サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
Pixel 9
www.research.kobe-u.ac.jp
103 はじめに 英語の文献では、日韓併合のことを「アネ クセイション」 (annexation)と表現する。 これは「植民地化」を意味する「コロナイゼ ーション」 (colonization)とは概念が異なる。 前者は従属関係ではなく対等という意味合 いであるが、後者には征服や略奪が伴ってい る。 前述したように、日韓併合について、ほと んどの英語文献では「アネクセイション」と 書かれている。韓国、台湾併合時代に、帝国 大学がそれぞれ韓国と台湾に設立されている ことからも、植民地支配ではなく併合であっ たことは明らかだろう1 。 慰安婦問題や徴用工問題、更には歴史教科 書問題や靖国参拝問題。所謂「過去の歴史」 を巡って対立する両国の議論において、その 根幹を占める議論の一つがそもそもの日本に よる朝鮮半島支配をどの様に考えるかであ る。韓国憲法前文の文章に典型的に表れてい る様に、韓国に
33 はじめに さて、ここまで別稿1 で日本、韓国、そし て英語メディアにおける慰安婦問題に関わ る、90 年代にこの問題が外交化する以前の 言説の展開について述べてきた。そこで明ら かにしたのは次の事であった。 その第一は、慰安婦問題に関わる言説その ものは、慰安婦問題が日韓両国間の外交問題 へと発展する 90 年代以前から存在した、と いう事であった。とりわけその言説は日本に おいて韓国よりもはるかに豊富であり、この 時期の日本人にとって慰安婦に関わる語りに 接する機会は日常的に存在した。他方、慰安 婦に関わる言説は韓国においても第二次世界 大戦後の早い段階から存在したが、その量は 日本より遥かに少なかった。 第二に、しかしながらその事は当時の慰安 婦に関わる言説が、この問題が外交問題に発 展した後の言説と同じであった事を意味しな かった。この点において日韓両国に共通して いたのは、
43 はじめに 慰安婦問題を巡る議論がまたもや活発に行 われている。1990 年代以降、日韓両国間に おける最重要の歴史認識問題のイシューの一 つとなっているこの問題が、再び注目を集め る事になったのは、2011 年8月 30 日の韓国 憲法裁判所の決定が切欠だった。同裁判所は この決定の主文において、 「請求人らが日本 国に対して有する日本軍慰安婦としての賠償 請求権が、 『大韓民国と日本国間の財産及び 請求権に関する問題の解決並びに経済協力に 関する協定』第2条第1項によって消滅した か否かに関する韓日両国間の解釈上の紛争 を、上の協定第3条が定めた手続きに従って 解決しないでいる被請求人の不作為は、違憲 であることを確認する」として、慰安婦問題 を解決に向かわせる為の積極的な努力を韓国 政府に対して強く要求した1 。この結果、司 法府に問題解決への努力を要求された韓国の 李明博大統領
東日本大震災時の国際緊急支援受け入れと外務省 45 東日本大震災時の国際 緊急支援受入れと外務 省 片山 裕* I.はじめに 1 東日本大震災発生直後から世界各国から日 本に緊急支援の申し出があった。海外からの 支援受入れの窓口となったのは外務省であ る。外務省は申し出を受けるとそれを内閣府 に設置される「非常本部」に通報し、 「非常 本部」が受入れるかどうかの方針を検討確定 し、これを関係各省庁・自治体に連絡すると いう体制が 1995 年に改定された「防災基本 計画」の中に新たに盛り込まれた 2 。阪神・ 淡路大震災の経験と反省に基づいた改定であ る。 それによると、内閣府には「緊急災害対策 本部」が置かれ 3 、 その下に「事態対処班(C 班) 」が設けられ、その中の「海外支援受入 れ調整担当(C 7班) 」が支援受入れを検討、 受入れを決定した場合には関係省庁との連絡 調整を受け持
Sublime Text3 はじめに 本研究室ではサクラエディタが推奨です。サクラエディタは初心者にとって使いやすく、思ったように動いてくれます。 日本語との相性も他の無数にあるエディタと比較して、トップクラスの出来といえるのではないでしょうか…。 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ いや、もっといいエディタあるだろ! ってことで新たなエディタ紹介します! えー、その名もSublime Text 3です。 ST3とかって略しているのを見かけたりします。 基本的に無料で使えます。厳密には有料ソフトですが、無期限で特に制限なく使える無料お試しが使えるので、無料という認識でほぼ間違いないです。 ごくごくたまに、購入してよ!っていうダイアログがでるのと、上のバーに(UNREGISTERED)って書いてあるというのが嫌いという方、または寄付したいような方は購入しましょう。 本研究室は(残念ながら
氏名:陰山 聡 (かげやま あきら) 所属:神戸大学 大学院システム情報学研究科 計算科学専攻 教授 研究者固有ID researchmap Google Scholar Citations ORCID 略歴等 論文リスト 学会発表等リスト 新聞等での成果紹介 インヤン格子 Portal to Yin-Yang Grid 各種文書 ノート ESC 固体地球シミュレーショングループ研究成果報告書 郵便物宛先 〒657-8501 神戸市灘区六甲台町1-1 神戸大学大学院 システム情報学研究科 計算科学専攻 陰山 聡 居室 自然科学総合研究棟 (4号館) 805号室。 この地図 の71番の建物(自然科学総合研究棟4号館)の8階、 エレベータを出たすぐ前の部屋です。 バスでお越しの場合は、36系統「神大文理農学部前(しんだいぶんりのうがくぶまえ)」バス停が便利です。 徒歩も可能ですが、自然科学総合
