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先日書いた通り、直近数年のお金を確保しておく中期バケツに4資産均等型を選んだわけですが、そこそこの葛藤もありました。 具体的には 『(私よりは)効率的市場仮説』を推していながらも、海外資産を売り、半分が円資産である4資産均等型に乗り換えるということは、「これから円高になる」と信じていることになるのではないか? という葛藤で、 わたしの予想よりも、市場で取引されている通貨の価格の方が適正値により近い であるのにも関わらず、円資産の比重を重くするのは理にかなっていない と、自分の選択に納得できていませんでした。 このモヤモヤに対して、まずは 「円で生活しているから多くの円を必要としているだけで、円高を予想しての乗り換えではない」 という点をもって自分を納得させようとしたわけですが、これだけでモヤモヤが完全に消えはることはありませんでした。 その後に、 「中期バケツの役割は『リスクを下げること』
「インデックス投資だけするのであれば勉強は不要」みたいな言葉をどこかで聞いたような気がするので、そこに対する意見をツラツラと。 まず、 現在、私は投資の勉強をしてますん。 わたしは読書が好きなので、多きときには月に10冊くらいの本を読み、そのうち10%くらいは投資・経済に関する本です。 しかし、これには『投資の勉強』という意識はなく、ただ面白いから読んでいるだけに過ぎませんし、これによって投資リターンが向上するようなこともありません。 よって、投資の勉強をしているような?していないような?という状況です。 よってインデックス投資家に対して、「リターンを上げるために投資の勉強をしろ!」と言うことはできません。 それどころか、様々な投資本を読んでいると「もしや、この方法で市場平均を超えられるのでは…?」という邪念が生まれてしまうことがあるので、 中途半端に勉強したことで余計なトレードをし、リタ
ずっと悩んでいた中期バケツ用の資産がついに決まり、 ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)になりました! 中期バケツ用の資産とは、下の記事でも書いた 世界分散株式(オルカンなど)は8000万円あれば十分。 8000万円を超えた分は、比較的に低リスクな資産(中期バケツ)に入れておこう という考えによるものです。 検討段階では、 全世界高配当株式 全世界債券 株式・債券のバランスファンド(4資産均等など) 物価連動型の日本国債 現金 あたりが主な候補でした。 この中から4資産均等型を選ぶことになったのは、 為替の影響を小さくしたい。 かといって日本円なら安心とは思えない。 でも為替ヘッジはやだ。 ⇒ 日本と海外の資産を半々にしよう。 低リスクな債権を多めにしたい。 でもリターンが小さいのはやだ。 ⇒ 債券と株式を半々にしよう。 と考えたからです。 バランス型ファンドの中には『6
下の記事でも書いているのですが、想定を超えて増えすぎた投資資産を売りに出しています。 したら、急激に気がラクになった。 セミリタイアが現実的なものなってくるとともに(といっても時期は未定なんですけどもw) 「セミリタイア後に、急激な円高と株価の暴落が同時に起きて、資産が60%でも減ったら生きていけるんだろうか…?」 というぼんやりとした不安が浮かんでくることがあったわけですが、数年の生活費を現金化したことでその不安が激減しました。 いまだ資産の90%ほどは株式にツッコんでいるのにも関わらず。 少し前までは、少しでも現金を保有していると 「機会損失だ!!!急いで投資しなきゃ!」 という強い感情が浮かんできたのに、短期間で真逆の考え方になりました。 あたり前ではありますが、 「定期収入があることは、資産にとってものすごくポジティブなんだなぁ」 ということを痛感しました。 これ、(繰り返しになり
LIMOから30歳代~60歳代「貯蓄ゼロ・貯蓄2000万円以上」の割合を棒グラフで比較してみたなる記事がでていました。 まずは、世帯別・年代別平均貯蓄額。 ※画像にある『筆者作成』は『スパコンSE作成』じゃないよ! 予想通り、おしなべて二人以上世帯の方が貯蓄額が多いようです。 それにしてもこの中央値と平均値の差は相変わらず…。 続いて、『貯蓄ゼロ』と『貯蓄2000万円以上』の割合です。 こちらも想像通り二人以上世帯の方が貯蓄が多いケースがほとんどです。 さて、個人的にはこれを見て 「お金がない人こそ結婚するべし」 と言いたくなります。 この『二人以上世帯の方が貯蓄額が多い』という状況の要因としては、 貯蓄できるだけのゆとりがある人が結婚できている。 結婚したから貯蓄できるようになった。 の2パターンがぱっと思いつきますが、個人的には後者が多いのだと考えています。 5年ほど前に以下の記事でも
