KW:語彙解釈・白湯・素湯・微温湯・温湯・熱湯・白湯の定義・白湯の温度・plain hot water Q:患者に薬の服用について指示する際、水又は白湯で服用するよう伝えたところ白湯の温度は何度かの質問がされたが、白湯の温度は定められているか A:通常、白湯又は素湯とは『味を付けたり、他のものを入れたりしない、ただの湯(plain hot water)』と理解されている。従って、白湯の温度が何度であるかの規定はされていない。 玉露の浸出法で用いられる温度は60℃、煎茶の浸出法では90℃、珈琲では熱湯とされている。 また、日本薬局方では、冷水=10℃以下、微温湯=30-40℃、温湯=60-70℃、熱湯=約100℃と規定されている。 薬を服用する場合、水又は白湯での服用を奨めるのは、混在する他の成分が薬の効果に影響することを避けるためであり、温度について期待するとすれば二次的なものであると考え