関門海峡花火大会の有料エリアのゲート(8月13日、下関市) 下関市の夏の風物詩である関門海峡花火大会が8月13日にあり、今年も多くの人が花火を見ようと集まった。しかし、夜空に上がる美しい花火とは別世界のように、VIP席周辺には刺青の入った人々が集い、過激な格好をして肩や尻にタトゥーの入った女性たちが飲み物を配るなど、異様な空気であったことが市民のなかで話題にされている。 VIP席は30万円 金になればいいか? かつての関門海峡花火大会は、岸壁エリアも無料で、夕方になると家族連れや市民が海峡沿いに出て来て場所取りをし、間近で花火を眺める「地元の花火大会」の趣が強かった。しかし、近年は県外からも多数の観覧客が訪れるようになっており、花火が見える海峡沿いは囲いが設置されて2000~3000円の有料エリアになっている。住宅地側の海峡沿いにマンションなど高い建物が建ち並んだこともあり、気軽に花火を楽