株式(ほぼ)100%のポートフォリオにメスを入れる時がやってきました。 もちろん、株価が上がりすぎているから別の資産に退避する」「円高になりそうだから海外資産を減らす」といったタイミング投資がしたいわけではなく、 計画していた以上に資産が増えたから、『安心』をより厚くするために低リスクの資産を増やす という話です。 現在のわが家の年間支出額は400~500万円ほど。 私が想定している株式投資リターンは年間5%ほどであるため、8000万円分のインデックスファンドを保有していれば、ここから支出の大半をまかなえることになります。 これに加え、ブログや太陽光発電からの収入があるため、机上では『FIREしてもOK!』といえる状況にあります。 しかし、『株式投資リターン』の源泉となっているのは情緒不安定な市場であるため、 何年もマイナスリターンが続く時期 いっきに株価が50%以上も暴落するタイミング
※ここでいう『リスク』は『ボラティリティ(変動の大きさ)』ではなく、『危険度』や『損する可能性』のような意味合いでとらえてください。 あたり前のように「期待リターンは○○%」みたいに言うのだけど、ふと 「”期待リターン”ってなんなんだよ!」 と沸いてきました。 ----- 『期待リターン』に関して、私は、基本的にはPERを目安にしている傾向にあって、 「多くの期間において、PERの平均は20倍以下くらいに落ち着いているから、投資したお金は20年以内くらいに回収できるだろう」 と考えています。 ただ、こんなものは「そう思う」程度のものでしかなく、これを『期待リターン』と呼んでいるようでは笑われてしまいます。 他に一般的な求め方としては、『過去の実績』を元にしているケースも多いです。 例えば、クレディスイスの公開している1900年~世界の株価の推移からは、 と、平均年間リターン(インフレ調整前
バンガードからこんなグラフが公開されていました。 これはバンガードによる「投資家の期待しているリターン」に関する調査結果で、 青線:今後10年間の期待リターン 黄線:今後 1年間の期待リターン となっています。 ■つねに長期リターンが高い このグラフを見ていて、まっさきに感じたのは 「ほぼ全期間において長期期待リターンの方が高いんだなぁ…」 という点です。 これからは、 「近くにはなにかトラブルがあるかもしれない」 「それでも長期的には安心できる」 と多くの人が考えているのだと想像できます。 つまりは、 「長期的には知らんけど、いまこそ株式投資のチャアアアアアアンス!!!」 と考えている人が少ないということにもつながりますので、『わりと健全な市場である≒バブルではない』と受け取りました。 ■長期期待リターンが右肩上がり とはいえ、 長期期待リターンが右肩上がりである という点には警戒心を
ただの戯言なんですけども…、『GDPを増やすこと』にどれだけの価値があるのかと言う話。 いきなりですけども、例えば、 世の中に100円しか存在しておらず、 Aさん:マッサージ師(100円保有) Bさん:整体師(無一文) の二人しか存在していなかったとしましょう。 ①AさんがBさんに、100円で整体を依頼 ②BさんがAさんに、①で手に入れた100円でマッサージを依頼 とすると、 GPDに200円が計上される ことになります。 Aさん、Bさんともに「贅沢(マッサージ・整体)は、年に1回で十分だ!」と考えていれば、年間のGDPは200円になります。 そうではなく「月に1度は贅沢したい!」と考えれば、年間のGDPは2400円(200円×12回)になります。 世の中にあるお金の総量、提供できるモノに変わりないのにも関わらず、気持ち次第でGDPが12倍にも膨れ上がりました。 もちろん、これを達成するた
ちょっとした株価の下落と円高によって、 「ついに暴落がくる!」 と考えている方も多いでしょう。 わたしもそう思います。 暴落はいつか必ずあるものですし、実際に近いうちにあるんではないかと思っています。 私がよく参考にしているサイトでは、様々な指標がリセッション入りや暴落の予兆をとらえていることを紹介しており、そういった発信は日々増えていっているように感じます。 とはいえ、それらが本当にリ暴落の合図なのであれば、多くの人が暴落しそうなことを知っているということになり、 であれば、「暴落しそう!」という考えがすでに市場に反映されていなければなりません。 しかし、いまのところ大した下落はしていません。 つねに上下に株価を変動させている市場において、最高の投資パターンは 暴落前に売り 底で買い ですが、これを狙った「タイミングを計って売買する」という戦法には、 暴落後(底)で売り 株価を上昇してい
