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まずAMS-22から具体的に見ていくと、まず驚くべきは、その小ささ。手のひらサイズしかなく、重量も85gとZOOM史上最小、最軽量の超コンパクト設計になっています。 手のひらサイズのAMS-22は、ZOOM史上最小、最軽量の超コンパクト設計となっている こんな小さい機材でも、必要な機能はしっかりと搭載されており、フロントにはマイクやギターを入力するためのコンボジャック、ステレオ3.5mmの入力、ヘッドホン端子が装備されています。 フロントには、コンボジャック、ステレオ3.5mmの入力、ヘッドホン端子を装備 リアには、TRS出力とPCと接続するためのUSB端子、スマホなどで使用する際の電力供給のためのUSB端子を搭載。 リアには、TRS出力、PCと接続するためのUSB端子、電力供給のためのUSB端子を搭載 トップには、コンボジャックに接続した信号を調整するためのGAINツマミ、ヘッドホンとア
2022/06/26 鍵盤が演奏できない人でも声でMIDI入力できる!?ドラムも声で打ち込める夢のツールDubler 2 声で作曲できるDubler 2というソフトをご存知でしょうか?最近SNSなどで広告が流れているので、見かけたという方も少なくないと思いますが、これは、ロンドンにあるVochlea Musicというオーディオテクノロジー企業が開発したソフトで、声を使ってMIDI入力を行うことができる画期的な製品。鼻歌からメロディを打ち込むことはもちろんのこと、声を学習させることにより、ドラムの入力だって行うことができます。またコードの入力やMIDI コントロールチェンジの入力も可能で、作曲のサポートツールとしても新たな音楽表現としても期待できる存在です。 思いついたメロディを口ずさめば、それをDAW上に立ち上げたシンセで鳴らせるし、「ドン」「パン」と声で入力すれば、ドラムパターンを作成可
先週あたりから海外からリーク情報などが流れていましたが、AKAI Professionalから音楽制作用スタンドアロン型シンセサイザ・キーボード、MPC KEY 61が発表されるとともに、国内市場予想価格198,000円(税込み)という価格で発売が開始されました。これは超多機能なスタンドアロン・シンセサイザでありながら、フルサイズの4×4のパッドを持つスタンドアロンのMPCであり、オーディオインターフェイスであり、MIDIインターフェイスであり8ポートのCV/GATEコントローラーであり、サンプラーであり、シーケンサであり、DAWであり……と、これでもかとい機能を詰め込んだ、まさにモンスターマシン。 ワークステーションという呼び方が正しいかは分かりませんが、音楽制作用としてパワフルに使える機材であると同時に、Windows/Macと連携して活用することで、さらに幅が広がるユニークな機材なの
2022/06/17 1978年発売のJUPITERシリーズの原点、JUPITER-4をRoland自ら忠実に再現 Rolandのシンセサイザの代表製品として数々の音楽作品を生み出してきたJUPITERシリーズ。中でも1981年に発売されたJUPITER-8は80年代の象徴的シンセサイザの一つとして、今でもそのサウンドは広く使われています。でも、JUPITERシリーズの原点となる初代機はJUPITER-8の発売から遡ること3年。1978年に発売されたJUPITER-4というシンセサイザです。Rolandの創業は1972年なので、まだ7年目というときに発売された初の4音ポリフォニック・シンセサイザ。 そのJUPITER-4がこの度、Roland自らの手で、ソフトウェアシンセサイザとして再現されました。Rolandが誇るアナログ回路をデジタルで再現する技術、ACB(Analog Circuit
これまで何度かDTMステーションでも紹介したことのある、シンプルなUIと高いサウンドクオリティーが特徴のプラグインメーカー、Goodhertz(グッドヘルツ)。以前クリストファー・ノーラン監督の映画「TENET (テネット)」でも使用されたGoodhertzのプラグインPanpotを紹介した際には、かなりの反響がありました。そんなGoodhertzは、いくつもユニークなプラグインを開発しているので、今回はその中からLossyをピックアップしてみようと思います。 Lossyは、低ビットレート特有なMP3ディストーション、8bit風なレトロサウンドを生み出せるプラグインで、Lo-Fi Hip Hopなどのジャンルにも活用できるというもの。デジタル音源を低クオリティで圧縮したときの「シュワシュワ」した音を再現できるという尖ったプラグインなのですが、「あえてそんな圧縮したような音を曲で活用したい」
