたむら・さえ)さんによる新書『批評の教室 ─チョウのように読み、ハチのように書く』(筑摩書房)。 「批評」を学ぶ大学生のために書かれた本ですが、本や映画、演劇などの作品をより深く理解するためのポイントから実践的な批評の仕方まで、批評の初心者にも分かりやすい語り口で丁寧に解説されており、私たちが本や映画を楽しむためのヒントも満載です。 本を書いたきっかけや「批評」の必要性、作品を味わうときに意識したいことなど、北村さんにお話を伺いました。 なぜ「批評の仕方」なのか? ——『批評の教室』を書いたきっかけを教えてください。 北村紗衣さん(以下、北村):『批評の教室』は、私が2018年に武蔵大学のゼミで行った内容がもとになっています。ゼミではひたすら映画批評だけをしていて、学生の満足度も高かったのですが、カリキュラムの関係で1
ウートピでも連載中の作家・アルテイシアさんと、東京新聞社会部記者の望月衣塑子さんが、フェミニズムについて、メディアについて、政治について語る4回連載。 アルテイシアさん著『フェミニズムに出会って長生きしたくなった。』(幻冬舎)と、望月衣塑子さん著『報道現場』(角川新書)を、お互い読み合ってからのスタートです。 一個人の生の言葉だからこそ響く ——まずは、アルテイシアさんが望月さんとお話ししてみたかったという理由を教えていただけますでしょうか。 アルテイシアさん(以下、アル):菅さんが官房長官だった時の会見で、望月さんがグイグイ質問していく姿に痺れて憧れて(笑)。台本を読むだけの予定調和な会見の中で、望月さんが「わきまえない女」として立ち向かう姿を見て、私の周りにも“望月推し”が爆誕してました。 その後、推しである望月さんを追って『i ―新聞記者ドキュメント—』を観て、権力には真正面からぶつ
ひがみ、ねたみ、そねみなのか、無邪気なのか。アドバイスかクソバイスか……。私たちをモヤっとさせる言葉を収集する「モヤる言葉図鑑」。 作家のアルテイシアさんと一緒に「モヤる言葉」を観察していきます。今回は「〇〇なんて関係ないよ」です。 ジョンとジェニファーの実験が可視化するもの ジョンとジェニファーの実験をご存じだろうか? これは2012年にアメリカで行われた実験で、まったく同じ履歴書の名前のみをジョンかジェニファーかに変え、求人に応募するというものだ。 実験の結果、ジョン(男性名)の方が高い評価を受け、年収も高く提示された。(参考文献『ジェンダーについて真剣に考えてみた――あなたがあなたらしくいられるための29問』(明石書店)) これは男性が履いている下駄(=特権)をわかりやすく示している。 ジェンダーギャップ指数30位のアメリカですらこうなのだから、いわんや日本をや(反語) ジェンダーギ
芸能界1のオシャレ俳優としても知られる滝藤賢一(たきとう・けんいち)さんによる『服と賢一 滝藤賢一の「私服」着こなし218』(主婦と生活社)が9月24日(金)に発売されました。滝藤さんによる初のファッションブックで、編集者が滝藤さんに密着して撮影した173日間218の私服コーデが紹介されています。 周りの目が気になっちゃうときはどうすればいい? ファッションの面白さって? 滝藤さんにお話を伺いました。前後編。 持たない選択はできないけれど… ——最近はミニマリストや“持たない暮らし”も注目されていますが、滝藤さんはどんなふうに思っていますか? 滝藤賢一さん(以下、滝藤):僕は物欲の塊なので、物を持たないという選択ができないんです。ミニマリストや断捨離に憧れますよ。でも、どうしてもできないんです。欲しくなっちゃうんですよ。服や植物を集めることにある種のエクスタシーを感じてしまっているのかもし
