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(Catwoman 2004年 アメリカ) Halle Berry 2001年『チョコレート』でアカデミー主演女優賞を受賞、2000年からは『X-メン』シリーズでストームを演じ、2002年の『007/ダイ・アナザー・デイ』ではボンド・ガールを務めるなど、人気、実力共に絶頂を迎えていたハル・ベリーを主演に迎え製作された、DCコミック『バットマン』の人気キャラクター『キャットウーマン』の単独映画。 しかしながら、ラジー賞において作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞を受賞してしまうという不名誉を受けることに。 最低映画賞と呼ばれるラジー賞では授賞式が開催されても受賞者が出席することは稀なのだが、この授賞式にハル・ベリーはオスカー像を持参して登壇。アカデミー賞受賞時の自らのスピーチをパロってみせ大喝采を浴びたという。 でも、ラジー賞に選ばれたからといって私の評価が変わるわけではないし、そもそもラジー
(Mission: Impossible 2 2000年 アメリカ) シリーズ第1作は「こんなの『スパイ大作戦』じゃない!」とか偉そうなことを言ってあんまり好きになれなかった私ですが、本作『2』は大好きです。 まあ、今では前作も大好きなんですけどね。 その辺りの心境の変化は、以下の記事で詳しく書いております。 www.kashi-yan.com しかし、第1作に輪をかけて「スパイチーム」感が薄くなり、トム・クルーズ=イーサン・ハントの独壇場となってしまった第2作はなぜ大好きなのかって言うと、それは監督がジョン・ウーだったからに他ならない。 香港時代の『男たちの挽歌』(1986)で私のハートを鷲掴みにしたジョン・ウーは、『ハード・ターゲット』(1993)でハリウッド・デビュー。 『ブロークン・アロー』(1996)、『フェイス/オフ』(1997)でヒットを飛ばし、遂に”プロデューサー”トム・ク
(Pandorum 2009年 ドイツ・アメリカ PG-12) 時々、ヒットする映画としない映画の差って何だろうと考えることがある。 当たり前の話、面白いかどうかってことが重要だって事は分かるんだけど、観ていて面白いのに「何故この作品は有名じゃないのかな?」って思ってしまう事があるのです。 この『パンドラム』も、そんな作品の一本。 映画冒頭から、謎、ナゾ、なぞ! 危機また危機の連続! 敵か味方か分からない人間たちが一人また一人と登場し、全く先の読めない展開で物語にグイグイ引き込まれ、最後まで飽きずに観られました。 時は西暦2174年、増え過ぎた人口による食糧問題を解決する為、人類は、地球から遠く離れた地球型惑星タニスに向け、移民船エリジウムを打ち上げた。 やがて一人の男がコールドスリープから目覚めるが、冷凍睡眠の後遺症で記憶障害を起こしている。 自分の名前も覚えておらず、自分の入っていたカ
(Mission: Impossible 1996年 アメリカ) 正直申し上げまして、私この作品がそんなに好きではありませんでした。 オリジナルであるTVシリーズ『スパイ大作戦』の大ファンという訳ではないのですが、再放送とかで何度か観ていたので、『スパイ大作戦』はチームでミッションに挑むところが肝!だと思っておりました。 ところが、本作では物語の序盤にチームのメンバーが次々と殺され、トム・クルーズ演じるイーサン・ハントは一人ぼっちになってしまうのだ。 こんなの『スパイ大作戦』じゃない!! と言うのが、本作を好きになれなかった理由なのですが、かと言って嫌いという訳でもない。 そんな私の中で中途半端な存在だった本作を、最近になってなんとなく久しぶりに観直してみて、実は私が非常に好きな種類の映画である事が判明いたしました。 これは『殺しのドレス』(1980)で『サイコ』を、『ボディ・ダブル』(1
