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マンガ大賞候補作は
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YouTubeなどで近年、若年層を中心に人気を集めるバーチャルユーチューバー(Vチューバー)。仮想世界のタレントによる動画配信は多様化し、市場はますます拡大している。 100人以上が所属する大手事務所「にじさんじ」に加入して活躍する本県出身のラトナ・プティさんに、Vチューバーになったきっかけや普段の活動、今年の抱負を聞いた。 2019年8月にデビューしたプティさん。YouTubeではやりのゲーム実況をしたり、ゲームの大会に出たりしているほか、音楽関係にも活動の場を広げている。かわいらしい声とゆったりとした話し方で、視聴者に癒やしを届ける。一方で、ゲーム配信では培ってきたゲームセンスを存分に発揮して魅了する。 ゲームは主に、一人称視点の画面で敵と銃で撃ち合う「FPS(ファースト・パーソン・シューター)」というジャンルだ。ライブ配信が始まると、視聴者からリアルタイムで寄せられるたくさんのコメン
正月の風物詩となった東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)。下野新聞では2000年代前半から記者を派遣し、栃木県勢の活躍を報じている。高校駅伝の取材の裏側については別の記事「地方紙は全国高校駅伝をどうやって取材しているのか 鉄道、徒歩…知られざる舞台裏」で紹介した通りだが、都大路をはるかに上回る取材の困難さがあるのが、箱根駅伝だ。取材経験者の一人として、その裏側についても紹介する。 ご存じのように、箱根駅伝は1月2、3日の2日間、東京・大手町から神奈川県箱根町の芦ノ湖までの往路5区間107.5キロ、復路5区間109.6キロの計217.1キロで争う。お茶の間の注目度は高く、テレビ中継の世帯平均視聴率(関東地方)は30%前後に上る。 高校駅伝の記事でも触れたが、駅伝取材の大変さは「試合会場」の広さに尽きる。都大路は直径10キロ圏だったが、箱根駅伝は100キロ超。そのスケールは別格だ。 下野新聞が箱
1945年の宇都宮空襲で全焼した旧宇都宮市役所内にあったとされる貴重な書物が10日、約80年ぶりに“帰還”を果たした。所有者の歴史研究家大嶽浩良(おおたけひろよし)さん(77)=今宮3丁目=が「永久に市民のものにしたい」と市に寄贈した。この書物は平安時代から明治末期までの宇都宮の歴史が記されており、戦火で焼失したとみられていた。 書物名は「宇都宮郷土誌料 沿革之部ノ内」。宇都宮の名前の由来や宇都宮城の成り立ち、神社やお寺、街がどうやってできたのかなど、全て手書きで記されている。 編さん時期の記載はない。大嶽さんや市教委文化課は、明治期の末ごろと推定している。明治40年代、地方改良運動の一環として、全国各地の自治体で郷土誌編さんが行われた。県内でも当時の他の自治体の「郷土誌料」は残っており、項目の内容が一致する。 また表紙には「図第一号」とある。戦前、宇都宮には図書館がなかったことから、大嶽
佐藤栄一(さとうえいいち)宇都宮市長は4日、年頭の新春記者会見で、2030年までに公共交通の脱炭素化を目指すと表明した。8月に開業する次世代型路面電車(LRT)や路線バス、地域ごとに運営する地域内交通など市が関わる公共交通が対象。民間のタクシーも含めた電気自動車(EV)などの導入を新年度から支援する。 中でもLRTは、ごみ焼却施設で発電される再生可能エネルギーで運行する「世界でも類を見ない」例となる見通し。佐藤市長は「再生可能エネルギーの地産地消を推進する世界初のモデル都市として、脱炭素化をけん引していく」と意欲を示した。 (残り:約 452文字)
県都の中心部に、異彩を放つ外観のビルがそびえ立つ。地上10階、地下1階。コンクリート打ちっぱなしの外壁や、規則正しく並ぶ大きな窓が印象的なこの建物の名称は「栃木県開発センタービル」(宇都宮市栄町)。県土地開発公社の旧本社ビルで、1972年の完成から築50年が経過する。 下野新聞は8月、ビル跡地について公社がマンション分譲の穴吹工務店(高松市)と売却契約を結んだと報じた。老朽化した建物の解体と、市街地活性化に資する跡地利用を条件に成立した珍しいケースとなった。 建物の1階は、壁がなく柱だけで構成された吹き抜けの空間の「ピロティ」となっている。その上の2階部分はまるで宙に浮くようにコンクリートが張り出し、てっぺんにはガラス張りの小さな構造物も見える。 「一度、中を見たかった」 「かっこいい建物なので解体は残念。一度、中を見たかった」。9月下旬、宇都宮市在住のゆりこさん(投稿ネーム)から、下野新