Forbsに掲載されていた『元本割れに対する意識調査の結果』を紹介。 ざっとまとめると、 87%が『投資に元本割れがあることを理解している』と回答している。 75%が元本割れをしても『気にしない』『しばらく様子見する』と回答している。 57%が『下落耐性がある』と回答している。 投資で重要視しているもは?に対する回答は『利益を出すこと』と『損失を出さないこと』が拮抗している といった感じになります。 この結果からは、 元本から50%の下落をしたら、全体の5割近い人が売却を検討する という残念な結果も見えてきます。 50%の下落であれば、過去に繰り返し起きていますし、これからも10年、20年に一度くらいのペースで発生し続けたとしてもなんらおかしくありません。 しかも、この結果は『株価が好調に推移している今アンケートした結果である』ということに注意が必要です。 『危機真っただ中にいる自分の心理
7年前にたてたセミリタイア計画では「2024年末をもっての引退」としているわけですが、引退後のポートフォリオ、取り崩し戦略などについては明確な指針がだせておらず、下のような記事を書くことが増えています。 引退後の戦略の一つとしSNS上では『4%ルール』がよくあげられていますが、原文(Retirement Savings: Choosing a Withdrawal Rate That Is Sustainable)を見ている限り、 『30年後に破綻していない(1ドル以上の資産が残っている)』をゴールとしている 株式75%、債券25%で運用すれば、30年後にも資産が1ドルでも残っている可能性は98% 株式100%で運用すれば、30年後にも資産が1ドルでも残っている可能性は95% といった内容となっており、 そもそも『資産を減らさない』というルールではない 取り崩し期間が30年以上になるケース
「2000年、1973年にあった大きな下落時と同じ兆候が見られる」という記事『Dow Theory is Signaling a Major Warning Signal』があったので紹介。 その吉兆とは、 S&P500は順調に推移しているのに、ダウ・ジョーンズ輸送株平均が大きく下落した ことを指しています。 例えば、2000年ごろには下グラフの通り、 S&P500(赤線)が値を大きくあげていく中、輸送株平均(黄色線)は大きく下落(白い矢印線の箇所)。 その数か月後、S&P500も大きく値を下げた。 と、なっていました。 また、1973年ごろにも同様の推移となっており、 さらに、1990年ごろにも 輸送株平均が下落してから数か月後にS&P500も大きく下落した という推移となっていました。 そして現在、以下グラフのように 2024年までは、S&P500と輸送株平均はほぼ同じように推移してき
我ながら「収入のわりに多くの金額を投資できているな」と思うわけです。 このブログでは何度も書いていますが、私はかなり強欲なタイプなので、『投資に出会ってから『お金を増やしたい欲』が爆発して商品を抑えるようになった』であれば説明もできそうだけど、投資する前から結構貯蓄していたな、と…。 正確に言うと、 投資に出会う前はそこそこの金額を貯金して身の丈に合わないモノ(車など)を買うタイプだった。 と、最終的には貯蓄がなくなるような消費をしていたものの、ある程度のまとまった額を貯めることを苦としていなかったので、もともと貯蓄できる素質はあったんだろうな、と。 その要因として、なんとなくだけども、 貯金(や投資資産)のことを、『生活とは直接関係のない数字⇒ゲーム上のスコアのようなもの』として見ている ような気がしています。 そう考えながら自分の過去を振り返ると、 子供のころは、RPGで強敵が待ってい
たまに『○○ニュースランキング』なるものを見るのですが、「質の悪い批判記事が増えているな」と思います。 近ごろ流行の『オルカン』についての批判記事に対しても同様に思います。 とはいえ、個人的には みんなして「オルカン!オルカン!」と言っている状況において、オルカン批判は重要 だとも考えています。 『株式投資という大きなリスクが存在するモノ』を楽観視しすぎることは危険だからです。 よって、荻原博子さんのような嫌投資家の方にも頑張って頂きたいとは思います(たとえ、それがPV稼ぎのためであったとしても有益だと考えています) また、必要以上に加熱しがちで、ネガティブな状況にばかり注目する『政府批判』も必要だと考えます。 政府は巨大な権力をもっているため、権力が暴走しないよう『締め付ける力』のウェイトを重くする必要があるためです。(その批判によって政府の方針がコロコロと変わっては困りますが…) しか
