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コーヒー沼
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KORGは、教育芸術社が企画する音楽教育Webアプリケーション「カトカトーン」を共同開発していること発表した。 カトカトーンは、主に小学校3年生以上を対象とした、教育現場で活用できる音楽Webアプリケーション。Webブラウザーを通じて誰でも無料ですべての機能を利用することができるため、GIGAスクール構想(全国の児童・生徒1人に1台のコンピューターと高速ネットワークを整備する文部科学省の取り組み)で整備された1人1台のタブレット端末環境で活用でき、個別最適化された新たな音楽の学びを実現するという。 なお、開発プロジェクトにはNHK Eテレの子ども向け音楽番組『ムジカ・ピッコリ―ノ』の演出や、子供向け音楽ワークショップを手掛けてきたディレクションズが、共同企画&クリエイティブディレクションとして参加している。 KORGは、自社の音楽ソフトKORG Gadgetの技術をWebアプリケーションに
闘病中だった高橋幸宏さんが1月11日に亡くなられました。謹んで哀悼の意を表します。 長きにわたり、高橋幸宏に大きな愛を贈っていただいた皆さまに。 pic.twitter.com/E7CQDBwzBx — 高橋幸宏 information (@yukihiro_info) January 15, 2023 サディスティック・ミカ・バンドやYMOのドラマーとしてあまりにも有名ですが、サンレコでは、創刊直後より、ソロ作品でのインタビューでご登場いただく機会がたくさんありました。ソングライティング、ボーカル、サウンド・プロデュースなど、多方面で活躍されていたことの現れだと思います。 また、THE BEATNIKS、pupa、METAFIVEなどのバンド/ユニットでの活躍も多数取り上げてきました。 本誌に寄せてくれた最後のコメントとなったのは、METAFIVE『METAATEM』のE-Mailインタ
DAWのLiveで知られるABLETONから、同社初のiOSアプリ、Noteがリリースされた。楽曲アイディアのスケッチ・ツールとして開発されており、起動してすぐにドラム・キットやシンセサイザー、サンプラーなどのデバイスをタップして鳴らして打ち込める。エフェクトも搭載され、オートメーションも可能だ。その上、NoteのセットはAbleton Cloudというサーバーを介して簡単にLiveで開いて、制作をさらに進めることができる。本企画ではこの画期的なアプリの魅力を、作編曲家でABLETON認定トレーナーでもある草間敬によるレビューと、☆Taku Takahashi、VaVaによるインプレッションを通じてお伝えしていこう。 Text by 草間 敬(mode-rate/RED ORCA) Photo:Takashi Yashima(メイン画像、☆Taku Takahashi)、Hiroki Ob
ABLETONから音楽制作のスケッチ用iOSアプリNoteがリリースされた。iPhoneと iPadで利用可能で、App Storeにて1,000円で購入できる。 Noteは、ABLETONのDAWソフトLiveの特徴的な機能のひとつであるセッションビューを採用した作曲アプリ。 1つの曲(=セット)では、各トラックに8つのクリップ(=曲を構成する要素)を使用可能。トラックは最大8つ使用して、クリップを並べ替えることで楽曲の構築が行える。 バリエーションの作成(左)と即興演奏の録音(右) ABLETON Liveから厳選されたドラムサンプル(56種類)やシンセ(261種類)、生楽器系(36種類)の音源を搭載。さらにサンプラー機能を使って周囲から取り込んだ音も楽器のように使用することも可能だ。 演奏後にキャプチャーボタンを押すとテンポとフレーズの長さを検知して自動的にループを作成。何気なく演奏
世界トップ・シェアのDJ機材ブランドPIONEER DJから新たなDJ用ヘッドフォンHDJ-CXが誕生した。HDJ-CXは耳に当てるオンイアタイプで、さまざまアーティストからの意見を取り入れて開発されたという。DJでは普段からオンイアタイプのヘッドフォンを愛用しているという大沢伸一に、製品開発者の畑中太門、田中要司の両氏とともにHDJ-CXのインプレッションについて伺った。 Photo:AmonRyu PIONEER DJ HDJ-CX 圧倒的な軽さと耐久性を兼ね備えたオンイアDJヘッドフォン。中音域と高音域をクリアに保ちながらタイトで力強い低音域を実現し、低域のレスポンスと遮音性が格段に向上している。価格はオープンプライス。 DJヘッドフォン選びのポイントは 音もデザインもスタイリッシュであるか ─ 大沢伸一 大沢伸一 ─ ヘッドフォンは普段どんなシチュエーションで使用されていますか?