(Death on the Nile 2022年 アメリカ) Gal Gadot わたしは、シャーロック・ホームズは好きだが、エルキュール・ポアロはあんまり好きじゃない。 なんか「いけ好かない奴」というイメージ。 だから、前作の『オリエント急行殺人事件』(2017)は、映画館に観に行かなかった。 シドニー・ルメット監督版『オリエント急行殺人事件』(1974)を観て、犯人も知っていたし。 じゃあ、何で本作は映画館まで足を運んだかと言うと、『オリエント〜』がTVで放送された際に観たら意外に楽しめたのと(オチを知ってるのに)、何と言っても、ガル・ガドットが出演しているという事が大きい。 しかも、ジョン・ギラーミン監督版『ナイル殺人事件』(1978)は、観たはずなのに良く覚えていないので、ストーリーも楽しめるかも?と思ったのも理由の一つ。 しかし、『オリエント急行〜』は覚えているのに、何で『ナイル
(The Dark Knight Rises 2012年 アメリカ) catwoman 前作『ダークナイト』の出来が良過ぎてハードルが上がっていたせいなのか、本作の方が低く評価される傾向にありますが、わたしは『ダークナイト』と同じぐらい好きだし、同じぐらい良い作品だと思いますよ。 本作は前作以上に「正義」というものに関して考えさせられる内容になってるし、『バットマン ビギンズ』『ダークナイト』の内容を受け、文字通り三部作を完結させるに相応しい作品なのではないでしょうか。 今回の敵”ベイン”は、バットマン同様、第1作に登場したラーズ・アル・グールの元で戦い方を学んでおり、ラーズに破門された過去を持つ。 今のバットマンではベインに敵わないと思った執事のアルフレッドは、目を覚まして考え直して欲しいとブルース・ウェインの元を去ってしまう。 これは大ピンチ。 他の何をなくしても、アルフレッドを失うの
(The Dark Knight 2008年 アメリカ) Joker ヒーロー映画というジャンルに留まらず、映画史にその名を残す傑作。 どうしても”命懸け”でジョーカーを演じたヒース・レジャーに焦点が当てられがちだが、それ以外にも、映画を構成する重要な要素である「脚本」「編集」「撮影」に於いても秀でている作品である。 第81回アカデミー賞では、ヒース・レジャーが受賞した助演男優賞とともに、編集賞と撮影賞にノミネートはされている。 それだけに、作品賞、監督賞にノミネートされなかったことは残念でならない。 実際、本作が作品賞にノミネートされなかった事が大きな話題となり、翌年より作品賞の候補が10作品に拡大されることとなった。 結果、第82回アカデミー賞では『アバター』や『第9地区』といったSF作品が作品賞にノミネートされることになるわけだが、『ダークナイト』の存在がなければ、ノミネートされるこ
(Batman Begins 2005年 アメリカ) Ra's Al Ghul ヒーロー映画が大量生産され、しかも興行成績の上位に何作もランクインしている昨今。 なぜ我々は、こんなにも”スーパー・ヒーロー”に魅了されるのか? 確かに、その”強さ”というのも、彼らの魅力の一つではある。 でも、ただ強いだけのヒーローに魅力はない。 彼らが垣間見せる”人間”の部分があるからこそ、彼らに親近感を感じ、魅力的に見えるのである。 ”親愛なる隣人”スパーダーマン然り、ロイス・レインに恋するスーパーマン然り、怒りを抑えきれない”神の子”ワンダー・ウーマン”然り。 そんな中で最も”人間”なのが、バットマンだと思う。 過去に囚われ、過去を引きずり、サポートなしでは戦えないヒーロー。 わたしがバットマンに惹かれる理由は、そこにある。 これまでの映画作品でも、断片的にではあるが、バットマンの過去について描かれてき
