「アルビノ」とは、「アメラニスティック」とも呼ばれ、厳密には黒色色素欠損の個体を指します。 これは爬虫類の愛好家の間では常識であり、ペットショップなど流通時の表記も同じです。 しかし、世間一般的には何らかの色素欠損や全ての色素欠損を「アルビノ」と呼ぶ場合が有りますので、これが誤解の原因です。 そもそも、動物の色素とは黒色以外にも赤色や黄色も有ります。 黒色色素欠損を「アメラニスティック」 赤色色素欠乏を「アネリスティック」 黄色色素欠乏を「アザンティック」 青色色素(光の反射なので厳密には色素ではない)欠乏を「ザンティック」 などなど、色々な色素欠損による体色の変化があります。 人間をはじめ、多くの動物はメラニン色素(黒色色素)が体色の元になっていますので、そのアメラニスティック(アルビノ)の個体は白くなり、目の瞳孔にもメラニンが無いので血管がそのまま見えてしまい、目が赤く見えます。 さて