放射線部では、人体に影響があると言われている放射線(X線)を使って検査や治療を行っています。その検査は、患者様が病気やけがの正しい診断を受けるため、また次の治療に役立てていただくために行うものです。したがって、放射線(X線)検査を受ける方が「被ばく」による害をこうむるという概念は除外して下さい。 私たちが使用する放射線(X線)の量は、身体に影響が出ると言われている量よりもはるかに少ない量を使用しています。そして、必要な場所のみに必要最小限のX線量で病気を見つけ正しい診断が下せるように検査を行っていますので、放射線による影響をご心配されることはありません。安心して検査をお受け下さい。 それでもなお、患者様の中には不安をもって検査や治療に臨まれている方々も多くおられると思います。次に、これまでに私たちが患者様から相談を受けた事例を紹介しますので、皆様の不安を解消する一助となれば幸いです。 X線