nemosynth シンセサイザー・イラスト:西園寺スペルマ https://twitter.com/sperm_saionji 企画/編集:バーバラ・アスカ https://twitter.com/barbara_asuka E-MU創世神話 これは、内蔵姿勢制御装置のずれを無くし、過剰なジャイロ宇宙的相対理論化を防ぐ機能です。 注意深く画面を観察いただき、重力による空間歪曲や明らかな時間の加速・遅延、鏡に映る物体が実際より近く見えるなどといった不安定化兆候が起きていないか、ご確認ください。数秒後にEmaxがモジュール識別表示へ戻ってきたのであれば、すべては順調です。 注意:安定化スキャン処理が進行している間、時として小さなエミュー鳥がEmax内部に閉じ込められ画面上を走り回ることがあります。これはEmaxの通常機能に影響はありません。 (Emax取扱説明書から超絶nemo版和訳) Th
山下達郎の最新アルバム『SOFTLY』に関する本人インタビュー後編は、グルーブに対する独自の美学へフォーカス。MIDIをグリッドからズラす……といったノリの作り方は、達郎からすると“適当なこと”。その真意やいかに? ミュージシャン必見の金言の数々、とくとご覧あれ。 Text:辻太一 Photo:高橋ヨーコ、小原啓樹(スタジオ) インタビュー前編はこちら: “グルーブ”を安易に解釈してはいけない ー『SOFTLY』のクレジットを拝見したところ、山下さんご自身が打ち込みを手掛けた曲も多いですね。 山下 家にあるCOME ON MUSICのソフトで打ち込んでいて、音源を何にするかはここで決めるんです。今のDAWも試してみましたが、僕のノート・パソコンでは重くて、やっぱりCOME ON MUSICが一番簡単でね。打ち込みするときは、Spliceとかでダウンロードした素材を使っています。リズム・ルー
ABLETONは、シンセサイザー仕組みの基本を無料で学べるWebサイト“Learning Synths”をアップデートした。 Learning Synthsは、音楽理論が学べるLearning Musicに続き、2019年に始動。シンセサイザーを構成する主要な要素(オシレーター、フィルター、エンベロープ、LFOなど)について、ハンズオンで学ぶことができる。また、コンピューターだけでなくタブレットやスマートフォンにも対応し、ChromeブラウザではMIDIキーボードを使うことも可能だ。 最新版のLearning Synthsでは、作った音をABLETON Live用のプロフェクト・ファイルへ書き出しできるエクスポート機能や、録音機能などが追加された。 エクスポート機能を使うと、Learining Synthsで作成した音をLiveデバイスとして使用できる 追加された新機能 エクスポート機能
昨年も何台かノート・パソコンを買いまして。出た瞬間に購入したM1 MaxのAPPLE MacBook Proはとにかく完成度が高くて快適に動いております。AMD Ryzen7 5850U搭載のLENOBO ThinkPadも本当に良いです。低電圧低発熱なのにパワフルでポート類も豊富。グラフィック・ボードは統合型ですが、そこそこゲームも動きます。ABLETON Liveもばっちり動作するので、仕事でもバリバリ使えます。昨今の半導体不足の影響で納期が少々エグイですが、興味のある方はチェックしてみてください。 解説:オカモトタカシ(12sound)|第3回 各パート33種の音色が設定されたビート・メイクにお薦めのドラム・ラック さて、私の担当最終回となる今回は、お薦めのPackやMax for Liveのデバイスを紹介したいと思います。 ●Magic Racks “Rackはこう使うんや!”とい
YAMAHAから、コンピューター/スマートフォン/タブレット経由でライブ配信を行うための音響機器、AGシリーズが発表された。2015年発売の配信向けミキサーAG03、AG06の後継機を中心に、これらとマイク&ヘッドフォンのパッケージ、さらにはマイク一体型AGシリーズのAG01がラインナップされる。 高音質化&ミュート・スイッチを搭載したAG03MK2 AG03の後継機となるAG03MK2(18,700円)は、フェーダーを備えた48Vファンタム電源対応マイク入力のch1と、ギターやステレオ楽器などを接続できるch2/3をインプットとして用意。DSPを内蔵し、マイク入力にはMac/Windows/iOSの専用アプリから設定可能なCOMP/EQボタン、REVERBボタンも備えている。MK2となったことで、音質が向上したことに加え、マイク入力のミュート・ボタンも用意。フット・スイッチでのミュート設