2022年夏公開予定の『キングダム2 遥かなる大地へ』の新キャストとして、清野菜名さんの名前が発表されました。 特に原作のファンというわけでも無く、中国史にも詳しくない私にはさっぱり読めない役名なのですが、どうやら「キョウカイ」というキャラクターで結構重要な役らしい。 顔はもちろん、彼女のアクションの大ファンである私にとって、彼女がお子さんを授かった事によって、当分アクションは見られないかなと思っていただけに、ありがたさ倍増のニュースだった。 出演の発表と共に公開されたPVでは、清野さん演じるキョウカイが大勢の敵に囲まれている様子が映し出されている。 www.youtube.com この後、彼女がこの大群をバッタバッタと倒していく姿を想像すると、それだけでもお金を払って映画館まで観に行く価値はありますよ。私にとっては。 『TOKYO TRIBE』(2014)以来、彼女のアクションの虜なんで
(Batman & Robin 1997年 アメリカ) 前作『バットマン フォーエヴァー』の大ヒットを受け製作された本作は、前作にも負けないオールスター・キャストで、監督はジョエル・シュマッカーが続投となりました。 前作を上回る制作費を投じ、ワーナーとしては次回作も視野に入れていたが、批評家にも観客にもそっぽを向かれ、最低映画を決めるラジー賞では多くの部門でノミネート、続編の企画も消滅する結果となってしまった。 正直、バートン版の『バットマン』が大好きな私は、本作を初めて観た時、そのあまりにも「漫画っぽい」感じにガッカリしたのだが、今回改めて観直してみたところ、色々と見所も多くなかなか面白いです作品であると思いました。 まずは、今作のメイン・ヴィランであるMr.フリーズを演じるアーノルド・シュワルツェネッガー。 シュワちゃんが『ターミネーター』以来の悪役を演じるって事で話題になり、日本で大
(Batman Forever 1995年 アメリカ) シリーズ3作目と位置付けされているが、個人的には、『バットマン』と『バットマン リターンズ』を”ティム・バートン二部作”、本作と次作『バットマン&ロビン』を”ジョエル・シュマッカー二部作”と呼びたい。 そのぐらい雰囲気が違う。 元々はティム・バートンが監督として続投する予定だったが降板し製作の参加となったため、『セント・エルモス・ファイアー』(1985) 、『ロストボーイ』 (1987) 、『フラットライナーズ 』 (1990) 、『フォーリング・ダウン 』(1993) のジョエル・シュマッカーに白羽の矢が立った。 そして、前作まで主演を務めたマイケル・キートンも、シュマッカー監督の『どうして何でもかんでもダークじゃなくちゃいけないんだ?』との発言を受け降板、バットマン役もヴァル・キルマーへ交代となった。 『トップガン』(1986)は
(Batman Returns 1992年 アメリカ) Catwoman 何を隠そう、(別に、隠す程のことではないが)わたしはバットマン映画の中で本作が一番のお気に入りである。 前作に引き続きティム・バートンが監督を務めた本作は、ヒーロー映画でありながらダーク・ファンタジー的な仕上がりとなっており、彼の初期の短編『フランケン・ウィニー』(1984)、『バットマン』第1作と本作の間に監督した『シザーハンズ』(1990)でも見られた、彼の「異形のモノ」への愛で溢れている。 そしてその後も、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』(1993)、『ビッグ・フィッシュ』(2003)、『ダーク・シャドウ』(2012)、『 ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』(2016)と、彼はずっとその「愛」を描き続けているように思う。 奇形に生まれたが為に両親に捨てられた過去を持つオズワルド・コボルポッド=ペンギンは
