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Home iPad/iPhone USB-CになったiPhone 15 Proを買ってみたので、DTMで問題なく使えるかチェックしてみた ご存じのとおり2023年9月22日、iPhone 15シリーズが発売されました。今回のiPhone 15シリーズはiPhone 14シリーズと同様でiPhone 15、iPhone 15 Plus、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Maxの大きく4ラインナップとなっていたわけですが、最大の変化ポイントは従来のLightning端子がUSB Type-C端子になったという点です。そして、このことはiPhoneでDTMをするユーザーにとっても最大の注目点であり、オーディオインターフェイスやMIDIキーボードなどとの接続がどう変わるのかが気になるところです。 今回、私も予約受付がスタートした9月15日、即予約をしたところ、発売日になんとか
カシオから歌声合成機能を搭載したキーボード、CT-S1000Vが発売されてから2年が経過しました。世界中のユーザーがさまざまな使い方をしているようで、CT-S1000V Challenge Vol.2においてもユニークな作品が次々とUPされています。カシオ自身は、CT-S1000Vをシンセサイザとは呼んでいないようですが、音を作っていく楽器という面ではシンセサイザと言って間違いないでしょう。 もっともCT-S1000Vは突然生まれたわけではなく、カシオにおけるシンセサイザの長い歴史があるからこそ、誕生したもの。そのルーツを遡ると1984年に発売されたCZ-101というシンセサイザにたどり着きます。PD音源というユニークなシンセサイザ方式を発明したカシオが生み出した、画期的なシンセサイザだったのですが、実際どんなものなのか、その基本的な仕組みについてフォーカスを当ててみたいと思います。 19
Home VOCALOID・歌声合成・音声合成 未来を探求するためのヤマハの研究スタジオ、VOCALOID β-STUDIOがスタート。AI歌声合成プラグイン、VX-βとは何なのか!? 2023/09/14 未来を探求するためのヤマハの研究スタジオ、VOCALOID β-STUDIOがスタート。AI歌声合成プラグイン、VX-βとは何なのか!? すでにご存じの方も多いと思いますが、8月22日、ヤマハが合成音声の常識を打ち破ることを目的とする研究スタジオ「VOCALOID β-STUDIO」を立ち上げたことを発表するとともに、そこでの初の試みとして技術試作であるAI歌声合成プラグイン「VX-β」というものを一般公開する、ということも同時発表されました。このVX-βはWindowsおよびMacで動作するVST3/AudioUnitsのプラグインですが、市販されるというわけではなく、クリエイターを
Home MIDI NIからMIDI 2.0対応のキーボードコントローラ、Kontrol S-Series MK3が発表。Kontaktからの直接連携も可能に 2023/09/12 NIからMIDI 2.0対応のキーボードコントローラ、Kontrol S-Series MK3が発表。Kontaktからの直接連携も可能に 9月12日、Native Instrumentsからキーボードコントローラの最上位モデル、Kontrol S-Series MK3が3モデル発表され、予約受付も開始されました。今回発表されたのは49鍵モデルのKontrol S49 MK3(税込メーカー希望小売価格:107,400円)、61鍵モデルのKontrol S61 MK3(同:121,700円)、そして88鍵モデルのKontrol S88 MK3(同:186,200円)のそれぞれで、出荷は10月中旬ごろとのこと。詳細
ドイツMAGIXの音楽制作用ソフトの定番、Music Maker。DTMステーションでもこれまで新バージョンが出るたびに、記事で紹介してきましたが、今年もまた新しいバージョンが登場しました。まだ2023年9月ながら、数あるソフトウェア製品の中でも年を先取りしたMusic Maker 2024 Premiumというネーミングです。ご存じの方も多いと思いますが、Music MakerはWindows専用のソフトでMacで使うことができないのが、初心者用DAWという面ではAppleのGarageBandのWindows版のような位置づけです。 ただ毎年機能強化をしているソフトだけに、GarageBandはもちろん、ほかのDAWにもないユニークな機能がいっぱい。中でもボタン数回クリックするだけでAIが自動作曲してくれるSong Maker AIは秀逸。これだけのためにMusic Makerを購入し
