「結婚したいですか?」 「彼氏はいますか?」 「将来、子供は欲しいですか?」 会社で聞いたら、即問題視されそうな質問を、戸惑うことなく口にするテレビ番組のリポーターやキャスターたち。 「金メダル取って、もてるようになりましたか?」という質問を、柔道家の塚田真希さんやレスリングの吉田沙保里選手にしたVTRを流し、スタジオで笑う人々。 いったい何なのだろうか。不愉快な気分になった。そう、女子サッカーのワールドカップで初優勝を果たし日本中に勇気と元気をくれた、なでしこジャパンのメンバーが帰国後、テレビ出演した時のことである。 「女性だけのチームをまとめるのって、大変でしょ?」 「オヤジギャグは、女性の心をつかむため?」 「全国の女性部下を持つ上司たちが、監督のノウハウを知りたがってるでしょ」 佐々木則夫監督にも、ん? という質問ばかりが繰り返された。 え~っと、つまり、女性部下は扱いにくいってこ
ハンバーガーの「マクドナルド」をどう呼ぶのか――。東京では「マック」と呼ぶが、大阪では「マクド」。たびたび繰り返される略称論争に、また火がついた。大阪府出身で、日本サッカー代表の本田圭佑選手が「マクド」と呼んでいることがわかり、インターネット掲示板で話題になっているのだ。 ネットの掲示板では、「マックだろ?」のカキコミに、「日本代表のエースがマクドって言ってるんだから、マクドだろ」と「マクド派」が勢いを増している感もある。 本田選手「マクド」コメントがきっかけ サッカーW杯の決勝トーナメントでは惜しくも敗れた日本だが、パラグアイ戦を前に本田選手は「試合で緊張したことはない。むしろ海外で『マクド』に入って注文するほうが緊張する」と、強気にコメントしていた。 今回の「略称」論争はこれがきっかけだ。「マック」と「マクド」――。これまでも対立してきたが、基本的には、東京を中心とする関東圏は「マック
エトー(右)をサイドに配置して失敗するなど、ルグエン監督(左)への批判はすさまじい 【Photo:ロイター/アフロ】 カメルーンの喜びと不安の入り混じった空気は、失望と怒りのそれに変わった。大会前から批判の声が強かったのだから、“不屈のライオン”(カメルーン代表の愛称)が、十分倒せる相手と見なされていた日本に、この上なくふがいないありさまで敗れた後、国民がいかに深く失望に沈み、その怒りがいかに激しく燃え上がったかは、想像がつくだろう。 仲間とともに英雄の殊勲を祝おうと、ある電話会社の計らいでドゥアラ(ここはエトーが生まれ育った町でもある)の町中に備え付けられた大スクリーンの前に集った約7000人の住民たちは、試合前にお祭り騒ぎを繰り広げ、国歌演奏の際には選手たちとともに誇らしげに歌っていた。しかし、祝いの宴(うたげ)は39分(本田のゴールで日本が先制した時間)で終わる。地元の新聞は、その
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く