nemosynth シンセサイザー・イラスト:西園寺スペルマ https://twitter.com/sperm_saionji 企画/編集:バーバラ・アスカ https://twitter.com/barbara_asuka 1988年春、ついにKORG M1発売!!! タメにタメ、待ちに待った救世主の降臨に市場もコルグ社員も湧いた!!! 同時にROLANDも新型廉価版LA音源シンセ・キーボードによるちゃきちゃきのラインナップD-20、D-10、同LA音源モジュールD-110を発売。既に前年に歴史を変えたD-50とともに世界は一気にPCMサウンドへとなだれ込んだ。 そこへ同時デビューしたのはCASIO VZ-1。それまでの人気商品CZ シリーズからさらに踏み込んだ新開発iPD音源とグラフィックLCDとをひっさげ、事実上のデジタル・フル・モジュラー・シンセとなるも14万8千円というお値打ち
初めまして! サンレコ初登場のオカモトタカシでございます。サンレコ読者歴26年、こうして執筆の機会をいただけてとても光栄です! 特にウチの奥さんが喜んでおります(笑)。さて私、主にゲームの分野で作曲したり効果音を作ったり組み込みしたりという仕事をしておりまして。本号から3カ月にわたって、どのようにABLETON Liveを活用しているのかを紹介していきたいと思います。 解説:オカモトタカシ(12sound)|第1回 複数の映像をまとめて作業可能。効果音制作に適した条件を網羅 ゲーム分野で効果音を作る流れは、“クライアントから送られてくる映像資料に音を付ける→OKなら個別に書き出して組み込みに回す”というのが一般的なフロー。その“映像資料”が曲者で、短い尺のものが多数五月雨式に送られてくるのです。内容は“火の魔法(小)”“火の魔法(中)”“火の魔法(大)”だとか、“必殺技を発動する際のモーシ
nemosynth シンセサイザー・イラスト:西園寺スペルマ https://twitter.com/sperm_saionji 企画/編集:バーバラ・アスカ https://twitter.com/barbara_asuka 「これはかなわん。もうダメだ」 発売されたばかりのYAMAHA DX7を買ってきたROLAND開発部門の菊本忠男氏、たった1日でDX7本体のすべてを解析し思わずうめいた。 先行機種YAMAHA GS1ではMSI(中規模集積回路)をしかも55個もずらずらと並べていたデカい音源回路基板も、DX7ではより集積度の高いLSI(大規模集積回路)しかもたった2個のみ搭載したコンパクトな基板へと進化。おかげでちょっとしたグランド・ピアノ型だったGS1よりずっと小さく軽量コンパクト、そして安く故障も少なく安定稼働、おまけにぐっと高機能高性能な新機種へと変ぼう。それもたった2年で。
2001年、日本のエレクトロニック・ミュージック史上、最も重要な作品の一つが誕生した。砂原良徳の『LOVEBEAT』である。時間軸とともに表情を変えていくシンセや電子音楽愛にあふれたSEがちりばめられ、2000年代初頭のエレクトロニカ・ブームやインスト・ヒップホップ・シーンへ大きな影響を与えた。あれから20年、かのマスターピースが砂原自身の手によってリマスターだけでなく、再ミックスまで施されて『LOVEBEAT 2021 Optimized Re-Master』として発売。この作品に込めた思いを存分に語ってもらうことにしよう。 Text:Kentaro Shinozaki Photo:Miyu Terasawa オリジナルは02Rでミックスをしたから、内蔵エフェクトを再現し直す必要があった ー『LOVEBEAT』発売20周年おめでとうございます。 砂原 黙っていても20年たったらそうなるよ
