「若い人にも乗ってほしい」の願いを込めてハッチからのお披露目 カローラは1966年に初代モデルが登場、以降、50年以上にわたり進化を続け、累計4500万台以上を販売したトヨタの「顔」と言ってもいいモデルである。しかし、ベストセラーカーは保守的になりがちなのと、世代を重ねるごとにユーザーの高齢化も顕著になっていったそうだ。 「次の50年に向けてカローラを変える!!」、そんな想いを掲げて開発された新型(12代目)は、ユーザーの若返りのために全面刷新の道を選んだ。カローラ=セダンというイメージが強い中、あえてハッチバックから披露したのはそんな決意の表れでもある。 チーフエンジニアの小西良樹さんは「カローラは2016年に50年を迎えましたが、このモデルが次の50年に向けたファーストバッターのモデルになります。すべてを刷新させた理由は『スポーティで楽しく走るクルマ』を目指すため、つまりカローラの原点