サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
iPhone18 Pro
www.vogue.co.jp
【VOGUEとともに考える平和と戦争】 あなたのご意見を聞かせてください──その呼びかけに7,000件を超える声が寄せられた。今回は、「戦争について考えるきっかけや、新たな視点を与えてくれた言葉」への回答の一部を紹介する。 他者の声を受け取り、「ともに考える」ための取り組みとして企画した【VOGUEとともに考える平和と戦争】アンケート。編集部の想像をはるかに超える7,000を超える回答が寄せられ、その一部を紹介した記事(前編)に対しても多くの反響がありました。 「『戦争』と『平和』を考える上で、あなたが大切にしている視点を教えてください」「平和な社会を作り続けるために、大切だと思うことは何ですか?」という2つの設問への回答をまとめた前編に続く本記事では、アンケート最後の設問「戦争について考えるきっかけや新たな視点を与えてくれた言葉はありますか」という問いに寄せられた回答の一部を紹介します。
1923年9月1日に発生した関東大震災。映画『ナウ・アンド・ゼン』(8月29日公開)は、その直後に起きた朝鮮人虐殺を、過去の悲劇としてではなく、今現在にも連綿と続く差別の暴力に向き合うための起点として描く。 1923年9月1日に発生した関東大震災。震災直後に「朝鮮人が井戸に毒物を入れた」「暴動を起こそうとしている」という根拠のないデマから始まった差別感情が引き起こしたのは、朝鮮人を狙った残虐なヘイトクライム、集団虐殺(ジェノサイド)だった。民衆の手によって多くの命が奪われ、内務省や警察を含む官憲もその暴力を容認し、自警団を煽るなどして拡大を手伝った事実が裏付けられている。虐殺現場の地図や当時を生き残った人びとの語る恐怖、傍観していた見物人の存在、そして何より長年にわたりそれを見過ごし、ときに加害の事実そのものを否定・隠蔽してきた“私たちが生きる社会”の歴史。事件から100年以上が経過した今
【VOGUEとともに考える平和と戦争】 あなたのご意見を聞かせてください──その呼びかけに7,000件を超える声が寄せられた。私たちは過去から何を学び、今に生かし、その先にどんな未来を築けるのか。声を届けてくれた方々への深い感謝とともに、その一部を紹介する。 「過去と現在の現実に目を向け、多様な視点から戦争と平和を見つめ直し、未来への手がかりを探る。どのように過去を顧み、現在を紡ぎ、未来を構築できるのか、今こそ考えたい」──そう綴りながら、発信するだけでなく、他者の声を受け取り、「ともに考える」ためには何ができるだろう、と考えた先にこのアンケートの取り組みがありました。編集部の想像をはるかに超える数の声が届けられたことに深い感謝と確かな希望を抱くと同時に、その背景には社会の危うさがあるとも感じます。 「終戦の日」を前にした8月5日から12日の1週間で実施した戦争と平和を考えるアンケート。そ
日本と東アジアの脱植民地化を議論するZINEプロジェクト「Decolonize Futures」が、最新号「〈在日〉コリアンをめぐる教育と主体性」の刊行に伴いトークイベントを開催。韓国文学と脱植民地思想の専門家を招いて開かれた対話を届ける。 世界各地で戦争や侵略、虐殺が行われるなか、平和を想像する。戦後81年を迎える今年、戦後が戦前にならないようにと願いながらも、「80年以上、日本は平和だった」と言えるのだろうかと考える。平和や安全を考えるときに使う「国」という言葉に、誰が含まれているのだろうかと問う。私たちは今、誰の記憶や経験とともにここにいるのだろうか。 脱植民地化という言葉から、世界で行われている暴力や忘却に迫ろうとするZINEプロジェクトが「Decolonize Futures」だ。日本や東アジアにおける植民地主義の根深さ、脱植民地化の必要性についての議論を行い、研究者へのインタビ
「安全保障は、決して軍事だけでは守られない」──国際政治学者・三牧聖子さんと考える、平和のためにできること 各地で戦争や侵略、虐殺が起こるなか、日本と世界の平和をどのように考えることができるのか。日本のアメリカ依存が強まるなかで、憲法9条の理念をどう守っていけばいいのだろうか。国際政治学者・三牧聖子さんに、今の世界情勢を捉える方法を聞いた。