文字を入力して喋らせる音声合成は、ここ数年で大きく進化して、よりリアルな声で人間の喋り声と判別できないレベルになってきています。ただ、いくらリアルになったとはいえ、リアルタイムでアクションするのは困難であり、どうしてもノリの悪いやりとりになってしまいます。そうした中、注目されるのが自分の声を直接違うキャラクタの声に変換できるボイスチャンジャーです。そうしたボイスチェンジャーもハードウェアタイプのもの、ソフトウェアタイプのものなど、さまざまなものがある中、現時点における本命ともいえるのが、クリムゾンテクノロジーが出す変幻自在の声質変換ソフトであるVoidolです。 DTMステーションでも、これまで何度か取り上げてきましたが、この度、Voidol 3へとメジャーバージョンアップを図り、よりリアルに、そしてよりクリアな声に変換できるように進化しました。その一方で標準搭載のキャラクタが従来の6つか
超定番のマスタリングツール、iZotopeのOzoneのバージョンアップが発表され、Ozone 11が登場しました。年々進化し続けるOzoneですが、今回は新モジュールとして楽曲をクリアにしてくれるClarityが追加。さらに2mixの音源をステムマスタリングのように調整、トランジェントとサステインを別々にコントロール、完成した音源のボーカル音量だけを自動調整……など、アナログ機材では絶対にできなかった最新技術ならではの機能が追加されています。 前回のバージョンアップでも、通常のマスタリングで必要とされる機能以上のことはできましたが、今回はさらにさまざまな場面で活用することのできる機能が追加された印象。初代Ozoneが誕生してから17年、革命ともいえるAIを用いたマスタリング機能Master Assistantを2017年にOzone 8で実装した、唯一無二の存在であるOzone。初心者で
の5製品となっています。いずれも最大で192kHzのサンプリングレートまで扱える、24bitの分解能に対応した機材となっています。 Scarlett Soloのフロントパネル ご存じの方も多いと思いますが、これまでのScarlettの第3世代には、より入出力の多いScarlett 8i6、Scarlett 18i8、Scarlett 18i20といった機種がありますが、今回それらのアナウンスはありません。 Scarlett 2i2のフロントパネル いずれ発表されるのでは……と期待しているところではありますが、ここではより幅広いユーザー層にリーチすると思われる、2in/2out、4in/4outのモデルを見ていきます。 Scarlett 4i4のフロントパネル Scarlett 2i2の3rd Genと4th Genを比べてみた 私自身、第3世代が発表されてすぐにScarlett 2i2を購
CASIOが昨年発売した、歌うシンセサイザキーボードであるCT-S1000V。鍵盤を弾くことで歌わせることができる非常にユニークな楽器である一方、膨大なプリセット音色を持つPCM音源のキーボードでもあるため、プロも注目している機材。そんなCT-S1000Vを、映画、ドラマなどの音楽も手掛けるJazztronikの野崎良太(@Jazztronik_)さんが使用しているというので、お話を伺ってきました。 これまでなかった「歌う」シンセサイザであるため、ライブで幅広い表現ができるという野崎さん。また、純粋に楽器としても気に入っているらしく、ほかにも搭載されているドラムのサウンドについて、Spliceなどのサンプル素材では出せない存在感があると語っていました。シンセマニアでもある野崎さんから見た、CT-S1000Vの魅力について紹介していきましょう。 Jazztronikの野崎良太さんにインタビュ
フランスArturia(アートリア)から、DAWユーザーにとって、非常に重宝する強力なMIDIキーボードが、先月末に発売されています。49鍵のKeyLab Essential 49 mk3(メーカー希望小売価格:39,600円[税込])と61鍵のKeyLab Essential 61 mk3(同49,500円)のそれぞれで、いずれも標準のホワイトモデルに加えブラックモデルが用意されています。フルキーサイズのセミウェイト鍵盤とともに、大きな液晶ディスプレイとクリッカブル・エンコーダーを備え、9つのフェーダーと9つのノブ、8つのパッド、さらにはトランスポートコントロールなどを装備する、DAW用に開発されたコントローラーキーボードとなっているのです。 特筆すべきポイントは、このKayLab Essential mk3が、Cubase、Ableton Live、Logic Pro、FL Studi
