サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
www.the-miyanichi.co.jp
◆知の拠点 県民皆で育てよう◆ 県立図書館(宮崎市)の資料整備費が、昨年度予算で全国最低水準(2871万円)に落ち込んだことを本紙が報じたのが昨年8月。「知の砦(とりで)」を守ろうと機運が高まり、本年度予算で4124万円に回復しただけでなく、蔵書を県内全域でスムーズに利用できる体制づくりの研究が始まるなど、改革に向けた動きが見られている。 河野県政では県民が生涯にわたり読書に親しむ「日本一の読書県」を目指している。県立図書館はその要として、遠隔地に目配りをしながら内容充実を図ってほしい。 予算確保の道筋安定 昨年度は資料整備費の削減により、図書や雑誌などの購入点数が2~3割減少した。 学識経験者や教員、主婦らで構成され、運営について意見を交わす県立図書館協議会で「異常な削減額では」「専門的な勉強をする機会が失われる」など声が相次ぎ、県外の専門家からも「県立図書館として機能が果たせ
◎…“珍客”が登校? 都城市吉尾町の都城高専に、7月上旬から親と6匹の子ダヌキが姿を見せている。じゃれ合う様子はかわいらしく、目にした教職員や生徒らを和ませている=写真。 ◎…低木が生い茂った中庭の小高い場所に夕方ごろ、たびたび姿を見せている。同校によると、子供は生後約1カ月とみられる。タヌキが校内で発見されたのは約20年前以来という。 ◎…同校周辺に山はなく、店や住宅が並ぶ。どこから来るかは謎で、もしかすると親ダヌキは、勤勉な学生たちの姿をわが子に見せ「生き抜くために彼らのように賢くなって」と教えたかったのかも。
◎…川南町鵜戸の本の畑に巨大なニオウシメジが出現=写真、住民の話題になっている。日に日に大きくなっており、畑を所有する末永文二さん(83)は「長い人生で初めて見る光景」とびっくり。 ◎…1株の幅は1メートルを超え、高さも約50センチ。場所は4年前に雑木の木片を捨てていた。県立博物館によると、豊富な有機物や温度など条件がそろい、もともとあった菌糸が成長し巨大化したという。 ◎…草刈り中に発見し、当初は「気味悪かった」と末永さん。しかし、食用と知り思い切ってみそ汁に入れると「癖は少なく、エリンギやマツタケに似た味」。意外なおいしさにも驚きだった。
宮崎銀行が、都城営業部に勤務していた30代の男性行員が顧客から預かった資産を私的に横領した疑いがあるとして、調査を進めていることが29日、関係者への取材で分かった。額は1億円以上に上るとみられる。同行は31日に全店支店長会議を開いて事実関係を報告、週明けにも調査内容を公表する見通し。男性行員は23日朝、宮崎市佐土原町内に止めてあった車の中で死亡しているのが見つかった。車内には遺書が残されていることから、自殺とみられる。 (全文は30日付朝刊または携帯サイトで)
店で女性客に乱暴したなどとして、強姦(ごうかん)罪などに問われた宮崎市・オイルマッサージ店経営の男の私選弁護人が、告訴取り下げを条件に犯行の様子を写したビデオの処分を提案した示談交渉が波紋を広げている。「許されない」と弁護人の懲戒請求に向けた動きがみられる一方、「ただちに違法、不当とは言えない」との受け止めも。また、映像の存在、被告側の弁護活動で被害者は二重、三重の苦痛にさいなまれており、性犯罪の被害者保護の在り方を問う事態ともなっている。 (全文は12日付朝刊または携帯サイトで)
◎…まちなかの小さな「図書館」-。都城市上町の書店「都城金海堂本店」入り口脇に、無料で本を貸し出すコーナー「まちライブラリー」がお目見え。約160冊の本を棚に並べている=写真。 ◎…ライブラリーは約半年前に開設。絵本や文庫本、実用書などがあり、店員らが自宅で読まなくなった物などを持ち寄った。一度に2冊まで2週間借りられる。充実のため本の寄贈も歓迎している。 ◎…同店によると、小規模な本の無料貸し出しは病院や企業、カフェなど全国各地で行われているが、書店では珍しいという。“本業”への影響も気になるが、店員は「市街地活性化のためです」。