この15年ほどの間に、スマホはカメラ、目覚まし時計、音楽プレーヤー、GPS、電子書籍リーダー、携帯型ゲーム機などの役割をすべて担う、あらゆる家電や日用品に取って代わる究極のガジェットとなった。しかし、TikTokでは懐かしのデバイスの人気がリバイバルしており、“アナログ回帰”という真逆の動きが活発になっている。まさに興味深いパラドックスだ。 アナログなものへの関心が新たに高まっているTikTokでは、「〇〇maxxing」という名のマイクロトレンドが続々と生まれている。「maxxing(マキシング)」には「極める」「全振りする」という意味があり、趣味にとことん打ち込む「Hobbymaxxing」や、あえて手間ひまをかけてタスクを行う「Frictionmaxxing」、デジタル機器から離れ、アナログのライフスタイルを追求する「Analogmaxxing」など、あらゆる単語と掛け合わせることが
世界的な観光名所でもある渋谷スクランブル交差点から、今、日本のデモ文化を大きく変えるムーブメントが巻き起こっている。参加者はただ交差点を渡るだけというそのデモが持つ革新性とは。 世界における法と秩序が崩壊しつつある今、日本でも、国家情報局の設置や国民投票法の改正、国旗損壊罪の制定などが次々と強行された。基本的人権を脅かす恐れや民主主義の形骸化を危惧する声が高まるとともに、3月頃から日本全国で反戦・反政権を趣旨とするデモが急増している。こうした流れの中、渋谷スクランブル交差点で全く新しいスタイルのデモが誕生した。それは、プラカードや幟(のぼり)、旗などを掲げた人々がただ交差点を横断するだけというものだ。誰かがコールをすれば周囲に広がる場合もあるが、参加者はただ黙って渡るだけでもよい。6月下旬に一般市民の発案で始まったこのデモは、渋谷で急速に参加者を増やしただけでなく、同様のデモが全国各地に広
現代思想界の奇才として世界にその名を馳せるスロベニア出身の哲学者であるスラヴォイ・ジジェクがアドリア版『VOGUE 』に登場。ユルゲン・テラーのレンズに捉えられたジジェクが、ユーモアに彩られた知性とともに披露する、崩壊しつつある資本主義やトランプ政権、中国や流行のドラマ『プルルブス』に対する考察とは。 サングラスをかけたスラヴォイ・ジジェクが、まるでスクリーンセーバーのように人工的な砂漠の風景をバックにコカ・コーラを飲み、カメラに向かって「これは完璧な商品だ」と語りかける。そして、商品とは単に私たちが購入して消費するだけのモノではなく、そこには常に何かを特別なものにする目に見えない付加価値が宿っており、そのことを最初に看破したのがカール・マルクスだったと解説する。 さらにこの話は、コカ・コーラが私たちのニーズやイメージをいかに巧みに操作しているか、という話へと発展する。コカ・コーラは、自ら
伊藤 もともと私は大学のレポートくらいしか文章を書いていなくて、コンスタントに書くようになったのはお仕事をいただいてから。書かずにはいられない人もいると思うんですけど、私は人に読みたいと言われて初めて書く欲求が生まれるんです。 三宅 女の子は交換日記や手紙のやりとりで小さいころから文章を書きがちですよね。私たちは世代的にもインターネットで文章を書くのが普通だったようにも思います。 伊藤 わかります。私も2ちゃんねるからTwitterへ移って、noteがあると知って。創作に興味があったというより何となく始めて、取り立てて書くことがないから自分について書くようになったという感じです。 三宅 インターネットや文学フリマのような場で、読むことと書くことがすごく密接になってきていると感じます。昔ははっきり分かれていた読者と作者がシームレスになっているのは面白いですね。私自身もその意識があまり分かれて
