写真を撮る上で、お金がかかると言われているのが実は照明。もちろんレンズやら他の機材も高価なものが多かったりするのだが、照明機材は出番がそれほど多くない割に高価だったりもする。例えばデジタル一眼のオプションのクリップオン式フラッシュで、ちょっと大型のものになると、あっさり5万円以上してしまい下手をするとカメラのボディ並の値段になってしまうこともざらだ。 このことは逆に言えば、カメラに内蔵されているフラッシュがいかに貧弱かを示している。高価なフラッシュを内蔵することができないし、そもそもフラッシュで大型のものは電気を食うのである。 フラッシュはその使い方だけでも本が出来てしまうほど難しい部分もあり、また奥が深い部分でもあるが、今回はフラッシュを使わずに屋内でどの程度まで撮影できるのかを見てみることにしよう。 「ブツ撮り」って何だ? ブツ撮りというのは商品撮影などで、物を撮影することを言う。例え