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GWの過ごし方
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発表のポイント ◆ 量子多体系のダイナミクスを計算に活用する機械学習手法「量子リザバーコンピューティング」について、量子カオスを示す代表的な模型を用いて性能を系統的に解析しました。 ◆ 秩序とカオスの境界に位置する量子版「カオスの縁」において、量子リザバーコンピューティングの計算能力が最大となることを明らかにしました。 ◆ 脳活動や生態系モデルなどの複雑系で注目されてきたカオスの縁が、量子の世界でも重要な役割を果たすことを示し、古典系と量子系を貫く新たな普遍的視座を提供する成果です。 古典系と量子系におけるカオスの縁の概念図 概要 東京大学大学院工学系研究科の小林 海翔 大学院生と求 幸年 教授は、量子多体系(注1)のダイナミクスを計算資源として用いる「量子リザバーコンピューティング(注2)」において、その計算能力が量子版「カオスの縁」で最大化されることを見いだしました。カオスの縁とは、古
発表のポイント ◆ シリコン空孔中心の電子スピン量子ビットに対して反復的な量子フィードバック制御を行い、それにより生じる量子情報の「流れ」を活用することで、熱力学的エントロピーを減少させる「マクスウェルのデーモン」を実験的に実現した。 ◆ 量子情報流を含む熱力学の基本法則の実験的な検証に成功し、フィードバック制御の因果構造が熱力学に与える影響を解明した。 ◆ 本研究は、熱力学的に高効率な量子制御の実現や、複雑な因果構造を持つフィードバックを用いた量子熱機関の設計につながることが期待される。 (a) 本研究で用いた実験系の模式図。シリコン空孔中心の電子スピン量子ビットに対して、光学的な測定を繰り返し行い、その結果を高速で処理してフィードバックする。(b) 直近の測定結果のみに基づくマルコフ的なフィードバックプロトコル。(c) 過去の測定結果の履歴も活用した非マルコフ的なフィードバックプロトコ
発表のポイント ◆ 非平衡熱力学におけるトレードオフ関係式のアナロジーを拡散モデルに応用することで、拡散モデルを用いた時の生成誤差と拡散における散逸の量との間の関係式を導出しました。 ◆ 拡散モデルの訓練で重要となるノイズスケジュールについて、最適輸送と呼ばれるスケジュールを用いると生成精度を最も上昇させうることを理論的に示しました。 ◆ 本研究は非平衡熱力学が生成モデルの手法において有用であることを示したものであり、今後非平衡熱力学の知見に基づく生成モデルの研究が発展していくことが期待できます。 非平衡熱力学と最適輸送理論を用いて拡散モデルを解析 概要 東京大学工学部計数工学科の池田滉太郎学部4年生、東京大学理学部地球惑星物理学科の宇田智哉学部4年生、株式会社 Preferred Networksの岡野原大輔代表取締役 CTO、東京大学大学院理学系研究科の伊藤創祐准教授は、非平衡熱力学(
発表のポイント ◆ ATP合成酵素を人為的に設計・改変し、これまでに報告されている自然界の酵素の最高値を上回るエネルギー変換機能(H+/ATP比)を達成。 ◆ 改変型酵素は、通常ATP合成できないほど低いプロトン駆動力でもATPを合成できることを実証。 ◆ 本成果は、生体内エネルギー変換機能の向上を可能にする新たな設計指針を示し、将来的な細胞工学やバイオものづくりへの応用が期待される。 低いプロトン駆動力環境下でもATP合成を実現する改変型ATP合成酵素 概要 東京大学大学院工学系研究科の上野博史講師、野地博行教授らの研究グループは、千葉大学大学院理学研究院の村田武士教授、高エネルギー加速器研究機構物質構造科学研究所の千田俊哉教授、安達成彦特任准教授(研究当時、現:筑波大学生存ダイナミクス研究センター 准教授)との共同研究により、生物の生命活動に必須なATP(注1)を作る酵素「ATP合成酵
