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倒産した地場スーパーが発行していた釣り銭をためるカード。金額欄に「¥83」とある (一部画像処理しています) 釣り銭預かりサービス、あだに 大阪府南部で店舗を展開していた地場スーパーの倒産をめぐり、約1万3千人の買い物客が債権者となる異例の事態が生じている。スーパーが客の釣り銭をカードに記録して預かり、一定額に達すると預かり額を上回る額面のギフト券と交換するサービスを提供していたためだ。消費者心理をくすぐるお得なカードは社会にあふれているが、発行元の倒産時に権利を失うケースも多く、あらかじめリスクを把握しておくことが大切だ。 8月、大阪府富田林市の女性(42)宅に大阪地裁から郵便が届いた。「裁判員裁判の案内かも」。女性は急いで開封し、予想外の中身に驚いた。近所のスーパーの倒産を知らせる文書で、「債権者各位」と書かれていたからだ。
続々・長生きは本当に幸せか 糖尿病は悪化すると死期を早めます。糖尿病になると、血液中を流れる「血糖」の濃度が上がり、それによってやがて血管がボロボロになり、合併症として、心筋梗塞などの心臓病、失明、腎不全といった深刻な疾患を招きます。 冬は、とくに糖尿病が悪化する季節。悪化して人工透析を受ける患者が増えるのも、冬から春にかけてが一番多いです。冬になると、運動量が減る上、食生活が乱れがちになるからです。鍋物や汁物、餅などを多く食べるのは禁物です。塩分の取りすぎもいけません。 糖尿病には「1型」と「2型」の2種類があります。「1型」は膵臓からのインスリン分泌が少なくなることで起こりますが、「2型」は、遺伝的な影響に加えて、食生活の偏り、食べ過ぎ、運動不足、肥満などで、インスリンが作用しなくなって起こります。糖尿病患者のうちの95%は「2型」で、日本人はもともと遺伝的に糖尿病になりやすいとされて
エコノミストの永濱利廣氏の『日本病 なぜ給料と物価は安いままなのか』(講談社現代新書)を最近読んだ。永濱氏と筆者の基本的な主張には実はあまり違いはない。1990年代からの長期停滞を、政策の失敗によるデフレとデフレ期待の蔓延に求めている点では、共通している。 アベノミクスは、このデフレからの脱却を目指したものだった。特に日本銀行の大胆な金融政策への転換は、さまざまな経済指標を大きく改善した。ただし永濱氏の著作にあるように、完全にデフレから脱却できたかといえば明らかにノーである。そこには日本社会や政官界にはびこる「既得観念」が大きく関わっている。 財務省、金融庁、日銀の幹部による情報交換会合=10日午後、財務省永濱氏の本には「日本化」(Japanification)という言葉が出てくる。コロナ禍前に世界の経済政策担当者の間で話題になったキーワードだ。「低所得・低物価・低金利・低成長」という日本
「スタグフレーション」という言葉を目にすることがあるだろうか? これは停滞(スタグネーション)とインフレ(インフレーション)を組み合わせた言葉だ。高いインフレと高い失業率が共存する現象を意味する。 欧米を中心として1970年代初めの第一次石油ショック後に、スタグフレーションが話題になった。最近では、ウクライナ戦争やコロナ禍でのエネルギー不足と世界経済の不安定化を背景にして、再びスタグフレーションが注目を浴びている。日本でもガソリン、電気・ガス代、さまざまな食品の値上げと、他方でコロナ禍から十分に回復していない国内経済を合わせて、スタグフレーションの出現を喧伝する人達も多い。 ウクライナ東部ハリコフ郊外で、ロシア軍との戦闘で損傷した学校を調べるウクライナ兵=20日(AP=共同)インフレの主因はウクライナ戦争は現段階では長期に及ぶ悲惨なものになる可能性が大きい。もちろん戦争ほど不確実性の大きい