彗星の如く現れたスターの原石─そんなキャッチコピーで知られる星街すいせいは、まさに彗星のようにスターダムを駆け上がってきた。2024年3月にリリースした「ビビデバ」は総再生数1億回を超えるバイラルヒット。ラジオ番組のMCやテレビ出演、日本武道館での単独ライブ成功、今年は4都市アリーナツアーやVTuber史上初の「ROCK IN JAPANFESTIVAL」出演も決まっている。VTuber事務所「ホロライブプロダクション」から2018年にデビューして8年。彼女はバーチャルとリアルの境界線を越境しながらエンターテインメントの未踏の地を開拓し続けてきた。 そんな華やかなステージの裏側で彼女を突き動かしているのは、クリエイターとしての純粋で剥き出しの感情だ。「昔から素敵な映画やアニメ、楽曲に出会ったとき、同時に『これ、私が思いつきたかった!』ってものすごく悔しくなるんです。その感情を自分の作品にも
慶良間諸島、粟国島、渡名喜島、久米島、硫黄鳥島、そして沖縄本島など──多数の島々から構成される沖縄諸島は、緑濃い山々と青い海、豊かな動植物が唯一無二の魅力を放ち、観光客や移住者を惹きつける。 「沖縄は日本の国土面積の約0.6%にすぎないのに、全国の米軍専用施設面積の約70%が集中している」──沖縄を語るうえで欠かせないもう一つの事実だ。1945年から使用される極東最大の米空軍基地・嘉手納基地を筆頭に、県内には30以上の米軍専用施設があり、沖縄本島では面積の約15%が占用されている。島の広範囲において騒音や水質汚染が問題視され、米軍機の事故や性暴力被害も後を絶たない。
『Michael/マイケル』は6月12日より全国公開。 Photo: ®, TM & © 2026 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved. 6月12日より日本公開されるマイケル・ジャクソンの伝記映画『Michael/マイケル』。伝記映画史上歴代NO.1のオープニング成績を記録し、世界中で大ヒット公開を続けているが、早くもライオンズゲートが続編の製作を明言した。『Variety』によると、5月21日(以下、現地時間)に行われた同社の四半期決算説明会にて、映画部門責任者のアダム・フォゲルソンが、「『Michael/マイケル』の続編の製作が、敬意をもって進められていることを心からうれしく思います。関係各所と順調に調整が行われています」と語った。 『ボヘミアン・ラプソディ』のプロデューサー、グレアム・キングと『トレーニング デイ』のアン
私たちの周りには、集中を妨げるものがあまりにも多い。電話が鳴り響き、通知が飛び交い、いたるところに雑音がある。こうした状況では、ひとつのことに長時間集中することは不可能に近い。今やっていることに夢中になり、自分がいる場所や時間も忘れて、心配事も一時的に頭から消えてしまうような状態になれたら、どんなに素晴らしいことだろうか。これは「フロー状態(別名ゾーンとも)」と呼ばれるもので、仕事や運動、勉強など、あらゆる活動で体験される。 フロー状態とは、心理学者のミハイ・チクセントミハイが彼の代表的な著書である『フロー体験 喜びの現象学』で提唱した言葉で、私たちが目の前のタスクに完全に没頭しているポジティブな状態、そして楽に集中できる感覚を表したものだ。呼吸法コーチのロブ・レアは、「行動と意識が融合する状態」だと説明する。「意識しているわけではないのに、今この瞬間に完全に集中している感じです。思考は静
マドンナは、“魔女”の時代へ突入したようだ。 2025年のメットガラ(MET GALA)では、展覧会「Superfine: Tailoring Black Style」とドレスコード「Tailored for You」にオマージュを捧げ、トム フォード(TOM FORD)の威風堂々たるダブルブレストスーツを纏い、葉巻を手にしたダンディなルックで登場。しかし2026年のメットガラでは、彼女は一転。いかにも彼女らしい鮮やかな方向転換で、ダークな魔性を全面に押し出した装いを披露した。 7月3日にニューアルバムのリリースを控えているディーバのマドンナが纏ったのは、サテンとレースで仕立てたサンローラン(SAINT LAURENT)の床まで届くスリップドレス。その上には、視線をさらう半透明でヴァイオレットのオーガンザのケープを重ねていた。ケープはこの夜のトレンドのひとつとも言えそうだが、マドンナの場合