「九尾の狐(きつね)伝説」で知られる栃木県那須町湯本の国指定名勝「殺生石」で、イノシシ8頭の死骸が見つかっていたことが9日分かった。群れで行動するうちに付近に迷い込み、硫化水素などの有毒な火山ガスを吸ったとみられる。殺生石周辺でタヌキといった動物の死骸が発見されることはあるが、関係者は「これだけまとまった動物の死骸は聞いたことがない」と驚いている。 殺生石園地を管理する環境省日光国立公園那須管理官事務所によると、7日午前10時20分ごろ、業務のために殺生石を訪れた同事務所職員が死骸を発見。8頭のうち成獣は3頭で一回り小さな幼獣が5頭。いずれも園地内で特に硫化水素や亜硫酸ガスの発生が多いとされる殺生石の右奥付近に横たわっていた。 同事務所は県などに相談し、豚熱感染によるものではないと判断。翌8日午前9時半から同事務所と那須町などの職員計8人で死骸の回収作業を行った。死骸は8日のうちに焼却処分
東武鉄道は来年3月30日まで、日光・足尾エリアの鉄道やバスを利用できる「日光・足尾ルートパス」を販売している。 より気軽に日光・足尾エリアに足を伸ばし周遊してもらおうと、本県と群馬県を結ぶわたらせ渓谷線を運行するわたらせ渓谷鉄道と、日光市営バスを運行する同市と連携し、初めて発売した。 異なる交通機関を乗り継いで世界遺産「日光の社寺」や足尾銅山などの観光スポットを巡ることができる。 有効期間は2日間。出発地点の東武線の駅から東武日光駅(日光市)、市営バス、わたらせ渓谷鉄道、相老駅(群馬県桐生市)を経由する「東武日光廻(まわ)り」の経路か、その反対の「相老廻り」の経路のどちらかを選び、同一方向に限り、出発した駅までの乗り降りが自由となる(バスは1回乗車券)。 料金は大人3500円、子ども1760円。県内では9駅で販売している。 特典としてパスを提示すると、飲食店などで割引やサービスが受けられる
検視のデータを悪用し変死体の捜査で訪れた家から現金や時計を持ち去ったなどとして、栃木県警は2日、占有離脱物横領、県個人情報保護条例違反、公電磁的記録不正作出・同供用などの疑いで那須塩原署刑事1課の男性巡査長(29)を書類送検し、懲戒免職とした。 送検容疑は、2021年11月7日、那須町内で同年8月に変死体で見つかった独居の60代男性に関する検視のデータを同署のパソコンで閲覧し、翌8日に男性宅から現金約8千円と腕時計3個を持ち去った疑い。 また19年7月8日、当時勤務していた宇都宮中央署で、担当の傷害事件の書類と証拠品を検察に送ったとする虚偽情報を、事件管理システムに入力し、翌日ごろ書類28点をシュレッダーで破棄するなどした疑い。 県警によると、巡査長は60代男性の検視で家を訪れた際、現金100万円が入った金庫が残されていたと知った。空き家となった男性宅の間取りを調べ、窓ガラスを割って侵入。
宇都宮ケーブルテレビ(宇都宮市材木町、大久保知裕(おおくぼともひろ)社長)は電子書籍事業を強化し、版権を持つライトノベル(娯楽小説)を漫画に仕立てる「コミカライズ」事業に乗り出す。イラストレーターらを発掘し、早ければ2023年中に商品化する予定。電子書籍事業の売り上げを現行の約2倍に増やし、年間1億円を目指す。 同社は08年に小説投稿サイト「星の砂」の運営を開始した。11年には電子書籍販売サイト「星の砂文庫」を立ち上げ、全国のケーブルテレビ局として初めて販売を始めたという。 (残り:約 606文字)
老朽化が進む栃木県立美術館(宇都宮市桜4丁目)と県立図書館(同市塙田1丁目)について、県が昨年3月に閉館した県体育館の跡地(同市中戸祭1丁目)を移転先の候補地として検討していることが11日、関係者への取材で分かった。老朽化や耐震性が課題となっている宇都宮中央署(同市下戸祭1丁目)は、現在の県立美術館の場所に移す方向で検討している。県庁前の栃木会館跡地(同市本町)の活用では、民間活力の導入も視野に入れることも分かった。 美術館と図書館はいずれも築50年が過ぎ、バリアフリー対応や収蔵能力などの面で課題があった。宇都宮中央署も建て替えが必要とされ、芝生広場となっている栃木会館跡地の利活用方法も注目されていた。 体育館跡地や県庁周辺の整備について、福田富一(ふくだとみかず)知事は昨年6月の県議会一般質問で、いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会終了後に方向性を打ち出すとし、美術館と図書館の在り方には「『