nemosynth シンセサイザー・イラスト:西園寺スペルマ https://twitter.com/sperm_saionji 企画/編集:バーバラ・アスカ https://twitter.com/barbara_asuka FM音源がスタンフォード大学のチョウニング博士によって発見されたことは有名だが、博士が技術者ではなく音楽家であったことはあまり知られていない。 チョウニング博士(Dr. John Chowning)は、1934年アメリカのニュージャージー州生まれ。米海軍に勤務したあとバイオリンと打楽器とを会得、さらにパリへ渡って作曲を学んだ。1962年に合衆国へ帰国し、スタンフォード大学にて音楽の研究を続ける。イカれた連中が黎明期の電子音楽に手を染めており、それとは別のイカれた連中が黎明期のコンピューター開発に勤しんでいたという、そんな時代。といっても電子音楽ではまだ商業ベースに乗
『サウンド&レコーディング・マガジン』のバックナンバーから厳選したインタビューをお届け! サンレコ常連とも言えるコーネリアス=小山田圭吾の初表紙は1997年の3rdアルバム『ファンタズマ』リリースに伴うインタビューでした。オープニングを飾る「MIC CHECK」は、今のASMRブームを20年以上先取りするようなバイノーラル・サウンドがモチーフ。コーネリアスの先見性をあらためて伺える作品です。 コーネリアスこと小山田圭吾が、3作目となるアルバム『ファンタズマ』を発表した。全く違う2曲を同時再生すると別の1曲になるというアイディア賞ものの先行シングル「STAR FRUITS SURF RIDER」でもその片鱗を覗かせていたが、ひたすらドリーミーでファンタジックに徹した本作は、暴走するエレクトリカル・パレードとでも言えそうな、狂気性を孕んだゴージャズなポップ・アルバムに仕上がっている。アルバム制
nemosynth シンセサイザー・イラスト:西園寺スペルマ https://twitter.com/sperm_saionji 企画/編集:バーバラ・アスカ https://twitter.com/barbara_asuka そう、シンセとは何であろう? 生楽器のものまね? 既存楽器の代用? アコピ、エレピ、オルガンの音が良ければ、キーボードは売れるという。まさに三種の神器。でもシンセって、そんなお約束の様式美でいいのか? 電子楽器は、もっと既存の束縛から自由な、しがらみの無さが良かったんじゃないのか? 聴いたことがない音、分類不能な音がしてこそ、シンセの本懐ではなかったか? 使える音、使えない音なんて関係あらへん! シンセはシンセ独自のアイデンティティを追求すべきではなかったのか? 未来に挑むカンブリア紀の大爆発シンセたち。それら、へんてこなシンセたちこそ、本当に宇宙の挑戦を受けて立つ
原 雅明 ブレイク・ミルズやサム・ゲンデルを本連載で取り上げてきて、彼らと共演したピノ・パラディーノの音楽もあらためて振り返ってみるべきだと感じていた。というのも、ミルズと作った『Notes With Attachments』のリリースに伴って読むことができたパラディーノの幾つかのインタビュー記事が、とても興味深かったからだ。自分は十分に宣伝されてきて、素晴らしい若いプレイヤーの邪魔になりたくないという理由で、パラディーノはインタビューをほとんど避けてきた。『The Guardian』紙は、このウェールズ出身のキャリア豊かで控えめなベーシストを“この40年間、どこにでも現れるようなミュージシャンであったにもかかわらず、パラディーノはミュージシャンの世界では驚くほど匿名の存在であった”と紹介している※1。 ※1 『Notes With Attachments』Pino Palladino &
ぎゃぁぁあ。原稿締め切りの連絡が鳴り止まないぜ。ここって何書くんだっけ? とりあえず小学校のころの音楽の吉田先生との思い出話でも書くか。僕に最初にMTRやシンセサイザーを触らせてくれたのが吉田先生で、休み時間に音楽室に行くとハンダゴテで自作のエフェクターとかを作ってるわけ。で、その吉田先生にすごい事件が起こるんだけど……あ、もう文字数が……。では続きは次回に。あとこれはみんなに伝えたい、3月は寒いから! なんで忘れんの3月が寒かったこと! 解説:Seiho 自由度の高いDrum Rack OperatorやMaxパッチもアサイン可 ●オープン/クローズ・ハイハットを同時に鳴らさない方法 ハイハットをオープンとクローズで同時に鳴らしたくない場面ってありますよね。そんなときは、Drum Rackを読み込んでチェーン・リスト、入力/出力セクションを表示させると、Chokeという項目が出ます。 D