ひがみ、ねたみ、そねみなのか、無邪気なのか。アドバイスかクソバイスか……。私たちをモヤっとさせる言葉を収集する「モヤる言葉図鑑」。 作家のアルテイシアさんと一緒に「モヤる言葉」を観察していきます。今回は「なんでもセクハラと言われたら何も言えない」です。 屁に悪意はないが、発言には根っこがある 「悪意はありませんでしたが、不快な思いをさせてしまい申し訳ありませんでした」は、屁をこいた時に使う言葉だ。 屁はコントロールできないけれど、発言はコントロールできる。 不適切発言をした人は「相手が不快な思いをしたから」と相手のせいにせず、なぜその発言がセクハラや差別にあたるのか?を学んだうえで、なぜそんな発言をしてしまったのか?と自分と向き合うべきである。 それをしないから、何度も同じような発言を繰り返すのだ。 不適切発言を批判されても「今はなんでも叩かれて窮屈な時代になった」「なんでもセクハラや差別
「どうして声をあげるんですか?」アルテイシア・せやろがいおじさん 第1回 時事問題の発信で得た宝物と失ったもの【アルテイシア・せやろがいおじさん】 連載『モヤる言葉図鑑』が話題を集める作家のアルテイシアさんが、新刊『モヤる言葉、ヤバイ人 自尊心を削る人から心を守る「言葉の護身術」』(大和書房)を上梓しました。ハラスメントの嵐が吹き荒れる、何とも生きづらい“ヘルジャパン”を生き抜く実用書をつくりたい──。そんな願いを込めて、(中森)明菜返し・エジソン返しなどあらゆるシチュエーションに対処しうる「言葉の護身術」がユニークに綴られています。 そのアルテイシアさんが対談相手に指名したのは、YouTubeをはじめSNSで政治や社会問題に鋭く斬り込んでいく「せやろがいおじさん」こと、芸人の榎森耕助さん。「話題にしづらい問題をどうして取り上げるの?」をテーマにお話しいただきました。3回に分けてお届けする
コラムニストの桐谷ヨウさんによる新連載「なーに考えてるの?」がスタートしました。ヨウさんがA to Z形式で日頃考えていることや気づいたこと、感じたことを読者とシェアして一緒に考えていきます。第14回目のテーマは「O=Ossan(オッサン)」です。 ※画像はイメージです。 憧れていた人がいつの間にか「ウザいオッサン」になっていた 「オッサン」は世間で嫌われる存在である。いや、正確に言うと「ウザいオッサン」が嫌われているようだ。反面、少数の「ナイスなオッサン」は、若者にはない知性と色気を武器に、独特の魅力をちらつかせているように見える。 近頃のコンプライアンス的なノリで「オッサン」という言葉を使うのはぶっちゃけ憚(はばか)られる。しかし、このいとしさと憎らしさを同時に表現するには、「中年以上の男性」と呼ぶのは、ちょっと違う。「オジサマ」と言葉尻だけをキレイにしても、気持ちわるい。やはりここは
逆流性食道炎を治したい・第11回 猫背は大敵! 逆流性食道炎を改善、予防する運動はある?【専門医に聞く】 逆流性食道炎に悩む人が増えています。その実態や謎の症状、またセルフケアに関する疑問について、兵庫医科大学病院の副院長で消化器病指導医・専門医、内科指導医の三輪洋人(みわ・ひろと)医師に連載でお尋ねしています。 前回の第10回では、就寝時の胃酸の逆流を軽減するケアについて紹介しました。今回は、日中の生活動作や運動についてお話を伺います。なお、これまでの内容は文末のタイトル一覧からリンク先の記事を参考にしてください。 猫背は逆流性食道炎の大敵 ——逆流性食道炎を改善するために日ごろから自分でできることはありますか。 三輪医師:いくつもあります。まずは姿勢の改善です。自分の全身を鏡に写して見つめてみてください。猫背や前かがみの姿勢になっていませんか。年々、猫背がひどくなる、またスマホやパソコ
コラムニストのジェーン・スーさんが会いたい人と会って対談する企画。今回のゲストは、5月12日に最新作『くれなずめ』が公開された松居大悟(まつい・だいご)監督です。全3回。 “東京タワーが見えるタワマン”に引っ越したワケ ジェーン・スーさん(以下、スー):ところで生活に変化はありましたか? 松居大悟さん(以下、松居):どうでしょう。車に乗り出したとかそんなレベルですね。 スー:住まいは? 松居:結構引っ越しはしてます。でも築年数があって畳があるところに住もうとしてます。タワマンとかはちょっと。 スー:そろそろ住んでみては、タワマンに。 松居:住めないですね。怖いんですよ。行っちゃうと、もう下げられなくなりそう。床暖あったり、宅配ボックスあったり、めっちゃ便利そう。 スー:便利に殺される! 松居:あとはワインを飲み始めてしまいそうな怖さがあります。 スー:でもさー、ワイン飲み始めたくらいで鈍る