(Batman 1989年 アメリカ) アメコミ・ヒーロー物でありながら、とってもダークで、ノワール映画の雰囲気も漂い、それでいてティム・バートン色も強く出ている作品。 1989年全米興収では、『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』、『リーサル・ウェポン2/炎の約束』を抑えて年間No. 1の成績を収めた。 ワーナーブラザーズのロゴマークが消えると、真っ暗な迷路の中のような所をカメラが進んで行く。 次第にカメラが上昇し、徐々に引いていくとバットマンのマークが現れる。 今までカメラが進んでいたのは立体的なバットマンのマークの中で、真っ暗な迷路は、バットマン=ブルース・ウェインの心の闇だったり、ダークなゴッサム・シティだったり、はたまた洞窟の中に隠されたバットマンの秘密基地をも暗示しているよう。 本編が始まると、両親と少年の親子3人がタクシーが捕まらずに、仕方なく路地裏を抜けようとしたところで強盗
(CODA 2021年 アメリカ PG-12) Emilia Jones タイトルのコーダ(CODA)とは、Children Of Deaf Adultsの略で、聴覚障害の親を持つ子供たちのこと。 本作の主人公である高校生のルビーは、両親、兄と共に暮らす4人家族だが、ルビー以外は皆耳に障害を持っている。 その為、幼い頃より家族の通訳としていつも行動を共にしており、家業の漁でも、漁船には無線に応答できる人間が必要な為、毎日漁を手伝ってから登校していた。 ある日、そんな彼女に転機が訪れる。 密かに憧れてるクラスメイトのマイルズを追うように入った合唱クラブで、顧問の教師に歌の才能を見出されたのだ。 顧問には音楽大学への進学を進められるが、家業には自分の協力が不可欠だと思い悩むルビー。 何よりルビーの家族は、彼女の「歌」の才能を実感することが出来なかったのだ。 本作は、2014年のフランス映画『エ
(House of Gucci 2021年 アメリカ PG-12) 色々な意味で衝撃的な作品だった。 まず、ブランド物に全く興味のない私でも知っているあの”GUCCI”の歴史に、あんな事件があったのかということ。 歴史的事実の映画なので、各メディアとも当然のように「あの暗殺事件の映画化!」と発表していたので、鑑賞前から何が起こるかは分かっていた。 特に「衝撃のラスト」でもないのに、それでもにわかには信じがたい、驚かされる内容ではあった。 まさに、事実は小説より奇なり! あの”GUCCI”一族のお家騒動、それを操っていたのが2代目社長パオロの従兄弟マウリツィオの奥さんだったとは! ちなみにそのパオロを、ジャレット・レトが彼とは信じられない様な容姿で演じているのだが、劇中では彼の父アルドにも、叔父にあたるマウリツィオの父ロドルフォからも完全に「無能」扱いされている。 この辺りの描き方が、現在の
(Cry Macho 2021年 アメリカ) わたしが大好きなタイプの映画。 特にこれといった事件が起こらない。 男同士の友情にも似た師弟愛。 しかもロードムービー。 アメリカで公開された際は、「何もないシーンが続き、ひたすら何もない」と酷評した批評家もいたようだが、その「何もない」が私の大好物だったりする。 「何もない」ように見えて、クリント・イーストウッドが演じる老人と少年の関係性は物語が進むにつれ変化していく。 特に大きなきっかけがある訳でもないのに、二人の心情が徐々に変わっていくところが、わたしにとっては「たまらない」のだ。 主人公のマイクは、かつてはロデオ・スターとして名を馳せたが、怪我をきっかけにすっかり落ちぶれてしまっていた。 そんな彼の所に元の雇い主がやってきて、メキシコで別れた妻と暮らしている息子を連れてきてほしいと依頼される。 主人公がカウボーイである事など、イーストウ