Shureから、超小型のオーディオインターフェイスMVX2U(市場参考価格19,800円税込)が本日8月25日に発表と同時に発売が開始されました。これは、普通のXLR端子を持つマイクに直接装着することも可能なので、ある意味、普通のマイクをUSBマイクに進化させることのできる機材ともいえます。配信や出先で録音したい方にピッタリなMVX2Uには、DSPが内蔵されているのも重要なポイント。無料の専用デスクトップアプリShurePlus MOTIVを使ってDSPを設定することにより、レイテンシなしにEQやコンプといったエフェクトも使用可能となるのです。また最大60dBのゲインに対応しているので、配信で定番だけど出力が小さめのShure SM7Bのようなダイナミックマイクにも完全対応。本家本元が出しているだけあって相性は抜群です。 また、MVX2Uのポイントは、難しいセッティングを必要とせず、簡単に
音楽制作ツールには、Cubase、Studio One、FL Studio…のように汎用性の高いDAWソフトのほかにも、マスタリングに特化したソフトや波形編集に特化したもの、最近ではAI作曲機能が強力なものなどがあります。そうした中、それらとはまたちょっと異なるアプローチで、、作曲という部分に特化した音楽制作ツールもあります。その一つが、ハンガリーのソフトウェアメーカーであるMusicDevelopmentsのRapidComposerというWindowsでもMacでも使えるソフトです。 もともと2010年に誕生したこのソフトは、コード進行の作成やフレーズの生成にフォーカスしており、作曲における作業を効率よくこなせて、アイディア出しにも使えるツールとして進化してきた歴史があります。最新バージョンは4.7となっていますが、RapidComposerは国内に代理店がないこともあり、日本のDTM
各種DAWがある中で、強い独自色を発揮し、異彩を放つDAWとして存在感を強めてきているのがドイツに本社を置くBITWIG社が開発するBitwig Studioです。もともとライブパフォーマンスで使えるということで注目を集めたBitwig Studioですが、レコーディング用、打ち込み用、アレンジ用、ミックス&マスタリングツールなど音楽制作用途全般で広く使えるだけでなく、The Gridというユニークな機能でモジュラーシンセのごとく、さまざまなモジュラーを組み合わせて自由自在に音を作っていく機能を持っているのが大きな特徴となっています。 そのBitwig Studioがさまざまな機能追加してBitwig Studio 5となった一方、最上位のBitwig Studio、中位のBitwig Studio Producer、そしてエントリー版のBitwig Studio Essentialsと3
Windows、Macはもちろん、iPhone/iPad、Androidでも、インストール不要ですぐに楽しめるユニークな楽器アプリ、KANTAN Playというものが無料で公開されています。これは楽器が苦手な人でも、楽譜がまったく読めない人でも指一本ですぐに弾けてしまうという画期的なアプリです。KANTAN Musicという音楽システムにのっとったアプリであり、これまでDTMステーションでも何度か紹介してきた電子楽器、InstaChordの姉妹ソフト的なものでもあります。 KANTAN Musicは、InstaChrodの開発者である、ゆーいち(永田雄一:@u1_nagata)さんが考案したものですが、KANTAN Playというアプリは、ゆーいちさんとコラボする形で、日本におけるVRの先駆者であるGOROman(近藤義仁:@GOROman)さん、それにオーディオプログラマである、よしたか