えびの市教委は19日、同市島内にある古墳時代の墓域「島内地下式横穴墓群」で、武器や祭祀(さいし)用具が従来にないほど残存していた墓を発掘したと発表した。朝鮮半島製とみられる、銀で装飾した大刀(たち)などの貴重品に加え、矢の柄に塗られた漆や繊維など、通常では腐敗・分解してしまう遺物も原形を保っており、同市教委は「1500年前のタイムカプセル」と表現する。副葬品は、前方後円墳に葬られた有力首長に並ぶ質と量で、同時代の畿内政治勢力と密接な関係を持っていた人物の墓とみられている。25日に現地説明会を行う。 (全文は20日付朝刊または携帯サイトで) 【写真】島内139号地下式横穴墓から見つかった副葬品。短甲(よろい)を中央に右側には大刀が、左側には漆塗りの矢が大量に置かれていた(えびの市教委提供)
スギ丸太生産量日本一を誇る林業宮崎県・宮崎の土台が揺れている。戦後の拡大造林で植栽され成熟したスギの伐採が増大する中、跡地に植える苗木が2014年から大幅な不足に転じたことが県への取材で分かった。15年分の生産は前年比約50万本増の472万本を計画しているが、それでも24万8千本が不足する見通しだ。中国などアジア向けの輸出が好調なことに加え、バイオマス燃料などの用途拡大に伴う木材需要の急増が要因。16年には苗木需要がさらに50万本以上増える予測で、生産が追いつかず未植栽地が拡大する恐れがある。 (詳細は28日付朝刊または携帯サイトで) 【写真】伐採後、苗木不足から植林が進まない県内の山林
夫婦で公園に行き、遊んでいた子どもらに妻の裸を見せたとして、宮崎県警捜査1課と生活安全企画課、高鍋署は27日、公然わいせつの疑いで宮崎市恒久、私立高教員の菊池祐介容疑者(35)、中学校講師の夏美容疑者(26)を逮捕した。県警によると、菊池容疑者は犯行の様子をビデオで撮影していたという。2人は同種の犯行を「複数回やっている」と供述している。 (詳細は28日付朝刊または携帯サイトで)
専門的な資料は充実したい 県立図書館の本年度の資料整備費が大幅に削減され、「本来の役割を果たせなくなるのでは」と心配する声が上がっている。県民の知的好奇心を満たし、文化を向上させるために蔵書の充実は重要だ。しかし、宮崎市内に併存する市立図書館とのすみ分けが明確でないなど、県立の存在意義を考え直すきっかけにもなっている。 ■全国最低水準に不安■ 日本図書館協会の調査では、県は本年度当初予算で、前年度から約1400万円減の約2700万円まで大幅カット。全国の都道府県立図書館では最低水準であり、同協会では「異常な水準」と指摘する。先日開いた県立図書館協議会でも「削減額が大きすぎる」「専門的な勉強をする機会が失われる」と不安視する声が上がった。 都道府県立図書館は「図書館のための図書館」の使命がある。図書館運営に関する国の「望ましい基準」によると、市町村立図書館が円滑な図書館運営をできるた
職員の海外視察研修を実施(8/3~11)。国際化推進ガバナンスの強化に向け、若手職員の研修受講を必修に。 2014年8月27日 立教大学 【Rikkyo Global 24】 8月3日~11日 職員の海外視察研修を実施 国際化推進ガバナンスの強化に向け、若手職員の研修受講を必修に 立教大学(東京都豊島区、総長:吉岡知哉)は、職員の国際化対応力の強化を目的に、新たに職員の「短期海外視察研修」を企画し、8月3日から11日(8泊9日)まで実施しました。 本学は、創立150周年(2024年)に向けた国際化戦略「Rikkyo Global 24」を本年5月に発表し、10年後までに、全学生が在学中に海外体験できる体制を実現するとともに、外国人留学生を現在の4倍の2,000人に増やすなど、「アジアを代表し、世界で際立つ大学」になるための具体的な目標を掲げています。 この国際化を推進する基盤
都城市保護課の職員が市民から「隣人の安否を確認してほしい」と通報を受けながらすぐに対応せず、3日後の6月27日になってアパートの一室で孤独死している男性(49)を発見していたことが10日、分かった。同課は「その日のうちに行けば救えたかもしれない」と対応の遅れを認めている。男性は生活保護を受けていた。 (詳細は11日付朝刊または携帯サイトで)
官公庁やオフィスビルが並ぶ宮崎市中心部で1日、不発弾が処理された。7千人に避難勧告が出るなど市民生活に影響。担当した自衛隊は太平洋戦争末期に米軍が投下した爆弾と推定する。当時を知る世代は1945(昭和20)年5月11日にあった「宮崎空襲」のときのものではないかと振り返る。宮崎男子師範学校付属国民学校(現宮崎大付属小)の児童など一日で死者約40人を出した、空襲の恐ろしさはどんなものだったのだろうか。戦渦を知る2人に話を聞いた。 (詳細は19日付朝刊または携帯サイトで) 【写真】当時の宮崎市宮田町にあった青木賢児さんの生家。爆弾が直撃し建物は壊れ家具や衣類は爆風で吹き飛んだ(青木さんの著書「回想の早送り」=鉱脈社刊=より)