本ブログの筆者であるスパコンSEの、 2024年6月時点のセミリタイアに向けた予定と実績です。 ※最新の資産状況はリンク先よりご確認ください。 「最近の株価は絶好調だから、いい加減おおきな下落があるはずだ…!」 と思い続けていますが、直近1か月は過去最高のリターンとなっていてワロスwww <目次> セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 現在の資産状況 セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 というわけで、セミリタイアの計画と実績のグラフを記載します。 ■グラフの説明・総金融資産:オレンジ色棒グラフ:投資信託・株の合計金額:左目盛(住宅ローン・不動産を除く) ・目標(105%複利):黒色直線:毎年440万円を投資に充て、年利105%を達成できたと仮定したライン。:左目盛 ・投資損益:青色線グラフ:投資によって得られた損益:右目盛 目標のラインは「2024年末(筆者41歳)に約4500万
『やりたいことはないけどFIREする』ことに否定的な意見があるようですね。 これには色々と言いたいことがあります。 このような批判をする人たちも、『やりたいことはないけど定年退職する』だったら認めるのではないでしょうか。 どちらも、タイミングが早いか遅いかだけの違いしかなく、引退をした先にも人生が続いていくことに変わりはないのにも関わらず不思議ですね。 また、名も知らぬどっかの誰かが、 「定年退職は65歳にしたら、みんな納得するんじゃない?数字のキリもいいしw」 「能力や衰えには個人差がある?そんなん知らんわww」 と、適当に決めた(知らんけど)ルールに従うよりも、 「自分の人生、わたしが思うに、これくらいの資産を手に入れれば、これくらいの生活を死ぬまで送れるのではないか。」 と、しっかりと計画を立てたうえで、自分の決めた時期に引退する人のほうが100倍セクシーな選択をしていると私は思いま
わたしは、 グローバル化、情報の民主化によって投資家が増え、株価収益率が減少する。 インデックス投資が一般化し、パッシブ投資家が増えることで株価収益率が悪化する。 なんてことを想像しています。 つまり、 株価はどんどん上がっていくけど、配当利回りは落ちていく と考えているわけです。 これ、別の角度から見ると、 PER(株価収益率)がどんどん上がっていく≒過去と比べて割高に見えるようになっていく とも言えるわけですが、 「過去と比べて高いPERだけど、それは当然のことである!」と、割高を是正することにもつながっていきます。 いわゆるニューノーマルというやつで、 万人が投資する時代になったんだから、割高に見える現在の値こそがノーマルな値なのである! という考え方をしているわけです。 われながら 「割高に見えるだけで、いまの時代においては割高ではないのだ!」 という危険な主張にもみえます。 これ
確定拠出年金の報告がきました。 確定拠出年金には2008年4月に加入しているので、まる16年間投資を続けたことにより、 資産評価額:779万円 拠出金累計:296万円 評価損益 :+483万円 となりました。 これまでに拠出してきた金額は、単純計算すると『1.5万円/月』くらいになるので、 毎月たった1.5万円だけを投資し続けていただけなのに、779万円を手に入れることができた つまり、資産が2.63倍になった と、我ながら結構おどろきの結果となっております。 ちなみに、 加入期間の前半は『1.1万円/月』拠出 途中からは(マッチング拠出年金を利用し)『2.2万円/月』の拠出 となっています。 最初から『2.2万円/月』の拠出となっていたら、これ以上のリターンとなっていたことは言わずもがなです。 投資でもっとも大切なのは入金力? 『投資でもっとも大切なのは入金力』なんて言われることがありま