宇都宮市は26日、次世代型路面電車(LRT)の試運転をJR宇都宮駅東口~平石区間の約4キロで11月17日に始めると発表した。営業区間の軌道上をLRT車両「ライトライン」が走行するのはこれが初めて。当初は時速5キロの低速で走行するため、交通の支障が少ない深夜に行われる。 試運転は同17、18日の「入線試験」から行う。架線柱や停留場に接触しないことを確認する。走行するのは1編成1往復。初日は時速5キロ程度、2日目は同15キロまで速度を上げて安全を確認する。両日とも午後9時~午前5時に実施する予定。 同21日からは「走行・性能試験」を実施する。車両の加減速やブレーキ性能、勾配区間での停車や発車などの動作を確認する。走行は1編成1~2往復。平日の午前9時~午後4時を予定しており、徐々に営業運転の時速40キロを目指す。 試運転中は軌道と車道の間にバリケードを設置し、安全を保つ。交差点ごとにガードマン
自転車ロードレースのジャパンサイクルリーグ(JCL)第9戦「グリーンシステムコーポレーション湧水の郷しおやクリテリウム」は22日、塩谷町船生の道の駅湧水の郷しおや前特設周回コース(1周2・8キロ×30周=84キロ)で行われた。レースは9周目中盤過ぎに20人規模の大規模落車が発生し、救護対応のためレースは中止となった。 県勢は宇都宮ブリッツェンが増田成幸(ますだなりゆき)主将ら4人、那須ブラーゼンは谷順成(たにじゅんせい)主将ら3人が巻き込まれた。十数人が重軽傷を負ったとみられる。 次戦は23日午後1時10分から、那須塩原市の那須塩原駅西口駅前通り特設コースでクリテリウムを行う。
【鹿沼】来年8月に宇都宮市-芳賀町間で開業する予定の次世代路面電車(LRT)への理解を深めようと、市議有志が21日、宇都宮市役所で勉強会を開いた。終了後、参加市議の一部は近くLRTの鹿沼延伸を推進する議員連盟を立ち上げる意向を示した。 (残り:約 386文字)
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と政治家の関係を巡り、下野新聞社は12日までに、福田富一(ふくだとみかず)知事と栃木県内全25市町長を対象にアンケートを実施し、福田知事を含む9人が関連団体と接点があったと回答した。9人はいずれも自民党籍を持ち、5月に開かれたイベントに出席したり祝電を打ったりした。教団との関係性を知らずに応じたとの回答が目立った。 アンケートは8月下旬~9月上旬、実施した。旧統一教会やその関連団体に関し、選挙支援を受けたことがあるかや、イベントに出席したり祝電を送ったりしたことがあるかなどを尋ねた。 自民党県連副会長の板橋一好(いたばしかずよし)県議が代表を務めていた関連団体「世界平和連合栃木県連合会」が5月に宇都宮市内で開催した催しに出席したと回答したのは、小菅一弥(こすげかずや)壬生町長。真瀬宏子(ませひろこ)野木町長と平山幸宏(ひらやまゆきひろ)那須町長は、代理者が
来年8月の次世代型路面電車(LRT)開業に向け、宇都宮市と芳賀町は停留場副名称の命名権(ネーミングライツ)やベンチの設置費用の寄付(ドネーション)を26日まで受け付けている。10月からは停留場壁面の個性化シート設置費用の寄付も受け付ける。 市民や企業がLRT事業に参加する機会を設け、開業に向けた機運醸成を図る狙い。停留場副名称は市と町が別々に募集している。ベンチと壁面個性化シートは両市町共同の取り組み。 (残り:約 355文字)
自民党栃木県連副会長の板橋一好(いたばしかずよし)県議(81)=小山市・野木町選挙区、13期=が、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体である世界平和連合栃木県連合会の代表を務めている問題で、自民県連の木村好文(きむらよしふみ)幹事長は5日、党と旧統一教会の関係を絶つとした党本部の方針に反する言動があったとして、板橋氏を口頭で注意した。板橋氏は代表を続ける考えを示していたが、注意を受けて翻意し、辞任することを決めた。 木村氏によると、同日午前、小山市内で板橋氏と面会し「党方針に従わないなら離党してもらう」と伝えたという。木村氏は取材に「(板橋氏は)今後、一切の関係を持たないと約束した」と述べた。 一方、板橋氏は取材に「党人であるため要請を受け入れることにした。心配してくれた幹事長の顔も立てないといけない」と話した。今後は選挙の際の支援も受けず、教団関連施設への訪問も見送るとした。 板
