Erlangを始めてから感じたことは,今までPerlでやっていた時に比べて,いろいろなやり方が出来るようになる,ということ. Webアプリに限らず,いろいろなアプリケーションで,より柔軟な設計が出来るようになると思う. Perl(や同種のスクリプト言語では)基本的に1プロセス1スレッドの範囲内に縛られていて,コストを考えるとコードの一部の処理だけ並列処理することは出来なかったし,複数のプロセスでデータを共有しようと思うと基本的にはDBに入れるしかなかった. たとえば,Perlで作られている大規模なサイトでは,DBの負荷を軽減するためにmemcachedが使われていることが多い. もしErlangでサイトを作っていれば,memcachedなどをわざわざ使うまでもなく,同様のことが簡単に書けてしまう. 単にmemcachedと同じ事をするだけであれば大きなメリットは無いけれども,自前で書いた場