2024年末をもってセミリタイアする予定であるため、本当にそうするのであればそろそろ会社に辞職の意を伝えなければならない時期にきています。 しかし、いまだ実行できていません。 だって、そんな勇気ないもん。 現状を適当に並べると 手元資産 :7000万円 退職金・失業手当:1000万円(予定) 確定拠出年金 : 800万円 くらいあるので、合計すると9000万円近い資産があると言えます。 ついでに、 持ち家 :3000~4000万円くらい 住宅ローン残:1800万円 差し引き :1200~2200万円 という状況なので、これを追加すると1億円ほどの資産があると言ってもよいのかもしれません(口外すべき金額ではないでしょうが、わたしの脳内シミュレーションのための金額として) また、 年間の支出額:400万円くらい と、大してお金を使わない生活をしています。 この状況であれば、 セ
少し前にこんな記事を書いたわけですが、 年金受給がまだの無職、いわゆるセミリタイアの現金比率もあまり話題に上がらないですね 絶対数が少ないから当然なのですが生活費5年分というのをよくみかけます 私はちょっと少ないかなあと感じて10年分をcashで保有しています(^^)/ — クロスパール@セミリタイア7年生 (@crosspearl01) 2024年4月24日 なんていうコメントを頂き、 「確かに、自分もセミリタイア後の現金比率を考えていないなぁ…」 と気づきました。 とりあえず、現時点では現金を200万円ほどしか保有していないわけですが、これは 現金保有は、投資によるリターンの機会を損失するだけだと考えている タイミング投資を諦めている 近い将来に大金を必要とするイベントを控えていない 労働収入ですべての支出をまかなえる からで、これは正しい選択であると自信をもっています。 しかし、収入
本ブログの筆者であるスパコンSEの、 2024年5月時点のセミリタイアに向けた予定と実績です。 ※最新の資産状況はリンク先よりご確認ください。 「4月の暴落によって、投資から引退する人が続出!」 的な報道を聞いて期待していたのに、資産がほとんど減ってなくてワロスw <目次> セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 現在の資産状況 セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 というわけで、セミリタイアの計画と実績のグラフを記載します。 ■グラフの説明・総金融資産:オレンジ色棒グラフ:投資信託・株の合計金額:左目盛(住宅ローン・不動産を除く) ・目標(105%複利):黒色直線:毎年440万円を投資に充て、年利105%を達成できたと仮定したライン。:左目盛 ・投資損益:青色線グラフ:投資によって得られた損益:右目盛 目標のラインは「2024年末(筆者41歳)に約4500万円を保有」が到着点として
The Motley Foolに『私が(まだ)ビットコインを買わない理由(Why I'm (Still) Not Buying Bitcoin in 2024)』なる記事があったのでご紹介。 ざっと理由を並べると、 分からん お金を生まない 投資理論を信じていない 置いて行かれる恐怖を気にしない 過去最高値を更新していくとは限らない となります。 1.分からん ビットコインについての有用性はいたるところで宣伝されていますが、それでも なぜ期待できるのか? 現実的なユースケースは? などは分からないままです。 また、筆者はこう言っています。 ビットコインが『デジタルゴールド』であることは理解していますが、そもそもゴールドやその他の貴金属にも投資しません。 その理由は『お金を生まないから』です。 2.お金を生まない ビットコインは、株式のように配当を支払ったり、債券のように利息を生み出したりし
ヴァンガードがここ数年の『セクター別リターン』を出してくれていたので紹介。 (Building resilient portfolios through diversification | Vanguard) この表では、 大型株(Large-cap) 小型株(Small-cap) アメリカ除く先進国株式(Dev ex-U.S.) 新興国株式(Emerging markets) に分けて、年別にリターンの高い順に上から並べています。 結果は見たまんまですけども、 毎年優秀なセクターが入れ替わっている という状況にあります。 この間、各セクターの成長率の順位がコロコロと変わってきたわけではない(例えば、新興国は常に高成長率であった)のにも関わらず、株式リターンの順位はコロコロと変わっています。 人によっては、これを見て、 「都度都度、優秀なセクターに乗り換えれば、素晴らしいリターンが期待でき
