はっきりしない天候が続いているが、東北地方からは時節柄、芋煮の便りが聞こえてきている。今年は本場の山形では6mの大鍋も登場し、クレーンを使って一度に3万食分賄ったそうだ。 近所の人たちや同級生たちで集まり、河原で作って食べた芋煮の味は今でも忘れられない。 さて、話は変わり横浜駅前の百貨店で開催されていたエッシャー展を見に行った。元々は長崎のハウステンボス所蔵品である。 有名な作品はほとんど展示しており、見ごたえがあった。というのもエッシャーの作品は日本の浮世絵と同じく版画なのだ。本物といえば本物、量産品といえば量産品である。版木さえあれば今現在でも製造可能である、ということである。 それと初めて知ったのは日本でエッシャーの名を有名にしたのは、 少年マガジンであったという意外な事実。表紙に積極的にエッシャーの絵を採用して紹介した。それも原作に忠実でかなり精緻な図柄である。 それと、会場には実