タグ

ブックマーク / www.astroarts.co.jp (26)

  • 地球の近くを通過する小惑星2013 TX68

    今月上旬、直径30m程度の小惑星が地球の近くを通過する。一時は大接近するかもしれないと騒がれたが、実際には500万kmも離れたところを通っていく見込みだ。 【2016年3月1日 NASA JPL】 先月上旬、2013 TX68という符号が付けられた小惑星が地球のすぐ近くを通り過ぎるというニュースが流れた。この天体は2013年10月にNASAのカタリナ・スカイ・サーベイで発見されたもので、大きさは約30m前後と見積もられている。 当時の観測期間が短かったため小惑星の軌道ははっきりしていなかったが、近ごろNASAのパンスターズ・小惑星サーベイが撮影した過去の画像を見直したことにより、軌道がより正確に予測できるようになった。先月末の発表によれば、小惑星2013 TX68が地球に最接近するのは3月8日午前9時ごろ(日時間)で、地球から500万kmほど離れたところを通り過ぎていく見込みだ。これは地

    地球の近くを通過する小惑星2013 TX68
  • 地球は先駆者、生命に適した惑星9割の誕生はこれから

    ハッブル宇宙望遠鏡と系外惑星探査衛星「ケプラー」などの観測データを基にした最新の理論研究から、生命が存在しうる惑星のうち9割以上はまだ作られていないという見積もりが発表された。46億年前に誕生した地球は、かなりの先駆者ということになる。 【2015年10月23日 HubbleSite】 ハッブル宇宙望遠鏡(HST)などの観測データによって、100億年前の宇宙では現在よりも速いペースで星が作られていたことがわかっているが、当時使われた星の材料となる水素やヘリウムは全体量から比べるとわずかで、宇宙にはまだ多くの材料が残されている。したがって、未来の宇宙ではこれからも多くの恒星や惑星が誕生する。 一方、「ケプラー」による観測データを基にした見積もりでは、天の川銀河内に10億個もの地球サイズの天体が存在し、そのうちの相当数が岩石惑星であると推測されている。現在観測可能な銀河が1000億個以上あるこ

    地球は先駆者、生命に適した惑星9割の誕生はこれから
  • 太陽に巨大黒点が出現中

    太陽に巨大黒点が出現中だ。これから数日以内が観察チャンスなので、日用めがねなどを使用して、安全に注意しながら観察してみよう。 【2014年10月24日 アストロアーツ】 10月19日ごろ太陽の東縁に現われた「活動領域2192」は、22日にはXクラスのフレアを起こし活発なようすを見せている。自転にともなって23日ごろには地球の正面に向いており、数日後には西縁に回り見えなくなる。 10月24日の巨大黒点。クリックで投稿ギャラリーのページへ(撮影:メルプンさん) 特集サイト「金環日 2012」より、太陽の観察方法と注意事項をまとめたページ 今回のようにとても大きな黒点は、平均的な視力があれば日観察用めがねなどで見ることができる。以下を例に、製品の注意書きを必ず守って観察しよう。 肉眼や双眼鏡などで直接見ない 日用めがねやプレートと双眼鏡を組み合わせて見ない。コンタクトレンズや普通のめがね

    太陽に巨大黒点が出現中
  • iPhone/iPad用無料アプリ「パンスターズ彗星を見よう」公開

    【2013年3月18日 アストロアーツ】 アストロアーツでは、パンスターズ彗星が実際の空のどこに見えているかを示したり、太陽系内の軌道を表示したりできるiPhone/iPad用アプリ「パンスターズ彗星を見よう」を無償公開しました。パンスターズ彗星を探すのに、ぜひご活用ください。 「地上」モードで彗星の位置を表示(画面はiPadの例)。クリックで拡大 「太陽系」モードで彗星の軌道を表示(画面はiPhoneの例)。クリックで拡大 3月10日に太陽に最接近したパンスターズ彗星(C/2011 L4)は、3月中旬には日没後の西の空で見ごろをむかえています。口径が大きめの双眼鏡ではよく見えており、カメラで撮影した画像には見事な姿がとらえられているものの、肉眼ではなかなかわかりません。 アストロアーツが無償公開したiPhone/iPadアプリ「パンスターズ彗星を見よう」を使えば、端末を空に向けるだけで、

    sivadselim
    sivadselim 2013/03/19
    iPhone/iPad用無料アプリ「パンスターズ彗星を見よう」公開
  • パンスターズ彗星を見よう(iPhone、iPadアプリ)

