「松本人志単独の深夜番組」でありながら、ビックリするほど話題になっていない、TBSの『松本見聞録』。 これが昨年10月から、まったく別の内容にリニューアルされていることを知る人は、ますます少ないのではないだろうか。 2008年4月にスタートする前は、やはり「松本人志」の名前で大いに期待されたものの、「初回を観てガックリ」という声が多かったこの番組。 というのも、松本が”街”にある様々なモノ、コト、ヒトを見聞し、ツッコむというスタイルだったが、フタをあけてみれば、スタッフがカメラをまわし、スタッフが寒いツッコミをするという内容で、松本はVTRを観て茶々を入れるのみ。 その後、松本が全編ロケをするようになったものの、松本の持ち味が活かされた内容にはならず、10月からは「ギャグ数珠つなぎ」として、吉本興業の芸人たちがギャグを披露する番組になっている。しかも、出てくる芸人たちは、吉本の見慣れた芸人