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WWDC23
yunovation.hatenablog.com
朝井リョウさんがプロレスのデスマッチを見にいって、額から血を流して戦っているレスラーを見て「本物」だと思った、懺悔をしているような気持ちになったという話をしていた*1。作家というのは推敲に推敲を重ねて自分が見せたいと思う作品を作り上げ、100点の状態で世に出しているわけで、拙い表現でも全力を出しきり、人前で自分自身をさらけ出すという機会があまりない。だからといってフェイクなわけじゃないんだけど、リングの上で血塗れになっているレスラーをみて、「自分はこんな風に小説を書いているだろうか?」と自分に問いかけたという朝井さんの気持ちは、少し分かるなあと思った。 私も普段家で作品をポチポチ作り、自分が思う「完成した状態」で曲を人様に聴いてもらっている。特にこれからしばらくはそれが活動の中心になるだろう。一方ライブでは、その時自分がもっているだけの実力が顕になる。ミスは隠せないし、鈍臭い場面もある。そ
10月30日に「朗らかに」という7曲入りのミニアルバムを出しました! yunovation.net ↑素敵なアルバムアートワークは現在多方面で活躍中の落合晴香さん作。 ○アルバムコンセプト 鍵盤ハーモニカが単なる教育楽器ではなく演奏楽器として使われる時、オーガスタス・パブロをはじめとしてダブで使う人たちが多くいたり、バンド「たま」のような寂しげなサウンドに親和性が高かったりして、哀愁のある仄暗いメロディがよく似合う。一方で私が得意なのはアタックが強く快活な吹き方で、思いつくのも専ら明るくて陽気なメロディばかり、ということに気づいてきた。そこで今回は鍵ハの吹き方、メロディライン、トラックのアレンジ含めて、自分らしい「朗らか」なサウンドにすることを意識しようと思った。 私自身は決して「朗らか」な人間ではなくて、前向きに物事を考えるのも、人前で明るく振る舞うのもあんまり得意ではない。けれどたまに
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