今こそ考えたい、戦争とエネルギーと暮らしの関係──「賢い選択」としての再エネの未来を、気候科学者の江守教授に聞く 日々緊迫感をもって語られる戦争とエネルギー危機。そもそも、なぜ世界情勢が私たちの生活費を揺さぶるのか。東京大学教授・江守正多さんが提起する、エネルギー安全保障として、気候変動対策として、暮らしの豊かさとして考えたいエネルギーの未来とは。 戦争、エネルギー問題──世界のフェーズが変わった──4月はアースマンスでしたが、例年とは異なる空気がありました。イランへの米国・イスラエルによる攻撃、ホルムズ海峡の封鎖など、戦争とエネルギー危機が急激に生活に接近している感覚があります。江守さんはいまの状況をどう見ていますか。 ひとつには、世界のフェーズが変わったということなのかなと思っています。冷戦が終わった1990年前後から最近までの約30年というのは、世界の歴史のなかで特に平和な時代だった
Netflixドラマ『アドレセンス』は、殺人容疑で逮捕された13歳の少年の現代的な加害性を描き、世界的な話題を呼んだ。このドラマをきっかけに注目を集めた言葉のひとつに「マノスフィア」がある。「man(男)」と「sphere(領域)」を組み合わせたこの言葉は、人びとがネット上で繋がり、アルゴリズムによってより過激なコンテンツが流れてくるようになった現代における「有害な男らしさ」を体現している。 3月、マノスフィアという現象に迫るドキュメンタリー『ルイ・セロー: "マノスフィア"の深層にあるもの』がNetflixで公開された。イギリスのドキュメンタリー作家であるルイ・セローが、Instagramで30万人のフォロワーを持つハリソン・サリバン(HSTikkyTokky)、約160万人が登録しているYoutubeチャンネル「Fresh and Fit Podcast」のマイロン・ゲインズ、Inst
東京の、全国の、街頭がカラフルなライトで照らされる。そんな夜が2月以降続いている。最初は東京都内の首相官邸前で3,600人ほどだったところから、8,000人、そして24,000人と、その数は予想をはるかに超えるスピードで増え続け、かつ運動は全国各地へと広がりをみせている。 「平和憲法を守るための緊急アクション」は、2月27日の首相官邸前を皮切りに、3月10日・3月25日は東京・国会前を中心に行われてきた。参加人数は増え続け、25日の回には現地参加が24,000人(主催者発表)、オンラインでの同時視聴が70,000人、計約94,000人(いずれも主催者発表)がともに声を上げた。また、全国各地でも連帯アクションが行われ、札幌から沖縄まで多くの場所で、戦争に反対する人びとが街に集った。
阿部千登勢が振り返るサカイの26年間。「私自身が着たいと思うかが、 サカイの大事な判断基準です」【女性デザイナーの現在 vol.1】 日本の女性デザイナーの筆頭を走る阿部千登勢。わずか5型でスタートしたサカイ(SACAI)を彼女は世界的な評価と人気を誇るブランドへと成長させた。「自由でいることが大事だったから」とデザイナーであり経営者である道を選んだ阿部。軽やかで揺るぎないその信念とともに歩んだ26年間を今あらためて振り返る。
今、街の文具コーナーが少し騒がしい。かつて子どもたちが筆箱やノートの端っこに熱心に貼りつけていた、あの「シール」という存在が、単なるノスタルジーを飛び越えて、一種の社会現象的なムーブメントになっているのだ。その中心に鎮座し、圧倒的な熱狂を巻き起こしているのが、大阪の文具メーカー「クーリア」が生み出した「ボンボンドロップシール」、通称「ボンドロ」だ。 ロフトやハンズといった専門店の棚から、ドン・キホーテの文具コーナー、さらにはオンラインショップに至るまで、この小さなシートには常に供給不足の札が下がっている。2025年のクリスマス直前には、子どもにボンボンドロップシールをねだられた大人たちが、どこを探しても見つからないそのシールを求めてSNS上で悲鳴を上げる姿がタイムラインを賑わせた。たかがシール、と笑い飛ばせないほどの熱量がそこにはある。
