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TGS2024
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<プロフィール> 中山敬一(なかやま・けいいち)主幹教授 1986年、東京医科歯科大学医学部卒業。順天堂大学大学院修了後、政府系研究所、米国留学や企業経験を経て1996年九州大学・生体防御医学研究所教授。2009年より同主幹教授。2010年夏、著書『君たちに伝えたい3つのこと―仕事と人生について 科学者からのメッセージ』を出版。現在、重版や韓国からの出版オファーなどの反響を呼んでいる。 他人と違う生き方 僕の生き方はね、他人とは全く違うんだ。国立大の医学部を卒業後、臨床研修をせずにすぐに基礎研究の道に進んだんだ。国立大を卒業して私大の大学院に行く人はほとんどいないと思うけど、僕の場合は順天堂大学に良い先生がいたから、そこの大学院に行くことにした。 大学院を出てからは理化学研究所に入って、そのあとすぐワシントン大学に留学し、約5年間過ごした。アメリカは32歳くらいになったら独立するのが普通だ
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――研修必修化がもたらす研究と教育の荒廃―― 臨床研修の必修化は、最近その功罪がしきりと論じられているが、その臨床医学に与える影響の最終的な評価にはもうしばらくの時間が必要であろう。 しかし、現在においてひとつだけはっきりしていることがある。それは研修必修化が基礎医学の分野に与えるダメージが、予想外に大きかったということだ。今、臨床研修の必修化によって、基礎医学に進む人材が激減している。こうした傾向がつづけば、日本発の臨床研究の実力は低下し、いずれは、医学界全体に大きなマイナス要因として影響を及ぼすことは必至である。 そこで今回の特集では、研修必修化によって基礎医学が被るダメージ、それが医療界全体にどう影響してくるのかを論じていただいた、九州大学生体防御医学研究所分子発現制御学分野教授/中山敬一氏の寄稿をお届けしたい。 はじめに 「今、医学部が最大の危機に瀕している」と言ったら、「何を大袈
高等研究院 制がんストラテジー研究室|国立大学法人 東京医科歯科大学
Last updated : Fri Jun 30 18:50:52 2006 ©2003-2007 Department of Molecular and Cellular Biology, Division of Cell Biology, Medical Institute of Bioregulation, Kyushu University
Last updated : Tue Sep 26 14:02:21 2006 ©2003-2007 Department of Molecular and Cellular Biology, Division of Cell Biology, Medical Institute of Bioregulation, Kyushu University
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