RISC-Vのハイパーバイザー拡張の仕様がかなり固まってきた。現在は0.6.1が公開されている。 Hypervisor Extension, Version 0.6.1 github.com とりあえず、上記の資料を読みながらちまちまと日本語化してみた。これは別に営利目的などではなく、完全に自分の趣味で理解のために翻訳してみたかったところがある。しかし翻訳しながら「なんじゃこりゃ?」な部分はとりあえず飛ばして先に進んだりしたので、すべて理解をしているかというとそれは違う。また復習しないと。 とりあえずSpikeの実装とKVMのRISC-V移植版を勉強しながら、実際の実装を学んでいくようにしていきたい。 RISC-V ハイパーバイザー拡張 日本語版 msyksphinz-self.github.io とりえあず、Google翻訳には頼らず、99%は自力で翻訳したが、おかげてTypoやら、誤訳
Arm入門勉強会とは、macOSがArmに移行したこの機にArmアーキテクチャでのプログラミングについて入門するソフトウェアエンジニアのための会です。今回主催の@nullpo_head 氏が、Armの仮想化支援機構について、その仕組みから深く説明します。前半は「現代のハードウェア仮想化支援機構」について。全2回。 ハードウェア仮想化支援とは何か 佐伯 学哉氏:入門セッション3つ目は『Armの仮想化支援機構』についての入門セッションです。どうぞよろしくお願いします。 本発表のスタートとゴールです。VMwareとかQemuとか使ったことあるけど仮想マシンの仕組みなんも知らんというところがまずスタートになっています。 1個目のゴールは、最近のVMのざっくりした仕組みとハードウェア仮想化支援とは何かということがわかること。そしてその話のあとに実際にArmの仮想化支援機構の概要を説明し、Armの仮想
AMDの新しいモバイル用CPUはヤバいくらい速い2021.01.31 21:0073,201 Joanna Nelius - Gizmodo US [原文] ( scheme_a ) M1に負けじとAMDも奮戦! 世間の話題がApple M1の驚異的な速さでもちきりな中、既にデスクトップの分野ではIntelと肩を並べ、追い越さんばかりの勢いのAMDが、実はラップトップでも背後に忍び寄っていたようです。 つい最近MacBook Proに目移りしそうだった米GizmodoのJoanna Nelius氏ですが、AMDの最新プロセッサで「やっぱりWindows!」となったようです。今回はそんな彼女によるRyzen 9 5980HSの比較テストを見てみましょう。 新しいMacBook Proの驚異的なプロセッサ速度に思わず目移りし始めたと思ったら、AMDがRyzen 9 5980HSで私をWindo
Apple M1に関して以下のようなツイートが話題になった。 18/ Another "magic" trick is how their "Swift" programming language uses "reference counting" instead of the "garbage collection" in Android. They did something in their CPU to double the speed of reference counting.— Robᵉʳᵗ Graham😷, provocateur (@ErrataRob) 2020年11月26日 fun fact: retaining and releasing an NSObject takes ~30 nanoseconds on current gen Intel, and ~6.
Windowsを使用している最中に突然動作が遅くなり、PCのファンが勢いよく回り出すというような経験をした人は多いだろう。そのような時は、まずキーボードで[Ctrl]キーと[Shift]キーと[Esc]キーを同時に押して「タスクマネージャ」を立ち上げて、CPUやメモリなどのリソースの使用率を確認するだろう。そこで、CPUの使用率が100%になったまま一向に下がらないことを確認した。さて、どうすればこの状態を解消できるのだろうか。 とりあえずPCを再起動してみるという手もあるが、再起動する前にまだできることはある。maketechesier.comの記事「100% CPU Usage in Windows 10? Here's How to Fix it - Make Tech Easier」をもとに、Windows 10においてCPU使用率が100%になった場合に取るべき対処方法を紹介しよ
Arm入門勉強会とは、macOSがArmに移行したこの機にArmアーキテクチャでのプログラミングについて入門するソフトウェアエンジニアのための会です。OS開発に必要なArmの低レイヤーなプログラミングについて、金津穂氏が共有しました。前半はArmの実行モデルと割り込みについて。全2回。 概要と自己紹介 金津穂氏(以下、金津):「AArch64とOS入門」ということで金津が発表いたします。 はじめにですが、「これからArmでOSを自作したい!」という人向けのまとめ資料になります。なので、すでにArmでお仕事している人、とくに組み込み向けだったりとかすでにOS開発とかしている人にとってはもう既知の情報しかない。あと、リファレンスマニュアルを自分で読める人にとっては、それを読んだほうが確実な情報が手に入るんじゃないかなと思います。 Armと題してますけど、基本的にはAArch64だけにします。A
Intel Kills Off All Optane-Only SSDs for Consumers, No Replacements Planned(Tom's Hardware) Intelはコンシューマ向けの全てのOptaneのみで構成されたOptane SSD製品の終売を発表した。また、終売となる製品群の後継となるようなコンシューマ向けOptane SSD製品の予定もないという。つまり、Optane 900Pや905Pのようなエンスージアストデスクトップ向けのOptane SSDはもう出てこないことになる。 Intelが終売を発表したのはOptane Memory M10, Optane SSD 800P, 900P, 905Pで、デスクトップ向けにOptaneのみで構成される製品の全てである。そしてOptane 900Pと905Pについては次のような注釈もつけられている。 Int