「自分に貼られたレッテルを一枚一枚剥がす作業をしてきました。その結果が、今なんだと思います」──ちゃんみな、その名が今映し出すもの “ちゃんみな”という名に重ねられてきた、強さや鋭さというイメージ。しかしその輪郭をなぞっていくと、また違った表情が見えてくる。多様な日本文化が色づく中で、ちゃんみなの現在地を映し出す。 呼応する端正な構造美 日本が誇る伝統と革新、そしてその多彩な美しさを写し撮った本ストーリーでは、ちゃんみなと国内外で活躍するアーティストたちとのコラボレーションが実現した。「盆栽は五葉松に始まり、五葉松に終わる」と言われるほど代表的な存在である五葉松。“御用を待つ”とかけ、縁起物としても知られている。幼少期から盆栽に親しみ、海外で本質とずれた扱われ方を目にしたことをきっかけに、30歳で日本に戻り、会社を立ち上げた盆栽プロデューサーの小島鉄平。4月には京都・祇園に新店舗がオープン
今、深い悲しみの渦中にいる私たちの多くは、すでに起きた出来事に心を痛めているだけではない。奪われるかもしれない特定の自由や保障、約束についての「もしも」のシナリオに、不安で押しつぶされそうになっているのだ。ニーロン博士はこう説明する。「過去の出来事に対する悲嘆とは異なり、予期悲嘆(anticipatory grief)は将来の可能性に焦点が当てられます。そのため、拭いきれない不安感が生まれ、心の平穏を見つけるのが難しくなるのです」 ジェンダー平等や同性婚といった基本的な権利が、今後どうなるのかはまだわかっていない。しかし、そうしたものが存在しない世界で生きるかもしれないと考えるだけで、それ自体が一つの「喪失」のように感じられることがある。 「女性たちは、自分の身体について自ら決定する権利に思いを馳せて悲しんでいるのかもしれません。LGBTQ+コミュニティの人々は、自分のアイデンティティを安
日本の女性が参政権を行使してから80年。4月10日に観たい「女性と選挙」の歴史と関わりを描いた映画7選 1946年4月10日、戦後初の衆議院選挙が行われ、約1,380万人の女性が初の投票に足を運んだ。そして、39人の女性国会議員が誕生した。女性参政権が行使されてから80年の節目を迎える今、女性が政治に参加できなかった過去を振り返りながら、未だに参政権が得られていない人びとの存在やその制度における課題を認識し、闘いの歴史を未来につないでいくために観たい映画7本を紹介する。
今最も注目を浴びているデザイナーのひとり、 ジョナサン・アンダーソン。彼の独創性が生み出す唯一無二の世界観には、誰もが心奪われる。その“挑戦を厭わない” 魅力あふれるクリエイションとディオールの歴史あるクラフトマンシップが出逢うとき─ 新たな幕を切った奇才デザイナーの心境と素顔に迫る。
レディー・ガガが、アメリカ移民関税執行局(ICE)による強硬な取り締まりで何人もの命が失われている母国の惨状に「心を痛めている」と東京ドーム公演で訴えた。1月29日の公演中、「少しだけ、私にとって本当に大切なことについて話させてください」と語り始め、こう明かした。「数日後に私は帰国しますが、全米各地でICEに容赦なくターゲットにされている人々、子どもたち、家族のことを思う心が痛みます。彼らの苦しみ、彼らの生活が私たちの目の前で破壊されている様子が、頭から離れません」 第二次トランプ政権は、ICEと協力のもと、違法移民の排除を目指す国外追放キャンペーンに乗り出しており、全米各地で衝突が起きている。ミネソタ州では、1月17日(以下、現地時間)にアメリカ国民のレニー・ニコル・グッド、1月24日には同じくアメリカ国民のアレックス・プレッティが射殺され、大規模なデモに発展した。ガガは、「ミネソタや故
ファッション業界で約20年にわたりキャリアを積み、その大半を『Vogue』で過ごしてきた私は、服が持つ変容の力を強く信じてきたひとりだ。けれど近年、ファッション産業が地球環境に与える多大な影響を実感するようになり、同時に、かつての自分がいかに多くの服を買ってきたかを思い、少なからず気恥ずかしさを覚えるようになった。 そこで私は、1年間、新しい服やファッション小物を一切買わず、すでに持っているものを修復やお直しによって活かすという決断をした。虫食いのあるステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)のジャンプスーツは直せるのか。裏地が破れてからクローゼットの奥で眠っているジミー チュウ(JIMMY CHOO)のニーハイブーツは、再び履けるようになるのか。亡き父のものだったスーツを自分のサイズに仕立て直したり、イニシャルを入れてパーソナライズすることは可能なのか……。