(Spider-Man: No Way Home 2021年 アメリカ) MJ控えめに言って傑作! 今まで、スパイダーマンの映画作品の中ではサム・ライミ版の『スパイダーマン』(2002)が1番のお気に入りでしたが、今回「更新したかも」ってぐらい好きです。 いろいろな事情により、リブートされたり打ち切られたりしてきたシリーズを、このような形でまとめ上げてくれるとは、感動を超えて感謝にも似た感情が湧き上がってきます。 スパイダーマンを観続けて来て良かった。 今回、MCU作品は『マイティ・ソー』と『ブラック・ウィドウ』しか観ていない、マーベル初心者であるうちの奥さんと一緒に行くにあたって、ちょっとだけ復習をしてから映画館に足を運びました。 『マトリックス・リザレクションズ』の記事で「ある程度、単品で楽しめないと」と書きましたが、本作はその点はクリアできていると思いました。 過去のスパイダーマンも
最近、Netflix『浅草キッド』での演技が「完全にビートたけし」と大評判の柳楽くん。 Netflixに入っていないので、わたしはまだ観ていない。 本編は観ていないが、予告編だけでも「たけし感」は充分に伝わってくる。 大好きな洋ちゃんも出ているので是非観たいのだが、無料体験であれこれ観たおそうと思っていたら、Netflixの無料体験は終了してしまってました・・・。 他のも『レッド・ノーティス』や『ストレンジャー・シングス』や『全裸監督』など、料金を払って登録しても元がとれるぐらい観たい作品が色々あるのだが、「どうせなら、アナ・デ・アルマスの『Blonde』がリリースされてから」などとセコイ考えの私は、いつになったら観られることやら。 それはさておき。 柳楽くんと言えば、是枝裕和監督の『誰も知らない』で、若干14歳にして日本人初のカンヌ映画祭の男優賞を受賞したことで有名。 でも、是枝監督のド
家事をサボったってイイじゃない、クリスマスだもの。 ブログの記事が手抜きだってイイじゃない、クリスマスだもの。 イラストが未完成だってイイじゃない、クリスマスだもの。 www.youtube.com 愛しい人よ、僕らは涙を分かち合ってきた 友よ、僕らには希望も恐怖もあった 友人たちよ、辛く長い年だったね でも、今日はクリスマス そうクリスマスなんだ 神様、クリスマスをありがとう 月も星も冷たく輝いて見える 雪がこのクリスマスを盛り上げてくれることを願おう 友よ、世界中がこの特別な夜を共にしてるんだ だって、今日はクリスマスなんだ 神様、クリスマスの一夜をありがとう lyric by May, Taylor イラストは、いずれ完成させよう。 みなさん、良いクリスマスを! Thank God It's Christmas Universal Music LLCAmazon
みなさん、エステラ・ウォーレンって女優さん覚えてますか? って言うか、ご存知ですか? ちょっと前に『ビギナーズ』の記事を書いた時に、フォロワーさんと「パッツィ・ケンジットって消えちゃいましたね」なんてやり取りがありまして、↙︎ www.kashi-yan.com ↗︎そうしたら、なぜか突然エステラ・ウォーレンの事を思い出してしまったのです。 エステラ・ウォーレンは、元々シンクロ(今はアーティスティック・スイミングでしたっけ?)の選手からファッション・モデルに転身した方で、CMの撮影で知り合ったリュック・ベッソンの勧めで女優としてデビュー。 2001年に、レニー・ハーリン監督、シルヴェスター・スタローン主演の『ドリヴン』、ティム・バートン監督、マーク・ウォールバーグ主演の『PLANET OF THE APES/猿の惑星』と、デビュー直後に結構な大作に立て続けに出演。 「マキシム」、「FHM」
『ウォーキング・デッド』シリーズに登場するキャラクターの中で、わたしが一番思い入れが強いのは「グレン・リー」です。 一匹狼を気取りながら、いざという時にはどこからともなく現れて、超頼りになるダリルも捨てがたいのですが、シリーズを追うごとに成長していくグレンに萌えずにはいられないのです。 最初に登場した時は「へたれキャラ」で、自分を見ているようで、それはイライラさせられたものです。 しかし、何度も囚われの身になり、時には首を切り落とされそうになったり、時にはゾンビの群れの中に落ちたり、何度も死にそうな目に遭いながら、彼は徐々に頼れる男へと変貌していった。 そんなグレンがシリーズから退場してから何年も経ちましたが、今でもやっぱり「こんな時グレンがいてくれたら」と思う時もしばしば・・・。 その退場の仕方も、シリーズ中で一番と言って良いぐらい衝撃的なものだったので、忘れたくても忘れられないのです。