「オリンピック、マジでやるの?」と多くの国民が白目になっているヘルジャパン。 五輪がらみでは森さんの女性差別発言も含めて、白目になることの連続だ。巨大な吹き出物がつぶれて「どこまで膿(うみ)が出るのかな?」みたいな状況である。 開閉会式の演出で、渡辺直美さんの容姿を侮辱するような企画が提案されていた件も報じられたが、「ルッキズムでおなじみヘルジャパンでーす!」と世界に自己紹介したいのかな?と白目になった。 この件について、ワイドショーで男性芸人が「直美さん本人は気にしてませんよ」とコメントした。 (容姿イジリをされても)気にしないほうが、芸人としてプロ意識が高い→気にするのはプロ意識が低い。そんな価値観がイヤでもイヤと言えない空気を作っているのに。 気にする/しないの問題ではなく社会問題 一般社会でも「セクハラにいちいち騒ぐなんてプロじゃない」的な価値観に苦しむ人は多い。そうした価値観が被
ひがみ、ねたみ、そねみなのか、無邪気なのか。アドバイスかクソバイスか……。私たちをモヤっとさせる言葉を収集する「モヤる言葉図鑑」。 作家のアルテイシアさんと一緒に「モヤる言葉」を観察していきます。今回は「私は〇〇に偏見がないから」です。 無邪気にゲイと友達になりたいという彼女とモヤる私 「私は同性愛に偏見がないから、ゲイの男性と友達になりたい」 数年前、女友達のこの発言を聞いてモヤった。 SATCのキャリーとスタンフォードみたいな関係に憧れる女性は多いだろうし、その気持ちはわからなくもない。「これってモヤる言葉?」と首をかしげる人もいるだろう。 そこで私がなぜモヤったのかを解説したい。 まず「ゲイの男性と友達になりたい」という言葉を当事者が聞いたら「あなただから」ではなく「ゲイだから」と受け取るだろう。「自分のことを1人の人間として見ず、都合のいい役割&ステレオタイプなイメージを押しつけて
NHKの人気料理番組『平野レミの早わざレシピ』など、テレビや雑誌を通じて数々のアイデア料理を発信している料理愛好家の平野レミさんによるエッセイ集『家族の味』(ポプラ社)が3月9日に発売されました。 同書は2007年に筑摩書房から刊行された新書『笑ってお料理』に加筆・修正して単行本化。レミさんが初めて料理を作った思い出から、和田誠さんとのなれそめや子育て方針まで家族と料理についてつづっているほか、29品のオリジナルレシピに加え、亡き夫・和田誠さんとの対談、阿川佐和子さん、清水ミチコさんとの鼎談(ていだん)も収録しています。 レミさんに夫・和田さんとの結婚生活で大事にしていたことや「自分らしさ」を貫くことについてお話を伺いました。前後編。 和田誠さんとの結婚生活で大事にしていたこと ——本では2019年10月に亡くなった夫の和田誠さんとの思い出もたっぷりつづられています。レミさんが、和田さんと
ひがみ、ねたみ、そねみなのか、無邪気なのか。アドバイスかクソバイスか……。私たちをモヤっとさせる言葉を収集する「モヤる言葉図鑑」。 作家のアルテイシアさんと一緒に「モヤる言葉」を観察していきます。今回は「幸せ太り?」です。 “幸せ”というエクスキューズ 「結婚した当初、周りの人たちから『幸せ太り?』と言われてモヤった」。そんな話を何度か聞いたことがある。 たしかに“幸せ”とつければOKなのか?という話である。 「太った?」と言われたら「うるせえな」とグレッチを握りしめるが、「結婚おめでとう!幸せ太りですか~?(笑)」と祝福ムードで言われたら、グレッチでめった打ちにするわけにもいかない。 先日、友人のシオリーヌちゃん(助産師で看護師の性教育ユーチューバー)と話す機会があった。彼女が結婚発表した時も、YouTubeのコメント欄に「幸せ太りですか?」というコメントが多数ついたらしい。 彼女は摂食