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の本部に約20年間所属し、家庭教育局元副局長だった桜井正上氏(48)が3日までに共同通信の単独インタビューに応じ「献金問題は本部でも多くの人が課題だと認識していた。明らかに社会的モラルに反する」と証言した。元幹部が実名で教団の実態を語るのは異例。本部が現場の教会に無理なノルマを課していたとし、借金をしたり、破産したりした家庭は少なくないとも話した。 桜井氏は、教団が、1980年代ごろから組織拡大を重視するようになり、献金への要請が強まっていったと指摘。家庭教育に関して相談を聞くと常に献金問題に直面したという。
自民党県連副会長の板橋一好(いたばしかずよし)県議(81)=小山市・野木町選挙区、13期=が、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体である世界平和連合栃木県連合会の代表を務めていることが2日、分かった。岸田文雄(きしだふみお)首相(自民党総裁)は8月31日、党と旧統一教会との関係を断つと表明したが、板橋氏は下野新聞社の取材に「辞める理由がない」として代表を継続する考えを明らかにした。 板橋氏によると、同連合会の代表は政界引退した自民系の元県議から7、8年前に引き継いだという。自身の選挙の際に、教団側から運動員の派遣を受け街頭演説やポスティングなどを手伝ってもらっていた。小山市内の教団関連施設を年に数回訪れ、県政報告も行っていたという。 板橋氏は教団との関係を絶つと表明した岸田首相の方針を「統一教会を利用した安倍派たたきだ」と批判。党本部から指示があっても教団との関係を継続する意向を示
栃木県下野市の石川信夫(いしかわのぶお)市議(65)=2期=が6月の同市議会一般質問で、LGBTなど性的少数者に関して「できたら静かに隠して生きていただきたい。その方が美しいし、社会に混乱が起きないと思う」などと発言していたことが2日までに分かった。 石川氏は質問で、性的少数者を含むカップルの関係を公的に証明する県のパートナーシップ宣誓制度の導入に反対の意思を示した上で「制度を設けて社会に認めさせることがいいのか大変疑問に思っている。後世に憂いを残す」などと主張した。 下野新聞社の取材に対し、石川氏は「苦しんでいる人がいっぱいいるのは知っている。それでも公的に認める必要はない。問題点に気が付いてほしくてあえて言っている」と話した。 発言を巡っては他の議員から取り消しを求める動議は提出されておらず、会議録に記載されている。 一方、ジェンダー研究に取り組む茨城大の清山玲(せいやまれい)教授は「
編集局内で雑談していた時のことだ。「江曽島ロータリー、知ってる?」と話題になった。グーグルマップで見ると、道路につながった四角形のロータリーが住宅地にあり、その中にも家が建っている。なぜこんな場所が?「あなた発 とちぎ特命取材班」の記者が現地に向かった。 ロータリーは東武江曽島駅から南東に車で約2分の場所だった。1周すると、200メートルほど。信号機はない。約500メートル北方向にアピタ宇都宮店、約1・5キロ南にカンセキスタジアムとちぎ。近くの人に尋ねると、朝夕は交通量が多くバスも走る。「JR宇都宮駅でタクシーに乗って『ロータリーまで』と伝えれば、ここまで連れてきてくれる」とも教えてもらった。 なぜできたのか。宇都宮市役所に問い合わせた。市道であることは分かったが、整備の経緯ははっきりしない。 手掛かりを求め、市中央図書館に足を運び、地元有志らが2009年に発行した「陽南三地区の歴史」を手
宇都宮市と芳賀町は23日、市内で開いた芳賀・宇都宮東部地域公共交通活性化協議会で、来年8月の次世代型路面電車(LRT)開業に合わせて実施するJR宇都宮駅東側のバス路線再編案を示した。LRTのトランジットセンター(TC、乗り換え施設)に接続する5路線を新設するほか、既存の4路線の経路を変更する。LRTとの乗り継ぎを考慮した運行ダイヤを編成する。 LRTと重複するバス路線を再編し、公共交通ネットワーク全体の充実を図る狙い。バス事業者との協議を経てまとめた。 新設するのは(1)ベルモールTC発着の駅東側循環線(辰街道・産業通りなど経由)(2)清原TC発着の清原工業団地内循環線(3)清原TC-真岡鉄道市塙(いちはな)駅(赤羽工業団地経由)(4)芳賀TC-市塙駅(赤羽工業団地経由)(5)芳賀TC発着の芳賀工業団地内循環線。 (残り:約 424文字)