    2013年3月に日からも見えるようになったパンスターズ彗星(C/2011 L4)。 「パンスターズ彗星を見よう」を使って、パンスターズ彗星がどの方向に見えるか探してみましょう。 太陽系モードでは、日時を変えて太陽系の中を移動するようすを知ることができます。 地上モード 電子コンパスとジャイロセンサーまたは加速度センサーを使って、端末をかざした方向の星空を表示します。 日時を2013/04/01〜2013/06/30の間で自由に変更できます。 画面を指でスライドするとセンサーが無効になり、星図の中心を自由に移動できます。再びセンサーを有効にするには、端末を上方向に(空に向けて)かざしてください。 ※より細かく星図の表示を設定したいときは、「iステラ」(iPadユーザーの方は「iステラ HD」)もあわせてご利用ください(どちらも有料アプリです)。 太陽系モード 太陽系を俯瞰した表示で、パンス

    sivadselim
    sivadselim 2013/03/19
    パンスターズ彗星を見よう(iPhone、iPadアプリ)
  • 日本の空に姿を現したパンスターズ彗星

    【2013年3月8日 アストロアーツ】 3月10日の近日点通過を前に、パンスターズ彗星(C/2011 L4)がいよいよ日の空にも姿を現した。薄明や春霞の影響のため確認が難しい中でとらえられたパンスターズ彗星の像をお送りしよう。 パンスターズ彗星(C/2011 L4)。クリックで全体を表示 撮影者:門田健一/2013年3月8日 18時7分(日時)露出 0.04秒〜1秒×18枚コンポジット/18cm F5.5反射望遠鏡+冷却CCD、Iバンドフィルター使用/撮影地:埼玉県上尾市 撮影に成功したのはアストロアーツのプログラマーの門田健一。門田は、新天体の確認観測や回帰してきた周期彗星の低空での検出などで精力的に活動している天体観測者だ。3月8日の夕方、日没から30分と経っていない薄明の残る空の中で、地平高度5度を切った彗星の姿を見事にとらえた。 以下、門田のコメントを紹介しよう。 明るい彗星な

    sivadselim
    sivadselim 2013/03/09
    日本の空に姿を現したパンスターズ彗星
  • またも出現、土星の衛星のパックマン

    【2012年11月29日 NASA】 土星の衛星ミマスに続いてテティスでも、その表面にパックマンのような不思議な模様を見せる温度分布が観測された。それぞれの公転運動によって生じた温度の違いが現れたものとみられ、土星の衛星の多様な環境について知見を与えてくれる観測結果となっている。 土星に「パックマン2」が登場した。2011年9月にNASAの探査機「カッシーニ」が取得した土星の衛星テティスの温度分布図に、2010年に同じく土星の衛星ミマスで見つかったのと同様の、パックマンのような模様が見られたのだ(参照:2010/3/31ニュース「衛星ミマスに見つかった、不思議な形の暖かい領域」)。 画像の青色の部分は、黄色の部分よりも低温の領域だ。青色の部分は天体の公転の進行方向に面しており、宇宙空間の高エネルギー電子がぶつかって表面の一部が硬い氷に変化する。そのために昼でも温度が上がりにくく、低温に保た

    sivadselim
    sivadselim 2012/11/30
    またも出現、土星の衛星のパックマン
  • 宇宙飛行士が地下訓練中に新種のワラジムシを発見

    【2012年11月27日 ESA】 イタリアの地下洞窟で行われていた宇宙飛行士らの訓練で、新種のワラジムシが発見された。 訓練コーディネイターのJo de WaeleさんとNASAの宇宙飛行士Mike Finckeさんが洞窟の池に餌を設置している様子。クリックで拡大(提供:ESA--V. Crobu) 今回発見された新種のワラジムシ。身長はわずか8mm(提供:ESA--M. Fincke) 国際宇宙ステーション(ISS)参加国の宇宙飛行士の訓練のひとつとして、地下洞窟で数日間過ごす「CAVES」(人間の行動とスキルを訓練評価する共同探検)がある。多国籍のクルーが極限環境の中で、気象学、測量学、地質学、地下生物分類学などの調査を実施するというものだ。 2012年のCAVESは、日人宇宙飛行士の野口聡一さんらも参加してイタリアのサルディーニャ島で9月に実施された。生物調査の対象となったのは小

    sivadselim
    sivadselim 2012/11/28
    宇宙飛行士が地下訓練中に新種のワラジムシを発見
  • 観測チャンスは1分 星食が教える準惑星マケマケの姿