高橋洋一教授(嘉悦大学)の最新刊『プーチンショック後の世界と日本』(徳間書店)は、現在のコロナ禍とウクライナ戦争のダブルショックに直面する世界と日本経済の動向を考える上では必読の時論だろう。さらに日本経済では、岸田政権の“令和の検討使”的リスクも合わせて考えるべきだろう。つまり岸田政権の経済危機に対する無策に近い姿勢である。 記者団の取材に応じる岸田文雄首相=9日午前、首相官邸(矢島康弘撮影)高橋教授と最近、対談する機会を得た。高橋教授とは2020年に共著で『日本経済再起動』(かや書房)を出して以来の本格的対談になった。興味津々の内容は、月刊『WiLL』に近々掲載予定である。 この対談で話題になったひとつの論点は、現在の「悪い円安」論である。この問題については前回の連載でも書いた。新聞やテレビのワイドショーなどでは、「行き過ぎた円安を止めよ」「円安を止めるためには日銀の金融緩和を停止するの
多国籍として知られる中東の航空会社で日本人CAとして働く長井馨子さん。写真はローマのレストランにて。提供:本人 SankeiBiz読者のみなさんにだけ客室乗務員(CA)がこっそり教える「ここだけ」の話。第129回は中東系航空会社乗務2年目の長井馨子がお送りいたします。 私はフィンランドの航空会社でCAとして働いた後、現在は中東の航空会社でCAをしております。今回は、130カ国以上から集まるクルー達と一緒に働き、世界中の多種多様なお客様と接する中でおそらく「日本人CAあるある」であろうと思うトピックをお伝えします。 「日本人だ」というと急に態度が変わる「日本人」であることを知ると、基本的に外国人クルーの態度が優しくなります。時には、先ほどまでツンとしていたクルーの性格が180度変わったかのようにフレンドリーになることも。 とあるフライトでの出来事です。フライトの前半では個人プレーだったアラブ
「悪い円安」がマスコミで大ブームだ。「悪い円安」は、“物価高につながり庶民の生活を圧迫する“、”日本の構造的な停滞の真因である“、あるいは“アベノミクスの弊害だ”、などとテレビや新聞でこの種の報道が盛んである。最近では、米国と日本の政策当局が、円安を是正するために協調介入すべきだ、いやもう両国で介入することで話がついているなどとも報道されている。まさに奇妙な経済論が大手を振っているわけである。なぜ奇妙なのだろうか? 1ドル=129円台をつけた円相場を示すモニター=20日午前、東京・東新橋の外為どっとコム自虐史観の経済版?例えばテレビ朝日のモーニングショーでは、同社社員の玉川徹氏がこの奇妙な経済論を語っていた。玉川氏の発言は、同番組に出演した榊原英資氏(青山学院大学特別招聘教授)との対話の中で出てきたものだ。ふたりのやりとりは概要、以下のようなものだ。 榊原氏「日本は成熟しているので成長でき
ウクライナ戦争が起きてから無見識を絵に描いたような識者の発言を目にするようになった。 ワイドショーやメディアでもしばしば「ウクライナとロシアは喧嘩両成敗」「日本は中立に立つべきで制裁に加担すべきではない」「プーチン氏がウクライナで虐殺を行うだろうという過度な批判は慎むべきだ」などと発言する識者がいる。その種のワイドショー的発言に影響されてか、一般の人たちからも同様の発言を目にすることがある。この種のワイドショー的発言に影響される人たちを「ワイドショー民」と個人的に呼称して、しばしば私は批判している。 2日、ウクライナ首都キーウ近郊ブチャで、破壊されたロシア軍の装甲車両(ロイター=共同)国際秩序を破壊首都キーウ(キエフ)近郊ブチャでの民間人への虐殺事件が明らかになるにつれて、プーチン政権とロシア軍のまさに非道さが世界の人々に衝撃を与えた。よほどロシアよりのバイアスがかからなければ、まさに“中
