ミャンマーで、中国系犯罪組織が外国人数千人を監禁し、特殊詐欺実行役を強要しているという。アメリカの調査機関によると、中国系犯罪組織による特殊詐欺の被害は、年間10兆円近くに上り、その拠点は東南アジアで急拡大しており、日本人も拉致の対象になっているという。 きっかけは「偽の求人広告」…中国系犯罪組織が数千人を監禁 軍によるクーデターから4年を迎えたミャンマーで、混乱に乗じて中国系犯罪組織が勢力を拡大している。ターゲットには、日本人もいるという。 この記事の画像(11枚) ミャンマーの中国系犯罪組織は、今も外国人など数千人を監禁しているとみられている。新たな証言からその姿が見えてきた。 1月、訪問先のタイで中国人俳優の男性が行方不明となり、その後、隣国ミャンマーで丸刈りの姿で保護された。 男性は、SNSで映画の仕事があると騙されてタイを訪問した。そこで犯罪組織に拉致され、特殊詐欺に加担するよう