人工肛門を持つ「オストメイト」と呼ばれる障害者の温泉入浴を施設側が拒否するトラブルが1月、宮崎県央部の公的宿泊施設であったことが分かった。腹部に着けた排せつ物をためる装具を隠そうと、70代男性が洗濯済みの下着で入浴したのが原因。「宮崎県内でオストメイトの入浴拒否はこれまで聞いたことがない」という県は17日、再発防止のため、温泉など県内すべての入浴施設に障害への理解と適切な対応を求める文書を通知した。 (詳細は19日付朝刊または携帯サイトで) 【写真】オストメイトの入浴例。脱臭フィルターと呼ばれる専用のフィルターをテープで固定する(日本オストミー協会県支部提供)
大破した太陽光発電パネルや流出した木材…。低気圧と梅雨前線による大雨が九州南部を襲った4日、宮崎県内の一部では河川が氾濫するなどして被害が広がった。「今まで記憶にない災害」「まだ梅雨が始まったばかりなのに…」。人的被害こそなかったものの、想像を超える大きな爪痕に、住民からは不安や驚き、落胆の声が聞かれた。 (詳細は5日付朝刊または携帯サイトで) 【写真】大雨の影響で近くを流れる平田川が増水し、流された木材や草木で一部破壊された太陽光発電施設=4日午後1時半、川南町平田
11日午後10時すぎ、宮崎交通(宮崎市)のJR宮崎駅発JR西都城駅行きの路線バスの乗客から「バスジャックされた」と110番通報があった。犯人は40代くらいの男とみられている。宮崎県警や同社によると、バスはえびの市内のコンビニエンスストアの駐車場に止まっており、犯人ははさみのような刃物を持って立てこもっていた。県警はバスジャック事件として捜査、男の説得に掛かり12日午前1時ごろ、男の身柄を確保した。 (詳細は12日付朝刊または携帯サイトで) 【写真】バスジャックされたとみられる宮崎交通の路線バス=12日午前0時5分、えびの市永山・セブン-イレブンえびのインター店
日南市沖で操業中、行方不明になっていた同市南郷町中村乙の漁師山下善士さん(71)が25日未明、無事自宅に戻った。山下さんは1人乗り漁船「祥陽丸」(1・3トン)から転落したが、2時間ほど泳いで自力で岸にたどり着きタクシーで帰宅した。船は自動操舵(そうだ)になっており、無人のまま母港の目井津港へ帰ってきたという。 (詳細は26日付朝刊または携帯サイトで)
太平洋戦争末期の1945(昭和20)年、沖縄への特攻の際に東シナ海で沈没した戦艦「大和」で使用されていた黒板が、日南市南郷町中村乙の自営業前田茂さん(67)方で見つかった。2004年に亡くなった前田さんの父繁雄さん(享年84)が乗っていたカツオ船「第三共栄丸」が1947(同22)年春、鹿児島県甑島列島の周辺海域で操業中に発見。今月上旬に正式な鑑定を行った専門家は「(大和の)漂流物を拾った例はほとんどなく、大変貴重な資料」と話している。 (詳細は13日付朝刊または携帯サイトで) 【写真】戦艦大和の黒板を持つ前田茂さん。表面には多くの傷が残る=12日午前、日南市南郷町中村乙
毎朝車で出勤だニャン-。日南市毛吉田の農業谷口伊積さん(69)が飼っている雄の黒ネコ「クロ」は、ほぼ毎日谷口さんの軽トラックに乗ってミカン畑に付いて行く。谷口さんが作業中は、鳥を追い払い、散歩するなど大忙し。そんな様子に、谷口さんは「孫のようにかわいい」と優しい視線を送っている。2012年11月、ミカンを保管するコンテナのネズミ対策にネコを飼おうと、日南保健所で一時保護されていたクロを引き取った。あともう少し遅れていれば、処分される運命だったといい、クロにとって谷口さんは命の恩人となった。 (詳細は24日付朝刊または携帯サイトで) 【写真】軽トラの荷台に乗るクロと、谷口さん
サッカーの全国高校選手権を宮崎県勢で初めて制した鵬翔の松崎博美監督(63)が、新たにクラブチームを立ち上げてJリーグ入りを目指すことが6日、分かった。最短で2017年のJリーグ3部(J3)参加が目標。 新チームの名称は「J・FC MIYAZAKI(ジェイ・エフシー ミヤザキ)」。Jクラブのない青森、福井、滋賀、奈良、和歌山、三重、島根、山口、高知、鹿児島でもJリーグ参入の動きが活発化していて、全国で本県だけが「J空白県」となっていた。 (詳細は7日付朝刊または携帯サイトで)