投資リスクを抑えつつもリターンを高める運用ができるのか。投資を始める人が増えるなか、投資初心者が初めて直面する問題が投資先となる銘柄選びだろう。日経平均株価や米国の「S&P500」などの指数に連動させることで運用成果を目指すインデックス投資が人気だが、投資信託だけでも選択肢となるファンドはさまざまだ。若い頃から投資を続け、「FIRE」を実現した人気投資ブロガーのたぱぞうさんと、SankeiBizコラム執筆陣の一人でもある投資家のおけいどんこと桶井道さん(48)が初心者におすすめする銘柄とは何なのか。全5回の対談で3回目となる今回は、2人の投資先の選び方について語ってもらった。 テッパンは「S&P500」の投資信託桶井さん 私は25歳から株式投資を始め、今は世界16カ国・地域の高配当株と増配株を中心に投資していますが、実は私が米国株を買うようになったのは、たぱぞうさんのブログがきっかけでした
東京・秋葉原と茨城県つくば市を結ぶ「つくばエクスプレス」(TX)で2019年、自動運転の電車の運行を管理するシステムの大元の時計が約1カ月間にわたり0.2~5秒ズレていたことが29日、関係者の話で分かった。運行会社はSankeiBizの取材に事実関係を認めたうえで、発車メロディーの鳴動が最大5秒早まった可能性が高いとしている。 SankeiBiz編集部の鉄道コンテンツはこちらをクリック 東京・秋葉原と茨城県つくば市を最高時速130キロで結ぶ「つくばエクスプレス」。定刻より早く発車するミスがあったことを謝罪したが、その差は16秒であった運行システムの時刻の狂い32日間関係者によると2019年3月29日、茨城県つくば市のつくば駅で、乗務中の運転士が発車メロディーの鳴るタイミングが通常より早いことに気付き、運行を管理する総合指令所に報告して発覚した。 つくばエクスプレスを運行する首都圏新都市鉄道
ロシア軍がウクライナに軍事侵攻してからすでにひと月が経過した。戦争は次第に長期化の様相を示しはじめ、それはウクライナの人たちに深刻な被害を与えている。最近では、ウクライナ南部の都市マリウポリはロシア軍の猛攻にさらされ、子供を含む多くの市民が犠牲になっている。 議員が見守る中、ウクライナのゼレンスキー大統領がオンラインで国会演説を行った=23日午後、国会内(矢島康弘撮影)ウクライナから脱出した人たちは、すでに340万人以上にも上り、今世紀最大の難民が生まれるのではないか、と懸念されている。まさに「人道的危機」といっていい。 プーチン政権に対して、日本は欧米と歩調を合わせて、経済制裁を実施している。その中心は「マネーへの制裁」だ。ロシアは石油や天然ガスの収益に依存している国家であり、また経済規模は決して大きくない。日本の3分の1以下であり、韓国やカナダなどよりも低い。経済制裁をするならば、石油
ロシア軍がウクライナへ侵攻した2月24日から1カ月。新型コロナウイルス禍から回復基調にあった世界経済は一転、リセッション(景気後退)の可能性も指摘されている。情勢の緊迫化で市場は動揺。米国が金融政策の引き締めに入る時期とも重なり、投資家の不安は尽きない。こうした経済状況の急変を、若い頃から投資を続け経済的な自立と早期退職を実現し、お金のために働く生活から解放される「FIRE」を実現した人たちはどう見ているのか。人気投資ブロガーのたぱぞうさんと、SankeiBizコラム執筆陣の一人でもある投資家の「おけいどん」こと桶井道さん(48)にFIREや投資をテーマに対談してもらった。5回に分けてお届けする。 1日500円の節約で毎月1万5000円。もしこれを利回り5%の投資に回し、運用益を再投資して43年間継続したとすると、2700万円の資産が形成できる(Getty Images)※画像はイメージで
今月12日に実施された京王電鉄のダイヤ改正で、特急停車駅なのに急行は通過するという駅が登場し、SNSで「意味が分からない」などと話題になっている。京王電鉄も「特急と急行で種別が逆転していて分かりにくいところがある」と認めており、車内アナウンスなどを通じて情報提供を徹底する方針だ。なぜこんな奇妙な現象が生じたのか。 SankeiBiz編集部の鉄道コンテンツはこちらをクリック 特急より上位の最優等列車で有料座席指定の「京王ライナー」(京王電鉄提供)特に急がない特急…「急行が下剋上」特急停車駅でありながら急行が通過するのは、京王高尾線の京王片倉、山田、狭間の3駅(いずれも東京都八王子市)。高尾線は全7駅の短い路線とはいえ、新宿駅まで至る京王線に乗り入れている京王電鉄の大動脈の一部だ。問題の3駅はダイヤ改正前はいずれも特急と急行が通過する駅だったが、準特急は3駅を含む高尾線内の各駅に停車していた。