プロ・オーディオ界のレジェンド、ルパート・ニーヴ氏が、94年の生涯を閉じた。 hookup.co.jp 1960年代、NEVEにて生み出したトランジスター採用のプリアンプ/EQ、コンプレッサー、コンソールの数々は、今なお現役で使われる名機の数々として知られる。その後、FOCUSRITEでのForteコンソール開発、コンサルタントとしてかかわったAMEK 9098などを経て、2005年に自身の名を冠したRUPERT NEVE DESIGNSを設立。以後、現在に至るまで製品開発に携わり、常に良い音の希求を止めることは無かった。 サンレコでは、2007年10月号にて、米テキサス州に設立されて間もないRUPERT NEVE DESIGNSへニーヴ氏を訪ね、自宅書斎で4時間に渡るインタビューを行っていた。ここで語られる当初の製品ラインナップの多くはその後継機に役割を移しているが、氏の生い立ちから製品
シンセウェーブとは1980年代のシンセ・ミュージックをはじめ、当時の映画やドラマ、ゲーム音楽などに影響を受けた電子音楽のこと。10年ほど前から小さなコミュニティで盛り上がっていたが、年々人気が上昇し、2021年にはメインストリームでも聴かれる音楽にまで成長した。この企画では、早くから国内でシンセウェーブを取り入れ、同ジャンルの重要プロデューサーの一人=ミッチ・マーダーともコラボを果たした3人組ユニットSatellite Youngのプロデューサー、ベルメゾン関根を講師に迎え、シンセウェーブの歴史や制作テクニックについて解説してもらおう。輝かしい時代のサウンドを昇華し、自身の音楽制作に取り入れてみるすべがここに! 解説:ベルメゾン関根 ベルメゾン関根 【Profile】ジャパニーズ歌謡エレクトロ・ユニットSatellite Youngのメンバーで、作曲を担当。情報学の分野で博士号を有し、教育
コンポーザーのAyaseとボーカルikuraにより“小説を音楽にするユニット”として活動を開始したYOASOBI。1st配信シングル「夜に駆ける」は2019年12月にリリースされ、1年でストリーミング再生回数3億回を突破し、CD未リリースながらNHK紅白歌合戦への出場を果たすなど飛ぶ鳥を落とす勢いで人気を集めている。本誌は昨年末に、Ayaseとikuraにインタビューを敢行! 衝撃的な「夜に駆ける」の楽曲構成のルーツや、YOASOBIの特徴であるメロディックなピアノが確立された背景を紐解きつつikuraのボーカリストとしての軌跡も聞いた。 Interview:iori matsumoto Text:Mizuki Sikano Photo:Hiroki Obara Styling:Daisuke Fujimoto(tas) 衣装協力:HOMME PLISSE ISSEY MIYAKE、MOO
11月3日の「レコードの日」に細野晴臣の旧作がリマスタリング仕様のアナログ盤として一挙に発売される。加えて『omni Sight Seeing』『MEDICINE COMPILATION』の2作品はSACDハイブリッド盤も発売。それを記念して、本稿では『サウンド&レコーディング・マガジン 1989年9月号』に掲載された『omni Sight Seeing』のインタビューを公開する。お楽しみあれ。 目次 細野晴臣インタビュー OMNI SOUND 解読の手引き 細野晴臣本人による曲目解説 エンジニアによるコメント OMNI SOUNDをより楽しむための細野アルバム10選 by鈴木惣一朗 「部分は全体を含んでる」……細野晴臣氏との密談の中で、最近やたら出てくるのがこの言葉。新作『omni Sight Seeing』を聴いて、その意味がやっとわかった気がする。HOSONOの部分部分をオムニバスに
11月3日の「レコードの日」に細野晴臣の旧作がリマスタリング仕様のアナログ盤として一挙に発売される。加えて『omni Sight Seeing』『MEDICINE COMPILATION』の2作品はSACDハイブリッド盤も発売。それを記念して、本稿では『サウンド&レコーディング・マガジン 1993年4月号』に掲載された『MEDICINE COMPILATION』のインタビューを公開する。お楽しみあれ。 目次 細野晴臣インタビュー 寺田康彦インタビュー 『オムニ・サイトシーング』以来約3年ぶりとなるアルバム『メディスン・コンピレーション』を発表する細野晴臣。折りしもYMO“再生”を表明し、いやがおうでも注目の集まる中でのリリースとなったが、その内容は氏の新しい方向性を示すに十分なものである。 ここではインタビュアーにエブリシング・プレイの鈴木惣一郎氏を迎え、先品の真相に迫るインタビューをお届