さて、その本体ソフトであるSOUND FORGE Pro 16 Suiteからざっと見ていきましょう。これは私個人的にも25年以上使い続けているソフトであり、今でも毎日のように使っているソフトです。DAWほど多機能ではないけれど、とにかく軽快に使える波形編集ソフトであり、音を編集する際にはいつでもこれを使っている感じです。64bitフロート/768kHzまで対応するソフトで、DSDの読み書きにも対応しているからハイレゾ音源の制作には必須のツールだし、wav、aiff、mp3、aacはもちろん、ogg、flac、au、mov、avi、swf、wma、mp4……と、ほとんどのオーディオファイル形式の読み書きが可能なので、ファイルコンバーターとしても便利に使えます。また、編集した結果をCDに書き込みできるのはもちろんDDP出力にも対応しているから、マスタリングにおいても重要なツールです。 新たな
Home Cubase ここまでCubaseに最適化されたMIDIキーボードはなかった!最高に使いやすいNovation Launchkey MK3の操作性 2022/06/13 ここまでCubaseに最適化されたMIDIキーボードはなかった!最高に使いやすいNovation Launchkey MK3の操作性 Cubaseにとって、過去最高のマッチングを実現したと断言できるMIDIキーボードがNovationから登場しました。Launchkey MK3シリーズというこのMIDIキーボードは、NovationとSteinbergがタッグを組む形でCubase 12に最適化したもので、Cubaseを最新版(12.0.30以降)にアップデートするとともに、Launchkeyのファームウェアを最新版にすれば、WindowsでもMacでもUSB接続するだけで何の設定をしなくても自動でフル機能使える
音楽レコーディングスタジオはもちろん、映画、テレビ、ラジオ……など世界中のサウンドを司る分野においてトップブランドとして君臨し、60年以上の歴史を持つイギリスのAMS Neve。スタジオにAMS Neveのコンソールが置かれていることが、まさにステータスとなってきた製品群であり、最新のデジタルコンソールでもプロの世界で高い評価を受けているメーカーでもあります。そのAMS Neveが、ついにUSBオーディオインターフェイスをリリースすることになったことが6月3日からスタートしたアメリカの2022 NAMM Showで明らかにされました。 発表されたのはコンパクトながら10in/10outを装備したUSB 3.0接続のオーディオインターフェイス、88M。ここにはAMS Neveのフラグシップである88RSコンソールに搭載されているものと同じテクノロジーを用いたマイク/ライン/楽器用デュアル・プ
6月2日、テクノスピーチが最新のAI技術で人間の歌声をリアルに再現する歌声合成ソフト、VoiSona(ボイソナ)のβ版を無料で公開しました。これは、今年2月に「WindowsはもちろんMacでも使え、DAW上のVSTiとしても動作するCeVIO Pro (仮)がα版として無償配布開始」という記事で紹介したCeVIO Pro(仮)が名称を変更するとともに、β版へとアップグレードしたもので、ソングエディタとともに、デフォルトボイスライブラリとして女性シンガーである「知声」(読み:ちせい、英語表記:Chis-A)が付属している点も同様です。 CeVIO Pro(仮)でもWindowsとMacに対応するとともにスタンドアロンおよびVSTiプラグインとして動作する形になっていましたが、β版となったVoiSonaではMacのAudio Unitsプラグインにも対応。さらに、MacのM1プロセッサにもネ
これまでもDTMステーションで、何度か登場している音楽制作事務所のグローブ・エンターブレインズ。AKB48やNMB48、KinKi Kids、ジャニーズWEST、なにわ男子といったアイドルモノから、涼宮ハルヒの憂鬱、仮面ライダーやスーパー戦隊シリーズ、THE IDOLM@STERなどのアニソンや特ソン、ゲーム音楽ではFF7RやFF7R INTERGRADE、キングダムハーツ3などの人気作品、SixTONESやKing & Princeなどのライブ、舞台に至るまで数多くの採用実績を持つ会社ですが、最近「作詞・作曲ラボラトリーズ」という何やら面白そうなことを始めたそうなのです。 簡単にいうと作詞・作曲のプロがレッスンを行うというもの。テスト生に用意されたのは、月4ハーフ、1曲仕上げコース(1ヵ月以内に1曲完成を目指し60分×5回受講)、受け放題月極メールコース(メールでの受け答えが可能なコース
