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ULハイキング大学、ここに開校〜! というと大袈裟だけど、結構真面目です。 ハイカーズデポの土屋智哉さんといえば、山と道としても何度もお世話になっているのはもちろん、日本にULハイキングの道を切り開いてくれた大恩人。さらに「もっと日本にUL文化を広め、継承していきたい」という想いを共通させてもらっていることもあり、それが今回ひとつの実を結ぶこととなりました。 具体的には数ヶ月に一度、山と道の大仏研究所でスタッフたちにバックパックやテント、シューズや寝袋など、ULハイキングの基本装備ごとにその来歴や現在の状況などについて語ってもらうことになったのですが、実際にやってみると「これって大学の講義じゃん」という濃ゆい内容に。それをスタッフだけに留めておくのはもったいない! ということで、山と道のお客様やJOURNALS読者の皆さんにも広く共有することとしました。 さまざまなULバックパックが壇上に
0123456789 ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ abcdefghijklmnopqrstuvwxyz あいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆよらりるれろわをん アイウエオカキクケコサシスセソタチツテトナニヌネノハヒフヘホマミムメモヤユヨラリルレロワヲン 0123456789 ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ abcdefghijklmnopqrstuvwxyz あいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆよらりるれろわをん アイウエオカキクケコサシスセソタチツテトナニヌネノハヒフヘホマミムメモヤユヨラリルレロワヲン
新しい生地を探した理由はUL Shirtの生地の引きつれ問題だった。自分のフィールドテストでは問題にはならなかったが、いざ製品ができ上がってたくさんのお客様に使っていただくなかで、使い方によって生地が摩耗し引きつれが起ることがわかってきた。山と道ではお客様に長く安心してハイキングで使っていただきたいと考えているので、どうにかこの問題を解決したかった。 そこで様々なメーカーから軽量で高通気の生地を集めてみた。しかし、どうして引きつれが起きるのか? その問題の再現が難しい。自分は試作段階からずっとUL Shirtを使ってきたが生地の引きつれはおきていない。ある程度硬い物が長時間擦れることによって引きつれが起きることはわかったが、新しい生地をフィールドテストしても問題が起きるか起きないかの確信を持ちにくく、検査機械なり、卓上の試験で生地の問題を検証比較できる再現性の高いテストが必要であると感じた
山と道研究所を訪れるお客さまや山と道HLCの参加者の皆さまからよく聞くのが、「もっと装備を軽くしたいけれどどうすればいいのかがわからない」という声です。 いまは一般的な縦走登山のスタイルだけどもっと荷物を軽くしたい、けれど装備を簡素化しすぎるのもちょっと不安…という人、多いのではないでしょうか。 そこで、山と道JOURNALS編集長である三田正明が、これまでの山行やアウトドアライターとしての取材経験から学んだ軽量化の方法論を前後編でお伝えする当企画。前編ではウルトラライトなパッキングの基本的なものの考え方をお伝えしましたが、ここからは三田の普段のパッキングを細かく紹介していくことで、ここまで説明してきた考え方をどう現実のパッキングに反映しているかをお見せできればと思います。 これを読めば、あなたの装備はどんどんどんどん軽くなる〜、軽くなる〜! まずはじめにお断りさせていただきますが、前編で
山と道では日々、多くの製品の修理を承っています。そのなかで知り得たユーザーの皆さんが自らの手でも行える修理やケアの方法について、この『山と道修理部通信』で情報共有を行っていきます。 第2弾となる今回は、レインウェアやダウンジャケットなどナイロン製ウェアの袖口や首回りの洗濯しても落ちない皮脂汚れや油汚れ、一部の防水透湿メンブレンを使用したレインウェア等でおきる油脂汚れなど、がんこな汚れを落とす方法をご紹介します。 汚れの仕組みを理解して、適切に対処すれば、これまで諦めていたような汚れも、驚くほどきれいになりますよ! ご紹介するのは、『山と道ラボ』のテキスタイル担当、松本りんです。 『山と道ラボ』の松本りんと申します。このJOURNALSの記事でもご紹介しているように、『山と道ラボ』では素材やアイテムのリサーチから検査、実験などの研究を行なっていますが、私は主にテキスタイルを担当しています。