マイクメーカーとして人気の高いオーストリアのLEWITT(ルーイット)から初のオーディオインターフェイスとして、非常にユニークな製品、CONNECT 6(42,900円税込)が発売されています。簡単操作のCONNECT 6は、-133dBVという超低ノイズを実現。またマイクのゲインも72dBまでブーストできるので、あらゆるマイクを接続して、色付けなしにマイク本来の音を録音することができます。またDSPも装備しており、専用のコントローラソフト使って、EQやコンプといったエフェクトをゼロレイテンシで使用可能。柔軟にルーティングすることも可能なので、ヘッドホン用のミックスを作ったり、ライブストリーミングミックスを作ったりすることもできます。 最大の特徴はUSBポートを2つ備えているオーディオインターフェイスである、という点。たとえば片方をPCに、もう片方をスマホに接続することで、PCのDAWで作
本日、2023年8月4日、Media Integrationから、Native Instrumentsの日本国内正規代理店業務を開始するというニュースが発表されました。これまでNative Instruments Japanが行ってきた日本国内市場における同社の製品の販売、流通、ユーザーサポートの業務が、本日、2023年8月4日よりMedia Integrationに移管される、というのです。これはNative Instrumentsの日本撤退のようにも見えるのですが、実はその真逆で、日本でのサービス体制強化、というのが背景にあるようなのです。 事実、Native Instrumentsの日本国内での売り上げは年々増しており、国内ユーザー数も増加の一途を辿っていたので、いわゆるリストラとは反対の状況。またNative Instruments Japanの社員の大半がMedia Integr
ここ1、2年、AIの進化は劇的でChatGPTや画像生成AIなど、革命的アプリケーションが次々と生まれています。そうしたAIの革命的アプリケーションのもうひとつが、歌声合成ソフトのSynthesizer Vであることは間違いありません。すでに人間の歌声と区別がつかないレベルに来ており、6月にリリースされた1.9.0ではラップにも対応するなど、その進化は留まることを知りません。 その1.9.0でのラップ機能や多国語対応などについては、先日、開発者であるDreamtonicsの代表取締役、Kanru Hua(カンル・フア)さんのインタビューで詳細を紹介したばかりです。が、本日8月2日、またDreamtonicsから爆弾のような発表がされました。それが次期バージョン1.10の発表であり、Synthesizer Vの歌声がさらに大きく強化される、というのです。そこには人の感性を利用している、という
声優の井上喜久子さんがCVを務めるキャラクタ、桜乃そら(読み方:ハルノソラ)。これまで喋るソフトとしてはVOICEROID2、歌うソフトとしてはVOCALOID5で製品が販売されていました。その桜乃そら誕生5周年というタイミングに合わせ、この度新たなバージョンが誕生することが7月25日に発表されるとともに、その翌日、7月26日に、井上喜久子さんご本人も登場する「AHS公式生放送」という形での発表会が開催されました。 その新バージョン、入力文字読み上げソフトとしてはVOICEPEAKを、歌声合成ソフトとしてはSynthesizer Vを使う形で製品化され、「VOICEPEAK 桜乃そら」、「Synthesizer V AI 桜乃そら」という2製品が8月24日にパッケージ版、ダウンロード版で発売されます。いずれのソフトもWindows、Mac、Linuxの環境で動作するため、使えるユーザーが大
と5つのバンクがあります。それぞれの中にBPM 90、BPM 120、BPM 150の3種類が入っているので、たとえば、「04_Katsugioke Taiko」の中のテンポ120のものを選んで読み込むと、「担ぎ桶太鼓」のUIが立ち上がってきます。 Katsugioke Taikoを起動するとこんな画面が登場する キーボードを表示させてみると分かる通り、キーごとに役割が割り当てられています。低いほうの水色がワンショットとなっていて、ベロシティーによってその雰囲気が大きく変わるようになっています。 また高いほうの水色や黄色はフレーズとなっていて、まさに茂戸藤さんが叩いたBMP120でのフレーズが数多く収められているのです。ここで赤のキースイッチを切り替えることにより、類似する別パターンが再生できるため、直感的な演奏をサポートしてくれるのも嬉しいところです。 音を出すと画面上部には波形が表示さ