ご存じの方も多いと思いますが、CT-S1000Vは3月に発売されて大きな話題になったものの、半導体不足などもあり生産が追いついておらず、なかなか入手しづらい状況。そのため、楽器店の店頭などにもモノが並んでおらず、試してみたいと思っても実物がありません。そうした中、この日比谷音楽祭のカシオブースでは2台のCT-S1000Vが展示され、誰でも自由に触れるようになる予定です。 日比谷音楽祭では、CT-S1000Vを自由に触れる 2日間開催されるのですが、その2日目に江夏さんと私で会場に行って、ここで次回のオトトークの収録をしようか…と話をしているところなので、よかったらぜひ遊びに来てください。 この、にれの木広場には、音楽マーケットとしてテントブースが並び、カシオのほかにもヤマハ、コルグ、ローランド、カワイ、鈴木楽器製作所……など各楽器メーカーが出展して、さまざまな楽器を展示しているので、楽しい
株式会社インターネットが、国産DAWであるABILITYの新バージョンを本日5月27日に発売開始しました。これはこれまでのABILITY 3.0 ProおよびABILITY 3.0 Elementsの後継となるABILITY 4.0 ProとABILITY 4.0 Elements。アメリカやドイツなど海外のDAWが多い中、エントリー版のSinger Song Write Liteと上位版のABILITYという2ラインナップを展開してきたインターネット社が出すABILITYの最新版となります。 今回の目玉となるのがインターネット社が自社開発した16パート・GM2対応のマルチティンバー音源AMS。簡単にいってしまえば昔懐かしいRolandのSC-88 Proの進化版というか、超高品位版ともいえるもの。まさに最新サウンドで曲を新たに作っていくこともできるし、昔作ったデータを引っ張り出してきて鳴
これまでも何度も紹介してきたことのあるドイツMAGIX社が開発する初心者用のDAW、Music Makerの最新版がMusic Maker 2022。その最上位版であるMusic Maker 2022 Premiumは日本語化されてソースネクストが14,850円という低価格で販売しています。Windows専用のDAWなので、Macでは使えないのが注意点ですが、初心者用とはいえかなり豊富な機能を備えているのがスゴイところで、とくにAIを用いた自動作曲機能はMusic Maker最大の特徴といってもいいと思います。 そのMusic Maker、ときどき行われるソースネクストの特売で、トンでも価格になることがありますが、5月19日~5月24日28日の6日10日間限定で、過去最安値の3,980円という値段で入手可能となっています。「初めてDTMにチャレンジしてみたいけど自分にできるのか不安…」とい
5月17日、ドワンゴがSeiren Voice(セイレンボイス)という、これまでにない新たなAI音声合成システムの販売を開始しました。これは、従来のTTS(テキスト to スピーチ)と呼ばれる文字を入力して音声合成とは異なり、人が喋った声を入力し、その発音の仕方、イントネーションやスピード、間の取り方などを、トレースするかのようにターゲットのキャラクタの声に置き換え、非常に高品位な音声合成を実現する、というものです。 今回、その第一弾製品として、「結月ゆかり」、「琴葉 茜・葵」が、それぞれ19,800円(税込)でダウンロード販売の形でスタート。Windows10/11用となっていますが、動作させるにはNVIDIAのある程度のスペックを持ったGPUを搭載していることが必須となっています。そのため、体験版もリリースされており、これを使うことで実際に自分のPC環境で動作させることが可能なのかチェ