(The Matrix Resurrections 2021年 アメリカ) 予想通り激しく賛否が分かれる結果となっておりますが、個人的には絶賛とまでは行かないまでも、まあまあ満足の行く作品でありました。 むしろ、「今更『マトリックス』の続編?」と、ハードルが下がった状態で挑んだ感も否定出来ないので、結果として面白かったのかとも思います。 じゃあ、他のシリーズの作品に比べてつまらないのかって言うとそんなことなくて、わたしにとっては第1作に次ぐ面白さで、「わたしの好きな『マトリックス』ってこの世界だった」と思い出させてくれました。 飽きるほど繰り返し観た第1作に対し、『リローデッド』、『レボリューションズ』に関しては記憶が若干曖昧になってるところがあったので、続編2作だけは再鑑賞し最新作に挑むことに。 やっぱり回を重ねるごとに話が大きくなりすぎて、付いていけない自分がいる。 続編となれば、単に
吉村界人くんを発見したTVドラマ『セトウツミ』。 www.kashi-yan.com 同じく『セトウツミ』で「初めまして」だった女優が、片山友希さんだった。 ご存知ない方の為に・・・。 『セトウツミ』とは、二人の男子高校生、瀬戸と内海が河原の階段でたわいも無い話をしているだけのワンシチュエーション・コメディ。 別冊少年チャンピオンに連載されていた漫画が原作で、2016年には、菅田将暉さん(瀬戸)、池松壮亮さん(内海)で映画化もされている。 ドラマ版では、葉山奨之さんが瀬戸、高杉真宙さんが内海を演じており、片山友希さんは瀬戸に憧れる「ハツ美」という下級生の役でした。 映画版が面白かったんでドラマ版も観始めたんだけど、第3週目くらいでハツ美ちゃんが登場してからは、毎回ハツ美ちゃんの登場を待っている自分がいた。 ハツ美ちゃんは、その登場シーンからインパクト大で、階段に座って喋っている瀬戸と内海の
最近、ちょっと気になっている吉村界人くん。 『モリのいる場所』(2018)では、「樹木希林の”最後の愛弟子”」として有名になったが、実はまだ観れていない。 劇場で公開された頃、「ぴったんこカンカン」に一緒に出演されたのは見たのだが、希林さんに可愛がられている感じが伝わってきて、凄いよかった。 『モリのいる場所』、録画はしてあるので早く観なくては。 録画して、いつでも観られる状態にあると後回しにしてしまうという、僕のわるいクセ。 初めて界人くんを「スゲーっ!」と思ったのは、『ビジランテ』(2017)で演じた陸人の暴走っぷりを見た時。 わたしの中では、大森南朋、鈴木浩介、桐谷健太の主役の三兄弟を完全に喰っていた。 あの映画を思い出す時に脳裏に浮かぶのは、三兄弟の方じゃなくて、スコップ持った陸人だもんね。 『ビジランテ』も『お前はまだグンマを知らない』(2017)も同じ頃にWOWOWで観たので、
(Last Night In Soho 2021年 イギリス R-15) 焦らされると期待が膨らむ。 度重なる公開延期で期待度をMAXに膨らましていた私ですが、そんな上がりまくったハードルを本作は軽々と飛び越えてくれました。 以下、わたしが本作を大好きになってしまった理由を書いていきたいと思います。 キャスティングが絶妙! 練り込まれた脚本! 映像が素晴らしい! 選曲がナイス! 監督がエドガー・ライト! キャスティングが絶妙! まずは、今後の活躍が期待される二人の女優、トーマシン・マッケンジーとアニャ・テイラー=ジョイが素晴らしい。 主人公エロイーズを演じるトーマシンは、『ジョジョ・ラビット』(2019)で主人公の母親が自宅に匿っていたユダヤ人の少女演じて注目を浴びました。 公開順は逆になってしまいましたが、本作の後にM・ナイト・シャマラン監督の『オールド』(2021)に出演。次回作は、『
