drawn by Nobutoshi Katsuyama 遅すぎる明けましておめでとうございます。 2020年を迎え、日本では夏から東京オリンピックが開催されるため日本のみならず世界中から熱い視線が送られている。だがそんな記念となるこの年の新年はあまり歯切れのいいはじまりではなかった。 新年を迎えてすぐイランの実質No.2が米軍によって殺害され、世界中に緊張が走った。去年はあれほど中国に戦争を吹っ掛け世界中を貿易戦争に巻き込んだトランプ大統領はどうも休暇明けに喧嘩がしたくなるのだろうか。 思い返すと去年のゴールデンウィークが終わる直後から中国への締め付けを強くし、GW明けには株価が暴落した。そして大衆がNew Yearモードの最中、事件は起きた。 イランとアメリカの国力の圧倒的な差や、中国やロシアがイランのために身を切ってイランの援護する可能性は極めて低いことや両者が戦争を望んでいないこと