現代のコンピューターのほとんどがx86やARMといったクローズドなアーキテクチャを採用する中で、プロセッサ業界に革新をもたらす鍵として注目されているのが、オープンソースの命令セット・RISC-Vです。そんなRISC-Vを搭載し、Linuxの動作にも対応した119ドル(約1万2400円)のコンピューターボード「BeagleV」が発表されました。 BeagleV https://beagleboard.org/static/beagleV/beagleV.html x86やARMはプロセッサのアーキテクチャとして多くのシェアを勝ち取っていますが、利用するためには高額なライセンス料を支払う必要があり、プロセッサ市場への新規事業者の参入障壁となる点などが問題視されてきました。オープンソースのRISC-Vは誰でも無料で利用できるため、普及すれば他業界や研究機関によるプロセッサ開発の垣根を下げ、安価な
Cloud Operator Days Tokyo は、クラウドの運用者に焦点を当てた技術者向けの新しいテックイベントです。AWS環境の運用を手がけるアイレット株式会社のインフラエンジニア古屋氏が、実際にやってしまったしくじりを紹介。原因と対策を語ります。今回は「Lambda突然の死」「思わぬリソースが枯渇」というしくじりについて。part.1はこちら。 塵も積もれば…… しくじり3つ目に行く前にちょっと休憩を挟みまして、猫ちゃんの画像で癒されつつ……。ちょっと軽いネタを入れていこうかなと思います。 170万円とまではいかなくても「なんか請求高くない?」ということがあったかなと思います。請求でけっこう高い割合を占めるのは、やっぱりサーバ。EC2の起動している時間の料金ですね。なので節約のために使わないEC2を止めるということをされている方はけっこう多いかなと思っています。 とは言えEC2を
本記事はFIXER Advent Calendar 2020 15日目の記事です。 k8sお勉強中の冨本です。半年間毎日k8sと睨めっこして、kubectlでの操作にも多少慣れてきました。しかし流石に毎日となるとグラフィカルで操作性の良いツールとか無いかなぁと思ってしまったりするものです。そこで調べていたらk8sのIDEなるものが。Lensと言うそうです。本記事ではLensとは何か、Lensを使って便利だったところ、Lensにk8sクラスターを登録するまでを紹介します。 Lensとは Lensとはオープンソースかつ無料のk8sのIDEです。Electronベースのアプリケーションで、Windows、macOS、Linuxをサポートしています。結構人気みたいで、Githubのスター数は11000件を超えています。IDEの見た目はこんなかんじ↓ Lensを使って便利だったこと クラスターの切り
前回はPicassoベースのRyzen 3000Gシリーズがリリースされた直後だったので、今回はその後から。といっても大きなイベントは以下の2つしかない。 まず前者について。昨年のCESでRenoirが発表されたという話は連載548回で紹介した通りで、これは3月にまずモバイル向けが投入された。 製品としてはTDP 15WのRyzen 3 4300U、Ryzen 5 4500U/4600U、Ryzen 7 4700U/4800Uの5製品の他、TDPが35W/35WのRyzen 5 4600H/4600HS、Ryzen 7 4800H/4800HS、Ryzen 9 4900H/4900HSの6製品も用意され、合計11製品という計算になる。 ただ、直近でモデルを確認すると、Ryzen 7 4800HSとRyzen 5 4600HSが抜けて9製品のみになっている。やはりTDP45WでRyzen 5
Apple Silicon MacやiOSデバイス上に仮想マシンを作成できる「UTM」がAppleのmacOS Sandboxに対応しています。詳細は以下から。 UTMはCPUエミュレータQEMUを利用し、iOSデバイス上でx86_64やARM64、RISC-Vなど様々なアーキテクチャの仮想マシン実行するために開発されたオープンソースの仮想マシン作成アプリで、その後、AppleがApple SiliconでiOSアプリをサポートしたことで、Apple Silicon Macでも利用可能な仮想化ソリューションとなっていますが、このUTMがv2.0.17アップデートでAppleのmacOS Sandboxに対応しています。 Changes Fixed a memory leak in starting VM with a removable drive that could lead to a
パソ兄さん HOME パソコン・パーツ知識ガイド CPU知識 現在 コラム:クロック数が高いほど値段が高い理由 なぜ、高クロックのCPUは、同ファミリーの低クロックよりも値段が高いのか?それは・・ 高クロックCPUの値段が高いのは、希少価値によるもの 同ファミリー間で、キャッシュメモリや帯域は同じで、クロック数だけが異なるCPUがありますよね。比較すると、クロック数が高いほうが処理能力が高く、高価です。実はこの違いは「製造工程によるコスト差」ではないんです。低クロックも高クロックもまったく同じ製造方法と工程で作られており、製造コストは同じです。つまりクロック数の差を意図的には作っていないのです。このクロック数の違いは、単に製造ムラです。例えば、2.66GHzで作ったところ、 「検査したら2.4GHzや1.86GHzのものがでてきた。」ということです。これをグレード分けにして販売しています。
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