新幹線という世界初の高速鉄道を誕生させながら、日本は高速鉄道ビジネスをめぐる国際競争では出遅れた。医療用ロボットもまた然り。「産業ロボット大国」と評されながら、医療用ロボットの分野では日本メーカー不在の状況が長く続き、米国メーカーの世界市場独占を許した。そんな日本で2020年、国産初の高精度手術支援ロボットが発表された。「命を救うサポートがしたい」という一心で、日本のロボット技術の粋を集めた製品「hinotori(ヒノトリ)」だ。ヒノトリとはどんなロボットなのか。人気アニメ「機動戦士ガンダム」に登場しそうなコックピットに座り、実際に操作を体験してみた。 日本のロボット技術の粋を集めた国産初の高精度手術支援ロボット「ヒノトリ」。人気アニメ「機動戦士ガンダム」に登場しそうなコックピットに座り、実際に操作を体験してみた(SankeiBiz編集部)新幹線の運転席にも生きている設計思想東京・大崎のオ
これまで「原付きバイク」と同じ扱いだった電動キックボードをめぐり、運転免許を不要とする道路交通法の改正を検討していることが報じられた23日、ツイッターではルール違反や交通事故の増加を心配する声が相次いだ。 産経ニュースの報道によると、検討する試案では運転免許は不要だが、16歳未満の運転は禁止し、最高時速は20キロに規制。ヘルメット着用は努力義務とするとしている。また特定の条件下で無人の車を操作する「レベル4」相当のサービス実現に向け、事業者らを許可制とするなどの環境を整備。警察庁はこれらを盛り込んだ道交法改正案を検討し、来年の通常国会での提出を目指すという。 現行法では、電動キックボードは原付きバイクと同じ扱いで、原則として走行できるのは車道だけ。運転免許証が必要で、ヘルメットの着用やナンバープレートの装着、自賠責保険の加入なども求められるが、報道によれば、道交法改正によって免許が不要にな
休日もトラブル対応、技術力に不安のある部下、残業代もボーナスもなし―。ベテランのITエンジニアが疲弊して退職するまでを描いた、Twitterでの連載投稿漫画が先月、話題をさらいつつ、完結した。この物語には、職場を舞台にした漫画にありがちな悪役との対立も、ドラマチックな展開もないが、ITエンジニアという仕事の過酷さを淡々とリアルにつづる作風が読者の心をつかんだようだ。ストーリーと同様に現代社会を裏方として支えるITエンジニアであり、40代後半での転職を成功させた作者のTOME(元アプリ開発者47歳)さんに創作の舞台裏を聞いた。 漫画『100日後に退職する47歳』の作者で、「元アプリ開発者47歳」とも呼ばれるTOMEさん「昭和のプログラマー」「自分をモデルにした主人公に『昭和のプログラマーの実力を見たか!!』と言わせたら、30年以上前はプログラマーじゃなかっただろうと読者に指摘されたのですが、
濃いお茶に合う和菓子の代表格といえば羊羹(ようかん)だが、あんこがずっしりと感じられる伝統ある練り羊羹の売り上げは低迷している。創業200年以上の京都の老舗和菓子店でも年間約50本しか売れないというから深刻だ。しかし、その老舗の女将が羊羹を薄くスライスして販売したところ人気に火が付き、売り上げは1000倍に。和菓子業界に新風を吹き込む大ヒット商品の誕生に、当の女将も「こんなに売れるとは思ってもみなかった」と驚いている。 老舗和菓子店の女将が羊羹を薄くスライスして販売したところ人気に火が付き、売り上げは1000倍になったコペルニクス的転回?羊羹を薄く切っただけと言えば語弊があるが、その名も「スライスようかん」を開発したのは、1803年創業の老舗和菓子店「亀屋良長」(京都市下京区)の女将、吉村由依子さん(44)。きっかけは3年半前の朝の食卓で、当時小学2年の次男から「パンにあんこを塗って」と頼