窒素ガスと水からの触媒的アンモニア合成反応を可視光エネルギーにより駆動することに成功! ―常温常圧の反応条件下でのグリーンアンモニア合成法のさきがけ― 発表のポイント ◆ アンモニア合成触媒であるモリブデン錯体及び光誘起電子移動触媒であるイリジウム錯体を用い、常温常圧の温和な反応条件下、可視光を照射することで、窒素ガスと水から光触媒的にアンモニアを合成することに成功した。 ◆ 本研究は、2種類の分子触媒、可視光エネルギー及び有機リン化合物を用いることにより窒素ガスを窒素(N)源、水分子をプロトン(H+)源とする触媒的アンモニア合成を達成した世界で初めての例である。 ◆ 地球上に豊富に存在する窒素ガスと水からアンモニアを合成できる反応が、常温常圧の反応条件下、太陽光(再生可能エネルギー)の主成分である可視光により進行したことから、カーボンニュートラル化の達成に向けて注目されている「グリーンア
発表のポイント ◆ ガラスなどの加工の難しい材料を、従来の100万倍高速で、なおかつ超精密に加工できる手法を開発しました。 ◆ ピコ秒(10のマイナス12乗秒)という極短時間だけ材料の物性を変化させることで、加工効率が劇的に向上することを発見しました。 ◆ 次世代型半導体において、ガラス基板への微細加工技術の確立が急務となっています。本技術により、半導体産業の飛躍的な進展が期待されます。 従来比100万倍速の超高速加工法 概要 東京大学大学院工学系研究科の伊藤佑介講師らとAGC株式会社による研究グループは、従来の100万倍高速かつ超精密に、ガラスなどの透明材料を加工できる手法を開発しました。 次世代の半導体において、ガラス基板への微細加工技術が求められています。しかしながら、加工速度の著しい低さと、精密加工の難しさが、ガラス基板の実用化の大きな障壁となっていました。本研究では、時間・空間分
発表のポイント ◆ 統計力学の最も基本的な模型であるイジング模型の動的臨界指数が任意の空間次元で2以上であることを世界で初めて証明しました。 ◆ 従来知られていた下限を数学的に厳密に改善し、数値結果との整合性をもつ下限を確立しました。この成果は、フラストレーションフリーな量子多体系の性質に基づいて古典統計力学系の非平衡ダイナミクスに対する制限を導いた点で、全く予想されていなかった発見です。 ◆ 本成果は、動的臨界現象の理論的基盤を強化し、物性物理や材料科学におけるスピン系の緩和ダイナミクス解析への応用が期待されます。また、古典と量子を横断するアプローチにより、新たな理論物理の展開にも寄与することが期待されます。 臨界温度における磁性体の時間発展のシミュレーション 発表内容 東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻の政岡凜太郎大学院生(修士課程2年)、渡辺悠樹准教授、および米ハーバード大学の副
発表のポイント ◆ 世界で初めて量子性の強い光パルスに対してさまざまな演算を何ステップでも実行できる汎用型光量子計算プラットフォームを実現。 ◆ 従来は扱えなかった量子性の強い光パルスの利用により現代のコンピュータを超える計算の高速化への道が拓かれ、さらに独自方式の光回路により今後のスケールアップにも期待できる。 ◆ このプラットフォームを利用すれば最適化や機械学習などのアプリケーションの探索が大きく進展すると共に、将来的にスパコンを超える誤り耐性型万能量子コンピュータへつながる。 概要 国立大学法人東京大学大学院工学系研究科の武田俊太郎准教授および吉田昂永大学院生(当時)らの研究チーム、日本電信電話株式会社(以下、NTT)、国立研究開発法人情報通信研究機構(以下、NICT(エヌアイシーティー))は、量子性の強い光パルスで計算できる世界初の汎用型(注1)光量子計算プラットフォームを実現しま