「女性ウォッシュに惑わされず、政治を監視して」──政治学者の三浦教授は“女性首相”の誕生をどう捉えるか 2025年を語る上で欠かせないトピックとして、日本初の女性首相誕生があるだろう。世界的に大きな注目を集める一方、「女性にとっては厳しい時代になった」と政治学者の三浦まり教授は語る。ファッションや外見に関する報道が加熱することで覆い隠されてしまう本質に目を向けながら、政治における“女性性”の作用と読み解き方を解説する。
火曜ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(以下、『あんたが』)は、今期を代表する話題作として、盛り上がりをみせている。主人公である鮎美(夏帆)が、いまだに古いジェンダー観を持っている勝男(竹内涼真)に対し、別れを切り出すことで物語が動き出す本作。その切り口の鮮やかさ、コメディタッチでありながら現代のジェンダーギャップに鋭く切り込む姿勢は、多くの視聴者の共感を集めている。 勝男は家事労働は当然女性がするものであり、男性自身はそんな女性の行動を審査・評価する立場にあると思っている。無自覚なモラハラ男に分類していいタイプだろう。「謝らないで、これは鮎美がもっと上を目指すためのアドバイス」は強烈なパンチラインだ。失恋を機に自分のダメなところを知り、弱さを見せ、戸惑い、失敗を重ねる姿はどこかユーモラスで、思わず応援したくなる。そんな彼の成長描写もまた、物語の推進力となっている。
少し前まで彼氏がいることはステータスだった。しかし近年、その存在をソーシャルメディアで堂々と見せびらかすのは“ダサい”とされる傾向がある。なぜ女性たちは彼氏の存在を隠そうとするのだろうか。米国版『VOGUE』のライターが考察する。 ソーシャルメディア上で誰かが「私のカレが〜」と投稿した瞬間、即ミュートしてしまう。楽しくてフォローしていたのに、急にそのほとんどが“彼氏コンテンツ”に変わるのが本当に苦手だ。それは過去ずっと女性たちが、彼氏を中心とした世界でアイデンティティを築かされてきたからだと思う。逆に男性が女性中心の生活を送ることはほとんどない。女性は“いい男性を見つけてキープする”能力によって社会的地位や称賛を得てきた。それがソーシャルメディアという場では、エンゲージメントや、ときにお金稼ぎにも使われるようになったことでさらに息苦しくなっているのだと考えられる。しかし最近になって、オンラ
宇多田:特に暗めの曲が、ツボみたいな。 米津:そうなんですよね。その後も新しく仲良くなる友達と「宇多田ヒカルさんの曲、何が好き?」みたいな話になることってよくあるんですけど。 宇多田:そうなの……? 米津:なんか「ジブリ映画、何が好き?」みたいな感じで、よくそういう話をするんですけど。だいたい仲良くなる人は、みんな「FINAL DISTANCE」が好きなんですよね。 宇多田:へぇーっ!? そうなんだ! 米津:「ああ、そうだよね」みたいなことが、今までに何度もあった気がしていて。だから、すごくその曲が好きっていうのと、この間、横浜のライブを観に行かせてもらって。 宇多田:あ、そうだったんだ。ありがとうございます。 米津:そのときにリミックスバージョンというか。 宇多田:ああ、「DISTANCE」の。 米津:すごく良かったです。 宇多田:ありがとうございます。あれはすごい楽しかったから。ツアー
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『ファッション、コレクション、海外セレブの最新情報|VOGUE.COM』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く