慶長5年(1600)9月15日、関ヶ原合戦が行われ、東軍の徳川家康は西軍に大勝利を収めた。その結果、多くの西軍に属した大名は没落し、悲惨な目に遭った。そのうち、5人の主だった西軍の没落大名を取り上げることにしよう。 1.宇喜多秀家〔改易〕宇喜多秀家は豊臣秀吉の養女・豪(前田利家の娘)と結婚したので、若くして異例の大出世を遂げた人物である。「備前中納言」と称され、備前、美作のほか、備中や播磨の一部も領していた。もちろん、関ヶ原合戦では主力と目され、大いに期待されていた。 しかし、宇喜多氏は慶長4年(1599)末から翌年の初めにかけて家中騒動が勃発し(宇喜多騒動)、主だった重臣たちが秀家のもとを去って行った。むろん、家中騒動によって、家の弱体化を避けることができなかった。軍事力もである。 合戦当日、宇喜多軍は必要な軍勢を確保すべく、多くの牢人(浪人)衆を召し抱えていたが、これでは軍勢を統率する
米IT大手のマイクロソフトが発表した同社のノート型PC「Surface(サーフェス)」シリーズの新機種が、ネット民の注目を集めている。 同社は現地時間の22日、PC向けOSの最新版「Windows 11」を搭載したノート型PC「Surface Laptop Studio」「Surface Pro 8」「Surface Pro X」「Surface Go 3」のほか、スマートフォン、タブレットPC向けのAndroid OSを採用した折りたたみ型端末の「Surface Duo 2」などを発表した。 なかでも最上位機種に位置づけられるLaptop Studioに、PCのヘビーユーザーや、ゲーマー、ガジェット好きからの熱い視線が注がれている。同製品は、開発者、クリエイティブ プロフェッショナル、ゲーム愛好家、デザイナーにとって理想的な製品として開発され、デスクトップのパワー、ラップトップの携帯性、
俺が買えるのは、タワマンといっても米を炊ける低層階だ――。タワーマンションの住人らの見栄と葛藤を描いた「タワマン文学」がTwitterの片隅で静かなブームを呼んでいる。中でも注目を集めているのが、価格も高い高層階の部屋では標高と沸点の関係で米を上手く炊けないという話題。自虐を装いつつ経済力を誇示する“マウンティング”のようにも読めるが、実際は住まいの「高さ」と米の炊きあがりに関係性はなく、フィクションと諧謔(かいぎゃく)も込めて時代を表現しているようだ。 「高層階で炊く米はまずい」見栄と格差の“タワマン文学”が映す時代(Getty Images)※画像はイメージですカギは「98度で20分」「適切な炊飯は、98度以上で20分加熱する必要があります。標高300メートルで沸点が1度下がるので、標高600メートル以上の土地では徐々に影響が出てくるかと思います」 炊飯器を製造販売する東芝ライフスタイ
まだまだ厳しい残暑が続く日本列島。新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、ミネラルウォーターの需要が伸びている。酷暑の中でもマスクが欠かせない日常が続き、こまめな水分補給を心掛けている人が増えているようだ。「水と安全はタダ」といわれてきた水資源大国の日本だが、今や美味しい水は「買って飲む」のが当たり前。天然水の需要は拡大の一途をたどっているが、過剰な採水によって水が枯渇してしまう恐れはないのか。 美味しい水は「買って飲む」のが当たり前。天然水の需要は拡大の一途をたどっているが、過剰な採水によって水が枯渇してしまう恐れはないのか(SankeiBiz編集部)日本の水源地を中国系外国資本が買収蛇口をひねれば、どこでも安全な水が手に入る。世界的に見れば、日本はかなり恵まれた環境にある。とはいえ、水道水をそのまま飲む人は減り続け、日本ミネラルウォーター協会によると、1人当たりのミネラルウォーターの消