発表のポイント ◆ 交代磁性体と呼ばれる新しいカテゴリの磁性体の物質探索を行い、室温で情報の読み書きが可能な物質を世界で初めて発見しました。 ◆ 既存の磁気記憶素子では強磁性体における↑(上向き)と↓(下向き)のスピン状態を利用して情報を記憶していますが、交代磁性体では↑↓と↓↑のスピン状態で情報を記憶し、かつ強磁性体と同等の手法で情報の読み書きを行うことが可能です。 ◆ 交代磁性体は、従来利用されてきた強磁性体と異なり、①ビット間干渉の原因となる漏れ磁場が存在しないため素子の集積化に有利、②応答速度が100倍以上高速、③磁気的な外乱に対する耐性が高い、といった特徴を持ち、次世代の超高密度・超高速な情報媒体としての活用が期待されます。 交代磁性体の概念図 概要 東京大学大学院工学系研究科の関 真一郎教授、高木 里奈助教(現:同大学物性研究所准教授)、同大学工学部の開田 亮佑学部生(現:同大
量子コンピュータのシミュレーション性能を劇的に向上させる「蒸留」限界を突破! - 物理現象の局所化による情報の遮断を活用 - 【研究成果のポイント】 ◆ 量子コンピュータ※1におけるシミュレーション性能を劇的に向上させる新しいアプローチを開発。 ◆ 量子コンピュータを用いた量子シミュレーションにおいて、量子状態間のもつれ測定※2に基づいて「蒸留」と呼ばれる操作を行うと、冷却温度やノイズのような実験的な限界を破ることができる一方、測定回数が指数関数的に増大してしまうという問題を抱えていた。 ◆ 本研究では、蒸留を局所的にのみ実行することで、従来手法と比べて測定回数を指数的に削減できることを示した。 ◆ 本研究成果は、量子シミュレーションの実用化の重要な第一歩であり、未解明の量子多体系※3由来の現象の解明につながるものと期待される。 概要 大阪大学大学院基礎工学研究科/量子情報・量子生命研究セ
発表のポイント ◆ 物性物理学の量子シミュレーションに必要とされる計算リソースに関する解析・試算を行い、量子計算機が古典計算機(スーパーコンピュータ)を凌駕する「量子優位性」の最小条件を、世界で初めて明らかにした。 ◆ 量子化学や暗号解読といった分野に比べ、物性物理学への応用は、計算時間・量子ビット数の観点で1桁以上も少ないリソースで量子優位性を達成可能であることを示した。 ◆ 本研究成果は、今後の量子計算機の研究開発に対して、中長期的な設計目標を示す役割を果たすものと期待される。また、本研究で用いられた解析手法・アルゴリズムは、材料科学・量子化学などの問題にも同様に応用可能であることから、理論的・基礎科学的なインパクトだけでなく、産業応用への知見も大きいものと期待される。 量子優位性を示すための要件:物性物理における量子シミュレーションは他の応用と比べて格段に 要求リソース(量子ビット数
発表のポイント ◆ 希土類合金(GdRu2Ge2)において、直径2.7ナノメートルの極小サイズの磁気スキルミオン(粒子性を有する渦状の電子スピン構造)を発見しました。 ◆ 外部磁場の強さによって、「楕円形スキルミオン」や「メロン-アンチメロン分子」、「円形スキルミオン」という多彩なスピン構造が発現することを明らかにしました。 ◆ 極小サイズのスキルミオンに関する新たな物質設計指針を提示するとともに、外部磁場による多値メモリ動作といった新しい応用につながる可能性を秘めています。 本研究で発見した希土類合金GdRu2Ge2で実現する多彩なスピン構造の概念図 概要 東京大学大学院工学系研究科の吉持遥人 大学院生、高木里奈 助教(研究当時)、関真一郎 准教授らの研究グループは、同大学物性研究所の中島多朗 准教授、北海道大学大学院理学研究院の速水賢 准教授らとの共同研究を通じて、GdRu2Ge2(注