1932年創業のイギリスの老舗オーディオメーカー、WHARFEDALEのプロオーディオラインであるWHARFEDALE PROから、6.5インチ径ウーハーのモニタースピーカーDiamond Studio 7-BT、5インチ径ウーハーのDiamond Studio 5-BTが発売されています。このDiamond Studio BT Seriesは、現在も世界中で売れ続けるロングセラーモデル、WHARFEDALEのDiamondシリーズの名前を引き継いでいて、比較的低価格でありながら、音楽制作に必要とされる要素をクリアしたモニタースピーカーとなっています。 スタジオモニターとして使うことができるのはもちろんのこと、Bluetooth機能も搭載しているので、リファレンス曲を手軽に流して確認したり、音楽制作用としてだけでなく、ホームスピーカーとして使う際にも便利です。しかも、2台のスピーカーをT
本日7月18日、Rolandから新たなサービス、BGM CASTなるものが発表されました。これはRolandのゲーミングミキサー、BRIDGE CASTに搭載された新たなサブスクリプション・サービスで、ゲーム実況をはじめとする動画配信時に、著作権フリーのBGMを流したり、さまざまな効果音を鳴らせるようにする、というもの。 HAPPY、COOL、EXCITING…といったムードと、EDMやHIPHOP、ROCK…といったジャンルを指定すれば自動的にいい感じの曲をBGMとして流してくれるというもの。これをYouTubeなどで配信しても、著作権でトラぶることなく、利用できるため、安心して配信クオリティーを上げることが可能になる、というサービスなのです。このBGM CASTはすでにRolandがサービスを実施しているクラウド型のソフト音源サービス、Roland Cloudを活用する新機能でもありま
これまでDTMステーションでたびたび取り上げてきたドイツMAGIXのDAW、Music Maker。現在その最新版がMusic Maker 2023 Premiumとなっており、初心者にも使いやすいDAWとして世界中の多くのDTMユーザーが使っています。Windows専用のソフトであり、Macでは動作しないという欠点はありますが、MIDIの打ち込み、オーディオのレコーディング、ループシーケンス、ドラムマシン打ち込み、ミックス、マスタリング……とDAWの持つべきすべての機能を網羅するとともに、AI自動作曲機能など、ほかのDAWにはないユニークな機能も数多く備えているソフトとなっています。 もちろんVSTプラグインによるエフェクトやインストゥルメント機能にも対応しているので、他社のプラグインも利用できるのですが、Music Maker自身が持つエフェクトやインストゥルメントが膨大にあるので、こ
2023/07/15 最新AIでついにラップも実現、まだまだ進化するSynthesizer Vの技術背景と目指す方向 すでに使っている方も多いと思いますが、2023年6月21日にSynthesizer Vの最新バージョン1.9.0が正式にリリースされています。これまでのSynthesizer V Studio Proのユーザーであれば、誰でも無料でバージョンアップできるようになっているのがスゴイところですが、この1.9.0ではついにラップに対応するという、音声合成・歌声合成の世界の中で初の試みが実現されています。これまでラップを音声合成ソフトや歌声合成ソフトで、無理やり実現させようと打ち込みを頑張ってみた経験のある方も少なくないと思います。でも、なかなか思うようにいかなかったのが現実ではないでしょうか? そのラップを今回のSynthesizer V 1.9.0ではついに現実のものにしたので
2023/07/11 AIエンジンで従来のV4を完全に超えた、VOCALOID 6 AI 音街ウナが誕生した背景 すでにご存じの方、そして購入した方も多いと思いますが、バーチャルアイドル「音街ウナ」(おとまちうな)のVOCALOID6専用のボイスバンク、「VOCALOID6 Voicebank AI 音街ウナ」のパッケージ版、ダウンロード版の6製品および「VOCALOID6 エディタ」をセットにした「VOCALOID6 Starter Pack AI 音街ウナ」のパッケージ版とダウンロード版の6製品、合計12製品が6月23日に株式会社インターネットから発売されました。 音街ウナは株式会社エム・ティー・ケーが企画し、声優の田中あいみ(@kanataimi)さんがCVを務めるキャラクタで、これまでVOCALOID4 LibraryやVOICEROID2製品などがありました。今回、そのVOCAL