    【2012年11月22日 ヨーロッパ南天天文台】 太陽系の小天体が背後の星を隠す「星」は、その天体について情報を得る絶好の機会だ。冥王星とともに準惑星に分類されるマケマケの星観測から、謎につつまれたその姿があらわになってきた。 準惑星マケマケの軌道。天体の位置は2012年11月時点のもの。クリックで立体表示(ステラナビゲータで作成) マケマケの想像図。冥王星の約3分の2ほどの大きさだ。クリックで拡大(提供:ESO/L. Calçada/Nick Risinger (skysurvey.org)) 2011年4月23日に、準惑星マケマケがかみのけ座の恒星NOMAD 1181-0235723を隠す様子が南半球で観測された。José Luis Ortizさん(スペイン・アンダルシア宇宙物理学研究所)らは、この1分間ほどの現象をチリとブラジルの望遠鏡でとらえた。 背後の星の光がマケマケに隠され

    sivadselim
    sivadselim 2012/11/24
    観測チャンスは1分 星食が教える準惑星マケマケの姿
  • 観測史上最遠方、133億光年かなたとみられる銀河

    【2012年11月19日 ESA/Hubble】 ハッブル宇宙望遠鏡と赤外線天文衛星「スピッツァー」、そして自然界のズームレンズを利用した観測により、これまで知られている中で最も遠い、133億光年かなたとみられる銀河が発見された。 大質量銀河団の重力を通して見える遠方銀河(左枠)。重力レンズ効果で拡大された3つの像が見える。クリックで拡大(提供:NASA, ESA, and M. Postman and D. Coe (Space Telescope Science Institute), and the CLASH team) 「CLASH」プロジェクト(ハッブルによる銀河団拡大観測および超新星サーベイ)で発見されたこの銀河は、ビックバンからわずか4億2000万年後のものとみられている。つまり、この銀河の光は約133億3000万年の時間を経て地球にたどり着いたのだ。 これだけ遠い銀河は

    sivadselim
    sivadselim 2012/11/22
    観測史上最遠方、133億光年かなたと見られる銀河
  • 2012年11月14日 皆既日食(オーストラリア北部など)

    11月14日早朝、オーストラリア北部などで皆既日が見られる。皆既帯のほとんどは南太平洋上だが、オーストラリア北部のケアンズなどアクセスしやすい場所も通過するため、多くの人が訪れることになりそうだ。ケアンズでは現地時間5時40分ごろに欠け始め、皆既となるのは6時40分ごろ。皆既状態は2分2秒間見られる。終了は7時40分ごろだ。皆既となるのは日時間では5時40分ごろ、早起きしてインターネット中継などで見てみよう。 この解説は「アストロガイド 星空年鑑 2012」より抜粋しました。 「アストロガイド 星空年鑑 2012」は注目現象の見どころや毎月の星空のようすを写真とイラストで詳細に解説したムックです。2012年の星空を手軽に楽しめるビデオや、近く起こる天文現象を調べたりシミュレーションしたりできるパソコンソフトなどを収録したDVDが付属します。 ムック版のほか、ダウンロード購入できる電子

    sivadselim
    sivadselim 2012/11/14
    2012年11月14日 皆既日食(オーストラリア北部など)
  • 肉眼でも見える? 来年暮れに期待の新彗星「アイソン」

    【2012年9月26日 Universe Today】 来春注目の「パンスターズ彗星」に続き、2013年暮れに日からも肉眼で見えると期待される新たな彗星が見つかった。 米ニューメキシコ州のRAS天文台でとらえたアイソン彗星(黄色い印の箇所)。撮影を行ったErnesto Guidoさん(伊・レマンツァッコ天文台)らは、「2013年11月から2014年1月にかけて肉眼で見えるでしょう。11月下旬にはマイナス等級に達するかも」と予想している。クリックで拡大(提供:E.Guido, G.Sostero, N.Howes) 2012年9月26日時点での、太陽系内でのアイソン彗星の位置。水色が彗星軌道。クリックで拡大。NASA太陽系小天体サイトで予想軌道アニメーションを見ることができる(提供:JPL) 2013年の終盤に太陽のすぐそばをかすめ、日からも肉眼で見える可能性のある彗星が新たに見つかった

    sivadselim
    sivadselim 2012/09/28
    肉眼でも見える? 来年暮れに期待の新彗星「アイソン」
  • 2012年8月22日 月と火星が接近、土星とスピカも並ぶ