磁場をかけるだけで電気抵抗が25,000%も変化する 「巨大磁気抵抗スイッチ効果」を実現 ―機能性デバイス実現に向けて新たな原理を開発― 発表のポイント ◆ 強磁性体と酸化物の2層からなる電極をもつ半導体ナノチャネル素子を作製し、磁場をかけるだけで抵抗が25,000%変化する巨大な磁気抵抗スイッチ効果を実現しました。 ◆ 酸化物層内の欠損にはスピンの向きの揃った正孔が束縛されており、隣接する欠損の正孔とつながることで強磁性の導電性フィラメントが形成されます。ここに磁場をかけると正孔の波動関数が収縮し導電性フィラメントが切れます。これが巨大磁気抵抗スイッチ効果の有力な起源と考えられます。 ◆ 本研究成果は従来別々に研究されてきた抵抗スイッチ効果とスピントロニクス分野を結ぶもので、新たな機能性デバイスの実現につながるものと期待されます。 巨大磁気抵抗スイッチ効果の原理の予想図 概要 東京大学大
発表のポイント ◆ 従来、磁石の中の磁気の振動は短い時間でなくなってしまうと考えられてきた。 ◆ 本研究では、磁気振動を精密に読みだす手法を開発し、磁気振動の情報(コヒーレンス)が桁違いに長い間隠れて存在できる新たな情報保持機構を発見した。 ◆ 今回の発見は、新たな磁気情報デバイスの原理になるものと期待できる。 隠されていた磁気振動の情報(コヒーレンス)を取得 概要 東京大学大学院工学系研究科の巻内崇彦特任助教、日置友智助教、清水祐樹大学院生、星幸治郎特任研究員、齊藤英治教授(東北大学材料科学高等研究所(WPI-AIMR) 主任研究者、東京大学Beyond AI 研究推進機構 教授を兼務)らを中心とする研究グループは、東北大学材料科学高等研究所(WPI-AIMR)のMehrdad Elyasi助教、Gerrit Ernst-Wilhelm Bauer主任研究者らと共同で、従来、磁石の中で短
発表のポイント ◆ コロナ禍で初めてワクチン反対派になった人の特徴を分析し、陰謀論やスピリチュアリティに傾倒している人がワクチン反対派になりやすく、さらに参政党への支持を高めた可能性を示した。 ◆ ワクチン反対派などの特徴を分析した研究は多く存在するが、本研究ではどのようにワクチン反対派に転じるに至ったかを時系列的な分析に基づいて明らかにし、さらにその政治的含意も示した。 ◆ 公衆衛生に対する脅威となりうる反ワクチン的態度の拡散を食い止めるための手がかりが得られ、将来のパンデミックに対して重要な教訓を得た。 パンデミックを経て新たに高い反ワクチン的傾向を持つようになったアカウントの特徴 発表概要 東京大学大学院工学系研究科の鳥海不二夫教授と、同大学未来ビジョン研究センターの榊剛史客員研究員、早稲田大学小林哲郎教授、筑波大学吉田光男准教授らによる研究グループは、コロナ禍におけるワクチンに関す
世界最高電力密度の超薄型音力発電素子の開発に成功 ―会話や音楽、環境騒音など様々な音を利用した高効率の発電を可能に― 発表のポイント ◆世界最高電力密度(8.2 W/m2)の超薄型音力発電素子の開発に成功した。 ◆この音力発電素子は、圧電材料を含む柔らかいナノファイバーシート3層から構成されており、総厚さは50マイクロメートルと極薄である。 ◆会話の音や周辺からの音楽といった環境音を用いて発電することが可能であるため、今後、モノのインターネット(IoT)やウェアラブル機器への様々な音を用いた電力供給が期待される。 発表概要 東京大学大学院工学系研究科のOsman Goni Nayeem特任研究員(研究当時)、李成薫講師、横田知之准教授、染谷隆夫教授らは、薄型発電素子としては世界最高電力密度の超薄型音力発電素子を開発しました。この音力発電素子は、非常に柔軟な特性を持つ3層のナノファイバーシー