山と道ラボ「ベースレイヤー編」も第3回目となりました。今回からは、ベースレイヤーで使用される主な素材の特性について踏み込んでいきます。 これまでの連載でウールと化繊についてはある程度触れてきましたが、かつて登山用肌着に多用されていたコットンや、山と道製品にも使用されているバンブーなど、ウール以外の天然繊維の特性や、「化繊」というあまりにもザックリとした括りの中にどのような種類のものがあり、それぞれどのような特性があるのかなど、リサーチを進める中で、わかっているようでわかっていなかったことが実はとても多かったことに気づきました。 そこで、今回は天然繊維と化学繊維との相違にフォーカスし、吸湿性・吸水性をキーワードとして各素材の特性を浮かび上がらせていきます。今回も内容は一見難しく思われるかもしれませんが、熟読していただければ、必ずやベースレイヤーのより深い理解に繋がるはずです。 また山と道は製
ハイキングは、金持ちのための遊びではない。お金がなくとも、高価なアウトドアギアがなくとも、ハイキングはできるのだ! 「それを実証する!」という謎の使命感に突き動かされ、山と道JOURNALS編集長三田正明が立ち上がりました。結果として山と道製品が売れなくなっても、そんなの関係ねぇ! #4となる今回は、キャンプには欠かせないクッカー&ストーブの考察です。 例によって試行錯誤を繰り返し、100円ショップと某密林を駆使し、奮闘努力の結果、ついには驚愕的シンデレラ・フィットのオリジナル・クッキング・システムに辿り着きましたよ! 【#1 バックパック編】【#2 フットウェア編】【#3 シェルター編】 今回はチープ・ハイクなバックカントリー用のクッキング・システムについて考察してみたい。 クッキング・システム…つまり燃料、ストーブ、クッカー(鍋)、カトラリーなどを総合した調理と食事のための装備をULハ
山と道ラボとは 山道具の機能や構造、性能を解析する、山と道の研究部門です。アイテムごとに研究員が徹底的なリサーチを行い、そこで得られた知見を山と道の製品開発にフィードバックする他、この『山と道JOURNALS』で積極的に情報共有していくことで、ハイカーそれぞれの山道具に対するリテラシーを高めることを目指します。 先日のハイカーズデポ土屋智哉さん、Run boys! Run girls!桑原慶さんを交えての鼎談は非常に興味深かった。 ベースレイヤーに求める機能について、それぞれのショップオーナーとしての視点、ハイカーおよびトレイルランナーとしての視点がクロスしあった見解の数々は刺激的で、テクノロジーや製品について初めて知ったこともあり、目からうろこの体験であった。 おふた方がベースレイヤーに求めるものはあまりに対照的に思えた。 ハイカー代表の土屋さんが重視するのは、低体温症にならないための保
ハイキングは、金持ちのための遊びではない。お金がなくとも、高価なアウトドアギアがなくとも、ハイキングはできるのだ! 「それを実証する!」という謎の使命感に突き動かされ、山と道JOURNALSの三田正明が立ち上がりました。結果として山と道製品が売れなくなっても、そんなの関係ねぇ! #3となる今回は、最低の費用で、最高のハイキング、登山、アウトドア・アドベンチャーを楽しむためのシェルター選び……なのですが、その選定は様々な逡巡と失敗と試行錯誤の連続でした。 その過程を、今回も例によって長々と綴っていくのですが、最終的にはこれぞチープハイク!なシェルターに辿り着くことができました。 【#1 バックパック編】 【#2 フットウェア編】 前回から早4ヶ月……チープハイク、恥ずかしながら帰ってまいりました! 今回は前回の予告通り、シェルター編を満を持しすぎた状態でお送りします。 ともあれこの4ヶ月間、