KORGからvolcaシリーズの新製品、volca fm(型番はvolca-fm2)が4月末に発売されました(税込みメーカー希望小売価格:24,200円)。これは1983年にYamahaから発売され、世界的に大ヒットになったFM音源シンセサイザ、DX7のサウンドを再現するコンパクトな機材。ご存じの方も多いと思いますが、KORGは2016年に初代のvolca fmを出していましたが、今回発売されたのはそれを大きく機能強化した第2世代volca fmとなっています。具体的には同時発音数が初代の3音から6音に増えていたり、音色プログラム保存数が初代の倍の64に増えていたり、以前からあったChorusに加えReverbも搭載するなど、さまざまな点で強化されています。 もちろん最大のポイントはDX7と音色データの完全互換性があり、ネット上などに豊富にあるDX7の音色データを読み込んで、再現できるとい
ご存じのとおり、エフェクトやインストゥルメントをDAWに追加するためのプラグインにはいくつかの規格が存在しています。主なものとしてVST、Audio Units、AAXがあり、ひとことでVSTといっても従来からのVST2と現在主流のVST3があり、プラグインによっては片方しかサポートしていない……といったことも多くあります。またSteinbergがVST2のサポート終了を打ち出すなど、規格自体も移り変わってきています。そうした中、どんなプラグイン規格であっても、間を取り持って変換してくれる便利なソフトがあります。それがBlue Cat Audioが出すBlue Cat’s PatchWorkというWindowsでもMacでも使えるソフト。 このBlue Cat’s PatchWork自体もプラグインの一つなのですが、これを介すことで、まったく別の規格のプラグインを扱うことが可能になるのです
先日、UAD-2のネイティブ版UADSparkのプラグインが登場して、プロアマ問わず大きな話題になっています。これまでApolloシリーズやSateliteなどUniversal AudioのDSP搭載のハードウェアを必要としていたUAD-2プラグインが、サブスクリプションサービスUAD Sparkに月額$19.99で加入するとCPUのみのネイティブ環境でも使用可能になったのです。プラグインフォーマットとしては、DSPで動くものをUAD-2、今回PCだけでも動作するネイティブ環境のものをUADx、と区別しているとのこと。 既存のUADユーザーにとって重要なのは、サブスクリプションサービスのUAD Sparkがスタートしたと同時に、これまで持っていたUAD-2プラグインのネイティブ版UADxプラグインが無料で貰えて使用可能になり、DSPとネイティブ版の両方が使えるようになった点。新規ユーザー
カシオの歌うシンセサイザ、CT-S1000Vをテーマに、マリモレコーズの江夏正晃さんと毎週10分ほど行っているYouTube番組、「江夏と藤本のオトトーク Powered by CASIO」ですが、前回のゲスト、明和電機の土佐信道社長に続き、今回のゲストは声優の小岩井ことり(@koiwai_kotori)さん。ご存じのとおり小岩井さんは声優でありつつ、作詞家・作曲家であり、CubaseユーザーのバリバリなDTMer。その小岩井さんがCT-S1000Vに出会ったらどう遊んでくれるのか、ということでゲストにお招きしました。 番組内では小岩井さんに好きな歌詞を作ってもらいCT-S1000Vを弾いて歌わせてもらった一方、ぜひ小岩井さんに試してもらいたかったCT-S1000Vのスゴイ機能を引き出してみました。それは自分の声をサンプリングして、その声で歌わせるというもの。単なるサンプラーではなく、その
2022/04/26 ゲームボーイ風小型サンプラー、SmplTrekの詳細が明らかに。小さいながら楽しくスゴイ機能が満載 先日「ゲームボーイ風小型サンプラー!?多機能な作曲ガジェット、SmplTrekがKICKSTARTERでクラウドファンディング開始!」という記事で紹介した、日本のベンチャー電子楽器メーカー、SONICWAREが開発中のSmplTrek。すでに購入申し込みをした、という人も多いと思いますが、本日そのSmplTrekの機能の詳細が発表されるとともに、具体的な機能を紹介するデモ動画などもいろいろ公開されました。 見てみると、想像していた以上によくできており、すぐにも欲しい!と思わせる楽しそうな機能がいっぱい。たとえば最大10層を録り重ねられるルーパー機能、サンプリングしたサウンドをパッドに割り当ててプレイできる機能、サイドチェーンコンプも含む数多くのエフェクト機能、そして自由
