ひな祭りの発祥の地は福井県越前市か―。縄文から弥生時代までの日本の国造りについて書かれた歴史書「ホツマツタヱ(秀真伝)」に、同市の日野山でひな祭りの原型の儀式が始まったと推測できる記述があるとして、郷土史を研究する同市北日野地区の「こしの歴史勉強会」が地域おこしに生かそうと活動している。歴史書は偽書との指摘もあるが、同会は「地域にとって魅力的な物語。伝承として生かしたい」と期待を込めて発信を目指す。 同会などによると、現存しているホツマツタヱは江戸時代の書物。研究者の間では偽書であるという考えが根強いものの、一部の歴史愛好家は古事記や日本書紀の原書の可能性があると指摘する。書物が見つかった滋賀県高島市では今年、日本ホツマツタヱ協会が設立されるなど愛好家による研究が続いている。 ⇒ひな人形3000体…福井県に20段のひな壇 北日野地区では、こしの歴史勉強会のメンバーがホツマツタヱの存在を知っ