福島第一原発の事故のあと廃炉作業の拠点として使われた福島県にあるサッカーのトレーニング施設、Jヴィレッジが20日、すべての施設で営業を再開しました。これに合わせて最寄りとなるJRの新しい駅も開業しました。 20日は記念の式典が開かれ、出席した高円宮妃の久子さまが「東日本大震災に続くつらい日々からJヴィレッジが復興できたことは大きな喜びであり心よりお祝い申し上げます」と述べられました。 また、人工芝のグラウンドではサッカーなどの球技に親しむ体験イベントが開かれ、子どもたちの声が響きわたっていました。 午後にはスタジアムでサッカー女子のなでしこリーグの試合も行われ、サポーターや地元の人たちが大きな声援を送っていました。 Jヴィレッジは来年3月、東京オリンピックの聖火リレーがスタートすることが決まり、スポーツを通じた地域の復興や活性化につながると期待されています。 福島県の内堀知事は「原発事故収