バンドでもオーケストラでも、ピアノ演奏でも、最近は紙の譜面ではなくiPadやAndoroidタブレットなどを使う人が増えています。こうしたデバイスであれば譜面がかさばらないし、管理も簡単。また暗い場所でも見やすいから、ライブなどでも扱いやすく使い勝手がいいからです。とくに無料でほとんどの機能が利用できる日本のアプリ、Piascoreは人気で、多くの現場で利用されています。 そのPiascoreを愛用している一人がDTMステーションPlus!でもお馴染みの作曲家、多田彰文(@akifumitada)さん。多田さんは人気作曲家として数多くの仕事をこなす一方で、「代棒指揮(だいぼうしき)」という、国内にも稀有な指揮者としても活躍しています。その指揮をする際にPiascoreを利用するとともに、ペダルでページ送りをするiRig Blue Turnを使っているそうなのです。先日はじめて多田さんの代棒
4月20日、RolandがJUPITER-XおよびJUPITER-Xmの新ファームウェア、3.0をリリースするとともに、新たなアナログモデリングシンセ、JUPITER-Xを搭載した、と発表しました。「JUPITER-XにJUPITER-Xを搭載」ってどういう意味だ……!?!? と混乱してしまいましたが、どうやらまったく新たな「JUPITER-X」というバーチャルアナログのシンセを開発するとともに、それを3年前に発売したハードウェアシンセであるJUPITER-XおよびJUPITER-Xmにファームウェアとして搭載した、ということのようです。 ある意味、これでついにJUPITER-X/Xmが完成した、といってもいいのかもしれませんが、「JUPITER-X/Xmという体にJUPITER-Xという命が吹き込まれて真のJUPITER-Xになった…」といったところなんだと思います。また、個人的に面白い
2022/04/18 コードからコードへのベンディングを実現する画期的なプラグイン、Fluid Chordsが誕生 インド・ムンバイにあるプラグインメーカー、Pitch Innovationsから、これまでにない非常にユニークなソフト、Fluid Chordsがリリースされました。同社は「究極のコード・ベンディング・システム」と呼んでいるのですが、たとえばCからD7、D7からAmへ……といったようにコード間をモーフィングするかのようにピッチベンドすることを実現するプラグインなんです。 コード間のベンディングって、普通にできそうでいて、簡単には実現できません。なぜなら普通にピッチベンドするとコードを構成するすべての音が同じように上がったり下がったりするから、CからDへは移行できてもD7やAmには移行できないからです。それを実現するのが、このFluid Chordsであり、MIDIキーボードで
昨年、Native InstrumentsとiZotopeが同じ資本系列に入り兄弟会社になったという情報はDTMステーションでも何度かお伝えしていましたが、このたびその2社に加え数多くのプラグインのプラットフォームとして知られるPlugin Alliance、さらにユニークなマスタリングエフェクトなどを出すBrainworxの計4社がグループとなり、その親会社としてSoundwide(サウンドワイド)という会社が設立されたことが4月12日、発表されました。 Soundwideは、「世界中のクリエイターにとって音楽・オーディオ制作をより楽しく刺激的な体験にするために、それぞれに合ったクリエイティブフローの発見と維持をサポートすること」を目指すとのこと。そのSoundwideの設立を記念して、各社の製品をパックにしたWelcome Bundleなる製品群のプレゼントキャンペーンが4月26日まで
以前からずっと気になりつつ試したことがなかった機材をようやく使うことができました。それはIK Multimediaが出すモニタースピーカー、iLoud MTM。結構多くのレコーディングエンジニアさんがいいと言っていたり、知り合いの作曲家さんなどが導入して使っているので、どうなんだろう……と思っていたのです。店頭で実物を見たり音を聴いたことはあったのですが、スピーカーの音って、自分の慣れた作業環境で聴いてみないことには、ホントにいいのかよくわからないのが正直なところなので、自宅で試してみたかったのです。 これに興味を持っていた最大のポイントはiLoud MTMには自動音場補正システムが内蔵されていて、これを使うことで自動でキャリブレーションができるという点。こうしたキャリブレーション機能を持つモニタースピーカーとしてはGenelecのスピーカーやNeumannのKH80 DSPなどがあります