幾多のアニメ作品に彩りを与えてきた4人のプロデューサーが 過去から現在のアニメ・ソング制作における変遷を語り合う アニメ作品そのものとともに、アニメ・ソングも時代によって移り変わってきた。1980年代末からJポップのメジャー・アーティストを起用した主題歌が一般化し、近年では声優による歌唱やキャラクター・ソングの多様化も見られる。まずは、アニメの第一線で活躍を続ける音楽プロデューサーたちが集結。野崎圭一、山内真治、佐藤純之介、木皿陽平の4名に、原点となったアニメ・ソングやアニメ・ソングの中で転機となった作品、アニメとJポップの制作における違い、アニメならではのミックスなど、アニメ・ソングの過去から現在への変遷を語ってもらった。 Interview:Yusuke Imai、Kanako Iida Photo:Hiroki Obara 野崎圭一 【Profile】ビクターレコード34年の経験を生
『サウンド&レコーディング・マガジン』のバックナンバーから厳選したインタビューをお届け! 2017年6月号特集「Get Wildの記憶と記録」から、小室哲哉のインタビューを公開します。TM NETWORK「Get Wild」の30周年記念盤『GET WILD SONG MAFIA』の発売を機に、この曲を作曲者の小室自身に振り返ってもらいました。 GET WILD SONG MAFIA アーティスト:TM NETWORK 発売日: 2017/04/05 メディア: CD その人の感受性によっての育ち方をして 幾らいじっても壊れない曲になった ー「Get Wild」の30周年記念盤『GET WILD SONG MAFIA』の発売で、あらためて注目が集まっていますね。 小室 そうですね。これは僕ら発信というより、企画を立てたエイベックスのチームが、振り切って作ったのが良かったんじゃないでしょうか
森﨑雅人 【Profile】1995年音響ハウスに入社し、2000年からサイデラ・マスタリングにて17年間チーフ・エンジニアとして活躍。2018年からはTiny Voice, Productionに所属し、ARTISANS MASTERINGを立ち上げる。トム・コイン氏がマスタリングを担当したDOUBLE『Crystal』を10万回以上聴きこみ、独学でマスタリング技術を習得した異色の経歴の持ち主 なぜiZotopeプラグインは多くのクリエイターやエンジニアに選ばれているのだろうか。ここでは長年マスタリング・エンジニアとして活躍する森崎雅人氏に、Ozoneをメイン・ツールとして選ぶ理由について話していただいた。 Equalizerにおける周波数は 小数点以下5桁まで入力できる Ozoneに出会うまでは、長年アウトボードを用いてマスタリングを行っていたのですが、あるときサンレコでスターリング・
Photo:Peter Boettcher 『サウンド&レコーディング・マガジン』のバックナンバーから厳選したインタビューをお届け! テクノ・ポップのオリジネーターとされるクラフトワークは、徹底した秘密主義で知られていますが、2003年の『ツール・ド・フランス』リリース時にキーマンであるラルフ・ヒュッターへのインタビューが実現しました。このインタビューで語られている通り、その後はラップトップ中心のシステムで、世界中でツアーを敢行。特に立体映像と同期したサラウンドによる3-Dライブが好評で、2013年、2019年には日本公演も実現しましたが、1990年代には大掛かりなハードウェア中心のシステムで彼らはライブを行っており、この転換は当時大きな衝撃としてファンには受け止められました。 Interpretation:Mariko Kawahara アルバムのアイディアは ツアーの中でよみがえってき
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