講演会「巨大加速器LHCで探る宇宙の始まり」 ~ 順調に始まったLHC実験 ~ 緊急告知: 2012年7月4日に,LHC実験はヒッグス粒子と見られる新粒子を発見しました。 これを受けて名古屋,大阪,九州,そしてもちろん神戸大でも講演会を開催します。 企画全体は こちら 神戸での講演は 9/22(土) 14:00~ (予定), 神戸大学百年記念館(同じ会場) 神戸会場の案内は こちら (現在準備中) 終了いたしました。 当日はおかげさまで大変たくさんの方にご来場いただきました。誠にありがとうございます。今後ともLHCの物理をお知らせして参りたいと思います。 そして皆さんのご期待に答えるべく,成果を出したいと思います。 また同様の企画の際には,よろしくお願いいたします。 携帯サイトはこちら スイス・ジュネーブの地下に設置された世界最大の加速器LHCが,2010年3月に実験を開始しました。衝突で
目標 この「計算科学演習I」で扱うFotranソースコードが自由に読めること。 Fortran90/95の特性を活かした綺麗なコードが自由に書けること。 エディタとコンパイラ Emacsのmajorモードをf90に設定すると便利(f95モードは用意されていない) ミニバッファでf90-modeと打つ (Esc-x f90-mode) tabキーでソースコード(現在行)を整形。 tabキーで適切なend構文を自動入力。 ^jで整形改行 scalar上でのコンパイルコマンドは pgf95 またはpgf90 フリーのFortran95コンパイラ gfortran (gnu Fortran): http://gcc.gnu.org/fortran/ g95: http://www.g95.org/ Fortran90/95の歴史 FORTRAN(全部大文字の)という言語は存在しない。 Fortra
後期博士課程から現在に至るまで,筆者の目標は一貫している.それは,「”生命と物質の違いは何か”とは如何なる問いか.そして,我々はその問いに対して,如何なる答え方を用意すべきか」に取り組むことであった. ここでいう生命とは,想定される外部を常に孕みながら,進化・発達・発展をとげる対象であり,いわゆる生物学が対象とする生物に留まるものではない.想定外部という言葉が示すように,この意味での生命を問うとき,想定し,想定外部を見る観測者と対象は分離できるものではない.この点に留意し,筆者は,分離を前提とする言語体系と前提としない言語体系の違いを明らかにし,生命を理解するための,観測過程志向型理論を整備してきた. [ →続きを読む ]
左の写真は、北側(朝霧駅の改札口からいったん出て約30メートル東のところ)から、歩道橋、会場(大蔵海岸、南側)をのぞむ。JR朝霧駅付近から海岸側がやや低く傾斜し勾配1/35程度。左側は東、右側は西。橋の真正面(やや東)の上に花火が見えた。向かって右側の一番奥付近が、南西角(最初に転倒が生じた地点)。この歩道橋は公道。 「もう、動けない時間は一歩も動けないっていう感じでしたよ。それこそ、じりじりでもなく、一歩も動けない、前にも行けない、後ろにも行けない、手も抜けられない、ていう感じで。赤ちゃんをかばうのに一生懸命で、こういうふうにされていたり、お母様が子供の顔を、こうやっておさえて、こうやってなでらっしゃったりとかね」 「階段の下と、橋の真ん中と連絡状態はどうなっているのか、たくさん人数がいても、ぜんぜん機能していないじゃないかと強く(警備員に)いったところ、警備員と警察は連絡がとりよう
website of tsukamoto lab.神戸大学工学部電気電子工学科 塚本研究室 / kobe university, masahiko tsukamoto lab. about us 電子計算機工学研究室(E-S2)では、塚本昌彦を中心として、ウェアラブルコンピューティング、ユビキタスコンピューティング、機械学習、アート・エンターテイメントについて研究しています。 常に革新的なアイディアと技術を発信し続け、新しい未来を創る研究機関として活動しています。 当研究室へのお問い合わせは下記のメールアドレスにお願いします。 tukalab-secruby.kobe-u.ac.jp information 2008.4.3 4月3日(木)19:25〜19:30ごろエフエム東京「WONDERFUL WORLD」に塚本昌彦が電話生出演しました。ウェアラブルコンピューティングとファッ
■ 著書 ■ 学術論文(査読つき) (Papers, Peer review) ■ その他の論文 (Other papers) ・ 未出版論文: 動物行動における記号の起源 ・ 養老シンポジウム2001 郡司の講演に関する討論 ・ 一部論文の概要 後期博士課程から現在に至るまで,筆者の目標は一貫している.それは,「”生命と物質の違いは何か”とは如何なる問いか.そして,我々はその問いに対して,如何なる答え方を用意すべきか」に取り組むことであった. ここでいう生命とは,想定される外部を常に孕みながら,進化・発達・発展をとげる対象であり,いわゆる生物学が対象とする生物に留まるものではない.想定外部という言葉が示すように,この意味での生命を問うとき,想定し,想定外部を見る観測者と対象は分離できるものではない.この点に留意し,筆者は,分離を前提とする言語体系と前提としない言語体系の
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『www.research.kobe-u.ac.jp』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く