(Starship Troopers 1997年 アメリカ) 本作の主人公ジョニー・リコは、運動は得意だが勉強は苦手な高校生。 同級生のディジーはジョニーに憧れているが、彼にはカルメンという恋人がおり美人で成績も優秀、ジョニーはディジーに見向きもしない。 だがカルメンはちょっと小悪魔キャラ、ジョニーのアメフトの試合中に敵チームのエースに色目を使ったりする。 ジョニーはそんなカルメンが気になって試合に集中できず、チームメイトであるディジーの作戦指示も耳に入って来ないが、最後はディジーの作戦に従い逆転勝利! 若い時はカルメンみたいな女子に惹かれがちだが、絶対に一途に思ってくれるディジーの方が良いのに。ジョニーは分かってない。 青春真っ只中の彼らも高校生活ももう時期終了。 カルメンの卒業後の夢は、艦隊アカデミーに入り戦艦のパイロットになること、ジョニーは彼女を追いかけて、親の反対を押し切り軍隊に
(Absolute Biginners 1986年 イギリス) ビートルズもローリングストーンズもまだ誕生していない1958年、ロンドンのソーホーを舞台に、写真家を夢見る青年コリンと、デザイナーを目指す恋人スゼットの物語。 映画を構成する要素は「映像」と「音楽」、そして「物語」である。 この三つが揃った時に名作が誕生するのだと思う。 もちろん「物語」が一番重要なのだという事に異論はないのだが、過去の「名作」と呼ばれる映画には、必ずと言って良いほど「名曲」と呼ばれるテーマ曲が付いており、その曲を聞けば「名シーン」と呼ばれる映画の場面が脳裏に浮かび上がる。 当たり前だが、「音」も「画」も映画の一部なのである。 以前何かの記事でも書いてると思うが、ひとつ良いシーン、好きなシーンがあるとその映画のイメージがグンっと上がる。 同じ事が音楽にも言えて、既存の曲が印象的に使われていたり、オリジナルのテー
わたしとジェニファー・ラブ・ヒューイットとの出会いは『ラストサマー』だった。 と言っても、去年の夏に出会った訳ではなく映画『ラストサマー』で初めて彼女を見たという意味です。 あっ、分かってました? まあ、それ以来ずっと好きな訳ですが、わたしの期待に反して、「もしかして若い映画ファンは彼女の事を知らないんじゃないかってぐらい」映画界では大きな活躍をしていない。 1998年に『ラストサマー』でスマッシュ・ヒットを飛ばした彼女は、翌年には『ラストサマー2』にも主演しNewスクリーム・クイーンなんて呼ばれるようにもなるが、その後は『ザ・サバーバンズ』、『ハートブレイカー』でコメディエンヌとしての才能を発揮、2002年には『タキシード』でジャッキー・チェンと共演を果たし、これは大作映画にバンバン出演するようになると思ったのだが、その後は『ガーフィールド』、『ガーフィールド2』でCGの猫ちゃんと共演し
今時の子供達も、「闘いごっこ」をする時に「アチョーっ!」とか言うのだろうか? そして「アチョーっ!」という「怪鳥音」なるものを”発明”したのが、ブルース・リー先生だと言うことを知っているのだろうか? そもそも「闘いごっこ」なんて野蛮な事はしないのだろうか? 先日、『土竜の唄 FINAL』を観てきた。 劇中で、滝沢カレンさんが演じる「沙門夕磨」というキャラクターが、黒いラインが入った黄色いツナギを着用している。 YouTubeに、『土竜の唄 FINAL』の出演者である、仲里依紗さん、菜々緒さん、滝沢カレンさんの3人が映画の裏話をしている動画を見たのだが、その中で「あの黄色いツナギには元ネタがあって、実は『キル・ビル』のユマ・サーマンなんです」と仰っていた。 なるほど、「ユマ・サーマン」と「沙門夕磨(ゆま・さもん)」が掛かっているのね。 でもその元ネタには、さらにブルース・リーの『死亡遊戯』と
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