サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
GWの過ごし方
www.jstage.jst.go.jp
全学的な高等教育開発の必要性が広く認識される一方で、その推進は容易ではない。本稿は筆者が所属大学において関わってきた実践をもとに、全学的な高等教育開発の進め方を体系的に整理することを目的とする。筆者の経験から得られた知見を、全学的な高等教育開発を現実に動かすための実践的な推進方法として14項目に整理した。納得できる意義の共有、学内の成功事例の展開、大学計画への位置づけ、外部資金の活用、組織の動き方の理解、適切なタイミングの見極め、会議前の調整、原案の作成、データの活用、FDの戦略的活用、重要な問いの設定、ハードとソフトの統合、さまざまな力の活用、構成員からの信頼の向上である。これらは一般的な組織開発と共通する側面を持ちつつも、大学組織の特性を前提に再構成された点に意義がある。全学的な高等教育開発に携わる教職員にとって、行動の選択肢を広げ、実践を省察するための有用な視座を提供するものである。
The focus of this paper is on the practice of person A, a master mushroom forager in the Fuefuki region of Yamanashi Prefecture, and the aim is to elucidate the knowledge and skills regarding emergence prediction. Tsing has described the history of mushroom foraging from the macro perspective through the concept of “indeterminacy.” To build on this work in a manner that narrows the focus to the fo
本研究は、取引時間帯の非同期性により先に閉まる市場で確定した情報が後に開く市場の寄付きから日中にかけて反映するというリード・ラグ仮説を、日米の業種別ETFデータを用いて検証する。具体的には、米国の業種ETFで観測される当日のClose-to-Closeリターンを情報集合とし、日本の業種ETFの翌営業日Open-to-Closeリターンを予測対象として、日米の結合相関行列に対する部分空間正則化付きPCAに基づく予測シグナルを構成する。当該シグナルは米国のリターンに対する日本のリターンのランク線形予測器として表現でき、共通ファクターが米国で顕在化し翌日に日本へ波及する理想化モデルの下で、最良線形予測であることが示される。実証分析では、提案法に基づくロング・ショート戦略が、モメンタム、正則化なしPCA、モメンタムとのダブルソート等のベースラインと比較して、リスク調整後のパフォーマンスおよび最大ド
タヌキNyctereutes procyonoides Grayは「狸」という漢字からも里山を代表する野生動物と見做され、日本人と共生してきた野生動物といえる。しかし千葉県佐倉市の里山ではタヌキは農作物に被害を与えるという理由で駆除対象となっている。このタヌキの食性を2023年12月から2024年11月まで糞分析によって解明した。そのタヌキの糞組成は雑木林の果実や昆虫とともにイネ(コメ)、カキノキなどの農作物の占有率が大きかった。これらの食物は占有率も出現頻度も大きかったが、葉は低占有率、高頻度、人工物は高占有率、低頻度、哺乳類は占有率も頻度も低かった。季節的には冬は果実、春は農作物、夏は昆虫、秋は果実と種子が多かった。農作物の占有率は通年で17.4%だったが、地上に落ちたものが採食されており、タヌキは農作物を加害していない可能性が大きい。駆除は必要性を確認して適地・適時に行うべきであり、
ⓒ 2026 電子情報通信学会 1. 技術の問題の解決 SoftEther VPN の開発においては,前編で説明 したような方法で,IPA(独立行政法人情報処理推 進機構)の予算のほか,中古機器や廃棄物品などを 拾い集め,失敗許容性が高い装置群を安価に入手 し,設計・開発・テストは自ら行い,外注しない方 針にして,㋐コストの問題を解決することにした. そして,いきなり㋑技術研究をするのではなく,本 来目的のプログラミングをすることをしばらく懈怠 (=なまけること)し,まず,自宅データセンタの 自作などをして単に遊んでいた.このことが,結果 的に,短期間での㋑技術形成につながったと考え る.以下,当時の状況について詳述する. 当時,筑波大の学生の間では「Winny」 (1) という ファイル交換システムが大いにはやっていた.だ が,大学当局によって WiFi のファイアウォールで ポートが制