昨季は過去最低の168キロにとどまったウナギ稚魚のシラスウナギの宮崎県内漁獲量が今シーズン(12月1日~3月15日)は順調に伸びている。2月6日までの漁獲量は331キロで、昨季全体のすでに2倍。漁業者らは「感覚的にはようやく平年並みに戻った」と歓迎するとともに、このまま本格的な回復に向かうことを期待している。 (詳細は9日付朝刊または携帯サイトで)
宮崎県内八つの養鰻(ようまん)業者でつくる県養鰻漁業生産組合(大森仁史代表理事組合長)が日向市東郷町に建設を進めていた日向養鰻場が完成し17日、落成式があった。年間約50トンの出荷を見込み、組合員の収入向上のほか、先進的な養殖技術導入による品質向上や生産拡大にも力を入れる。 (詳細は18日付朝刊または携帯サイトで) 【写真】テープカットで養鰻場完成を祝う関係者
◎…高鍋町の町立図書館に本を重ねて作った高さ約50センチのクリスマスツリーが登場=写真。同じ大きさの本を約50冊積み重ねてモミの木をかたどり、来館者を驚かせている。展示は25日まで。 ◎…同館の司書によると、米ニューヨーク市立図書館などで見られるツリーの作り方だという。背表紙が緑色の本を5、6段重ねた上に、18段ほど赤い本を積み上げ、てっぺんに星を飾り付けた。 ◎…貸し出しが少ない本を使ったところ、タイトルを外に向けることで周知でき、興味を持つ人が増えたという。貸し出すたびにツリーの高さは低くなるが、本の人気が増したうれしい証しなのかも。
◎…見掛けたら運がいい? 宮崎交通は、回送中の路線バスの行き先表示で「すんません回送中です」と、柔らかい表現を採用している=写真。1台限定で宮崎市を中心に運行中。 ◎…バス運転手の「『すんません』の方が口語に近く気持ちが伝わるのではないか」との提案を受け実施中。バスを利用した県外客から「方言ぽくて面白い」などと意見が寄せられ好評という。 ◎…宮交ホールディングスの鳩山政秀経営企画部副部長は「親しみある表現で伝えられたら」。ただ、バスは県内で約420台もあり探すのは難しそう。見つからなくても「すんません」?
「何がしたいのか分からない」「筋が通らない」。2015年1月20日に任期満了を迎える知事選に、元職の東国原英夫衆院議員(56)=日本維新の会、近畿比例=が立候補を検討していることが伝わった12日、県内に驚きが広がった。「知事の限界を感じた」と1期限りで退任、都知事選出馬を経て昨年12月に衆院議員に初当選したばかり。県議会をはじめ、東国原議員が知事在職時代に発生した口蹄疫の被害農家には冷ややかな声が目立った。 (詳細は13日付朝刊または携帯サイトで)
2015年1月20日に任期満了を迎える知事選に、元知事で衆院議員=日本維新の会、近畿比例=の東国原英夫氏(56)が立候補を検討していることが11日、分かった。県内の複数の関係者に意欲を伝えている。 (詳細は14日付朝刊または携帯サイトで)
世界で最も高価なコーヒーの一つとされ、まがい物が横行しているインドネシア産の希少品「ルアック・コーヒー」について、日本とインドネシアの研究チームが7日までに、成分分析によって「本物」と識別する方法を見つけ、米専門誌に発表した。 チームによると、信頼性の高い識別法が考え出されたのは初めて。チームを率いた大阪大大学院工学研究科の福崎英一郎教授は「まじめな生産者を守り、本物を消費者に届ける手助けになる」と話している。
◎…宮崎市佐土原町の佐土原図書館に手作りのよろいかぶとがお目見えした=写真。貸し出しカウンターの横に設置され、「まるで本物みたい」と利用者からの注目を集めている。 ◎…よろいかぶとは同館の井手倫子司書(33)を中心に職員3人が約1カ月かけて制作。型紙に合わせて段ボールを切り取り、アクリル絵の具で着色、ニスを塗って光沢を出した。 ◎…よろいかぶとは11月23日に同館である「おはなしまつり」で、抽選でプレゼントする予定。「二つ目も制作中なのでぜひイベントに足を運んで」と、よろいかぶとの人気にあやかりたい様子。
「Miyanichi e-press」に掲載の記事、写真、音楽等の著作権は宮崎日日新聞社または、各情報提供者らにあります。無断掲載、無断使用を禁じます。 (C) 2000-2021 Miyazaki Nichinichi Shimbun. All Rights Reserved.
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『宮崎日日新聞社 - Miyanichi e-press』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く