よく仕事で「信用を積み上げる」と言いますが、いまいちピンときません。私は昔から約束を守ることが苦手です。学生時代や子供の頃は友達との約束をドタキャンしたりしてよく怒られていました。さすがに大人になったので約束は守るようにはしているのですが、心のどこかで約束を守ることにプレッシャーを感じています。社交辞令で「今度ランチに行きましょう」と言われることもあったり自分で勢いで言っちゃったりすることもあるのですが、よっぽどの場合ではないと自分から声をかけることはありません。転職も多く人間関係が切れることも多いです。 話を信用に戻します。私の想像なのですが、約束したり口にしたらすぐ行動して転職してもそれまでの人脈を生かしながら仕事をする人が「信用を積んでいる人」だと思うのですが、あおいさんはどう思いますか? 信用を積み上げていくことはやっぱり大事でしょうか? アクションだけでは判断できない 「仕事をめ
コラムニストのジェーン・スーさんが会いたい人と会って対談する企画。今回のゲストは恋バナ収集ユニット「桃山商事」の清田隆之(きよた・たかゆき)さんです。全3回。 我々はなぜ“男が知らない男のあだ名”を作るのがうまいのか? ジェーン・スーさん(以下、スー):桃山商事でたくさんの女性から恋愛相談を聞いてきて、女性側の話に共通点があると感じたことはありますか? 相互理解に至らない要因というか。 清田隆之さん(以下、清田):我々のところにくるのは異性愛者の女性が多いので、夫や彼氏、仕事相手やアプリで知り合った人など、男性とのいざこざを聞くことになります。そこで耳にする「男に対する不満や疑問」に関してはいろいろ共通点があり、また自分にとっても思い当たる節が多く、それらを反省的な視点でまとめたのが『よかれと思ってやったのに──男たちの「失敗学」入門』(晶文社)でした。 そんな背景があるため、ディスコミュ
コラムニストのジェーン・スーさんが会いたい人と会って対談する企画。今回のゲストは恋バナ収集ユニット「桃山商事」の清田隆之(きよた・たかゆき)さんです。全3回。 ジェーン・スーさん(以下、スー):豊山時代の清田さんの話がもっと聞きたいです。 清田隆之さん(以下、清田):日大豊山は「ストニュー」でイケてる学校ランキングに数えられ、また体育会系の校風も強く、当時池袋を席巻していたカラーギャングに入ってる人なんかもいて、全体的にオラついた学校だったと思います。そんな中で、ヤンキーやスポーツエリート、イケメンやオシャレなやつらがヒエラルキーの上位にいた。 僕は友達の多いタイプだったけどヤンキーでもオシャレでもないし、サッカーをやっていたけどレギュラーになれず、成績も下のほうでおまけに家がバブル崩壊の影響で生活苦になり、高校時代は結構どん底でした。そこで「面白くなるしか道はない!」と思い立ち、いかにも
国際ガールズ・デー2020 レポート最終回 スプツニ子!「プログラミングは楽しい」と女の子たちに伝えたい【国際ガールズ・デー2020】 10月7日、国際NGOプラン・インターナショナル主催による無観客トークイベント、「THINK FOR GIRLS/コロナ禍の女の子たちのために私たちができること」がTwitterとInstagramでライブ配信されました。 本イベントにゲストで登壇したのは、スプツニ子!さん(アーティスト・東京藝術大学デザイン科准教授)と大崎麻子さん(国際協力・ジェンダー専門家)です。 新型コロナ感染症という世界共通の課題に直面し、国や地域の枠を超えて大きなターニングポイントとなった2020年の国際ガールズ・デーを目前に、コロナ禍における女性の現状やアフターコロナの時代における女性の可能性、私たちができるアクションについてトークが展開されました。 【第1回】コロナ禍の女の子
