セブンイレブンの店頭商品を、最短30分で宅配する「7NOW(セブンナウ)」。対象店舗は、約8000店にのぼる(2023年10月30日時点。実施は加盟店の判断による)。客単価は店舗の3~4倍、23年9月に公開した専用アプリのダウンロード数は想定の2倍以上と、堅調に消費者からの支持を得ている7NOW。サービス成長に大きく貢献しているのが、内製で仕組みを整えたからこそ実現した、加盟店の作業負荷を減らす業務アプリの存在だ。 コンビニエンスストアの王者、セブン-イレブン・ジャパン。同社が次の50年に向けた成長を担う重要戦略の1つとするのが、店舗商品を最短30分で自宅に配送する「7NOW(セブンナウ)」だ。オンラインで注文した食料品や日用品を届ける、いわゆる「クイックコマース」に分類されるサービスで、午前9時半から夜10時15分まで(エリアによって異なる。一部エリアでは、午前7時~深夜1時15分まで対