たまには「なんのために投資をしているのか?」立ち返ろうと思います。 とはいえ、投資をする目的が『良い人生を送るため』であることは、(ごくわずかな例外を除き)すべての人が合意できることかと思います。 問題は『良い人生』とやらが人によってまったく違うことでしょう。 例えば、 贅沢な暮らしがしたい 早期に仕事を辞めたい 安心できる生活を送りたい 起業のための資金を貯めたい などがよくある目的かと思います。 よく、この『投資の目的』を置いてきぼりにいしたまま、お互いに的外れな言葉をぶつけあっているところを見かけます。 そういったケースの多くでは、上にあげた『よくある目的』を持った人間と、 単純に資産が増えるのがうれしい! 周りが引くほどに節約するのが楽しい! 浪費(と勝手に定義した行為)を批判してSNSで絶賛されたい! といった目的をもった人間とが議論しているように思えます。 (最後は投資と関係な
投資家の間では比較的に『現金』の評価は低いですが、 「状況に応じてキャッシュの量をコントロールしてね!」 というバンガードの記事があったのでご紹介。 それがこれ。 ポートフォリオ内のキャッシュを考えるフレームワーク(A framework for considering cash in your portfolio) キャッシュは、株式のように価格が下落することがない(価値は変わるけども)代わりに、株式のような大きなリターンをもたらすこともありません。 いわゆる『安定的な資産』です。 よって、 「お金が増えなくてもいいけど、減るのはイヤだ!」 と考えているヒトにとっては『わりと良い資産』と言えるのですが、一部で軽視されすぎているようにも思えるので、紹介することに。 ちなみに、ここで言っているキャッシュとは現金のことではなく、 流動性が高く 市場リスクが最小限で 満期が3か月未満の短期金融商
「いまは割高!」みたいによく聞くわけですけども、 これまでの水準と比べて割高に見える指標がある だけでしかなく、 「いまが絶対的に割高なのかどうか」は分かるものではない と考えています。 例えば、割高かどうかを判断するための有名な指数である『バフェット指数』は以下グラフのように推移しており、過去と比べると割高な状況にあるように見えます。 他にも、S&P500の(実績)PER(株価収益率)は以下グラフのように推移しており、現在の27.47という数値は『高い値』のように見えます。 でも、これだけで『割高』と言えるんですかね? 『割高』という言葉の意味を調べると、 [名・形動]品質や分量に比して高価なこと。また、そのさま。 「—な(の)家賃」「ばらで買うと—になる」⇔割安。 (Weblio辞書) と出てきます。 株式にあてはめると『企業の価値に比して価格が高い』ということになります。 そこで問題
ヴァンガードから『米ドルが基軸通貨のリーダーであり続ける理由(Why the U.S. dollar remains a reserve currency leader)』的な記事が公開されていたのでご紹介。 アメリカ株式にだけ賭けている投資家の中には、『米ドルが世界の基軸通貨である』ことを根拠の一つとしている方もいるかと思いますので、 米ドルが基軸通貨である理由 米ドルがいつまで基軸通貨でいられるのか を確認できればと思います。 米ドルが基軸通貨である理由 バンガードの記事では、現時点で基軸通貨である理由を以下3つあげています。 アメリカは強力な主権国家(世界でも我を通せる)であり、持続的な経済成長を実現していること。 アメリカの政府と制度は国際社会から信頼されており、安定性があると考えられていること。 すでに基軸通貨として利用されている米ドルから、別の基軸通貨に切り替えることが困難であ
最近資産総額が7000万円を超え『机上ではFIREしても問題ないと言える状況』になりました。 しかし、たった7000万円ではFIREできない でも書いた通り、この程度でFIREすることはありません。 それどころか、長らく目標としてあげていた『2024年いっぱいでセミリタイア』すら実行しないかもしれません。 「じゃあ、いくらあったらFIREするのかね、君は?」 と自分に問いを投げかけてみると、 「うーん…、一億円?」 と、 おぼろげながら浮かんできたんです。 1億という数字が。 が、 なんなの?一億円って。 わたしに限らず、FIREやセミリタイアを目指している人の中にも『1億円』を目標としている人は多くいるように見受けられます。 しかし、 生活スタイル、支出額、年齢、投資スタイルなどは人によって違うためため、人によって『FIREするために必要な金額』はマチマチです。 であるのにも関わらず、多
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