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社会と増田に関するskyfall007のブックマーク (4)

  • 妹の緊急避妊に立ち会った話

    ‪私と妹には大きな断絶があった。 母から未だに「あの頃のお前たちは喧嘩の途中から姉妹で殺し合うんじゃないかと思わせるくらい憎みあっていた」と言われるほどに。 勉強ができて中高と国立に入り賢い賢いと言われた私を見ていた妹は、地元の中学から私学への指定校推薦を勝ち取って高校へ入学した。 「金がかかるけどお前は勉強ができないし仕方ないな。先生に媚び売って内心稼げる人当たりがあって良かったな」と妹は父から言われていた。 推薦で高校に入るにはおべんちゃらだけでは叶わない。 妹もきっとたくさん努力をしたけど、専業主婦家庭だった我が家では、稼ぎ頭の父の言うことが全て正しかった。 だから、妹は「先生に媚びを売って大学付属の私学に入ったしたたかな女の子」だった。 その頃の姉妹喧嘩はいつでも「賢いだけの堅物の姉」vs「したたかで気が強く感情の起伏が激しい妹」だった。 殴り合いもしたし、一度喧嘩したら数日どころ

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  • 少年院に行った

    先日、仕事で機会があって少年院に行った。 住んでいる区域内のわりと土地勘もあるエリアで、あ、そういやこっち側には曲がったことがないな?という道の先にそれはあった。 古いがさっぱりとしておりよく手入れされた建物で、80年代のドラマで観た刑務所然とした趣はまるでなく、来客用のエリアで私物をすべて預け、鍵のかかった扉を2つ経ると そこは病院のような、映画で観た外国の寄宿舎のような趣の場所だった。 打ち合わせで会った職員のひとりはこう言っていた。 「普通がなにかわからない子たちなんです、非行しか知らないような子が大半なんです。少しでも普通の世界を見せてあげたくてこういった授業を行っているんです」 それを聞いて正直少し怖気づいた。 いままで生きてきてずっと自分は普通で平凡な人間だと思ってきた。中流家庭に育ち中間程度の学力で普通に大学まで出て就職した。 だけど自分が「普通」のモデルケースとして「普通じ

    少年院に行った
  • 自分の人生を生きられない

    自分の人生を生きろと言われてから3年。今年三十路独女。 今まで誰かのために生きてきたつもりはなかったが、自分の存在を肯定するには他人の評価が必要だった。 誰かに優れていると評価されると安心した。自分は社会にいて良い存在なのだと実感できた。 しかしそうやって生きているといつも他人の目が声が耳が気になり自分らしさというものになど向き合うことがなかった。 他人の評価というものに勝手に振り回されながら生きて、それを脱するべく自分のために生きるということに意識を傾けてみた。 そこで気づいたのは自分なんて生きる価値がないと否定し続ける己の心であった。 あまりに強烈なそれに自分のやりたい仕事をしてみたり趣味に没頭したり恋人を作ったりしてみたがやはりダメみたいだ。 私はどうしたら自分のために生きられるのだろうか。 他人に依存せず、自分の価値観をもって、この自己否定から逃れられるのだろうか。 自分のためと考

    自分の人生を生きられない
  • もっといっちゃえば「コミュニケーション能力はないんだけどコミュニケー..

    もっといっちゃえば「コミュニケーション能力はないんだけどコミュニケーションをとりたがるし事実とってる人たち」ね。 ぶっちゃけ自覚のないセクハラ加害者って多くはこれでしょ。コミュニケーションって双方向通信だから、片方が劣っていても、もう片方が負担を大きくすればとりあえず成立するんだよ。この負担の一形態が「たまのセクハラを我慢する」とかだったりする。地方の中小企業の偉い人とか、あれがコミュニケーションだと思ってるし、実際その人にとっては出せる数少ないコミュニケーションのカードだったりする。 そういう人は(その人が認識していない相手側の多大な負担の上であっても)とりあえずは自分が参加してるコミュニケーションが成立しているんで、自分にはコミュニケーション能力が当然のようにあると信じ込んでいて、その能力が低いだなんて思っていない。 これは才能ある芸術家とかもそうだよね。手塚治虫の自伝とか読むと、も

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