「年会費がかかりますが、ポイントカードの新規入会されますか」─。レジで商品の会計をした際に店員からこう問われたら、多くの人は一瞬身構えるか、「いえ、結構です」と即答するのではないだろうか。しかし、1500円の年会費がかかるのに、登録者数が100万人を超える会員組織があるという。日本のアウトドア総合ブランド、モンベル(大阪市)の「モンベルクラブ」だ。アウトドア業界が活況を呈しているとはいえ、なぜこれほど多くの人を惹(ひ)きつけるのか。そこには特典やサービスだけではない会員制度の形があった。 モンベルが100万人もの会員組織を構築できた理由とは(SankeiBiz編集部)登山愛好者の10人に1人がモンベル会員1975年、大阪で産声をあげたモンベル。登山家でもある創業者の辰野勇会長らが「自分たちのほしいものを作る」ことを目指し、小さな倉庫で始めた文字通り「ガレージブランド」は、46年の時を経て年
【衝撃事件の核心】 裁判員らは迷うことなく「初犯で1人殺害」の被告に極刑を選択した。岡山市内で平成23年9月、派遣社員の女性=当時(27)=を殺害したとして強盗殺人や強盗強姦、死体損壊・遺棄などの罪に問われた元同僚の大阪市住吉区、無職、住田紘一被告(30)の裁判員裁判。岡山地裁は14日、求刑通り死刑判決を言い渡した。性欲を満たすため犯行に及んだという被告。その身勝手さに加え、命ごいする被害者を躊躇なく殺害し、遺体をバラバラにして遺棄した残虐性、「殺人は是認される」といった公判での非常識な発言もあり、「被害者複数で死刑」という過去の判例にとらわれることなく判決は下された。 「好みの女性を選んだ」 今月5日から集中審理された公判では、犯行の残虐ぶりが改めてクローズアップされた。 検察側によると、住田被告は岡山市の元勤務先の倉庫に女性を誘い込み、現金2万4000円入りのバッグなどを奪い、性的暴行
スターバックスに代表されるシアトル系カフェも、2015年に日本に上陸したブルーボトルコーヒーも米国発。だが、そのコーヒー消費大国には、日本では当たり前の「あるもの」がなかったという。湯を注ぐだけで挽(ひ)き立てのコーヒーが楽しめる「ドリップパック」だ。商機は意外なところに隠れているもの。米国にはドリップパックがないことに気づいたコーヒー好きの日本人が米国で成功を収めた。日本では馴染みのない企業である「NuZee」のコーヒーは今や、世界3カ国に工場を持つまでに成長した。 日本では当たり前のドリップパックコーヒーだが、コーヒー消費大国の米国では「NuZee」が進出するまでほとんど普及していなかったという「ないなら、差別化できる」所変われば品変わる。コーヒーの本場でありながらドリップパックがなかった米国に、コーヒーの受託製造販売を行う「NuZee」のドリップパックコーヒーが浸透している。 「東日
小田急線とJR南武線が交わり、それぞれ16万人以上が乗降する川崎市多摩区の登戸駅。その駅前にあるバス停の時刻表に目が釘付けになった。ほとんどが空欄で、毎週土曜日に1便しかなかったからだ。過疎化の進む地方の話ではない。都会のターミナルを発着するバスが週1便なのである。気になって取材を始めると、全国には年に片道1便しか運転されない“幻の路線バス”があることも分かった。採算はとれているのか。そもそも何のために走っているのか。 神奈中の「淵24系統」のバスは鶴川駅のバス停を毎週土曜日の午前7時25分に発車。次のバスは1週間後だ=東京都町田市(SankeiBiz編集部)他社の“牙城”に乗り入れる毎週土曜日に往復1便だけ運行しているのは、神奈川県や東京多摩地区に路線網を持つ神奈川中央交通(神奈中)。午前7時にJR横浜線の淵野辺駅北口(相模原市中央区)を出発し、小田急線の鶴川駅(東京都町田市)を経て登戸
