米Adobe Systemsは現地時間2013年3月12日、動画再生などに使うソフトウエア「Adobe Flash Player」に複数の「致命的な」セキュリティ脆弱性があるとして、アップデート(修正プログラム)をリリースした(画面)。 アップデートを適用しないまま細工がされたWebページを閲覧すると、パソコンやタブレット端末などが異常終了したり、攻撃者によって操作権限を乗っ取られたりする可能性がある。 今回アップデートが提供された脆弱性は、全てのOS(Windows/Mac/Linux/Android)上で、Webブラウザー(Internet Explorer、Firefox、Chromeなど)の種類にかかわらず影響を及ぼす。特に、Windows上のFlash Playerについては、リスクのレベルが3段階で最も高い「1」と評価されており、Adobeは早急なアップデート適用を呼びかけてい