LCC(格安航空)を活用する旅行には、実はウルトラライトハイキング(UL)装備が有効なことはご存知ですか? 山と道ラボ研究員・渡部隆宏は、実は旅行関連のライターも行なっており、海外旅行や出張の際にもウルトラライト・ハイキングの装備を活用しています。 荷物が軽くコンパクトになればもっと身軽に自由に旅を楽しめるのはもちろんですが、機内持ち込み荷物の重量制限が厳しいLCC(Low Cost Carrier=格安航空会社)を利用する際には、荷物の軽量化は現実的な懸案事項にもなってきます。装備の一覧を作り、グラム単位で重さを量り、必要か不要かを確認する……これはウルトラライト・ハイキングやファストパッキングのみならず、現代の旅行一般で役立つ技術でもあるのです。 そこで今回は、渡部研究員が実践するウルトラライトな海外旅行のすすめをご紹介。普段から軽量化にしのぎを削る山と道ジャーナル読者のみなさまには釈
『山と道ラボ』とは 山道具の機能や構造、性能を解析する、山と道の研究部門です。アイテムごとに研究員が徹底的なリサーチを行い、そこで得られた知見を山と道の製品開発にフィードバックする他、この『山と道JOURNALS』で積極的に情報共有していくことで、ハイカーそれぞれの山道具に対するリテラシーを高めることを目指します。 これまで、レインウェアについて深ーく深ーくリサーチを重ねてきた山と道ラボ。駆け足でふりかえりたい方は以下の記事をご参照ください。 ・山と道ラボ【レインウェア編】#6 これまでのまとめ 最後の電子顕微鏡検査以来、掲載間隔があいてしまいましたが、この間ラボはレインウェアの性能について一定の評価をすべくさまざまな試験を実施していました。これまでにラボが行った検査は2種類。 まずは「オリジナルの透湿性検査(#4)」。 これによりいくつかのデータや仮説がえられたものの、計測値に誤差が入り
おはようございます、こんにちは、こんばんは。『山と道JOURNALS』のエディターを務めている三田正明です。 実は私、フリーランスのライター/フォトグラファーでもありまして、雑誌やウェブなどの他媒体でも記事を作成しています。そんな中、エイ出版社の雑誌『ランドネ』2018年4月号においても『重さ1k以下限定! ライトウェイトなバックパック』という特集の撮影と執筆を担当したのですが、実はここで現在日本のマーケットで入手可能な1kg以下の軽量バックパック13種類が、撮影のために我が家に集合するという事態が発生しました。 こういう特集を作成したのはこれまでも何度もあったのですが、バックパックのみが13個も揃うことは滅多にない! せっかくの機会なので、記事執筆のためにも後学のためにも、普段自分が使っているULハイキング装備を入れて、同一条件で試着させてもらうことにしました。 それはなかなかに発見の多
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今回、レインウェア(レインジャケット)のリサーチにあたり、まずは世の中にある製品をひろく調べてみることにしました。 市販されている製品には、各社が「これはレインウェアに必要だ」と考えて(あるいはユーザーからの声を聞いて)磨き上げたスペックが反映されているはずです。 また、そのスペックは想定ユーザー、利用シーン、価格帯といったさまざまな前提条件とセットで提案されていることでしょう。 これら市場にある実製品のスペックを比較し、共通項を取り出すことで、現状のレインウェアがどのようなユーザーに、どのようなフィールドで、どのように活用してもらうか、そのためにどのような性能を備えているかという、いわば分布図のようなものを導くことができるのではないかと考えました。あわせて、レインウェアのトレンドや今後の進化について考察する材料が得られるのではないかと思います。 さて、個別の分析に入る前に、まず議論の前提
最高の山道具を作るため、日夜、山道具の研究開発に勤しむ山と道ですが、デザイナーである夏目彰個人の能力のみでは、どうしても超えられないハードルに直面することも多い今日この頃…。 そこで、山と道は独自の研究部門「山と道ラボ」を立ち上げ、様々な山道具の徹底的な研究を行っていくことにしました。 まず最初に取り上げるのは、現在、山と道でも新製品を鋭意試作中のレインウェアです。 とくにレインシェルは数ある山道具の中でも花形的ポジションにあり、日夜、様々な技術革新の行われている分野ですが、実はわかっていないことが恐ろしく多いカテゴリーではないでしょうか? たとえば、ゴアテックスやパーテックスシールド+、eVentやポーラテック・ネオシェルなど各種の防水透湿素材のメカニズム。 撥水性と防水性の関係や、シームテープや止水ファスナーの防水性。 どこまでが「蒸れ」で、どこからが「浸水」の濡れなのか? そもそも「
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