    日没後の西の空には火星、土星とおとめ座のスピカが集まっているが、8月22日にはそこに月齢5のやや細い月が加わる。 月に一番近い赤っぽい星が火星、そのさらに右(北)の黄色っぽい星が土星。やや下(西)側の白い星はおとめ座のスピカだ。 日没1時間半後には高度10度以下まで低くなるので、西の空がひらけたところで早めに見てみよう。 この解説は「アストロガイド 星空年鑑 2012」より抜粋しました。 「アストロガイド 星空年鑑 2012」は注目現象の見どころや毎月の星空のようすを写真とイラストで詳細に解説したムックです。2012年の星空を手軽に楽しめるビデオや、近く起こる天文現象を調べたりシミュレーションしたりできるパソコンソフトなどを収録したDVDが付属します。 ムック版のほか、ダウンロード購入できる電子版やiPhone用のiPhone版もあります。 ≫ 「アストロガイド 星空年鑑 2013」は、

    sivadselim
    sivadselim 2012/08/22
    2012年8月22日 月と火星が接近、土星とスピカも並ぶ
  • どれだけ見えた? 真夏の夜の天体ショー

    【2012年8月21日 アストロアーツ】 8月中旬の夜は相次いで天文現象が見られ、明け方の惑星や流れ星に注目が集まった。話題の天体ショー、あなたはいくつ見られましたか? 月と木星が大接近。クリックで詳細ページへ(撮影:前原圭一さん) ペルセウス座流星群と流星痕。クリックで詳細ページへ(撮影:fuwariさん) 金星 潜入及び出現の経過。クリックで詳細ページへ(撮影:もくせいさん) 夜明けの月と水星。クリックで詳細ページへ(撮影:miyo_Cさん) 火星+土星+スピカで作る2012年「夏の正三角」。クリックで詳細ページへ(撮影:フィガロさん) 8月中旬は、金星やペルセウス座流星群など注目の天体ショーが目白押しだった。特に11日深夜から16日未明にかけては5夜連続で何らかの「天文現象」が見られるということで、多くの天文ファンはお盆休みをいいことに、またオリンピック観戦のついでに夜更かしして

    sivadselim
    sivadselim 2012/08/22
    どれだけ見えた? 真夏の夜の天体ショー
  • キュリオシティから届いた初のカラー画像、MROは降下のようすを撮影

    【2012年8月7日 NASA (1)/(2)】 6日に火星に着陸したNASAの火星探査車「キュリオシティ」から、初のカラー画像が届けられた。また、着陸前のキュリオシティがパラシュートを開いて火星に降下していくようすが、火星を周回中の探査機「マーズ・リコナサンス・オービター」によってとらえられた。 キュリオシティが撮影した火星の光景。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech/Malin Space Science Systems) 6日に火星に着陸したNASAの探査車「キュリオシティ」から、初のカラー画像が届けられた。 着陸地点「ゲール・クレーター」から北方向をとらえた画像には、クレーターの壁面が遠くに見える。火星への降下中に塵がカバーに付いたため濁ったような画像になっているが、数週間後には点検を終えてカバーが外され、鮮明な絵が届けられるだろう。 この写真を撮るのに用いられた

    sivadselim
    sivadselim 2012/08/08
    キュリオシティから届いた初のカラー画像、MROは降下のようすを撮影
  • CERNの研究チームが新しい素粒子を発見 ヒッグス粒子か

    【2012年7月5日 CERN】 素粒子物理学の標準モデルにおいて、他の素粒子に質量を与える役割を担うとされる「ヒッグス粒子」。イギリスのPeter Higgs氏が提唱して以来、半世紀にわたって検出が試みられてきた。4日、このヒッグス粒子とみられる新しい粒子の発見を2つの研究グループが暫定発表した。 7月4日にスイス・ジュネーヴ郊外の欧州原子核研究機構(CERN)で、ヒッグス粒子の探索実験グループATLASとCMSが最新成果の暫定発表を行った。2つのチームは、質量が125〜126GeV(ギガ電子ボルト)の新しい素粒子を発見した。 「データには、126GeV付近の新たな粒子の明らかな兆候が5σレベル(今回の結果が偶然である確率が300万分の1しかないレベル)で現れていました。CERNの粒子加速器LHCとATLASの目覚ましい働き、そして多くの人々の多大な努力によってここまで来ることができまし

    sivadselim
    sivadselim 2012/07/06
    CERNの研究チームが新しい素粒子を発見 ヒッグス粒子か
  • 6日の「金星の太陽面通過」を安全に見よう!