DAWの中では、ちょっと特異な性格を持つFL Studio。誕生以来、長年Windows専用のDAWとして独自路線を歩んできましたが、FL Studio 20になって、ついにMacでも使えるようになり、世界的にもユーザーは一気に増えてきているようです。もちろんFL Studioだけで、すべての音楽制作を行っている人がいる一方で、CubaseやStudio One、またLogic、Ability……などのDAWと連携させて活用する人が多いのもFL Studioならではの特徴のように思います。 そのFL Studioはその特異性ゆえに、使えるコントローラーが少なかったのも事実。もちろん、単純にUSB-MIDIキーボードで弾くことはできていても、FL Studioをより効果的に活用できる機器がほとんどなかったのです。以前、AKAIがFireというユニークなコントローラーを出したのを記事にしたこと
5月4日23:59までNative InstrumentsがMASCHINEシリーズを買うと、ジャンル別拡張音源のExpansionsがもらえるキャンペーンを実施中です。対象となる製品は、MASCHINE MIKRO、MASCHINE、MASCHINE+の3機種で、MASCHINEとMASCHINE MIKROには4つのExpansions、MASCHINE+には8つのExpansionsが付与されます。Expansionsは通常では1つ6,600円なので、26,400円または52,800円引きになるとも考えられますね。 さらにいうと、MASCHINE MIKROは直販価格が32,800円(税込)なので、このキャンペーンを利用するとMASCHINE MIKROが6,400円という計算。さらに楽器店によっては、さらに楽器店によっては、より安い価格で販売されている場合もあるようなので、チェック
基本的な違いは鍵盤数で、61鍵のFANTOM-06、76鍵のFANTOM-07、88鍵のFANTOM-08というようなラインナップ。前述したように88鍵モデルはピアノタッチで、それ以外はシンセ鍵盤となっています。質量は表の通り、鍵盤数が多くなるほど重くなり、価格も高くなります。機能的な部分はまったく一緒なので、必要な鍵盤数で、どれにするか選択していくのがいいと思いますよ。FANTOM-06は6kgしかないですから、普段シンセを持ち運びする方にとってポイントになってきますよね。 各モデルの違いは鍵盤数と鍵盤タイプで機能的には同じ FANTOM-0シリーズには、さまざまな機能が搭載されていますが、ここでは紹介しきれないので、特に面白いと思った機能を見ていきましょう。まずは、オーディオインターフェイス的に利用できるという点から。PCとUSBケーブルを繋げば、USB-MIDIキーボードとして認識さ
プロ御用達のクロックジェネレーターでお馴染みのメーカー、Antelope Audio(アンテロープ・オーディオ、以下Antelope)。同社は、ルビジウム超安定性レゾナンスコントロールドマスターオシレーターを搭載した10MX(税込実売価格876,700円)は、憧れの機材ではありますが、最近は手ごろな価格のオーディオインターフェスなどもいろいろ展開しています。Zen Go Synergy Core(同69,300円)などはバスパワーで動作するコンパクトながらも超高性能・超多機能な機材として、プロからアマチュアまで幅広い層のユーザーが使っています。 そのAntelopeが今回新たに2つのオーディオインターフェイスを発表しました。Thunderbolt 3およびUSB 2.0接続で14in/20outのDiscrete 4 Pro Synergy Core(同187,000円)と、26in/32
日本のベンチャー楽器メーカー、SONICWARE(ソニックウェア)から、時間がない大人たちのための作曲ガジェット、SmplTrek(サンプル・トレック)というゲームボーイ風な見た目のサンプラーが発表され、クラウドファンディングサイト、KICKSTARTERを使っての予約販売が本日スタートしました。手元に届くのは今年9月ごろの予定で、定価は$429。5月17日まで実施されているKICKSTARTERで購入すると、税込み47,500円(3月31日12:00~4月4日11:59までの5日間は、なんと35,500円、詳細は後述)で入手することができます。 SmplTrekは、カバンに入れて持ち運べるサイズ感となっており、ちょっとしたスキマ時間でも曲作りを行える楽しいデジタル機材。出先などで気軽にトラックを作り、時間があるときに自宅でブラッシュアップした上で、YouTubeにUPして発表するといった
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