東京大学松尾研究室 100億パラメータサイズ・日英2ヶ国語対応の 大規模言語モデル“Weblab-10B”を公開 ―公開済みの日本語大規模言語モデルで最高水準― 東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻松尾研究室(教授:松尾 豊、以下「松尾研」)は、この度日本語・英語の2ヶ国語に対応した100億パラメータサイズの大規模言語モデル(Large Language Model ;LLM)を事前学習と事後学習(ファインチューニング)により開発し、モデルを公開しましたのでお知らせします。今後も、Weblab-10Bのさらなる大規模化を進めるとともに、この資源を元に、LLMの産業実装に向けた研究を推進して参ります。 松尾研は、知能の謎を解くことを目的に人工知能の研究に取り組む研究室です。現在はテキスト生成で注目されることの多いLLMの技術ですが、今後は画像組み込みなどのマルチモーダル化、ブラウザ・
発表のポイント ◆最大で十万本以上の折り目と数万個の面を持つ折紙を自動で折る技術を開発しました。 ◆これまで、あらゆる多面体を折れる折紙を設計する手法は存在しましたが、設計された複雑なパターンを簡単に製造する手法は存在しませんでした。今回、実質的にあらゆる多面体を自動で折れる製造手法を、世界で初めて実証しました。 ◆汎用のUVプリンタと熱収縮するシート状の素材があれば実現できるため、加熱するだけで好きな形に変形するプロダクトとして幅広く応用できると考えられます。 発表概要 東京大学大学院工学系研究科の鳴海紘也特任講師、川原圭博教授、大学院総合文化研究科の舘知宏教授、大学院情報理工学系研究科の五十嵐健夫教授、宮城大学事業構想学群の佐藤宏樹准教授、Nature Architects株式会社の須藤海氏、エレファンテック株式会社の杉本雅明氏らによる研究グループは、熱収縮性のシートに折紙のパターンを
生成 AI は我々の生活や仕事の仕方を変えるだけでなく、新たな創造性を生みだす可能性を秘めています。その爆発的な発展にますます期待が高まる一方で、人間活動に対する深刻な影響も懸念されています。社会全体を根本的に変える可能性がある、この新しい技術の可能性とリスクについて、各界のリーダー達はどのように捉え、どのような戦略を採用し、いかなる未来を切り拓くことを思い描いているのでしょうか。4つのテーマのパネルディスカッションを通じて、AI が社会にもたらす変革とその本質を深堀し、参加者と共に人間社会の新たな未来像を探求する機会を提供します。 主な登壇者 プログラム 開会のご挨拶 藤井 輝夫 東京大学総長(動画メッセージ) 祝辞 岸田 文雄 内閣総理大臣 パネルディスカッション 総合司会:山野 泰子 東京大学 未来ビジョン研究センター 講師 第1部:生成AI が切り拓く未来 司会/モデレータ:宮川
日時|2023年7月4日(火)12時30分~17時 日時|2023.7.4.Tue12:30~17:00 場所|東京大学内 共催|東京大学大学院工学系研究科、 TMI総合法律事務所 生成AIは我々の生活や仕事の仕方を変えるだけでなく、新たな創造性を生みだす可能性を秘めています。その爆発的な発展にますます期待が高まる一方で、人間活動に対する深刻な影響も懸念されています。社会全体を根本的に変える可能性がある、この新しい技術の可能性とリスクについて、各界のリーダー達はどのように捉え、どのような戦略を採用し、いかなる未来を切り拓くことを思い描いているのでしょうか。4つのテーマのパネルディスカッションを通じて、AIが社会にもたらす変革とその本質を深堀し、参加者と共に人間社会の新たな未来像を探求する機会を提供します。 Generative AI has the potential to signifi
スピントランジスタの実現に向けて酸化物素子で巨大磁気抵抗と電流変調の実現に成功 ―ナノスケール相転移技術の応用に向けた新たな可能性― 発表のポイント ◆スピントランジスタの基本となる強磁性体/半導体/強磁性体構造からなる横型2端子素子を単結晶酸化物を用いて作製することにより、従来の10倍以上の大きな磁気抵抗比を得ることに成功しました。ゲート電圧による電流変調にも成功しました。 ◆一般的な半導体と強磁性金属を組み合わせた従来のスピントランジスタ素子では、磁気抵抗比は最大で1~10%にとどまっており、実用上必要な100%には到達していませんでした。 ◆本研究では、酸化物を用いることにより高品質の単結晶界面を実現できたことなどが、大きな磁気抵抗比の実現につながったものと考えられます。 研究グループが作製した単結晶酸化物スピントランジスタ素子におけるスピンの流れの模式図。強磁性の酸化物金属電極と半
