<高市首相の「働いて働いて...」発言の先には、トランプ大統領的な「雑」な主張とそれに快哉を叫ぶ人々、という世界的潮流があるとマライ・メントラインさんは喝破します。本誌1月6日号掲載コラムをプレイバック> 年初の時事社会系コラムで期待されるネタといえば「今年の展望」だ。そして、その根拠はおおかた先年の総括に由来する。 総括といえばその年のベクトルや空気感を象徴するワードが重要となり、故に流行語が......と言いたいところだが、わがジャパンの2025年新語・流行語大賞「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」は、いろいろな意味で微妙だった。 ツッコミどころが大いにあり、どこから斬り込むべきかが迷いどころで、故に結果的に批判によるダメージが分散した印象もある。一方で右派の礼賛ぶりがブレなかった点を見るに、あれはあれでフワッとした意味合いで各自に都合よく受け取ってもらう、という高等戦術だった