健康や減量のためにウォーキングをしようと考えていますが、実践の時間帯はいつがいいのかと迷います。 『専門医が教える 糖尿病ウォーキング!』(扶桑社)という著書がある糖尿病専門医・臨床内科専門医の福田正博医師は、「食べたものを燃焼してエネルギーに変えるにあたって、効率が良い時間帯が多くの研究で明らかになっています」と話します。 詳しく聞いてみました。 1日1時間を歩くと25日で体重が1キロ減 はじめに福田医師は、ウォーキングで消費するカロリーについて、次のように説明をします。 「ウォーキングや自転車、水泳、ジョギングなどの有酸素運動は、脂肪を燃焼しやすいことがわかっています。ウォーキングで消費するエネルギーは、1日に1万歩を歩く場合、時間にして1時間となり、およそ300キロカロリーです。お茶碗に大盛り1膳分を食べたときのカロリーに相当します。 月に25日間行うと、合計7,500キロカロリーに
『いまだ、おしまいの地』インタビュー・前編 「自分が自分じゃなくなるってそんなに悪いこと?」鬱で確変して分かったこと【こだま】 『夫のちんぽが入らない』で鮮烈なデビューを飾った作家のこだまさんによる2冊目のエッセイ『いまだ、おしまいの地』(太田出版)が9月に発売されました。 第34回「講談社エッセイ賞」を受賞した前作『ここは、おしまいの地』の続編。北の荒野「おしまいの地」で、詐欺師にお金を振り込んでしまったり、晴れ舞台に立つ直前に自然災害に巻き込まれたりと、相変わらず“ちょっとした事件”に巻き込まれるこだまさんや周りの人々の日常がつづられています。 前作との違いや心境の変化についてこだまさんに話を聞きました。前後編。 嫌だったことは無理に自虐に落とさない ——『いまだ、おしまいの地』を執筆されるにあたり意識したことはどんなことですか? こだま:前作の『ここは、おしまいの地』は過去の話がメイ
アルテイシア・太田啓子 対談 最終回 見たことがないものにはなれない? 壁を乗り越えるために必要な心構え【アルテイシア・太田啓子】 連載「○○と言われて微妙な気持ちになる私」を更新するたびに、「あるある!」と共感の嵐を巻き起こす、作家のアルテイシアさんとジェンダー問題について考える特別企画。 今回は、8月に刊行された『これからの男の子たちへ 「男らしさ」から自由になるためのレッスン』が話題となった、弁護士の太田啓子さんをゲストに招きました。最終回では、私たちが一度刷り込まれてしまった性差別を「学び落とす」ことの重要性、そしてこれからの社会を生き延びるためにどのような心構えが必要かについて、希望のある未来を見据えつつ語っていただきました。 大御所のハラスメントに警告を促す若手芸人 ——連載1回目でアルテイシアさんが、「いまの若い男性たちを見ていると、ジェンダーロールの呪縛から解き放たれて、フ
33歳で手取り約22万円のサラリーマンの「僕」が1億円を貯められた方法を紹介する井上はじめさんの『33歳で手取り22万円の僕が1億円を貯められた理由』(新潮社)が2020年3月に出版されて以来、じわじわと売れています。 「YouTuberになる!」とか「仮想通貨で!」とか「株のデイトレードで!」というやり方ではなく、再現性があっていつでも誰でも始められる方法とは? というわけで、本書から抜粋した内容を3回連載で掲載します。毎週木曜更新。 節約して元手を捻出する 能力の低いダメリーマンが、毎月の給料の余りを世界経済に預けるだけでいつのまにか億万長者になれるほど、世の中そんなに甘いものではありません。お金を大きく増やしていくには、元手が必要で、必要な元手を節約して捻出するというのは、手取り22万円のサラリーマンにとっては、絶対必要条件です。 幸い僕の場合、小さい頃から節約はとても身近なものでし
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