常温常圧の極めて温和な反応条件下で、可視光エネルギーを用いて 窒素ガスをアンモニアへと変換することに世界で初めて成功! 1.発表のポイント: ◆常温・常圧の温和な反応条件下で、可視光をエネルギー源とした、窒素ガスからアンモニアを合成する世界初の反応の開発に成功した。 ◆イリジウム光酸化還元触媒とモリブデン触媒を組み合わせて用いて、窒素ガスと水素供与体を可視光照射下で反応させることでアンモニア合成反応が進行することを発見した。 ◆本研究成果は、再生可能エネルギーである可視光エネルギーをエネルギーキャリアとして期待されるアンモニアに貯蔵することが可能であることを示した極めて興味深いものである。 2.発表概要: アンモニア(注1)は、取り扱いの容易さ、高いエネルギー密度、燃焼しても二酸化炭素を排出しないことから最近ゼロエミッション燃料およびエネルギーキャリアとして有望視されている。しかしながら、
メタバース工学部 工学教育プログラムジュニア工学教育プログラム 主に中高生・保護者・教師向けの教育プログラムについては以下のページをご覧ください。 リスキリング工学教育プログラム主に社会人向けの教育プログラムについては以下のページをご覧ください。 問い合わせ先 メタバース工学部事務局(東京大学大学院工学系研究科内)https://www.t.u-tokyo.ac.jp/contact/metaverse お知らせ メタバース工学部についてメタバース工学部 Official Site 公開 NEW メタバース工学部に関するお知らせ プレスリリース・媒体掲載等メタバース工学部 プレスリリース・メディア掲載情報に関するお知らせ会員企業 プレスリリース その他 メタバース工学部とは?お問い合わせバーチャル東大 LINKS おすすめ情報 工学部アドバイザリーボード 東京大学工学部産学協創教育 社会
国立大学法人東京大学大学院工学系研究科・工学部(工学系研究科長・工学部長:染谷隆夫)は、すべての人々が最新の情報や工学の実践的スキルを獲得して夢を実現できる社会の実現を目指し、デジタル技術を駆使した工学分野における教育の場として、「メタバース工学部」を設立いたします。 近年の急速な技術発展や、働き方の多様化などがもたらした産業構造の根本的な変化により、さまざまな立場の人々の間で最新の工学や情報学を習得したいという需要が高まっています。一方、社会全体では、先端テクノロジーが次々に生まれ、データによる価値創造が急速に進む中、データやテクノロジーを活用して未来社会を構想できるDX人材が決定的に不足しています。こうした背景のもと、工学や情報の学びの機会や工学キャリアに関する情報を多様な人々に提供することが「メタバース工学部」設立の目的です。 「メタバース工学部」は、工学分野におけるダイバーシティ&
1.発表者: 伊藤 喜光(東京大学 大学院工学系研究科 化学生命工学専攻 准教授/JST さきがけ研究員) 佐藤 浩平(研究当時:東京大学 大学院工学系研究科 化学生命工学専攻 博士課程学生、現所属:東京工業大学 生命理工学院 助教) 相田 卓三(理化学研究所 創発物性科学研究センター 副センター長/東京大学卓越教授(国際高等研究所東京カレッジ)) 2.発表のポイント: ◆内壁がテフロン(注1)表面のようにフッ素で密に覆われたナノチューブを超分子重合(注2)で開発した。 ◆このナノチューブは塩を通さないが、これまでの目標であったアクアポリン(注3)の4500倍の速度で水を通した。 ◆海水を高速で真水に変える次世代水処理膜の開発に貢献する。 3.発表概要: 持続可能な社会を実現する上で海水の淡水化は必要不可欠な課題であり、これまでさまざまな水処理膜が開発されている。しかし、地球規模の飲料水不