ⓒ 2025 電子情報通信学会 1. 概要 SoftEther VPN は,オープンソースの複数プラ ットホーム及び複数 VPN プロトコル対応 VPN ソ フトウェアである.SoftEther VPN は,Windows, Linux,Mac,FreeBSD 及び Solaris 上で動作する. 2025 年 11 月末日時点で,全世界の 1,000 万台以 上のサーバにインストールされた実績を有する.ユ ーザのうち約 9 割は,海外である.ソフトウェア VPN として,それなりに人気がある.このような システムに密接に関連した通信ソフトウェアの開発 は,正攻法では高額なコストが掛かり,限られた時 間内で品質の高いコードを作ることは困難である. 個人開発においては,コストを低減し必要な予算を 確保すると同時に,自らの技術力を形成・蓄積する 必要がある.また,個人利用可能な各種の資源を最
ソニーにおけるスチルカメラ開発の歴史についてまとめた.筆者が直接関与した,ディジタル一眼レフカメラへの参入からミラーレスカメラへ展開・発展していく時期の製品を中心に,ニュースリリース等の公開情報による,それ以外の製品についての内容を加え,ソニー全体のカメラ史として構成した.マビカ試作機,マビカ(スチルビデオ),デジタルマビカ,サイバーショット,そしてα,NEX,それぞれについて,登場からその後の展開を記述する.
本研究は,仲間集団からの「排除」を経験した女性を対象に,集団から排除される過程やその後に影響を及ぼす一連の経緯を描き,それをジェンダーの側面から考察するものである。協力者の学校経験の分析から,女子グループからの排除にみられた特徴は以下の通りである。 まず,集団からの排除の起点には規範からの逸脱や目立つ言動,校則違反と疑われる外見,〈リーダー〉に逆らう行為,コミュニケーション規則からの逸脱などが読みとれた。これらの基準は,男性が仲間集団から承認される「異性の獲得」「業績主義」といった明確なものではなく,外部からは見えづらく,その場の支配関係によって変更される性質をもちつつ,女子同士の間では共有される「暗黙のルール」のようなものであった。つぎに,学校からの排除の過程では, 女子グループからの排除を当事者や周囲が問題に値しないものとみなしていたり,適切な介入がされないことで,「問題化」されなくな
Despite the widespread popular belief in Japan about a relationship between personality and ABO blood type, this association has not been empirically substantiated. This study provides more robust evidence that there is no relationship between blood type and personality, through a secondary analysis of large-scale survey data. Recent data (after 2000) were collected using large-scale random sampli
Online ISSN : 1884-0566 Print ISSN : 0910-4720 ISSN-L : 0910-4720
Children are torn between fantasy and reality. This is in part a reflection of the situation in which we adults are trapped. What can language classes as instruction in self-expression through words offer here? Is it not the function of language classes to help children recognize themselves in the encounter between words and that which they express? This paper reports on actual experience based on
2021年度現在、高校卒業後に4年制大学へ進学する者の数は男子57.4%、女子51.3%であり、二人に一人以上が進学しているが、実は二つの「足枷」が存在している。一つは非大都市圏、いわゆる「地方」であり、どの地域に在住しているかによって大学進学のハードルは異なっている。もう一つは「性別」であり、全国の大学進学率において女子が男子を上回ったことはこれまで一度もなく、特に「地方の女子」は「地方と性別」双方が大学進学の「足枷」になる。 大学進学には社会的諸条件が影響するため、「大学進学はやる気さえあれば誰でも可能」といった個人の努力や意志の問題へ矮小化してはならない。大学という進路選択が開かれた社会を目指すためにも、「足枷」をなくしていく政策や支援制度が必要である。その一方で、大学進学を選択しなくとも安心して暮らせる社会を基盤に据えることも重要である。