埼玉県入間市に住む年金生活の80代女性に昨年10月、市から「1300万円を徴収します」という内容の通知が突然届いた。「新手の詐欺?」と思ったら、市が30年以上前から実施する区画整理事業に伴う「清算金」の請求。女性は「なぜこんなことに」と困惑するが、専門家は「今後数年で同様の高額請求を受ける人は増えるだろう」と指摘している。 女性は入間市の西武池袋線武蔵藤沢駅から1キロ弱の一軒家で1人暮らし。市の担当者に「土地を売って出て行けということか」と聞くと「その手もありますね」と返答されたという。支払いのめどは立たず、眠れぬ夜が続く。 市は同駅周辺で幹線道路の整備などのため1987年から区画整理を実施。事業前後の土地評価額の差を最終段階で計算し、評価額が大きく上がった地権者からは差額を徴収する。そのお金を原資にする形で、土地を多く削られるなどした地権者に現金を支払い、「清算」として不均衡を是正する仕
東京五輪開催に伴い、3つの祝日が移動19日、ツイッターでは「カレンダー」「祝日と勘違い」といったワードがトレンドに入った。今年は東京五輪開催に伴い、3つの祝日が移動。本来、7月の第3月曜日の「海の日」は今月22日に変更となった。ネットでは、「仕事休みだと思って寝坊した痛恨のミス」「今日って祝日じゃないって、みんな知ってた?保育園から電話かかってきて初めて知りました」といった声も目立ち、慌ただしい週のスタートを切った人も少なくないようだ。 今年は「海の日」が22日に移動となったほか、8月11日の「山の日」が閉会式の8月8日に、10月11日の「スポーツの日」(10月の第2月曜日)が開会式当日の7月23日に変更。改正五輪特別措置法の成立が昨年11月だったため、作業が間に合わずに移動が反映されていないカレンダーや手帳が流通しており、混乱を招いている。祝日の移動が多くのカレンダーに反映されていないこ
15日夜のツイッタートレンドに「サマーウォーズの暗号」がランクインして注目を集めた15日夜、ツイッタートレンド上位に「サマーウォーズの暗号」というワードが急上昇して注目が集まった。YouTubeチャンネルの「QuizKnock」が公開したチャレンジ動画がきっかけになったと見られる。 同チャンネルは、東大クイズ王・伊沢拓司を中心に、東京大学などの卒業生や現役学生で構成するグループが「身の回りのモノ・コトをクイズで理解する」をコンセプトに運営。ガチンコクイズや盛り上がるゲーム、激ムズ入試問題などさまざまな無理難題に対し、頭脳と根性で挑戦していくチャンネルで、登録者数は165万人と高い人気を誇る。 今回注目を集めたのは、同日夜に公開された「【検証】サマーウォーズの暗号、ガチで解けるかやってみた」と題した動画。16日夜に日本テレビ系の「金曜ロードショー」で2009年公開のアニメ映画「サマーウォーズ
競走馬を美少女に“擬人化”させたCygames(サイゲームス)のスマートフォン・パソコン向けのゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」が一大ブームになっている。国内のみの配信ながら、モバイルゲーム売り上げ世界3位を記録するほどの人気だが、国内限定のゲームビジネスには逆風が吹いており、「内向き化」はリスクにもなり得る。Cygamesは世界市場に目を向けるが、はたしてウマ娘の“海外遠征”は成功するのか。 ウマ娘が今年2月にリリースされ、1カ月が経った頃、ツイッターにこんな投稿が相次いだ。“マスター”とは人気オンラインゲーム「Fate/Grand Order(フェイトグランドオーダー、FGO)」のプレイヤー、“提督”とは「艦隊これくしょん」のプレイヤーを指す。従来のオンラインゲームを楽しんでいる人が皆、競馬場(=ウマ娘)に行ったきり、帰ってこなくなったことを揶揄(やゆ)したツイートだった。
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