1.発表者: 鳥海 不二夫(東京大学 大学院工学系研究科システム創成学専攻 教授) 2.発表のポイント: ◆コロナ禍におけるトイレットペーパー不足デマに関する4,476,754ツイートを分析した結果、デマ情報よりもその訂正情報の方がトイレットペーパー不足を引き起こした可能性が高いことを明らかにした。また、デマ情報の拡散者のみが訂正情報を拡散することが社会的混乱の収束に効果的であることをシミュレーションによって示した。 ◆訂正情報が人々に届かない要因としてバックファイア効果(注1)が知られているが、本分析ではバックファイア効果が存在しない場合でも訂正情報が社会に影響を与えることを定量的に示した初めての研究である。また、訂正情報の適切な拡散量を計算し、その拡散方法について言及した点も本研究の新規性の一つである。 ◆誤情報の拡散には、その訂正情報が効果的であると素朴に信じられてきていたが、必要以
1.発表者: 鳥海 不二夫(東京大学 大学院工学系研究科システム創成学専攻 教授) 2.発表のポイント: ◆安倍晋三前首相に関する1億2千万件以上の大量のツイートの分析の結果、保守派のツイートの方がリベラル派のツイートよりも穏健な中間層によく届いていることが明らかになった。 ◆大量のデータを分析する計算社会科学的手法を用いて、日本のソーシャルメディア上での党派的な競争が保守派に有利になっていることを初めて実証した。また、ネットワーク分析や自然言語処理と組み合わせることでその原因についても洞察を得た。 ◆ソーシャルメディアが政治にどのような影響をもたらすのかを日本の文脈に即して明らかにした点で大きな社会的意義がある。こうしたソーシャルメディア上での党派的非対称性が、選挙における投票行動にどのような影響をもたらしているのかを明らかにすることが将来的課題である。 3.発表概要: 東京大学大学院工
帰還困難区域での熱電発電システムを用いた自律移動ロボットの実地走行~家庭用カセットボンベを燃料として長時間の環境モニタリングを実現~ 1.発表者: 李 敏赫(東京大学 大学院工学系研究科機械工学専攻 助教) 筑紫彰太(東京大学 大学院工学系研究科精密工学専攻 助教) 鈴木雄二(東京大学 大学院工学系研究科機械工学専攻 教授) 淺間 一(東京大学 大学院工学系研究科精密工学専攻 教授) 2.発表のポイント: ◆家庭用カセットボンベを燃料とした高出力の熱電発電システムを自律移動ロボットに搭載し、人の立入りが困難な環境において長時間の環境モニタリングを無人で行うことができることを実証しました。 ◆70Wの高出力を実現する小型熱電発電システムを新たに開発し、位置情報センサー、カメラ、線量計などを搭載して予めプログラムされたルートに沿って長時間走行できる自律移動ロボットを構築しました。 ◆カセットボ
AIの新潮流「シミュレーション×ディープラーニング」に携わる次世代のAI人材育成を目的に東京大学 松尾研究室に寄付講座を設置:技術経営戦略学専攻 松尾豊 教授 スクウェア・エニックス・グループでエンタテインメントに関する人工知能(以下AI)の研究開発・事業推進を進める株式会社スクウェア・エニックス・AI&アーツ・アルケミー(本社:東京都新宿区、代表取締役会長:松田 洋祐)は、東京大学(所在地:東京都文京区、総長:藤井 輝夫)大学院工学系研究科松尾研究室と協力し、寄付講座「世界モデル・シミュレータ寄付講座」(以下、本講座)を開設します。期間は2021年7月から2026年3月までの最大5年間で、アドバイザーとして松尾研究室に参画することで、AIに携わる次世代の人材育成および両者の知見を合わせた新しいAIの研究開発を協働して推進します。 「世界モデル・シミュレータ寄付講座」について 本講座では、
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