先日、VOICEPEAK 小春六花が発表されるとともに、CeVIO AI 小春六花やSynthesizer V 小春六花など既存の小春六花製品を持っている人は7月12日までの期間限定でVOICEPEAK 小春六花が無料でもらえることも発表されて大きな話題になっています。その小春六花のCVを務めるのは、声優の青山吉能(あおやまよしの @Yopipi555)さん。昨年大ヒットとなったアニメ「ぼっち・ざ・ろっく」の主人公、後藤ひとり役を務めたことでも注目を集めた青山さんですが、中学時代はボカロ曲、ニコニコ動画にハマっていたのだとか……。 かなりの熱の入れようだったそうですが、そこから10年近くを経て自分自身がSynthesizer VやCeVIO AI、そしてVOICEPEAKの小春六花になる、というのはどんな感覚なのでしょうか?そもそも、どんな経緯で、小春六花になることになったのか、実際の収録
すでにご存じの方も多いと思いますが、先日Abletonが画期的なハードウェア製品、Push 3を発売しました。DTMステーションでも「Ableton Live内蔵のハードウェア、Push 3が誕生!パソコン不要でどこでも持ち運べる音楽制作環境を」という記事で速報記事を書いたとおり、Push 3にはハードウェア内部にCPUやメモリ、SSDなどを搭載するスタンドアロン版(税込価格:258,000円)と、プロセッサを内蔵などせずMac/PCと接続して使うことを前提とするコントローラ版(税込価格:128,000円)の2種類が存在しています。 プロセッサ内蔵版の258,000円という価格、簡単に手が出せるものではありませんが、コンピュータとオーディオインターフェイス、MPE対応の高性能な8×8パッドとコントローラなどがすべて1つにまとまったもの…と考えると、あながち高くもないのかもしれません。事実、
日本のベンチャー楽器メーカーであるSONICWAREが2018年1月にNAMM Showで発表し、2019年にワールドワイドでの発売となった、小さなデジタルシンセサイザ、SONICWARE ELZ_1。DTMステーションでも以前紹介したことあった、このユニークで、非常に多くのシンセサイザ方式を盛り込んだELZ_1は、コロナや半導体不足の影響に直面し、しばらく生産が止まっていました。しかし、今回新バージョンのELZ_1 playとして復活させることが決まった、というのです。しかも、ただ復活するだけでなく、ELZ_1のコンセプトを踏襲した上で、ソフト、ハードともに進化。 そんなELZ_1 playの復活は、SONICWAREから発売されるわけでなく、開発者であり、SONICWAREの代表取締役でもある遠藤祐(@yu_endo)さん個人のプロジェクトとして展開するとのこと。生産するのに必要な工場
Home シンセサイザ 男女8人の声優の声で収録された掛け声音源“Pop Stars Shout!!”爆誕。膨大な掛け声を自在に叫ばせることが可能に 2023/06/20 男女8人の声優の声で収録された掛け声音源“Pop Stars Shout!!”爆誕。膨大な掛け声を自在に叫ばせることが可能に アイドルのライブ現場において、曲の間奏やサビなど、さまざまなタイミングでファンが叫ぶ「はい!はい!」、「それ!それ!それ!それ!」といった掛け声。またアイドルコールと呼ばれるものとして、「世界で一番あいしてる」、「世界で一番あいしてる」とか「やっとみつけたお姫様」のようなガチ恋口上、さらには「虎 火 人造 繊維 海女 振動 化繊」とか「タイガー!ファイヤー!サイバー!ファバー!ダイバー!バイバー!、ジャージャー!」のようなMIX。そしてステージの演者側からの掛け声である「せーの」、「もーいっかい」
昨日6月18日に配信された「TOKYO6公式生放送」で、AHSが発売する入力文字読み上げソフト「VOICEPEAK」の新キャラクタとして小春六花(こはるりっか)が登場し、7月13日から発売されることが発表されました。小春六花は、音楽業界でも話題のアニメ「ぼっち・ざ・ろっく」の主人公、後藤ひとり役の声優、青山吉能さんがCVを務めるキャラクタ。これまでSynthesizer VまたはCeVIO AIトークボイスの製品が発売されていましたが、今回新たにVOICEPEAK版の小春六花が発売される形です。 驚きだったのは、Synthesizer VまたはCeVIO AIの小春六花のユーザーであれば、VOICEPEAK版の小春六花の開発版(β版に相当)を昨日より無料でもらえるようになっている、ということ。この開発版は7月13日の発売以降も製品版同等に継続アップデートが可能で、そのまま使い続けることがで
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