    【2012年6月1日 アストロアーツ】 5月21日の金環日に続いて、6日には「金星が太陽の前を通過する」という、とても貴重な現象が見られます。「太陽を観察する」という点では日の観察と同じ。注意点もほぼ共通していますが、長時間の現象ならではのポイントもしっかりおさえておきましょう。 6月6日に起こる「金星の太陽面通過」は、これを逃すと次に見られのは地球上どこでも2117年まで待たなければいけません。天体観測史上これまで記録されているのが1639年を最初としてたったの6回分という、とても貴重な天文現象です。 日では7時10分ごろから13時47分ごろにかけて、太陽の表面を小さな黒い点が少しずつ移動していくのが見られます。 詳しくは「金星の太陽面通過」特集ページへ。 日のときと同じ 観察の注意点をおさらい 金星の太陽面通過を見るということは、そのまま「太陽を見る」ということ。先日の日のと

    sivadselim
    sivadselim 2012/06/03
    6日の「金星の太陽面通過」を安全に見よう!
  • 【特集】2012年6月4日 部分月食

    5月21日に太陽を隠して「金環日」を起こした月は、およそ2週間後に地球の裏側へまわり、今度は地球に太陽の光をさえぎられて「部分月」となります。東日では月)の経過を最初から最後まで見ることができますが、近畿より西では月が欠け始めてから東の地平線に昇ります。 月はなぜ見える 月は太陽・地球・月が一直線に並ぶ満月の際、地球が月に対して太陽の光をさえぎる場合に起こります。満月はおよそ1か月に1度起こりますが、毎回月になるわけではなく、また起こっていても地球の反対側では見られないことを考慮すると、同一地点では月は平均して1年に2回ほど観察できます。2010年には日から見られる月が3回、2011年にも2回ありましたが、2012年に見られる月)は6月4日の1回限りです。 太陽に照らされる地球の後方(太陽の反対側)には、長い影が伸びています。この影には、太陽の光が地球

    sivadselim
    sivadselim 2012/06/01
    【特集】2012年6月4日 部分月食
  • 2012年6月6日 金星の太陽面通過

    6月6日の朝から昼すぎにかけて、地球から見て金星が太陽の手前を通過する「太陽面通過」が起こり、日全国で始めから終わりまで見ることができる。日で見られるものとしては2004年以来8年ぶり。次回は105年後の2117年12月11日という珍しい現象なので見のがせない。 夜空では点に見える金星も、地球から見た直径は太陽のおよそ30分の1あるので、太陽面を背景にした黒い金星の姿は拡大しなくても確認できる。 太陽光を肉眼やサングラスごしに見ると目を傷めるおそれがあるので、安全な観察のための情報に注意し、必ず太陽観察グラスなどを使って観察しよう。5月21日の日で使ったものをここで役立てるのも◯。 東京での開始時刻は7時10分、終了は13時50分ごろとなる。 この解説は「アストロガイド 星空年鑑 2012」より抜粋しました。 「アストロガイド 星空年鑑 2012」は注目現象の見どころや毎月の星空のよ

    sivadselim
    sivadselim 2012/06/01
    2012年6月6日 金星の太陽面通過
  • 観測史上わずか7回目 「金星の太陽面通過」まであと1週間

    【2012年5月30日 ESA/HubbleSite/アストロアーツ特集「金星の太陽面通過」】 今回を逃してしまうと次は105年後の2117年まで起こらない、今世紀最後の「金星の太陽面通過」が6月6日に迫った。貴重な機会を利用して、系外惑星探しへの応用などユニークな試みが行われる。 2004年6月8日の金星太陽面通過の様子。画像クリックで早送り動画のページへ(提供:ESA) 金星大気で屈折した太陽光が金星のふちに光って見える「オレオール現象」。2004年にNASAの太陽観測衛星「TRACE」がとらえた。クリックで拡大(提供:NASA/LMSAL) ハッブル宇宙望遠鏡は、月が反射した太陽光から金星大気の痕跡を探る。クリックで拡大(提供:NASA, ESA, and A. Feild (STScI)) 6月6日に起こる「金星の太陽面通過」に備え、世界中の天文学者や天文ファンが準備を始めている。

    sivadselim
    sivadselim 2012/05/31
    観測史上わずか7回目 「金星の太陽面通過」まであと1週間