幼い頃、”疲れる”というのは、運動のしすぎで疲れるとか、勉強のやりすぎで疲れるといったものしかないと思っていた。 けど、歳を重ねるにつれて”疲れる”という現象にも結構いろいろあるという事が、否が応でもわかるようになってきた。 幼い頃に考えていたようなシンプルな疲れは、対処はそう難しくはない。 大抵の場合、しばらく時間がたてばすぐに収まる。 けど、大人になってからの疲れというのは、そういうわかりやすいものだけではない。 中にはかなり複雑な処置が必要なものもある。 そういうものの存在をしっかりと認知し、それに対するケアもしっかりと認知していないと、中年以降は健やかに生活を送ることは難しくなる。 「今まで普通にできていた事が、何もできなくなる」タイプの疲労感は対処が本当に難しい ありがたい事に僕は鬱はまだやらかしていないのだけど、一つ結構厄介な疲労を抱えている。 「何もできなくなる」タイプの疲労