【芳賀】町は、町内全世帯に交通系の地域連携ICカード「totra(トトラ)」を配布する。町と宇都宮市が整備を進めている次世代型路面電車(LRT)の開通を前に公共交通の利用を促進し、LRTの利用機運を高める狙い。11日に発送を始め、8月末までに全世帯へ届ける。町はトトラのみで使えるバスとLRTの乗り継ぎ割引の導入も検討している。 無料配布するのは約5800世帯。本年度末までの転入世帯も対象とする。配布するトトラは販売額が千円(預かり金500円、チャージ額500円)のもので、発送などを含めた事業費は840万円。 名前などの情報が登録されていない無記名式を配布するため、家族は誰でも使える。後から記名式に変更することもできる。町都市計画課の担当者は「夏休みの時期になるので、トトラを使って公共交通でお出かけしてみてほしい」と話している。 トトラはJR東日本のSuica(スイカ)の機能に加え、地域独自
宇都宮市と芳賀町が整備する次世代型路面電車(LRT)の17編成目となる車両が納入され、同市下平出町の車両基地で30日、報道関係者に公開された。これで全ての車両がそろい、工事の完了と開業を待つばかりとなった。 詳しくはこちら
22日公示の参院選で改選を迎える無所属の渡辺喜美(わたなべよしみ)参院議員(70)が21日、立候補を断念し、政界を引退する意向であることを自身のフェイスブックで表明した。渡辺氏はかねて比例代表での出馬を目指すと公言していたものの、態度表明の時期がずれ込んでおり、去就に注目が集まっていた。 投稿では「第三極を作るもくろみは終了した。最後までご尽力くださった皆さまに感謝申し上げる」と説明。「政界は引退するが、今まで蓄積した知識経験を持って世の中に尽くしていく」とした。 渡辺氏は2016年参院選におおさか維新の会(現・日本維新の会)から比例代表で出馬し、個人名で約14万3千票を獲得して当選した。ただ、翌17年の東京都議選での対応を巡り除名処分を受け、以降は無所属で活動していた。 自民党在籍時には閣僚を務め、離党後は旧みんなの党代表として「第三極」ブームを起こした。今月15日の国会閉会日には「第三
栃木県足利市の早川尚秀(はやかわなおひで)市長は10日の市議会全員協議会で、重要文化財の名刀「山姥切国広(やまんばぎりくにひろ)」の所有者が、市からの売却要請に応じる意向を伝えてきたことを明らかにした。 所有者は「山姥切国広を愛して下さっている皆様へ」とのメッセージを市を通じて公表。「山姥切国広を私達の元で眠らせて置くには存在があまりにも大きくなりすぎていて、正直守り切れなくなっています」とし「考え抜いた結果、信頼できる足利市にお任せするのが一番良いのではないかと思っております」などと記している。 8日の市議会一般質問で購入に意欲を示していた早川市長は、全員協議会で「今後の事は所有者様との誠意を持った話し合いの中で詳細を詰めていきたい」と表明した。 「山姥切国広」の記事一覧を検索
宇都宮市の佐藤栄一(さとうえいいち)市長は3日の市議会議員協議会で、2023年3月に予定していた次世代型路面電車(LRT)が一部工事の遅れのため、全線開業が遅れる見通しとなったことを報告した。開業時期は「精査中」と説明した。執行部は、部分的な開業の可能性を検討する考えも示した。 佐藤市長は「心待ちにしていた市民や関係者、沿道のみなさんに深くおわび申し上げる」と陳謝した。 工事が遅れているのは、国道408号と県道宇都宮茂木線が交差する野高谷(のごや)町交差点の架橋工事。市によると、交通量が多いため最小限の交通規制で施工してきたことで各種工事を同時並行で行えず、3カ月程度の遅れが生じている。遅れを取り戻すのは困難で、完了は年明けになる見通し。試運転に続く習熟運転期間を考慮すると23年3月の全線開業は難しいと判断した。 所管部局から佐藤市長への報告は5月に入ってからあったという。開業を延期すれば
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