前回の記事では、自作OSとは何か、そしてこれまでの自作OSの歴史を紹介しました。しかし、近年になって自作OSを取り巻く状況は大きく変化してきています。そこで今回は、現代における自作OSでは、これまでと比べてどのような点が変化してきたのか、どのような難しい点があるのかについて紹介し、さらにそれらに対する解決策を、筆者の経験をもとに提案してゆきます。 自作OSをとりまく環境の変化 川合秀実氏著「30日でできる!OS自作入門」が出版された2006年頃と比べて、コンピュータをとりまく環境は大きく変化してきました。その変化には、CPUのコア数やビット幅からファームウェアの変遷、そしてデバイスの進化も含まれています。まず最初に、CPUのコア数について着目してみましょう。 CPUコア数の増加 上記の図は、1999年から2019年までにIntelから発売されたCPUのコア数の変化を示したグラフです。ご覧の
プレミアムモバイルPCなのに、安くてスペックもいい:GPD P2 Maxレビュー2019.08.11 22:0052,597 金本太郎 ちょちょちょっと、このPC、1年くらい未来から来てない? いま「ノートPC」としていちばんコスパがいいのは、ディスプレイ13インチ、重量1kgちょっとのマシンでしょう。スペックはCore i5、メモリ8GBでストレージは256GBのSSD、んでお値段は10万円ちょっとかな...多くのPCメーカーが、このくらいのスペック/価格のマシンを主力モデルとして用意しています。MacBook Airとかね。 んで、13インチからPCを小さくしようと思ったら、そこはプレミアムモバイルPCの領域です。より軽く、より小さく。そのためにはディスプレイの解像度やCPUやストレージは犠牲となり、一方でお値段は上がっていきます。そう、ノートPCを小さくするにはカネがかかるのです。
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