統計的検定は,標本から得たデータ分析結果を母集団にまで一般化させる目的で行われる。統計的検定では,サンプル・サイズ,有意水準,効果量,検定力の4つが検定結果の良し悪しを決定する重要な要素であるため,その基礎的概念の理解が検定を正しく使うためには重要である。そこで,本稿では,効果量と検定力分析の2つの概説を行い,統計的検定を用いている研究において,効果量報告と検定力分析の使用を推奨することを目的とする。
492 化学と生物 Vol. 57, No. 8, 2019 改訂増補版: 統計検定を理解せずに使っている人のために I 池田郁男 東北大学未来科学技術共同研究センター 化学 セミナー室 研究者のためのわかりやすい統計学-4 493 化学と生物 Vol. 57, No. 8, 2019 化学 494 化学と生物 Vol. 57, No. 8, 2019 1 * * 化学 495 化学と生物 Vol. 57, No. 8, 2019 n* * * μ σ 1 * * * 化学 496 化学と生物 Vol. 57, No. 8, 2019 σ σ σ σ * 2 3 * 2 3 * 化学 497 化学と生物 Vol. 57, No. 8, 2019 * 4 5 * 5 4 * * 化学 498 化学と生物 Vol. 57, No. 8, 2019 6 μ σ σ 7 * 6 7 * 化学 49
Online ISSN : 1883-6852 Print ISSN : 0453-073X ISSN-L : 0453-073X
比較的最近の本誌『応用物理』に掲載されていた図表を拝見し,「分かりやすさ」「シンプル」といった観点からの改善点を検討した.その検討結果から,図のパーツ(図形,矢印・線,文字),図の配色,図のレイアウト,グラフ・表といった要素別に,魅力的な図表の描き方について概説する.無駄な要素を削ぎ落とすことで機能美が生まれ,最も伝えたい図の内容が伝わるようになるだろう.ぜひご自身の図表作成に役立てていただきたい.
メタデータをダウンロード RIS形式 (EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
Online ISSN : 2186-5027 Print ISSN : 1880-1021 ISSN-L : 1880-1021
本論は、ポストフェミニズム論がどのようなものなのか概略を示し、日本の文脈で読解することを目指した。まず英米のポストフェミニズム論の概要を整理し、加えてネオリベラル・フェミニズム概念を紹介した。次に、ポストフェミニズム論でいう「ネオリベラル・ジェンダー秩序」を日本の政治経済において具体的に考察した。さらに、ポストフェミニズムの状況が変化し、「新しいフェミニズム」と言われている社会現象を分析した。最後に、そのようなポストフェミニズム状況を変革し乗り越えるために求められる視座を「99%のためのフェミニズム」を例として構想した。
The chemistry of the coordination polymers has in recent years advanced extensively, affording various architectures, which are constructed from a variety of molecular building blocks with different interactions between them. The next challenge is the chemical and physical functionalization of these architectures, through the porous properties of the frameworks. The author first synthesized a nove
研究データ管理とは,研究活動で得られる情報を適切に取り扱うことである。近年,研究者や研究グループに委ねられてきた研究データ管理を,大学が提供する研究データ基盤の下で組織的に推進することが課題となっている。研究データ基盤には,ストレージや認証などの情報基盤に加え,データ取扱いに関するルールやガイドラインが含まれる。大学の研究データガバナンスとは,こうした基盤を大学が整備し,構成員がこれを活用・遵守する仕組みを指し,その確立は研究の安全性・効率の向上や研究力強化に直結する。本稿では,推進体制の整備,データポリシーの策定,ガイドラインの運用といった具体的取組を,名古屋大学の事例を中心に紹介する。
Online ISSN : 2189-8278 Print ISSN : 0913-3801 ISSN-L : 0913-3801
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『J-STAGE Home』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く